多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→デカワンコ


デカワンコ

第3話(11/01/29)

 どっかの公園で、ある逃亡犯を張り込み中の13係。
 いろいろな人に変装していますが、大道芸人に変装しているキリ君は人の注目集めまくりで
いざとなったら追いかけられるんでしょうか…?
 ちなみにワンコはベンチに座って一般人に変装…っていうか素でやってね?
 目を皿にして探せと言われてそのまんま周囲をにらんでるワンコ。
 お前は普通にしてればいいから!

 コマさんは屋台でものを売ってるのですが、そこにやってきたスキンヘッドの男がベンチに
座ると、ワンコはその男に近づいていく。
 そして、手錠をかけます。
 皆はびっくりするのだけど、その男が突然逃げ出したことにより、探していた逃亡犯だと
わかるのですね。
 つーか。
 大の男が4人がかりでとびかかっていって押さえつけられないって一体。
 まあその前に手錠かけておきながら逃げられる(引きずられる)ワンコもワンコですが。逮捕術
とかどうしたんだお前は!(この後転がったままで刑事らを応援)

 打ち上げではワンコの手柄をみんながほめるわけですが、俄然有頂天になるワンコ。
 ブタもおだてりゃ木に登るっていうしなぁ…。
 匂いでわかった、と言うワンコですがみんなはまだ鼻を信用してないので、デカの勘かぁ、とか
ボス言ってるし。お前は話を聞け。
 ともあれ、ワンコに手柄を立てられたキリは面白くなさそうです。
 でもワンコに文句言うよりは自分も事件解決して手柄上げればいいのにねぇ。
 コマも、文句言うよりホシを上げてなんぼだと言います。
 それはその通り。

 ワンコさらにさらに調子こいて、デカワンコと呼んでください、と言います。
 うん、まあそれはもうドラマのタイトルになってるから。
 匂いであれが犯人だとわかったというワンコに、まだ絡み続けるキリ。
 しゃきっとせんかー!情けないぞ!

 ワンコが非番の日に寝てると、ばーさんがお客さんが来たと言って起こしにやってきます。
 なんだあお客さんかぁ、それなら仕方ないねぇ、起きるか…「じいさんにだけど」
 ふざけんなよこのババア!

 まあお客さんは警視総監だったのでワンコに関係ないと言えなくもないのですが。
 じいさんとなんか知り合いっぽいです。
 先輩後輩の関係ですかね?
 んで隣にいたのは、ワンコ曰く「ジャンケンピョンの人」と。
 つまり、あのメイドカフェで働いていた、コマさんのめいっこでした。
 アリサというらしいです。
 事情があってこの店で働くことになって、総監が連れてきたらしい。
 思い切り、あさりちゃんと呼びかけるジジイ。
 あまりにも自然だったから、え、本名があさり?とか思っただろうが!お前の言い間違いか!

 そこに、ワンコへ緊急招集がかかります。
 事件は強盗致死事件。店に押し入った二人組が金をとって逃げる際に店員を刺したのですが、
その店員がのちに死んだため、致死に切り替わったようです。
 強盗致死は最高刑死刑ですからのー…。
 ミハイルはすでに出動していて、強盗犯の片割れがとっ捕まっているそうです。
 その犯人は、自分は騙されて付き合わされた、と言う。
 もう一人が金を持って逃げていると。
 騙されようがなんだろうが共犯ですよあんたは。
 で、落としのシゲさん、数珠を取り出した。
 刺されて死んだ店員の霊が見えると言い出します。
 お経を一心に唱えだすシゲさん。 
 こわぁぁぁぁぁぁ!!!!
 犯人もびびってるのが笑える。

 んでシゲさんが落ちた、とやってくるのですが、逃げている相手は中村といって、麻雀で
知り合い、中村は離婚していて一人娘がいる、と。
 今は水商売の女のところに転がり込んでいるようです。
 そういうわけで、今働いている先と、水商売の女のところ、元妻のアパートと聞き込みに行く
場所があがるのですが、皆さっさと捜査にいってしまって、元妻のアパートが残ったキリは
不満顔。
 一番、中村が現れる可能性の低いところだからです。
 でもそれはわかりませんよねー。
 というわけでワンコとキリ、出動…今回口でのナレーションがないと思ったらBGM口で
言っちゃってるよワンコ!どこまでセルフサービスなんだよこのドラマは!
 
