多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→CONTROL〜犯罪心理捜査〜


CONTROL〜犯罪心理捜査〜

第9話(11/03/08)

 「踊る〜」にしろこれにしろ、最後は課長と名のつく人が勇気振り絞ってて面白いですなぁ。

 というわけで前回の立てこもりからですが、興奮している犯人に向かって声を荒げるのは
逆効果ですよ、里央さん…。犯人刺激してどうする。

 外で南雲は、最初は嘘のアリバイを作る奴に、騙されてはいけないと思っていた、と言います。
でも今は塚原はいもしない犯人を連れてこいと言っている、彼が潔白だとすればこの行動は
非常に合理的である、と。
 あれぇ、結局長谷川が証言翻したのって、嫌がらせじゃなくて本当に塚原に言われて嘘
ついてたの?あれで何かあると思ったのに…。もったいない伏線だなぁ。
 私はてっきり、同僚だから長谷川が一番塚原の行動を把握できて、わざとアリバイのない時
狙って犯行やってて、しかも4件目はわざと酔いつぶさせてその間に犯行…とか思ってたのに。
 すっかりあてが外れました。
 ともあれ南雲は今の塚原はちゃんと冷静ですよ、という。
 そんな彼らのところに楢原以下警視庁の特殊班が乗り込んできて、人質解放するようにーと
呼びかけるんですね。
 呼びかけが小板橋よりうまいのは認めるがこいつ、突入する気満々だし…。
 小板橋らに目障りとも言ってます。

 楢崎は、今真犯人を探しているから、民間人の人質だけでも解放してくれ、と言ったわけ
ですけども、南雲はそれを冷静に分析して、そもそもこの事態を招いたのは、塚原の警察
への不信感だから、そんな相手からの言葉を素直に信じるでしょうか、と言います。

 そんな塚原はというと、人質を離して…おおっとこれは騙されたか!?と思ったら、ガムテープで
グルグル巻きにしやがった!
 人質だけじゃなく視聴者にもフェイントかけてんじゃねーよ!
 南雲の予想通り、塚原は真犯人を連れてくるまで人質は解放しない、といいます。

 蓑田が連れてこられて楢崎に呼びかけてもらうよう言われてんですが。
 困りますよねぇ。
 ここはやはり言うしかないでしょう!
「4月からアニメ銀魂再開ですよ!」と。
(それで投降してくる犯人がいたら見てみたいわ!)
 蓑田が呼びかけてくるのへ中から、蓑田さん関係ないだろ、と言う塚原。
 気持ちはわかりますが、まあ警察としては呼びかけられる相手が蓑田さんしかいなかったわけで…。
 寺西はうまく呼び掛けられなくて謝る蓑田を気遣うのですが、楢崎は舌打ちしてて、こいついっぺん
撃たれればよろしいのにと思った。
 
 ここまでほとんどセリフなかった里央さんは、警察の中でもあなたのことを信じてきた人はいる、と
塚原に声をかけます。
 寺西だって警察の人間だ、と塚原言うけど、その立場が悪くなるのも構わず、寺西はずっと塚原を
かばい続けてるわけなんですけども。
 
 と、彼らは特殊班が倉庫の周りを囲んだのに気づきます。
 小板橋のとこに里央から電話がかかってきて、塚原の許可を得て電話している、と告げる。
 楢崎に渡してもらった里央は、犯人を連れてくる交換条件で人質を解放するから、突入はやめて欲しい
と告げます。
 で楢崎が約束したので、言質をとった、と小板橋は言うのですが…。
 こんな口先だけの約束、多分こいつ破る気満々だよ!
 ちびまるこの「一生のお願い」くらい信用できねーよ!

 んで一応民間人の人質が解放されるわけですが。
 小板橋が楢崎に「あなたが出来なかった説得、してみせちゃいました」と皮肉チクチクなのは
ちょっと笑った。
 
 里央の方は信じて解放してくれた塚原にお礼を言っているのですが。
 突入を辞める気などない楢崎は、こっそりカメラで内部を探らせていた。
 突入は夜明けに決行する、と指示しています。
 そんなことは知らない里央は、考えていたことがある、と言うんですね。
 侵入の手口が塚原とそっくりということで、誰かにこの手口を教えなかったか、と。

 その頃外では…。
 南雲に声をかけてくる人物が。
 あの女子学生でした。
 とうとう大学の外まで追いかけてきちゃった!
 お手伝いとかいって規制線から中に入ろうとして、思い切り止められてるのは笑えます。
 小板橋のところに連絡が入り、刑務所にいる間塚原が、青木と矢口という人間に、手口を教えた
ことがわかります。
 南雲も興味を持つ。
 皆は裏付けを取るために動き始めます。
 最初塚原のこと疑ってた皆が、今度はこうして潔白を証明するために動いてるっていうのは
いいですね。まあ立てこもってるからっていうのもあるだろうけど、本当に疑ってるなら、楢崎らに
任せておけばいいんだし。
 ま、最初思い切りバカにされてカチーンってのもあるでしょうけども。
 
