多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→外交官 黒田康作


外交官 黒田康作

最終話(11/03/17)

前回までのあらすじ:志半ばで暗殺された龍馬。その死を胸に仲間たちは、それぞれの道を
進み始めるのであった。
「青島君が帰ってきてくれないと困る。」

 よく考えたら今回、黒田の裏の顔設定ってほとんど生かされてなかった気がします。あくまでも
外交官としていろいろ調べてたし…。

 さて、いきなり霜村の死から1週間経過しています。
 まさに事件はリアルタイムで起きている!

 西園寺君は仕事を頑張っておりました。
 上司の方は喫煙室にて、黒田の言葉をなにやら反芻している様子。
 でもって斉藤は、総裁選に出馬するみたいです。いよいよ容堂公登場か!?
 その他のみんなもそれぞれの生活を取り戻していました。

 黒田は安藤と会っております。
 霜村らの一件はものの見事にテロ内容は隠ぺいされ、単にクレイジーな人が暴れた、みたいな
ことになってるらしい。
 そんなもみ消ししても、集まってた人たちの、日本政府への不信感はぬぐえないと思うのですが…。
 大垣は、約束してたのに霜村を助けられなかった、と管理官に言ってますけど、あんたが行って
どうにかできる状態じゃないのに軽々しく約束しすぎなんだよ。
 刑事ってつらい仕事とか。
 自分だけがつらいかのように言われるのも腹立ちます。一番力のなさを痛感してるのは黒田
でしょうに。
 黒田は安藤に、別件に戻って欲しいと言われてます。なるほど、映画のやつか…。
 でも黒田は、行くまであと5日ある、と言います。
 その間にこの事件を明るみに出すつもりらしい。
 裏で糸を引いているのが誰かハッキリしたから、って。

 観上の方は、子供人権フォーラムとかいうのに出る予定だったのですが、斉藤によって別の
仕事を任されてました。
 要するにおとなしくしてろってことか。
 したら次期内閣でもそれ相応のポストにつかせる、って。
 じゃあ、赤くて円柱形のやつがいい。←郵便ポストじゃねぇ。

 大垣が帰宅してルイと話をしているのですが、ルイさん、火をつけている鍋から目を離すと
危険ですよ…。
 ルイは、霜村と住んでいた家を引き払う、と言います。
 え!?ここに住みつく決意!?(いいだろ別に!)
 と、大垣に黒田から電話がかかってきて、2日後の子供フォーラムの警備体制を調べてくれと
言われるのですが、大垣は、黒田さんって強いですよね、一週間しかたってないのに、と
イヤミチクチクいって協力できんと言って切りました。
 こういう自分だけが不幸みたいな顔してる奴大嫌いです。
 黒田は霜村の死を抱えてなお、真相明らかにするには自分が動かなければと思って
頑張ってるんだと思いますけど。それを普段通りだから強いですね、とか何様だこいつ。

 黒田のところにはジョンから情報がもたらされます。
 何かあるらしい。
 でもって、引っ越しの準備をしていたルイは、ポストに何か届いているのを発見します。
 なんだよ霜村が送ってたのってこれかー…。
 真相が隠ぺいされる可能性を考えて黒田に証拠送ってたのかと思ったのですが、ルイに
ボイスメッセージを送っていたのでした。ま、それはそれでいいと思う。
 霜村からのメッセージを聞くのをためらうルイ。
 気持ちはわかります。

 黒田の方はジョンと会って情報をもらってました。
 なかなか刺激的だぞとかいらんことを言うジョン。
 内容は、CIAが霜村の奥さんを撃ったというものでした。なるほど、CIAならあの命中率も
わかる。
 そしてさらに、ブライトンはアメリカ政府に多額の献金をしており、いわば公的資金でアトロンを
開発していたというのがわかります。なのに副作用が出てしまい、政府としては絶対に表に
出せないことになってしまった、と。
 だからそれを明るみに出そうとする人間は次々始末していったということですか。
 どうしようもないな。
 
