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外交官 黒田康作

第1話(11/01/13)

 2時間という長丁場の割にはなかなか面白かったのですが。
 これも話続き物になるんですかね。
 一話完結かと思ってたけど、逆に難しいか。
 2、3話で完結、くらいの内容だと助かるのですが。
 新参者みたく、最後まで引っ張るのは、一話見落とすとわからなくなるから正直厳しいです。

 ボリビアにて日本人が誘拐され、身代金が要求される事件が発生しています。
 40日が経過しており、交渉は難航している様子。
 身代金は100万ドル。今円高ですから、約8000万円ほどですかね。残念だね!数年前なら
1億だったのにね!(どうでもいい)

 カジノにて、カードゲームに興じている男の隣に座ったのは、警察から外交官に華麗な
変身を遂げた青島…じゃなくて黒田。
 ゲームに勝った50万ドルのチップをそのまま男にやるから、誘拐された日本人を解放しろ、
黒田はそういうのですね。
 この男が組織の人間であり、今リーダーとなっている人間をよく思っていないことを下調べ
したうえでのこのゲーム。すごい度胸です。
 さらに、この男が日本人を解放すれば、リーダーの面子丸つぶれだし、自分がリーダーに
なり替わることもできるよとたきつける。
 そうして日本人は無事解放されました。

 電話の相手から黒田は、やり方が荒っぽいと言われてますが、地元の警察が誘拐組織と
結託して、身代金をわざと吊り上げていたことを知っていた黒田としては、妥当だろという
ところ。
 で、あの男には同情するとか言ってるから何かと思ったら。
 こないだのカジノは黒田が男をおびき寄せるための罠で、2週間だけの営業だったらしい。
 黒田のことだからちゃっかり売上は出してそうですな。
 あの男を釣るためにかなりの経費がかかったらしいですが。
 室井さんが警視庁で買い取ったんでしょうか、やっぱり!

 この後黒田はサンフランシスコへ転勤。
 テロ予告があった、会議での要人警護の役目を言い渡されます…ってそれは普通に警備の
仕事じゃないんか。

 シスコではちょうど、日本による牛肉輸入規制へのデモが発生していました。
 ああ、BSEかー…。
 アメリカは問題ないと言ってましたが、あんたらはBSEが何年人体に潜伏するか知ってんのか。
 今食って問題ないから輸入しても大丈夫、とかわけわからん!
 どこぞのアホがカイワレ大根食べて見せたパフォーマンスとはわけが違う。

 一方東京では。
 佃署というところの大垣刑事が出てくるのですが、これが気が弱くておとなしくて、捜査地図
とかを作るのは得意な地図オタクだけれども他はからっきし、という感じ。
 ガリレオの時みたく黒田をガンガン引っ張っていくようなタイプじゃないのか…。残念。
 彼女の上司、山路は、あいつが捜査なんて無理無理、という感じらしいです。
 こういうタイプこそ、コツコツ調べて手柄もってくるタイプなのにねー。
 今回の事件解決したらこの上司、左遷コースだな…。

 その大垣、帰宅途中になんと死体を見つけてしまいます。

 シスコでは黒田が着任。
 なんか沖田って人が出てきましたが、あなたの親類に、ドSで上司暗殺を常に狙っている
未成年はいませんかね。しょっちゅうバズーカぶっ放すんですが。

 早速テロ警戒のための会議が開かれまして、黒田は静かに書類見てチェックしてるんだけど
それを見た同僚が、警備のチェックポイントすごいですね、と感心したように黒田へ声をかけて
きます。
 このあたりから、黒田が単なる外交官ではない、ということが少しずつ伝わってくると思います。

 黒田はある情報屋と接触。
 テロに関する情報を交換しあいます。
 つーかお前、調味料かけすぎだ、ジョン。
 で、黒田は戻っていくんだけど。
 アレ?お前も頼んだコーヒー飲んだ?つか金払った?
 黒田が領事館に戻ってくると、霜村という人間から電話があったといわれます。
 
 東京。
 大垣が山路に叱られてるので何かと思ったら、死体を見つけてあわてて、消防車呼んだ
らしいです。
 うん、びっくりするもんね、仕方ないよね、って刑事ー!!!
 まああれだ大垣さん、警察署でナイフ振り回してる女を発見した時に「110番!」て叫んだ警察官も
いるからあまり気にしないことですよ!…どっちも始末書かけぇ!