 塚原の方は、突入部隊が準備に入ってるのを見て、「騙したねー!親父にも騙されたことないのに!」
状態になっています。
 小板橋が確認したところ、楢崎、だって刑事部長が突入しろって言ったんだもんって感じです。
 腹立ちますねー。
 ところが内部に異変が発生する。
 ヤケになった塚原が、倉庫の中にあった灯油をまいていたのです。
 この少し前に塚原と里央の視線が動いていたのはこういうことですか…。
 自分もかぶる塚原。
 あのぅ…ガソリンとか灯油とかかぶると、気分悪くなりますよ…?(今それどころじゃない!)

 あわてる楢崎ら。
 里央は小板橋に連絡して、突入したら塚原は火をつけると言っている、と伝えます。
 小板橋が「まずいよなー、焼身自殺生中継はー」って楢崎に言ってて笑える。
 ま、塚原は本気だったと思うんですが、実は里央がとっさに思いついた芝居だったらもっと
面白かった。というかその線かなとチラッと思いました。ただの水をかぶらせて、灯油であるかに
見せかけるとか…。
 そういうわけで刑事らは捜査に駈け出していくんだけど、皆メチャクチャやる気なのが良い。
 つーかそのやる気をいつもから出して!
 
 南雲は思い出したように、パトカーの中にいる蓑田のとこにいってジャムパンムシャムシャ
食べてます。
 …いや…思い出したように勧めるんじゃなくて自分が食べる前に勧めてあげようよ…しかもその
差し入れ、あの女子学生が持ってきてくれたものだし…。
 差し入れは受け取るくせに質問は無視てどんだけひどいんだこいつ。
 蓑田は塚原は今どんな心境なんでしょうか、と聞いてきます。
 自暴自棄になっているでしょう、と言う彼に蓑田は「こんなやってもいない罪に問われるなんて…」と
言ってます。
 その様子をじっとみていた南雲。
 なんか気づいたなこの人。
 蓑田は塚原を信じ続けるつもり、と言います。

 さて青木のところにやってきた刑事二人。
 お母さんが出てきたので、刑事は「青木の戻る時間はいつですか」と聞く。
 出かけてますけどあの子また何か、と言ってくるお母さん。
 あれぇ聞こえなかったのかな!?もう一度聞いてみよう!
「戻る時間はいつですか?」
「あの子、仕事がずっとないんですよー」
 よし、お母さん!話を聞こう!ちゃんとこっちが言ってること聞こう!言葉のキャッチボールしよう!
 こんな不毛な会話をしている間に、矢口の方はアリバイ成立してました。
 実家で働いててこき使われていたらしいです。
 そんな会話をしながら歩いてると。
 寺西、パチンコしてる青木見つけました。
 逃走したので捕まえてます。
 皆としては「こいつか!」って感じですよね。
 で、取り調べになったわけですが。
 青木、俺がやりましたとあっさり白状
 よし、塚原に伝えろ!…と思ったけどなんか様子が変。
 どうして塚原の手口をまねしたんだ?と聞かれて、あああの三角割り?手口難しくて無理っスよーと。
 …あのぅ青木さん、あんたは一体何をしやがったんでしょうか?
 牛丼屋とか言ってるし。
 
 取り調べで判明したのは、別件で別の署が追ってた牛丼屋強盗事件でした。
 皆が「そっちかよー」って言うのもわかる気がする。
 しかも、この時間が4件目の空き巣とかぶってたことで、皮肉にも青木のアリバイは成立しました。
 振り出しに戻ったんですねと空気読まない発言してにらまれる南雲。
 皆気をつけろ!
 このセンセイ結構鉄面皮だから、皆の突き刺さる視線をバキバキ跳ね返してくるよ!

 知らせを聞いた里央もビックリです。
 つーかもう外に電話するの自由になってますね塚原さん!
 あとの心当たりとかだったら三角割りを教わった人とか…いないか。
 塚原、人生やり直せると蓑田が励ましてくれたけど違った、青木だってムショ出る時は
二度としないと思ってたはずだ、と言います。
 里央は寺西が6年前塚原を逮捕した時にありがとうって言われた、それを信じてあきらめずに
いることを伝えます。
 その寺西は4件の犯行現場のコインパーキングを調べることを思いつきます。
 もう一度洗いなおすらしいです。
 がんばってますねー。

 塚原の方はひっかかってたことがある、と言い出そうとするのですが。
 里央さぁぁぁぁん!!!こいつタバコ吸おうとしてます!灯油かぶったの忘れてやがる!
 塚原も気を抜きすぎだろうがぁぁぁ!もうちょっと遅かったらお前、画面が「しばらくお待ちください」に
なるとこだったぞ!