 この後黒田は、上司と会います。
 なんか最終回いろいろ出張ってくるなと思ったら、実はこの人が、霜村の奥さんの検死調書を
当時の上司から言われて極秘の手続きにした人でした。
 当時はただの事務作業でなんも思ってなかったらしいですが、黒田と霜村の会話を聞いて、
自分がしたことは大変なことだったと気づいたようです。
 まあそれは仕方ないと思うんだけども。
 で、なんでいまさら黒田に言い出したかと言うと、こんな国を作るために官僚になったわけじゃない、
という黒田の言葉を聞いて、忘れていた気持ちを思い出したからだという。
 初めて霞が関にやってきた時の気持ちを。
 誰もがそういう気持ちを胸に持ってやってくるんですよね、最初は。
 そうして歯車になるうちに忘れていく。
 
 そういうなかなかいい会話をしたところで西園寺がやってきまして。
 手伝えることはありますか、と黒田に言います。
 上司に黒田は、キャリアを棒に振る気ですか、というんだけど上司は、10年後20年後に後悔
するよりはマシだ、と言う。確かそうですね。
 西園寺は若いから巻き返せますとか言ってました。
 てめぇぇぇぇぇ!!

 要人に施設を説明していた観上のところに黒田がやってきて、やり残した仕事があるから手伝って
欲しい、と言います。
 さらに大垣も考え直したと電話してきて、霜村がしてきたことが消えるのは納得できないから、と
言います。
 もっと早く決断してほしかった!
 黒田は、(警備情報を調べる)リミットは明日の朝だ、と言います。
 ほらぁ!早く大垣が連絡してこないからかなりギリギリになった!残業決定じゃないですか!
(いいだろうが!)
 で、時間がなかった大垣。
 管理官を使いっぱです。警備名簿パクってこさせたらしい…。あんた…一応上司に…。
 でも管理官も結構乗り気だったみたいで、何する気だとか聞いてます。
 警備厳重だぞとか言ってるし。
 しかし一生懸命話しかけている管理官を無視して、大垣は警備の配置図に集中している
のでありました…。一応上司ィィィィ!!!!

 西園寺君と黒田の上司、一生懸命調べものしてます。
 自分で考えて仕事してるって感じがする、という上司。
 今までは流れ作業だったみたいなんでしょうね。
 皆様、国民の税金の行く先がこれです!
 俺達何が怖かったんでしょうね、と言う西園寺。
 え…ドラマの視聴率とか打ち切りとか…(それは言っちゃダメだ!)
 ま、何事も気にせずマイペース貫く黒田だけは特別ってのは二人の意見、一致している
みたいです。

 んでジョンが女性をナンパしていたのですが。
 日本に来て何してんだこの野郎と思ったけど、なんか目的があってやってるらしい。

 黒田は観上と会って、フォーラムで告発する、と言ってます。
 彼女の協力があればできるらしい。
 観上は、悠木のことを黙っていたから信じてもらえてないのかと思ってたと、黙ってれば
わからなかっただろうことを言い出します。
 悠木が霜村の奥さんの検死調書何度も閲覧していたのを言わなかったらしい。
 あ、言える状況にないのかと思ったら自主的に黙っていたんですか。
 悠木から理由を聞きたいと思ってたかららしいです。
 そのスタンドプレーの結果が、あの会場で銃突き付けられて一人アウェイ(椅子に座らせ
られてる)状態ですか…。

 ともあれ観上は、悠木の死を無駄にしないのも自分の役目だと言います。
 黒田は「あなたにしかできないパフォーマンスです」とか言うのですが…。
 え?フォーラム内で「映画もよろしくね!」って言うとか?

