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JIN -仁-

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第7話(11/05/29)

 「大河には間に合わんかったがどうやら仁には間に合ったようじゃのう」と今週
ジャンプで登場された銀魂の坂本辰馬さん。
 残念ですがそのJIN-仁-もあと数週で終わりです。
 お前はいつも登場遅いんじゃ!

 さて今回いきなり現代から始まったので、またまたなんか見逃した部分あったっけ?と
びびったのですが、仁の見ていた夢でした。
 だれか患者が臨終した時に「龍馬と同じ…」みたいなことをミキがいってたんだけど。
 あなた、口調が野風さんのままですよ?

 恭太郎は龍馬のことを調べてこいと言われて、栄にも本当のことが言えず大変
みたいですね。
 まあ龍馬を調べて上に報告なんて咲にも言いづらいでしょうしね。

 仁の方は長崎からやっと戻ってきました。
 と、玄関先にペニシリン製造免許が乾かしてあるんですね。
 それを見て嬉しそうな仁ですが、多分ほとんどすべての視聴者が想像していたのでは
ないかと思うのですが、出迎えた佐分利、嬉しさのあまり乾かしてあった免許状に突っ込んで
いきました。
 せっかく作ったのが台無し!
 つーかもっと別の場所で乾かしておこうよ!
 縁側とか!

 仁は咲に足を洗ってもらいながら、これには慣れないとか言ってます。
 未来では人に足を洗ってもらったりはあまりしないので、って。
 …その前に、未来では家の中に入る時に足を洗うことをほとんどしません。
 そこに恭太郎がやってきて、それとなく龍馬とのことを聞く。
 で、龍馬には幕府の敵にならないように動いてもらいたいと言ったのですが…という
仁の言葉を聞いて安心して帰って行きます。
 つまり、仁があまり龍馬と接触していなければ、あれこれ嗅ぎまわる必要もなくなって、
恭太郎としては良心が痛まなくて済むんでしょうね。
 
 そんな中で徳川の将軍は慶喜さんになってました。
 仁が、徳川最後の将軍、俺でも知ってるとか言ってます。
 最近仁先生は自虐ネタを覚えたようです。
 で、龍馬がいつごろ暗殺されたのかを思い出そうとしてました。
 大政奉還の後明治に変わる間だよなぁーって感じでアバウトすぎます。
 んで冒頭見ていた夢で、ミキが患者を見ながら「坂本竜馬と同じ…」と言ってたことを
思い出し、何を言っていたか、って感じです。
 つまり同じ日に死んだってこと言ってたのでしょうか?
 ああ残念だなぁ。
 今私の手元には龍馬伝シーズン3、4のDVD−BOXと、龍馬伝ガイドブックがあると
いうのに!
 龍馬が暗殺される日!
 それは…
 あ、仁先生また頭痛きました。
 神様からの「マジネタバレ勘弁してよ」というツッコミ入りました。

 龍馬の暗殺を止めようとするならこの頭痛に殺されるかも、と仁考えてますが、その前に
強引に現代に戻されるかもしれんだろ。

 歴史の修正力を欺く方法はないのか、と仁は考える。
 この答えが今回の話の終わりあたりでうっすら見えてきたのは面白かったです。
 どうでもいいけど提供読み上げの声が何か怖い。

 仁は勝に幕府の状態を聞きに行くけど、勝先生またヒマ出されてました。
 慶喜と仲が悪かったんだっけ。
 幕府では、4藩が会議を開こうとしてるらしいのですが、薩摩の狙いはそこで帝に長州の
謹慎を解いてもらい、ともに討幕を目指すことだと。
 でもって、土佐藩も急に出てきたことと言い、勝は、その裏で龍馬が活躍していることを
指摘。
 ここで仁いきなり話の流れをぶった切って(というほどでもないけど)今は西暦で言えば
何年ですか、と聞く。
 勝は1867年と答えました。
 弥太郎のカウントダウンがめっさウザくなってきた頃ですよ、思い出して仁先生!
(どうも仁先生は龍馬伝見てないようだ←タイムスリップしてきてるしな…)