 アパート前で張り込んでいる二人の携帯に中村の写真が送られてきます。
 でもふてくされているキリはやる気なし。
 アホなんですかねぇこの人は。
 これで中村現れて取り逃がしたらますます怒られるわけですけども。
 刑事なのにだらしがないなぁキリは。

 張り切るワンコは準備してくる、と言います。
 あーなんか嫌な予感がするぅー…。
 戻ってきたワンコがセッティング完了、と報告するのですが…。
 アパート、借りたらしい。
 しかも家具とかめっちゃそろってんですけど。
 張り込みするだけなのにこれ必要なかっぺ!?
 新婚という設定とかいらねーべ!?
 つーかまず署に申請しないと経費で落ちるかわからんだろ…。
 そのアパートは正面が元妻のアパートを覗けるようになっていて、見張りには確かに
もってこいなのではありますが…。
 
 案の定、ボスに領収書出してめっちゃ怒られるワンコ。
 経費で落ちないと怒鳴られます。
 でも前回の働きを知っているコマさんは、何か匂ったんだろ、とフォローしてくれる。
 これで犯人捕まえなかったら自腹ですよ、ワンコさん。
 
 ワンコは愛犬パトラッシュを連れて散歩へ。
 そこで涼子という、同じく犬を散歩させている子に会います。
 すっかり仲良くなったワンコ。
 職業聞かれて漫画家とか…新婚で引っ越してきた設定なんだから主婦って言っておけば
いいのに…なんでそういうとこだけ、浮世離れした回答になるんだ。
 で、その光景を見ていたキリ、びっくり。
 なんで中村の娘と接触してんだよ!とワンコに言いますが、ワンコは計算外でした、みたいな
感じで。
 しかしケガの功名というか、わかったことがあるとワンコは言います。
 中村は明日ここに来る、と。
 涼子の犬カールは、中村からの誕生日プレゼントらしいです。
 だから、明日涼子の誕生日に必ずプレゼントを渡しに来る。
 逃亡中だから郵送するんじゃないのか、というキリに、手渡ししたいはずですとか言っちゃうワンコ。
 いやそれはキミの願望だからね?
 議論してもムダだと思ったのかキリは、来るなら人目に付きやすい昼間より今夜だ、と考える。
 ワンコは応援を呼ぼうとしますが、キリは一人で捕まえられる、と突っぱねる。
 アホかお前は。
 変な意地を張ってるからいつまでたってもワンコに先こされるんだろうが!

 コンビニへ買い出しにいってきたキリが、肉まんを差し入れてくれるのですが。
 あのぅ…その、食ってる間に見張りはしなくていいんですか?
 ワンコは肉まんを食べようとはせず、傷んでる、と言いますが、キリはそんな臭いしないからと
食べてしまいます。
 結果、朝になってキリはトイレに通う羽目に。
 意地を張るからそうなるんだよ。
 つーかこんなもの売ってる時点でそのコンビニも大問題なんですけども。

 犬の散歩の時間ということでワンコ、涼子と落ち合います。
 涼子からいい匂いがすることに気づいたワンコ、聞いてみると、涼子の母がどこかに出かける
ことがわかる。
 涼子は、自分の誕生日パーティの買い出しだろうと言ってましたが、中村と会う可能性も
ありますね。買い物いくのにこの日だけめかしこむ必要はないわけだし。
 そういうわけで涼子の母を尾行する二人ですが…。キリ、おなかが痛くて大変な感じです。
 だからかわってもらえっつの!
 ここまで単独行動すると始末書もんですよ。
 ちょっとー!隠密行動なら得意の服部全蔵呼んできて!あっこいつも痔の薬が切れて
トイレから出てこれねーわ!

 母親を尾行していくと、案の定公園で中村と会っていました。
 さりげなく近づいて手錠するぞ、とムチャなことを言い出すキリ。
 二人はカップルを装って歩いていきますが、不自然なことこの上ないのですぐばれました。
 当たり前だ!
 むしろどうしてさりげなく近づけると思ったのか、鑑見て考えろ二人とも!
 おなかおさえて内またの男と、フリフリドレスの女が腕組んで近づいてきたら、普通の人は
逃げ出すわ!