 さてフォーラム当日。
 皆が外務省にやってくると。
 あ、西園寺と上司が死んでる。机に突っ伏してる!
 デスノートに名前書かれたんですか!?
 皆が「こんなに残業ありましたっけ?」と言ってるのが笑えます。
 目を覚ました二人、あわてて出て行きます。

 斉藤の方は秘書にスピーチの原稿書かせてたんだけど、自分がもっと目立つように
変えてちょみたいなムチャ振りを。
 もうあれだ、ハズレとか書いた原稿だけ用意しとけ!
 もしくは「山内容堂に清き一票を」でいいだろもう。(よくねーよ)

 観上が服を選んでいると大垣が来るんだけど、彼女が観上を案内していくらしいです。
さらに黒田からの伝言で、白い服の方が映えるとか。
 こういうところがあれですね、銀さんみたいに、普段は魚が死んだような目をしているのに
いざという時はきらめくっていうか、ちゃらけた男なのに人気ある理由みたいな。
 観上が、「お互い弱いわね、振り回す男に」って言ってて笑えました。
 あんたはどっちかっつーと黒田を振り回してた方だと思いましたが。
 ともあれ観上、意外にいいキャラだったので1回目にかなり敵視してて悪かったです。

 フォーラムが始まるので外務省のメンツがやってきてるわけですが、西園寺と上司の姿が
ないため、どっかで寝てるかもとか言ってて、全然こいつら信用ないじゃん…とちょっと
思った。
 ルイは病室の君島のとこでテレビをつけて、子供フォーラムを見ています。
 なんでこんなもんいきなり見る気になったのか知らんけど。大垣から何か聞いていた
のかもしれませんね。
 それで、スピーチのために会場に斉藤が向かっていると、ジョンが声をかけてきます。
 米国の国務長官が重大な話があるので、ちょっと来て下さい、というわけですね。
 なるほど、このために、アメリカの大使の秘書官に協力を頼んでいたわけですか。
 つーかどう見てもあれはナンパにしか見えなかったけど…。
 んで上司と西園寺の方はスピーチの変更を伝えて、とコソコソやってました。
 なんとなく見えてきましたね。
 斉藤の方は、「中に電話がありますので」とジョンに言われて部屋に入ったら、電話が
なかっただけでなく鍵しめられてビックリです。
 しめたのは黒田でした。
 斉藤は、自分をここに閉じ込めても、スピーチ控えてるからすぐ秘書官がくる、というの
ですが、黒田はしれっとして、もう始まっている、とテレビつけます。
 そこには、スピーチを始める観上の姿がありました。
 あれぇ、黒田の上司から渡された原稿は?読まないの?いいけど…。

 観上は、国益のために多くの子供たちが命を落とす事件が起きている、と話し始めます。
 つまりそれは、ブライトン製薬が政府を抱き込んで行っていた人体実験の話でした。
 車の中で見ていた矢田部もビックリして中継を辞めさせろ、と言いますが、そこまで
ばらしてしまった後で中継が途絶えてもなかったことにはならんでしょう。
 生放送だし。
 
 黒田の方は、当時米国政府と強いつながりがあったブライトンは、霜村の奥さんをCIAに
暗殺させた、そしてその事実を日本で隠ぺいしたのはあなたです、と斉藤に言います。
 そして矢田部を動かして、アトロンを輸入させた。
 日米に良好な関係を築きたいためだけに、日本人の痛みを隠ぺいして、理不尽な要求を
受け入れてきた、と。
 国益を守る方法だよという斉藤に黒田は、私にはあなたの考えは思考停止にしか思えない
とズバッと言います。
 観上の方は、事実を隠ぺいして事態の収拾を図る、法治国家としてあるまじき姿、と言ってた
ところで放送がきられたのですが、見ていた君島も管理官も、ここまで言った以上いまさら
中継打ち切っても遅い、と満足げな顔してました。
 きっと中継戻ったらクマのぬいぐるみがおかれてるんでしょうね…。