 1867年に大政奉還があったのは覚えてるようで、ごろ合わせをつぶやきながら帰宅した仁。
そこに咲が龍馬からの手紙を渡します。
 ところがどっこい恭太郎がたまたまやってきてて、門の陰に隠れて話を聞いている。
 あんたも堂々と聞けばよろしいのに…。
 ともかく、龍馬からの手紙はこないだとった写真が入っていて、その裏に俳句が書かれている。
 それを、長州と薩摩が江戸に巣食っちまうぞみたいな意味だと取る二人。
 仁、自分の説得は届かなかったのかとがっかりです。
 龍馬がこの話を聞いたら仁の理解力のなさにがっかりです。

 もう一通、野風からの手紙が来ていました。
 それを見て、結婚すると書いてあると喜ぶ仁。
 咲も嬉しいんだけど、今までのこと考えていろいろ複雑みたいですね。
 ただ、外国人との結婚は難しいので許されると思ってなかった、と答えてて、それで仁が
本当に喜んでるのはよかったですね。
 この時代、幕府の許可がないと外国人と結婚してはいけないっつーのは知りませんでした。
 まあ鎖国してたから当たり前か…。

 一方龍馬の方は土佐が佐幕ではないと薩長にわかってもらうために…と行動してました。
 私このシーン聞いててなんでか「砂漠」と勘違いして「あなたがいればーうつむかないわー?
そりゃ東京砂漠」と一人ツッコミしてた。佐幕かぁ…。
(要するに幕府側って意味です)

 その頃仁と咲は横浜に向かっていました。
 洋風の建物に驚く咲に、これからはこういう建物に変わっていきますよ、と相変わらず
未来ネタバレ全開の仁。
 ルロンさんの屋敷ではコーヒーが出るわけですが、咲にとっては見たこともない飲み物で、
仁にとっては久しぶりに口にする未来の飲み物って感じでプハー!とかやってんだけど。
 咲が恐る恐る飲んでて苦さに顔をしかめていて、砂糖とかミルクとかあるはずなのに
教えてあげない仁は結構ひどいやつだと思いました。

 ルロンと野風がやってきて滞在を喜ぶわけですが、野風うっかり「咲さんにはくつろげない
かもしれませんが」と。
 それで野風、二人は同じ部屋でいいんでしょ?と言うけど、あわてて仁らは別の部屋でと。
 また同じ部屋オチかと思いましたが今回は違ったようです。
 野風は咲を部屋に案内するけど、咲はどうして自分にだけ、くつろげないと言ったのですか?と
聞く。
 野風は、仁は外国人相手に講義もしてるから洋館には慣れてるだろうけど、咲は初めてで
しょうからとうまくごまかしました。
 仁が未来から来たというのを野風は知らないはずということになってるんでしたね。
(立ち聞きしてたやつ)
 廊下歩きながら野風が「くわばらくわばら」って言ってるの面白かったな。
 さすが吉原で鍛えた元花魁、とっさの嘘もうまいですね。

 というわけで夕食にシャンパンが出たのですが、またまた嬉しそうな仁。
 咲は炭酸にびっくり。
 あー気持ちわかる。
 ここで野風は、ルロンと結婚してフランスに行くことを明かします。
 ちょっとさびしげな仁に、「で、お二人はいつ夫婦に?」と。
 おおっとこれはカウンター入ったー!
 どもる二人。
 あわてた咲、いきなりシャンパンがぶ飲みです。
 いやいやいや!なんか話のそらし方おかしいから!
 しかも次に出てきたワインも一気飲みです。
 もっと味わって!咲さん!これ一気飲み大会じゃないから!

 むっちゃ酔っぱらった咲、仁に、野風が幸せそうなのは芝居ではないのですか、と
失礼なことかましてます。
 さらに、私も幸せになってよいのでしょうか!?とか目が座った状態で言ってる。
 つーか言いっぱなしで寝るなぁぁぁぁ!!!!
 仁先生何のリアクションもできなかったやろが!