 一度は取り押さえたキリですが、おなかがいたくて取り逃がしてしまう。
 ワンコも足捻挫してます。
 そんな靴はいとるからじゃボケェ!
 こうして中村は逃げていってしまいました。

 報告を聞いたボス。
 怒り狂ってます。
 クビだとか、北海道に飛ばしてやるとかいってます。
 よーし、カニ食いまくるぞー!(コラ)
 二人は自宅謹慎を言い渡されましたが…全然反省してる様子がないなぁ。
 コマも今回は同情できない、と言います。
 そらそうだ。
 応援呼んでれば逮捕できたもんなぁ。
 キリは、ホシをあげれば文句ないんでしょ、とか強気ですが、だからそれをお前は
失敗したんだろうがハゲ!

 ワンコは家で青木にグチってますが、青木は、地方公務員だから北海道に飛ばされる
ことはない、と割と冷静。
 でも八丈島とか小笠原も東京都だからと言い出します。
 ああ、そこの島がありましたね…。
 そこに飛ばされたら私たちの友情もおしまいとか言う青木。
 こいつ割とひどいな!
 そこに、コマとヤナがやってきます。
 態度の変わる青木。
 え、ヤナさんきたから?と思ったんだけど、どうやら青木の狙いはコマさんらしい。
 なんだこの主人公そっちのけで発生してる三角関係!
 ともあれ、自分の謹慎はいつとけるのか、というワンコに、まだ一日もたってない、と
ビシッというコマさん。
 ワンコは、涼子へのプレゼントを渡せてないから、必ず中村は現れる、と言います。
 それに反応したのはヤナさん。
 ああ、第一話でそういう伏線ありましたね…。
 こっちも離婚して息子に会わせてもらえないもんねぇ…。
 俺なら直接渡したいと言うヤナ。
 あんたはもうちょっと自分の問題を何とかしとけ!青木に鼻の下伸ばしてる場合か!

 泣いているヤナを見たジジババ、食べてるもんじゃがおいしいからだと勝手に勘違い
してました。あんたらはすっこんでろ。

 涼子の目の前で逮捕することになるかもしれない、ということに関してヤナは、かわいそうだ
というけれどもコマは、殺された店員には二人の子がいた、という。
 確かに殺された店員さんはもう二度と子供にプレゼント渡せないわけですもんね。
 でもコマとしても、子供の目の前で親を逮捕する状況は出来るだけ避けたいのは同じ。

 事件に進展がありました。
 被害にあった店にお金が戻ってきたというのです。
 その封筒についていた指紋が中村のものと一致したらしい。
 つまり、中村こそが共犯であって、今捕まっている方が主犯の可能性が高くなってきた、
ということですかね。
 そう見たシゲは、またまた犯人の男をとっちめ…もとい、事情聴取にいきます。
 店員を刺したのはあなたですね、というシゲに、言い訳する犯人。
 シゲは、私じゃなくてここにいる店員(の霊)に言って、と横を見る。
 まだ成仏してない、と。
 こわぁぁぁ!演技が迫真に迫りすぎて怖いよ!
 マヨネーズ王国の入り口はどこですかー!!!

 わざとらしくシゲや刑事が席をはずそうとしてて、犯人が「一人にしないで!いや、二人にしないで」
とすがるの、めっちゃ面白かった。

 キリがあの例のアパートで見張りをしているとコマがやってきて、お前謹慎中だろ、と叱ります。
 キリは名誉挽回のチャンスが欲しいという。
 コマはそんな彼に、中村は主犯じゃない、店員を刺したのはもう一人の男だ、と言います。 
 ワンコの方は青木から、中村が乗り捨てた車が発見されたという知らせを受け取って
いました。
 で、根性で出動してくるワンコ。つーかねんざで松葉づえって…いいけど…。
 こういうとこは確かに偉いと思いますね。

 ミハイルがこの車両の匂いを嗅いで歩き出すのですが、ワンコのケガに気づくミハイルの表情が
いい演技してますねー。
 コマはミハイルのあとをついていくのですが、中村を捕まえたいキリはワンコにも匂いをかがせ
二人で捜査に向かいます。
 つーてもワンコ歩けないので、キリが背負っていくことになるんですが。
 …せめて車いすとかさぁ…。
 ミハイルと同じ方向に向かうことになるんだけど、途中で中村の匂いが消えたらしく、ミハイルは
立ち往生。
 しかしワンコは匂いますといってキリとスタスタ。
 ここでミハイルの訓練士が、中村の匂いが消えているからミハイルは追跡できなくなった、
ということを確認してホッとしているのが笑えます。
 あくまでもワンコに負けたくないんでしょうね。
 ただ…ワンコを見送ったミハイルを見る限り、中村の匂いが消えたのは確かだけれども、そこに
あった別の匂いをワンコと同じように追えたわけですから、今回はワンコに手柄を譲ったと考え
られなくもありません、ミハイル。かっけぇー!