 ともあれ本庁から室井さんが…あれ?室井さんは?
 室井さん!あんたの命令を聞く!(いいから先に進め)

 死んでいた男は、湊という大学教授でした。
 発見現場で殺害されたとみられ、財布などがないことから、物取りの犯行とも考えられるの
ですが、麻薬中毒のような症状があったことがわかります。
 で、本庁の管理官が、所轄の人間が第一発見者だが…ということで、大垣がいろいろ聞かれる
のですが。
 死体を発見した時何か感じなかったか、と聞く管理官。
 大垣は少し考えて答えました。
「あ、人が死んでる!と思いました」
 ………音楽止まったがな!

 ただこの後大垣は、現場に咲いているコスモスがきれいでよくながめていて、昼間に出た
時にも眺めたけれども、その時には遺体はなかった、昼から発見までの間に運ばれてきた
可能性がある、と言い出します。
 けれども面倒事を嫌う山路は、本部の捜査方針と違うことを言うなと、大垣の言うことを認め
ませんでした。
 これで後で証言ひっくりかえったら、山路は故意に情報を隠ぺいしたということに…。まあ
こいつのことだから責任を全部大垣に押し付けそうですが。失脚したらいいのに。

 黒田は弥太郎霜村と会っていました。
 11年ぶり、ある事件以来の再会らしいです。
 それは…龍馬暗殺でしょうか!?(それかなり前!)
 今は霜村は医者をやっていて、ある学会で渡米しているようです。

 この後1999年メキシコにおいて過去の映像がちょっとだけ流れます。
 多分黒田が連れて逃げていたのが霜村の奥さんで、銃撃事件のさなかで彼女は巻き込まれて
命を落としたっぽい感じです。
 この後霜村は、外交官では何も変えられないことを知って、医者になったらしいですね。
 なんつーか、あんたはどこに出ても苦労してますなぁ、弥太郎!
 酔っぱらってフラフラになった霜村を黒田は送って行こうかと心配するのですが、霜村は
一言「すまない、こんなことになるなんて」と彼に言って帰って行きました。
 やっぱり龍馬の暗殺を止められなかったことが…。(そろそろ弥太郎ネタから離れよう!)
 この後霜村はある場所に向かうのですが、そこには具合の悪そうな、寝ている男がいました。

 日本の方では、湊と対立していて、恨みをもっていた人間の存在が明らかになってきます。
 さらに、現場の遺留品の持ち主が特定できた、と。
 それはいいんだけど、山路の行動がなんかおかしいんだよね。
 こいつ何かの事件にかかわってんじゃないだろうか、とずーっと思ってました。

 さてシスコの方では会議が始まりまして。
 うぉぉぉぉぃ!!!厳重な警備のはずなのに、いきなり警察官がひとり、怪しい人物と
すりかわっとるがな!アリ一匹通さない警備どうなっとんじゃ!
 日本からは外務副大臣の観上という女性がやってきます。
 で、プレゼンをしていて、黒田らは付き添っているのですが、さすがは元刑事(別のドラマ
だっちゅーのに)、黒田はリストになかった警察官が入り込んでいることに気づく。
 ウロウロしているので見るからに不審なのに、ほかの誰も気づかないというこのアバウトな
警備っぷりがたまりません。
 黒田は同僚に、こちらの警察に今一度面子を確認してほしいこと、爆弾があるかもしれない
から探してほしいこと、今すぐみんなを避難させて欲しい、と伝えますが、最後のだけは
却下されました。
 どうしようもないな。
 
 お偉いさんたちがドヤドヤ出てきたところに、その不審な警察官が起爆装置をもって入って
くるわけだけども、読み切っていたらしい黒田がバッと取り押さえるのはよかったですね。
 ただ、装置を奪い取るの優先だったために、女性が一人人質になってしまう。
 黒田が制圧しようとしているところに、観上が、私が話を聞くとかすたすたやってきます。
 お前はすっこんでろ!
 話を聞く以前に日本語だろうが!話を聞くとか言うんだったら英語で話せや!
 犯人が発砲しようとしたので黒田、ギリギリのところで観上をかばう。
 まったく…仕事増やしてくれちゃって、って感じですよね。
 犯人は逃走しました。
 観上、起き上がってさすが、とか言ってます。
 お前のせいで犯人逃がしたんじゃボケェ!何がさすが、だ!

