多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→外交官 黒田康作


外交官 黒田康作

第5話(11/02/10)

前回までのあらすじ:あきらめるな男たちよ!どんな荒地にも必ず毛は生える!
「支店には支店のやり方がある。」

 前回大垣とぶつかったの西園寺だと思ってたら悠木でした。右わけが悠木、左わけが西園寺か…。
(もっと違う見分け方してあげて!)

 さて観上の方は、責任を追及すると言われて絶対絶命な状態です。
 黒田に対していい気になってるから一度痛い目見ればいいのに。
 西園寺の方は上司に、黒田用にまとめた資料が見つかってました。
 黒田は今回のことで懲戒免職になるだろうから、このことは忘れろ、的な。
 上司としては胃が痛いの通り越して悟り開いちゃった感じスねぇ…。

 警察の包囲網に追い詰められていた黒田は、ためらうことなく大垣に電話。
 抜け道を指示してもらっています。
 こういう時だけしっかり利用しますね。
 つーか今倉庫にいるとか言われても倉庫のどこか言わないとダメだろ黒田!
 現場には管理官らも「よっしゃー今度こそしっぽつかんでやるZe!」みたいな感じで意気込んで
やってきていたのですが、ずぇんずぇん見つけられず。
 黒田は船があるのを見つけてそれのエンジンかけてます。
 つーか…大垣よ。
 抜け道といってるのになんで行き止まりのとこに案内した?
 「そこ行けば運河に出られますから!」って言われてもそっから先逃げられんわ!泳いで
逃げろってか!
 この後黒田は、大垣に伝言を頼む、と言います。

 黒田の上司が書類をシュレッダーにかけて証拠隠滅している時に、西園寺に電話がかかって
くる。それは大垣からでした。
 なんだったんでしょうね。

 黒田らの現場の方は、船で逃げたぞー!と騒然となります。
 その頃外務省では、アリトリアに新政権が誕生した、という知らせが。
 これで発電所の建設は中止、もう容易にはいかなくなるでしょう。
 と、そこに黒田がサラと戻ってくる。
 一方で船の方ですが、管理官、誰も載ってないのを確認。
 誰もが見られるように船を出してそちらに目を引き付けておいて、うまいこと逃げたって
ことですね。
 やりますね黒田。
 …ちゃんと、勝手に船使った人には弁償するんだろうな…。

 サラをホテルに返して、観上は黒田のやったことは許されることではない、と文句言いたい
放題ですが、黒田は、日本の利益だけを求めて進めていいことじゃない、としれっとした
感じ。
 そこにある情報が入ってきます。
 黒田は出て行ったんだけど悠木が、マスコミに「外務省が、アリトリアに不利益をもたらす
不正な契約を防いだ」という情報がリークされていると知らせてくる。
 さらに、あの文句言ってたジジイも、ゼネコンとの癒着が暴かれた、と。
 つまり、風向きが変わったわけですね。
 ここで黒田を処分するわけにはいかなくなった。
 
 その情報をリークしたのは、大垣から依頼を受けた西園寺っぽい。
 黒田からよくやってくれた、と言われた西園寺は、「べ、別にあんたのためなんかじゃないん
だからね!大垣から連絡がなくても自分でちゃんと動いてたんだからね!」と返答。
 絶対こいつ、伝言を受けた時、いそいそと動いてたに違いありません。

 大垣の方は疲れて帰宅すると、母親がガーガー掃除機かけてる。
 徹夜仕事だったから寝かせてと言ってるのになにこの鬼のような仕打ち!
 さらに母親、大垣がいない間に勝手に、ルイの同居を決めてしまっていました。
 勝手に決めんなぁぁぁぁ!
 刑事だから秘密もあるだろうし!
 
 観上は記者会見にてうまいこと、一部の政治家が利益を受けるようなことがあっては
なりませんとかいって、手柄独り占めでした。
 会見見ている外務省の連中もあきれてます。
 と、そこにサラ王女からのお届け物がきました。
 世話になった礼らしい。
 花が届きました。
 あれぇ、黄金のおまんじゅうは?(黙れ)

 外務省トップの大殿さんのとこの秘書が、今回の計画がつぶれたことについて心配
していますが、大殿さんはさすがどっしり構えている…ように見えてこれはポーズでした!
 表だって動かないにしてもおそらく、黒田に何か仕掛けてくると思います。
 ところで容堂公の名前なんだったかな…(忘れんなよ!)。
 
 サラが帰ると言うので黒田があいさつに来てました。
 多分もう二度とサラ、黒田に会う機会ないんじゃないかなぁ。
 名残惜しそうなのが印象的でしたね。
 でも自分の信じるもののために頑張る、と言ってたから、世界のどこにいても黒田は
サラのことを気にしてくれていると思います。