 黒田は斉藤に、あなたの過ちはこの国を信じなかったことだ、と言います。
 ブライトンが倒産させたひより製薬は、国の力を借りなくても世界と対等に渡り合って
いけるだけの薬を開発していた。
 霜村の妻の死も、米国を批難していれば、アトロン薬害は起きなかった。
 日本のために政治家として、他国に屈した、それが何もかもの発端です。

 黒田の言葉はすごく厳しいなと思いました。
 当然でしょう。
 斉藤の、身勝手な決定があまりにも多くの犠牲者をだし、今もなお苦しむ人を生んでいる
わけですから。
 
 観上は中継切られても、会場の人は関係ないわけですから、スピーチを続けていました。
 ある外交官に、どの国とも対等に議論する姿勢が必要であると言われた、私は100年後
もう少し世の中が変わった時にそうなれば、と答えた、と。

 斉藤の方は黒田を、海外渡り歩いてきた人間に何がわかるとか言ってます。
 危機意識を忘れてんだろ、みたいな。
 でも黒田は、本当の危機とは、骨抜きになった政治家の存在だという。
 自分の名分のために国を裏切ってきた政治家だと。
 11年ずっと海外から日本を見ていたからこそ見えてきた現実だと言います。
 日本を信じることを自分はあきらめていない、だからずっと戦い続けられたという黒田。
 彼もまた、霜村の奥さんを救えなかったという責任を負いながら、それでも日本のために
頑張ってきた人ですもんね。
 理想論というなら、この国を、この国の人々を信じるべきです、と黒田は言います。
 
 観上の方も、本当の国益というものは、国民一人ひとり、子供一人ひとりの暮らしを守る
ものであり、今後は命を懸けて取り組んでいきます、と頭を下げます。
 スタンディングオベーション、ちょっと感動しました。
 
 黒田が出て行ったあと、斉藤のところに観上が、勝手なことしたお詫びに、と来るんだけど、
斉藤がものすごく穏やかな感じで「詫びる必要はありません。あなたが正しいと思って
やったことなんでしょう。それは私も同じでしたけどね」と言うのがなんかよかったです。
 どうした容堂!やっぱ武市さんを死なせたのは間違いだったと反省しているのか!
 議員バッチが外されていたのが印象的でした。
 まー世の中の政治家がこんな風な人だったらやりやすいんですけどねー。(シッ)

 ジョン、アメリカのお偉いさんと話してます。
 なんかアメリカの方でも、ブライトンは野党のスポンサーだから、いい攻撃の口実に
なるっぽい。
 あのナンパしてた女性とのことはどうでもいいわ。

 大垣は西園寺と落ち合い、黒田を探すのですが、彼の姿はありませんでした。
 もう次の映画のロケがありますからねぇ…うん。
 その黒田は外に出て、安藤が乗ってきたリムジンに乗り込んでいました。
 直接空港に行くらしい。
 あんた、荷物は?
 探しに出てきた大垣の姿を見て、声かけずに行く黒田がいいと思いました。
 やっぱここで声かけてあーだこーだするのは、黒田のキャラじゃないと思う。
 
 佐々木は刑務所の中で週刊誌見てました。
 圭ちゃんよかったね、とつぶやく佐々木。
 霜村のことはまるっと無視ですかそうですか。
 ルイの方は、ロベルトさんの骨を返しにアメリカに行くらしいですが、よく考えたら
そのロベルトさんの骨、海にばらまいてませんでしたか…?

 大垣の方は本庁に異動して、あの管理官の下で頑張ってました。
 ルイはやっと霜村の残した言葉を聞けるようになったようです。
 黒田はパリにいました。
 次の仕事らしい。
 おそらく彼が日本に戻るのはまだまだ、当分先のことでしょう。


 なんだか観上のスピーチがすごくタイムリーと言ったら失礼だけど、日本の国益を
守ることは国民一人一人の暮らしを守っていくことなんだなぁと思いました。
 復興のためにみんなが協力して頑張っていくのが一番ですね。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→外交官 黒田康作