 みんなは何事もなくてよかった、という感じだけれども、黒田だけは、あの犯人が中に入る
ために手引きしたやつがいる、と考えていました。
 さらに、観上が、「今回の犯人は、日本の輸入緩和を求めてやったことだから、アメリカの
意をくんで、牛肉輸入規制緩和を考えたい」みたいなことを発表してるんですね。
 まあそりゃあ黒田くらいの人だったら、どういうシナリオだったか瞬時にわかるってな
もんで。
 さらに黒田はジョンから、あの犯人がろくに取り調べも受けず釈放された、という話を聞きます。
 上からの圧力でしょうなぁこれは。

 で、黒田はレセプション会場を調べに行く。
 彼のにらんだ通り、犯人は何度か発砲していたにも関わらず、そこには弾痕が残って
いなかった。

 黒田は観上に対して、あれが完全なパフォーマンスであったことを話します。
 アメリカと外務省が仕組んだ芝居だ、と。
 観上は犯人の持っている銃が空砲だったからあんな大胆な行動が出来たんだ、と。
 観上も、輸入緩和の落としどころを探っていたことを認めます。
 最低ですな。
 私の選択は間違ってないという観上に、時には戦うことも必要です、という黒田。
 国民のための選択ならウソは許されるが、外務省やあなたのためなら、たんなる裏切りです、
と彼は言います。
 黒田にしてみれば許せなかったんでしょうね。
 自分たちの面子しか考えてない、危険な牛肉を輸入することで脅かされる、国民の
安全をちっとも考えてない観上らのことが。
 
 観上はひるまずに、外務省には気になる部署があった、邦人テロ対策室だ、と言います。
 人員のわりにずいぶんな予算が割かれている、と。
 はいはい、わかった、わかったから不正があると思うなら、黄金の豚のシンコ呼んで来い!
 スパイまがいの職員が海外を転々としているのなら、ほっておけない、と観上は言い出します。
 あんたの勝手な緩和の方がよっぽどほっとけない問題だと思いますけどね。
 それで黒田をけん制したつもりか。

 スパイなんて映画じゃあるまいし、という観上。
 いえ、こないだまでこの作品映画でしたけども。

 国民への裏切りだわ、と得意げに言う観上に、あなたとは裏切りに対する考え方が違う
ようだ、とさくっという黒田。
 ぜひ観上は話途中ででも失脚していただきたいですね。
 外務省の2番目が自分の面子と地位しか気にしないやつじゃ国民のためにならないから。

 事件を調べている黒田のところに電話がかかってきます。
 電話の相手は、やはり黒田のにらんだ通りだったことを伝える。
 ただし、観上があんな行動をとることは筋書にはなくて、仕組んだ連中はかなり頭にきている、
ということでした。
 観上にしてみれば、ああいうパフォーマンスをすることで、自分のスキャンダルを書きたてて
いる週刊誌を黙らせる、という目的もあったんでしょうね。
 それで、電話の主はたまには普通の外交官の仕事をしていろ、観上が調べまわっているから、
と言います。
 黒田としては、あの女も今までの政治家と変わらない、という感じらしいですね。
 観上は痛い目遭うといいなぁ…。表面だけしか観ずにあーだこーだ言うのが一番
よろしくない。

 霜村の方はどっかのビルの屋上に来ていて。
 え?あんた飛び降りるんですか!?
 今飛び降りたら江戸時代にタイムスリップしますよ!?
(同じ医者でも仁先生じゃねぇよ!)
 
 日本では、遺留品から湊を殺した被疑者として、霜村の名が挙がっているのですが。
 そこへサンフランシスコにて霜村が飛び降り自殺をした、という一報が入ります。
 
 駆けつけてきた黒田もショックな様子で病院のソファに座ってます。
 出てきた医者が日本人なのはまあいいとして、顔の損傷が激しい、と言っていたのが
気になりますね。
 そういう風に個人の判別がつかないってことは、間違いなく替え玉でしょう。
 この時点で霜村が行ってた、怪しい場所でのあの男の存在が気になります。
 あれを替え玉に使ったんじゃないかと思いますね。
 容疑者Xの献身では替え玉に使われる方だったのにね、弥太郎…。