 この後戻ってきた仁に野風は、見てもらいたい患者がいる、と言い、屋敷の奥に
連れていきます。
 実は患者は野風でした。
(服を脱ぐ時に大変紛らわしい言い方をしていたのですが、これは野風がからかって
言ったんじゃないかと思います)
 触診して、以前オペでとったガンが転移していることに気づいた仁。
 しかも、かなり思わしくない状態らしい。
 リンパにまで転移が及んでいるようです。
 仁は、あの時徹底的に切除していればと謝るけど、野風は、あの時死ぬ運命だった
自分は、助かったばかりかこんな幸せな人生を送ることが出来て感謝している、と言います。
 野風の本心がどうであれ、彼女は絶対に仁を傷つけることは言わないでしょうし、
感謝してるのは本当だと思いました。
 子供にはガンは遺伝しないと聞いて安心する野風。
 実は彼女は妊娠していました。
 野風はさらに、生存率が2年で5割、と聞いて、悲しむかと思いきや「2年も生きられる」と
喜ぶのです。
 仁も驚いたと思います。
 たいていの人はもっと生きられないのかどうかと考えるでしょうし。
 野風は、それならこの子を抱ける、笑い顔を見ることも、声を聞くこともできると喜ぶ。
 母親とは強いものですね。
 あきらめていた命だからこそ、そんな喜び方ができるんでしょうか。

 ルロンにはガンのことは言っていないという野風に仁は、妊娠は母体に負担がかかるから、
言った方がいいという。
 でも、治せないから言わないという野風。
 墓場まで持っていくんですかね。
 そして、この子は私の夢だと彼女は言います。
 この先自分は長くは生きられないかも知れないが、この子は生きていける。
 そして子を持てば、のちの世まで私の血は流れ続け、その営みの中で永久に生き続けられる。
 やがて未来を見ることもできるでしょう、と。
 仁、この時に、野風は自分が未来から来たことを知っているのかも知れない、と気づいたの
ではないでしょうか。

 野風の子を喜びながらも、歴史の修正力がそれを許すだろうか、と不安な仁。
 ミキがもしかしたら別の人間として生まれ変わるかも知れないのを見逃してくれるだろうかと。
 まあそれはわかんないですけどねぇ。

 そうこうしている間に朝になって咲さん起きてまいりました。
 リビングにいって仁に、私何か変なこと言ってませんでしたか!?と確認するんだけど、
仁は何も言ってないですよ、と気を遣ってくれるわけですが。
 野風が、「いつ結婚して下さるのかと言っておられましたよ」とわざと言う。で、それはたわむれ
ですというけど、というのもたわむれです、と。
 「今のは嘘やで。…というのも嘘」っていう偽り人・空みたいなマネしてんじゃねーよ!
(「いつわり人・空(うつほ)」面白いですよ…)

 ともかくそんなことがありつつも、仁は咲に野風のことを話します。
 どうしても生みたいと言ってると。
 それを聞いて咲も野風が仁の秘密に気づいている、と悟ったんじゃないですかね。
 帝王切開もこの時代の麻酔では無理らしいです。
 それで仁は、いい産婆についてもらって、体に負担の少ない方法で生んでもらうのが一番いい、
と言うのですが、咲は、野風とその子供に歴史の修正力が及ぶことを恐れているのですか、と
ズバリ聞いてきます。
 どうしたんですか咲さん!
 まるで原作をすでに読んでいるような鋭い指摘だ!

 仁としてはお初みたく、目の前で死なせてしまうことが怖いんでしょうね。
 いくら前向きな決意をしても、その怖さはどうしてもあると思う。

 そういうわけで結婚式が行われました。
 久しぶりすぎて名前思い出せなかった鈴屋の旦那さんもやってきました。
 ウェディングドレス姿に感激する旦那さん。
 最後の花魁道中もきれいだったが、今日にはからっきしだと喜んでいます。
 よかったですねぇ。

 幸せいっぱいの野風の姿を見ながら仁は、野風から沢山の愛情をもらってきた、
幸せとは言えない人生でやっとつかんだ夢を自分はかなえてやることすらできないの
だろうか、と悩みます。
 でも幸せかどうかは野風が決めることだから、そこんとこは勝手に同情するのは
よくないよ、うん。

 そんな彼に咲が「野風さんの夢はかなうんじゃないでしょうか」と言い出す。
 未来の人間である仁が、未来を変えようとすれば、歴史は修正を加える。
 けれども、この時代の人間が強い意志で未来を変えようとするのならば、それは修正される
歴史ではなくて、ただの歴史ではないでしょうかと。
 ここは聞いてて納得しましたね。
 ああそういうことなのかも知れないなーって。

 野風は仁が未来から来たことを知っている、そしてミキが自分の子孫かもしれないという
ことも、という咲。
 彼女は、だからこそ命を懸けても子供を産みたいんでしょうと言います。
 あなた今、とってもとっても大事なことを言ったわよ!(byBOSS・絵里子)