 さて霜村関連の捜査をしている本部の方はまたまた行き詰っておりました。
 あんたら行き詰ってばかりやね!
 大垣の方は、現場にいってこれまでのことを振り返るという、さりげなく今回から見始めた
人への説明をしています。(いねぇよそんな人は)
 昼間に大垣が見た時には何もなかった、というのが本当なら、霜村が遺体をそこにおける
わけがない。
 ところが君島が表れて、朝に見たと証言した。それで霜村が容疑者となった。
 つまり、この二人は知り合いであるわけですから、霜村を容疑者とすることによって、本来の
目的から目をそらしていてもらいたいか、本当の犯人が動ける状態を保っておきたい、という
狙いがあるように思えますね。
 霜村が死んだと思わせておけば、湊が死んだことによって用心している相手なんかは油断
するでしょうからね。警察としてもいまさら、生きてました、と発表は出来ないわけだし。

 大垣が考えながら戻ってくると、本庁の刑事に囲まれて、連れていかれました。
 管理官がいて、黒田の捜査協力をしていい、その変わり向こうの動きを教えろ、という
のですね。
 要するに個人的に接触して、黒田の情報を引き出せ、ということですね。
 この人にそんな器用なことできるわけないじゃん!
 黒田の力がいる、という管理官ですが、だったら結局黒田を動かせておいて情報渡してもらう
方がいいじゃん。情報隠されたらかなわんとかいう前に、黒田は全体を把握して動こうとして
いたわけだし…。
 ともかくそれで管理官は、今から黒田に会ってこい、と言います。
 むしろその方がわざとらしい!
 捜査協力できなくなりました、と言っておいて会いにいったらおかしい!

 というわけで大垣は、霜村の尾行を失敗したこと、悠木とかなり派手にぶつかったことを
話します。
 黒田、考え込んでいますが、多分、どうして悠木がそこにいて、しかも偶然にも大垣と
ぶつかったのか、じゃないでしょうか。
 つまり悠木も霜村側である可能性もあるかもしれない、みたいな。
 ともあれ、情報入ったら知らせますよ、と前向きな大垣に黒田は、協力は禁止されたの
では、と突っ込んでくる。ですよねー…。
 大垣、どうせならとことんやりますよ!とごまかしましたが、全然ごまかし切れてません!

 あと大垣、ルイはうちで暮らすことになりました、と言いますが。
 黒田は、霜村が生きていることは伝えたか、と聞くけど、大垣は伝えてない、と言う。
 うーん…黒田は、ルイはもう知ってしまったんじゃないか、くらいは考えてそうですね。
 そのルイは引っ越しの準備をしていました。
 一時的に一緒に住むのかと思ったら、アパート引き払うんですね。
 つーかその段ボールの量、あの部屋に入るんスか?
 そこに君島から電話がかかってきて、霜村に会ってきたみたいなことを言うんだけど、
ルイさっさと電話切りました。
 なんだかなぁ…。

 霜村はなんかアンプルいじくって薬を注射器に入れてた。
 何をする気なんですかねー。まさかインフルエンザの予防接種を自分でやるとは思え
ないのですが。(当たり前)

 資料を調べている黒田のところに悠木がやってきました。
 この人もチョロチョロと鬱陶しいですのー!
 いつでも声かけて、手伝いますよ、という悠木。
 そうか、じゃあパンとイチゴ牛乳買ってこい!5秒以内な!(そういう手伝う、ではなくて!)
 悠木は大垣とバッタリ会いましたよーと声をかけてきます。
 まあ確かに…ものすごい衝突の仕方でしたから、「バッタリ」ではありましたが。←大垣の方が。
 何か聞いてますか、という悠木。
 いや別に大垣はあんたのことは特に何も…お前自意識過剰じゃね?ああ、事件のこと?
 この人もなんか、黒田の情報を聞き出そうとしているようなところがありますね。
 観上の指示で動いてる…にしてはなんかちょっとおかしい気がするけども。
 そんな中、黒田宛に手紙が届くのですが、彼はそれを見るや出かけていきます。
 彼が会ったのはデスノートを持っている女、佐々木でした。(このドラマでは持ってない!)