 塚原のひっかかってたことというのは、被害者の家でした。
 自分が犯人なら絶対に選ばない家だ、と言う。
 要するに周囲に死角がなくて入りにくい、入ったら入ったで家の中が複雑で金品探しにくい
家ということらしいです。
 空き巣のプロなら狙わない家だ、と言う。
 私ここでなおも、もしかしたら4件目は計画的殺人で、それまでの3件はごまかすためのもの
なのでは…と思ったけどこの予測も外れました。考えすぎだったか…。
 里央は塚原の指摘に何かある、と言い、寺西に連絡。
 すると杉浦も変だと言い出すんですね。
 今まで空き巣の事件を担当してきて、狙われる家というのは条件がそろっていた、しかし
その条件に今回の4件は当てはまらないと。
 南雲は合理的選択理論だと言います。
 つまり、他人から見ていい加減な行動に見えても、本人には合理的で意味がある。
 この4件も犯人にはちゃんとした理由があったはずだ、と。
 そういうわけでみんなは共通点を探そう、とこの被害の家に聞き込みにいきます。
 熱いですねぇー。
 デカワンコならここで、例のテーマがかかってるところです!
(刑事ものにおいて音楽が流れると、その間の聞き込みは空振りに終わるのでやめてあげて!)
 南雲は科捜研に行って、被害現場の写真を4件並べてみています。
 で、何かに気づいた。
 写真をバサバサ落として、あるものを残しているみたいですが…。
 木下が、ご説明を、と言います。
 南雲が気づいたとこというのは、4件の家はリフォームされている、ということでした。
 なるほど、それですか。
 4件はすべて一年以内にリフォームされており、工事を請け負っていたのが蓑田の店。
 
 そんなことは知らない小板橋、蓑田の隣でパン食ってました。
 本気食いしすぎだろ!
 つーか蓑田さん、一日中パトカーの中ですか!?
 小板橋は連絡を受けてビックリしたようで、蓑田と一緒に戻ってきます。

 時間もないので寺西、さくっと蓑田に、4件目の事件のアリバイを聞く。
 蓑田は自宅にいた、と答えます。
 寺西はさらに、経営状態が悪かったにも関わらず、ひと月以内に焦げついていた支払いを
全部払ってますね、と突っ込んできます。
 さらにここで南雲登場。
 南雲は蓑田が言ったことについて、世間がなんと言おうと塚原を信じているとあなたは
言いましたね、と確認してくる。
 根拠がないのに塚原を信じると言いきれる、あなたはとてもすごいと思った、と。
 しかし言い切れたのは塚原を信じていたからではない、あなたが真犯人だからだ、と。
 あなたになら塚原は信用して手口なども話したでしょう、職人であるあなたにはまねを
することは簡単だったはずだ、という南雲。
 さらに、リフォームした家なら構造も把握しているはずだと指摘。
 なるほど、だから犯人の足跡は迷いがなかったわけですね。
 つーかリフォームしたばかりの家って金品が逆にないような気もしますが…。

 んで寺西は、コインパーキングの防犯カメラ映像を出してくる。
 4件すぺての近くのパーキングから、蓑田の車が見つかりました。
 つーか蓑田工務店の社名入った車で犯行に来るとかさぁ…。

 現場では強行突入が始まろうとしていました。
 塚原は里央の手錠を外し、いけよと言います。
 人質解放だ、と。
 そのあとすぐライター出して火をつけようとしてましたが、お前本当に里央解放する気
あんのかよ!一歩も動かないうちに火がつくだろうが!
 里央は約束だから出て行かない、という。
 潔白を証明しようと仲間が頑張っている、私は彼らを信じているからここにいる、と。

 と、外から蓑田の声がしてきます。
 人生はやり直しできる、それを今度は私に信じさせてくれないか、という蓑田。
 どうしたんだおっさん。
 今回はハキハキしゃべっとんな。
 真犯人を連れてこいという塚原に蓑田は、真犯人はここにいる、私が犯人だ、と言います。
 これには里央もビックリ。
 つーかどっちに転んでも塚原にはショックじゃねーか!
 ここで突入指示しようとしてた楢崎に「目障りです」と言う小板橋が面白いです。
 やられたこときっちりやり返してやがる!
 
 そういうわけで出てきた塚原の目の前で、蓑田は手錠をかけられて連行されていきます。
 袴田課長ー!
 塚原も連れて行かれるのですが、寺西にまたありがとう、と言います。
 何度もありがとうって繰り返されるのはやっぱりゲゲゲの女房だから?
 ありがとーって伝えたくて〜。
 このあと寺西、里央に対して無言でどっから走り去るのですが、なんか声くらいかけたれよ!
 ま、事件解決してよかったですね。
 というかこれだけ顔をバンバンテレビで流されて、塚原のこれからの更生さらに難しくなったと
思うんですがいいんでしょうか。

 次回は南雲がピンチになるっぽいです。
 とうとうあの女子学生にでも捕まったんでしょうか。




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→CONTROL〜犯罪心理捜査〜