 のちの世で仁と出会うべき人もう一度作ろうとしているのかもしれません、その夢を
握りつぶすほど天は無慈悲ではないと信じたいという咲さん。
 なんだか神がかっています。
 ミキの写真がなくなったのも新たに生まれ変わるということでは、と。
 …つまり最終回かその一歩手前の話で、写真復活の伏線が来る、と…。来週かも
知れませんね。
 そんかし龍馬と映ってた写真も仁が消えてるとかね。
(私が考えているのは、恭太郎が写真持って上司に報告にいったわけですけども、
そこには龍馬だけ映っていて、仁は消えてしまっているのではないか、という…)

 野風がブーケを投げて、咲が受け取りました。
 仁は、ブーケを受け取った人が次に幸せになれるという言い伝えがあるんです、とフォロー。
 昔でよかったですねぇ。
 今の時代だと咲のとこにブーケ取ろうと女性が押し寄せてきてたよ!
 外国だと奪い合いでけが人とか出てるんだよ!?

 咲は、自分に野風の子供を取り上げさせて下さい、と言います。
 私たちの歴史とするために、と。
 つまり仁が関わってなければ修正力は働かないかも知れない、というわけですね。
 
 仁は空を見上げて、ミキのことを考えるのですが、「いいよ仁先生、また会えるから」と言った
彼女の言葉、これはそういう意味だったのかと納得します。
 え?どういう意味?
(今までの話を振り返ればわかる!)
 
 というわけで野風とルロンに自分たちが出産の手伝いをすることを話す仁。
 理由についてもうまいこと伝えました。さすがです。
 心配するルロンに野風が、お世話になってきたのに何のお礼もできない、せめて
これくらいのお礼はさせて下さいと言ってたの、よかったです。
 つーか一応産婆さんもそろえておいたらどうですかね。
 産婆そろえてレッツサンバ!クフフフ…僕と契約しませんか?(途中から違うサンバ!)

 喜市の店で、新商品の餅が入ったアンドーナツを食べてる仁と咲。
 野風の子を救わないととか言ってて、龍馬の俳句の意味に気づく。
 巣食うではなくて、江戸を救うという意味ではないかと。
 つまり、薩長から離れて自分は江戸を救ってみせるという意味ではないか、と仁は
思い当ったわけですね。
 帰宅すると龍馬からの手紙が届いていて、やっぱり、戦いを避けて解決する方法を探す
ために走り回っている、と書いてありました。
 仁の言葉が伝わってよかったですね。
 さらに、こないだ野風のことを思い出した、野風も大切なものを守るために嘘の鎧を
まとっていた、これからは自分も大嘘つきになる、と。
 道を未来につなぐ、と。

 仁、改めて写真を眺めようと文箱を開けたところで、なくなっていることに気づく。
 急ぎ佐分利に確認すれば、物取りが入ったような音がした日があったと言うんですね。
 でも何も盗まれていなかったからと言うのだけど。
 まあそれをやったのは恭太郎なわけですが。
 そんなことは知らない仁は、仁友堂も龍馬とかかわってるとして目をつけられているの
かもと心配する。
 身の危険が及ぶようなことはないと思いますけどね。和宮様を救った医者だし…。
 んで勝に相談しにいった仁。
 勝は、龍馬はアレを仕掛けようとしているのかも知れないなといいます。
 つまり大政奉還か。
 さあいよいよこちらでも、龍馬暗殺までカウントダウンが始まりました!
 弥太郎さーん!お客様の中に弥太郎さんはいらっしゃいませんかー!

 龍馬暗殺まで、あと10ヶ月(くらい)。

 この後仁が、死神の足音が聞こえてくるとか言ってましたが、死神は足音なんて
たてません!(そうではなく…)

 予告は皆が怒鳴りあってました。
 一人くらい、落ち着いて話をしましょうよ…。


※江戸時代上方のお話※
吉原の花魁が高い教養を持っていたように京都島原の太夫らもまた、
かなりの教養を身に着けていた。
かつては皇族や公家を相手にしたほどの最高位の遊女であり、正五位という
高い地位を持っていた。ちなみに正五位といえば、醍醐天皇からその名を与えられた
というゴイサギの名の由来でもある。
この高い教養から、太夫が宮本武蔵に剣の道を解くという創作話も作られたほど。
いくら龍馬が仁をつれて京で遊郭にいったとしても、さすがに太夫にはおいそれと
会えなかったかも?



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