 んでワンコとキリ。
 ワンコはあそこにあった涼子の匂いを追っていると言います。
 中村が会いに来たんだ、と。
 すっごい大変そうな坂をキリ、ワンコ抱えてヒイヒイ言いながらのぼっていきまして。
 あがった先には確かに、中村と涼子が会っていました。
 ワンコ、お手柄です!

 でもキリは自分たちで逮捕すると言う。
 だからー…それをよせっていうのに…。
 二人は中村らの様子を観察しているわけですが、ワンコの携帯に着信があったことから、
その音でばれてしまいます。
 アホかぁぁぁぁぁ!この駄犬が!
 涼子がおねえちゃん、と声をかけたので知り合いであることに気づいた中村。
 新婚と言ったので仕方なく新婚のフリをする二人。
 その設定まだ生きてたのか…。
 つーかさっきの着信はいいんか、ワンコ。
 ワンコが涼子に話しかけて、もらったプレゼントの帽子の話をしている間に、キリは中村に
友人ももうすぐ来るんで、と伝える。
 彼のことだからそれ以上言わなくてもわかったでしょう。
 また、プレゼントを渡したことで心残りもなくなったんじゃないかなと思いますね。
 
 中村は涼子に、おしるこ食べに行こう、と言います。
 え?何いってんの?
 ぜんざいだろ!(突っ込むとこちげぇ!)

 キリはワンコに、自首すると約束してくれた、俺は信じる、と話します。
 ワンコもいいと思います、と同意。
 嘘をついてない、と。
 匂いか?と聞くキリに、デカの勘ですと答えるワンコ。
 そのセリフ100年はぇぇー!とかキリに言われてました。
 …手柄立ててないお前はもっと早いんじゃボケェ。

 ワンコはまたまたガラさんのとこに会いにいって、中村が自首してきたことを伝えます。
 ガラさんは本気じゃないでしょうが、それでもホシあげてナンボだぞ、と釘を刺す。

 ワンコは自分の経験談を話します。
 昔所轄にいたころ先輩に教えてもらった。
 盗みをしている人がいたら、その最中でなく、盗み終わってから捕まえろ、と。
 間違っているな、というガラ。
 ワンコはしみじみ言います。
「警察は怖いですね。自分でホシを作れるんですから」
 ガラさんが思わず無言だったのは、それが図星だったからじゃないでしょうか。
 警察というものは本来、防犯としても活動する義務があります。
 犯罪を防いでナンボという考え方ですね。
 しかし悲しいかな、防ぐと検挙件数にならないというので、犯行が成立してから逮捕したり
なんてこともあったりするわけです。
 警察がいるから事件が起きない、そういう世間が歓迎されてしかるべきなのですが。
 警察官だって報告のための捜査書類山ほど書くことに比べたら、事件未然に防いで
残業なしで帰った方がいいだろ!(例えが微妙にリアルだよ!)

 ワンコは気が付かなかったようでガラさんに、早く戻ってきてくださいね、と言う。
 でもガラは罪償っても警察には戻れない、と言います。
 そりゃそうだ。
 まあ出所したらワンコ以下仲間が出迎えるでしょうけどね。

 中村は送検されたらしいですが、結局出頭だったので働いてないとキリとワンコに
怒るボス。
 ワンコが何か言いかけたのを遮ってキリは、こないだの張り込みの経費、落として
やって下さい、というけどボス怒る。
 ところがどっこいワンコ、もう経理に回しましたよ、と。
 何やってんだよおめぇは!こんなところだけちゃっかりしやがって!

 ワンコは、キリの汗の匂いはデカの匂いがします、と言いましたが、100年早いと
ボスに叱られてしまうのでありました。
 
 少しずつワンコの能力が認められていくというのが面白いですね。




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