 黒田はなぜ自分に会いにきた、と霜村の行動が気になります。
 おそらく霜村は大きな何かに巻き込まれていて、黒田に助けを求めようとしていたん
じゃないかなーと思うんだけどねぇ。

 日本では被疑者死亡ということで、拍子抜けみたいな形になるのですが。
 大垣は自分の目撃情報が報告書に書いてなかった、と山路に言うけども、やっぱり
相手にされません。
 で、霜村の娘、ルイに付き添ってサンフランシスコに行くことを命じられるのですが…。
 このあとルイの住むとこにいって声をかけるのだけど、大垣全然相手にしてもらって
ません。
 私はこれ単に被疑者の娘ということで警戒心強いだけだと思ってました。
 他人に心を開かない設定なんて言われんとわからんのじゃ!

 飛行機の中で海外初めて、とはしゃいだ感じで言ってて年下のルイに黙ってて、と
叱られる大垣…。
 さらに、シスコについて、トイレにいってる間に、ルイを黒田らが迎えに来て、ルイは
自分一人です、といってさっさと行ってしまいます。
 なんてやつだ!
 つーか大垣も刑事なんだから目を離すなよ!黒田らと合流するまで待てよ!

 黒田はルイに、父かどうか確認してくれ、その方が納得できると思う、と言います。
 変に慰めを言うでもなく、機嫌を取ろうとしたりしない彼に、ルイはちょっとだけ
心開いたんじゃないかなーと思ったりしてるんですけども。
 この後黒田はポツポツと、ルイに、霜村との思い出を話すんですね。
 ルイもまさか、こんなところで父親を知っている人と会うとは思わなかったんでしょう。
 携帯の留守電に残っていた霜村のメッセージを聞かせます。
 そして、母親が死んだあの事件以来、ちゃんと話をしていなかった、ずっと父のことを
責めてきた、と口にします。
 死んでから後悔しても遅いんだけど、相手がいなくならないと気づけないことって
ありますね。
 
 と、しみじみしていたところに大垣やっと到着。
 ですがいきなりトラブルを抱えてる模様。
 タクシーの料金が日本円をドルに換えてないから払えないらしいです。
 …ちょっとこの刑事、チェンジしてもらえませんかね…。
 
 火葬した父の骨を手にルイは、チャイナビーチに行きたい、と言います。
 両親の新婚旅行がそこで、父は自分が死んだらそこに骨まいてほしい、と言って
いたようです。
 日本で死んだらまきに行くの大変だったところだぞ、おっさん!

 ここで黒田は霜村の話をぽつぽつと大垣にするのですが。
 思いつめた様子をしていた、ということに関して大垣は、人を殺したから自殺するつもり
だったのでは、と言います。
 おいおい、自分で言ってて変だと思わんのか大垣よ。
 と思っていたら気づいたようですね。
 人を殺しておいてわざわざ海外で自殺する理由がない、と。
 黒田に伝えたいことがあったのかも、という大垣。
 他には、と興味を示す黒田。
 やはり刑事の血が騒ぐんですね、青島さん!

 大垣は、被害者は殺されてからずっと放置されていたのではなく、午後になって、あの場所に
運ばれてきた可能性がある、と言います。
 報告書にはなかった、という黒田。
 ああ、あのバカ上司がダンマリ決め込みましたからねぇ…。
 黒田は、それが事実なら事件の様子が変わってくる、と言います。
 午後に遺棄されたのなら、その頃飛行機に乗っていた霜村にはできないから、と。
 つまり、冤罪の可能性が出てくるわけですね。
 大垣は、遺留品は霜村のものだった、と言うけれども、海外逃亡を考えるような犯人が、
遺留品をそのままにしていく方がおかしいだろ!
 黒田は帰国したら上司に掛け合え、と言いますが、大垣は弱気。
 黒田は、無実の人間が罪を着せられるんだぞ、と怒ります。
 もう死んだ霜村には真相を語れない、不審点を調べるのが警察の仕事だ、と。
 そうですよ!青島だったら絶対調べてるよコレ!