 黒田は、アトロン訴訟について聞きたい、と言う。
 なんか、訴えられた製薬会社がマスコミに強くて、大手はどこも扱わなかったようです。
 1999年に、日本で許可が下りた薬に副作用が見つかって死者まで出た。
 それで被害者の会が結成され、訴訟になったんだけど、原告側の敗訴だった。
 理由は、効能に対して死者が少しだったから、みたいな感じらしいんですね。
 その時の認可責任者が湊と吉村。
 おそらく霜村としては…いや霜村が犯人とは決まってないですけど、ともかく目的としては
湊の次は吉村だと思いますね。
 ちょうど警察の方でもこの話をしているのだけれど、なんか山路の様子がおかしくなって
トイレにいくんですね。
 おいおい、昼飯に拾い食いでもしたんか。
 トイレで何か見ていたところからすると、この人もその薬害で身内を亡くした可能性がありますね。
 それで、霜村に協力しているとかね…。

 アトロンと霜村のつながりは、佐々木はそこまではわからないという。
 湊の事件を調べていたことといい、霜村の過去まで調べないと、自分に興味を持つことは
ないはずだ、と黒田は指摘。
 ともかく佐々木は、原告団の代表の連絡先を教えると言います。
 黒田はもう1枚の書類を出して、犯人の可能性は原告団だけじゃない、と言う。
 つまりその原告団のメンバーに入れなかった、名もなき被害者たちもたくさんいる、というわけ
ですね。
 そうなるとますます対象が広がっていきますのー。

 クリーニング配達の車を盗んで霜村、いよいよ動き始めました。
 
 ルイのところに大垣きたんだけど。
 ここのシーンはよかったなぁ。
 黒田が吉村に会うから大垣にも来てくれ、という電話をしてくるんだけど、大垣があることに
気づいて電話を切るんですね。
 で、ルイに、霜村のこと何か知ってる、と声をかける。
 彼女がそう判断したのは、母の遺骨は大切にバッグにしまってあるのに、霜村(実は他人)の
遺骨がそこへ置きっぱなし、つまり処分品に入っているからでした。
 ルイ、これはうかつでしたねー。
 あの夜、霜村と会っていたのでは、という大垣でしたが、ルイ、黒田のことは信用できない、
ママはあの人のせいで死んだ、と得意の逆切れをかまして出て行ったのでありました。
 都合が悪くなると逆切れか!
 つーか引っ越し荷物どうすんだオイ。

 吉村が自社の新製品発表パーチーをするというので黒田はそれにもぐりこむらしいのですが、
大垣から聞いた管理官は人の手配をする。
 そこになぜかいつも働きたがらない山路が入ってきて、うちからも人数を出します、と言います。
 
 そんで、結局ルイをほっぽって黒田のところにきた大垣。
(ちなみにルイも出てったついでに大垣の親のとこに行きました。荷物は誰が…)
 この人もどっちつかずな人だなー…。
 大垣はルイが霜村に会った可能性があることを報告。
 黒田の方はなんとなく予測済みだったようですね。
 あんな連中殺されて当然だと言ってた、と言います。
 なるほど、ルイは霜村から何か聞いた可能性がありますね。事件の真実を。

 母が死んだのは黒田のせいと言ってました、佐々木も同じことを言ってました、という大垣に
君には関係ない、と言う黒田。
 そりゃそうだ。
 大垣もいい加減、言っていいことと悪いことの区別つければいいのに。

 パーティスピーチで寒いギャグを飛ばしたあと、吉村は洗面所に。
 その直後に、給仕の服をきた人間が入ってきて注射器を取り出しています。
 この時顔が出てこなかったので、吉村を殺した実行犯、霜村じゃない可能性がありますね。
 でなければ堂々と殺すシーン出せばいいのだし。
 この直後霜村が給仕の姿で出てきたから、ミスリード狙ってる部分もあるのかなぁ、と思いました。

 その霜村は黒田に銃を突き付け、ここまでよく来たなとか言ってます。
 つーかお前こそ、頭ボーボー、ヒゲ生えてる状態でよく怪しまれず入れたな!
 黒田は、湊や柏田を殺したのはあなたですか、あなたが短絡的なことをするとは思えない、
というのだけど、霜村は、俺はもうお前の知っている俺じゃない、と言います。
 うん、それ黒田の方が少し前に先に言った!
 自首してくれ、と黒田は言いますが…。
 妻を殺された俺の苦しみがわかるか、と霜村は言います。
 11年前の奥さんの死は不運な事故ではなく、最初から狙って殺された、と。
 これきは復讐だ、と霜村がいったところで、吉村の死体が発見され、騒ぎに。
 霜村は逃走します。
 それを追って行った黒田の前に、おやおや、という感じで山路が表れて、行く手をふさぐ。 
 どけやハゲ!そこ今指名手配犯が逃げたんじゃボケェ!
 これ管理官に報告されたらお前クビ飛ぶぞ。まあ黒田がおとなしく言うとは思えませんが。

 おそらく、霜村は妻の死に隠された何かを知ったんでしょうね。
 黒田に責任が押し付けられたことも理解したんじゃないでしょうか。
 だから自分が復讐のために動き出した、みたいな。
 山路の方は、アトロン被害者の原告団に入れなかった人なのかもしれません。
 さすがにこの人が殺人犯ということはないだろうしなぁ…。
 つーかいつになったらこれ、解決の兆し見せるんですか。