 …っていうか…大垣だと上司に言えない気がしますよ、黒田さん…。
 人選ミスったというか、電話一本入れといたらどうでしょうか。

 黒田は自分のアパートに戻るのですが。
 様子が変なことに気づく。
 慎重に中に入ると、不振な人間が書類をあさっていた。
 その男は黒田に気づくと逃走していきます。
 それを追いかける黒田ですが、黒田の車が信号無視したことによって、パトカーが
追いかけてくるんですね。
 なんともすごいカーチェイスになりましたが、車の運転だって青島の頃からお手の物だ!
 犯人の車を追いかけながら、黒田がなんかハンドルの横のスイッチをパッパッって
やってたけど、これは意味わかりませんでした…。
 単にウィンカーか何かかなぁ…。

 で、海辺に追い詰めていくのですが、犯人なんとここで壁の向こう側に飛び降りて
死んでしまいます。
 その犯人とは、吉野医師でした。
 霜村の死体を確認した人間です。

 ここで一つの仮説が成り立ちます。
 霜村はやはり偽装自殺だった。
 あの死体は他人のものだったけども、それを見て霜村だと確認する医師が必要だった。
つまり吉野も霜村と同じ何らかの事件にかかわっていた可能性があります。
 それで黒田のところから何かを盗もうとしていたが、ばれて逃走途中で誤って死亡した。
 霜村がわざわざ海外まで来て死んだのは、協力者がここにいたというのと、日本とは
違う死亡確認システムだったからではないでしょうか。
 指紋とかDNAだとデータをすり替えておくことは可能だけど、日本の東京で死ぬと司法解剖
されるから、他人だとばれますしね。

 んで、警察にとっ捕まった黒田ですが、上からの圧力で無事解放に。
 刑事らは、なんでCIAが出てくるんだとブーブー文句言ってたようですが。
 現れたのはスーツを着た情報屋のジョン。
 つまり、彼自身も潜入捜査官だった、ということでしょうね。CIAの。

 黒田は吉野のことを調べていますが、それをよく思ってない同僚が、黒田の行動を
咎めます。
 まあ一外交官だと思ってるからなぁ、仕方ないでしょうね。
 しかも黒田いろいろな騒ぎに巻き込まれてるし。
 で、黒田は総理の奥さんがお忍びで旅行に来るからそれ迎えにいってちょ、と別の
仕事を割り振られてしまいます。
 身分隠してる以上、仕方ないですのー。

 空港で黒田がホゲェーと待ってると(それジャイアンの歌声ですやん)、女の子がお菓子を
落とす。
 それを拾ってあげていた黒田は、出国手続きをしている男に気づきます。
 それは、死んだはずの霜村でした。
 やっぱりなぁ。絶対死んでないと思ってたんだよ!
 
 日本の外務省がザワザワし始めました。
 ずっと海外勤務だったある人間が日本に異動になったからです。
 まあ黒田なんですけどね。
 
 で、佃署では、湊の事件が本部解散したということで、戒名を山路が捨てておく、とか
言ってるんだけど。
 絶対こいつ何かかかわってるわ、事件に。
 大垣がまた目撃証言のことを言ってきても却下してるし。こっちは、もう終わったことを
何いってんだこいつって感じですけど。
 そこに外務省から大垣宛に電話がかかってきます。

 空港にて。
 黒田に何度か電話していた主が判明します。
 声からして役者さんはわかってましたが。
 声の主は安藤。
 本当の黒田の上司、ってなもんですかね。
 霜村の事件には裏がある、放置できないという黒田に、まだ吉野との関係はつかめてない、
という安藤ですが。
 あんまり本気で制止してる感じではないことからしても、黒田が言い出したら聞かないこと
くらいは把握してるっぽい感じですね。
 3か月間の勤務を安藤は命じます。 
 それは…ドラマが3ヶ月だからですか。(ありていに言えばそうでしょう!)
 つーかあんたは警察の裏を探っていたんじゃないのか、井筒さんよォ!(JOKER -許されざる捜査官-)


 安藤は、じゃあそばでも食いながら話をしようか、というのですが。
 黒田真顔で言いました。
「寿司にしましょう」
 おごりか!上司のおごりだからか!回らない方アルか!
 ひたすらかっぱ巻きがレーンに乗ってるとか、海老蔵が縁側のカレー持ってこないような店アルか!
(全部銀魂ネタじゃねーか!)

 大垣がいつものように仕事をこなしていますと。
 後ろに入ってきた高校生らしい子が。
 彼が重大な証言をするとは、まだ大垣も黒田も気づいていなかったのであります。
 事件はいよいよ予算の都合で日本に舞台を変えます。


 


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