多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ブルドクター


ブルドクター

第10話(11/09/07)

 高広の秘密ってやっぱりタマミに対する不満程度のものでしたか…犯罪に関わってるの
ではと勘繰りすぎました。外れて残念。
 しかも武田、あんだけ死亡フラグ立てておいて生き残るとか…。すごすぎます。

 武田の危機を知ってパトカーで病院に向かうチカとタマミ。
 タマミは高広に武田の様子を見てほしい、と連絡しますが、高広は、「スタッフが見てるよー」
って感じです。
 その割には駆けつけた時に、脈拍異常が出てアラームなってるのに誰も看護師かけつけて
なかったんですが。この病院の医療体制はどうなってんだ!
 高広が治療して、事なきを得たのですが、武田にはインスリンが故意に投与されていた、と
いう。
 そんな、皆で会話している後ろを不自然にウロウロしている奥山。
 お前ェェェ!気になるにしても不自然すぎるわ!
 タマミは駆けつけてきたミアに、武田について分かったことがある、と、死体検案書の偽造の
話をします。
 USBの証拠がある、と出して見せるのはいいけど、タマミさん、そういうものすごく大事な
証拠をむやみに持ち歩かないで下さい…。なくなったらどうする!
 タマミは、武田が不正をしたのには理由があったはず、私が突き止める、とミアに伝えます。
 突き止めるのはチカの仕事だと思うんですが。

 まずは武田を安全な所に移す必要があります。
 内部犯かも、と考えたのはなかなかいい推察ですね。
 まあさっきまで思い切りあんたらの後ろをウロウロしてましたけどね!

 一方でチカは上司に、武田のことを報告し、上司は署長に話をしてみっか、という感じなの
ですが、一足遅く、署長の方は奥山の手が回っていたー!
 なんだこいつ、動くのだけは早いな。
 結局捜査の許可は下りませんでした。
 でもチカは予想していたらしく、ガックリしてない感じがよかった。
 ならば次の手をって感じなんでしょうね。
 さすがに理不尽さを感じたのかここでは上司も怒ってたんだけど、怒るのはわかるが
物を投げるな!ちゃんと拾っとけ!

 タマミは高広の協力を得て、武田を転院。縄文寺のところから戻ってきた奥山があわてて
どうしたんですか、とか言ってるけどこの行動は読めなかっただろ!というか高広も転院する
病院の名前言っちゃいかん!よそのとこ言うくらいしとけよ!

 転院先はタマミの大学でした。
 ここなら知り合いも多いし、常に誰か近くに居れば安心ですね。
 しかもチカが外に出ると、神岡が病室のそばに立ってるんですよ。
 勝手な捜査なのに、警護してくれるらしい。
 私ら相棒でしょ、という神岡。
 気をつけろ!
 こいつ、次シーズンの「相棒」出演を狙ってるぞ!(無理無理)

 ミアはこの後八代の家へ。
 いきなりいっちゃうんだ…。
 行くと、奥さんが出迎えてくれるのですが、なんとこの奥さん、偶然にも、ミアの腎臓
移植手術の時に立ち会っていた医師でした。
 ミアも知ってたらしい。
 で、打ち解けるのはいいのですが。
 奥さん、ミアが自分にあこがれて医者になろうと思った、というのを聞かされて、
つい、母親が亡くなったのは残念だけど、移植手術続けてよかった、と言うんですね。
 私これ、ミアのお母さんが亡くなった後も、いろいろな人の移植手術をやってきたと
いう意味で聞いちゃってたんだけど、違った。
 ミアの腎臓移植手術の最中に、ミアのお母さんは亡くなっていたのでした。
 つまり、術中死です。
 何らかのミスがあったということか。
 ミア驚きます。
 彼女は、手術の後、まったく手術とは関係なく、不整脈で母は亡くなった、と聞かされて
いたからです。
 おおっとー、今明かされる衝撃的な真実だ!
 あわてた奥さん、いきなり、買い物に行かなきゃとか言い出します。その言い訳は苦しいぞ!
 で、ここに八代が帰ってきたのですが、ショックから立ち直ったらしいミア、さくっとメールの
ことを聞きます。お前立ち直り早いな!
 奥さんは八代がそんなことをしていたと聞かされ驚く。
 さあなんかドロドロした感じになってきました。
 真相を問いただそうとしたところでミアに電話が。携帯きっとけよ!
 彼女は武田が意識を取り戻したと聞いてあわてて飛び出していきます。
 あの、一番聞きたかったこと聞いてないんですがいいんですか…。
 つーか武田、大変な状況だったわりに回復早いな!前回、このまま意識戻らない可能性が
高いとか言われてなかったか!?

 武田はタマミやチカも立ち会わせて、本当のことを話す、と言います。
 タマミに預けた封筒の意味を理解しているかどうか聞いて、改めて、不正を10年近くやって
きたことを話す。
 もともとは、妻の死因を隠ぺいしたことからだ、という武田。
 やはり、ミアの奥さんが術中死したのは本当のようですね。

 腎臓移植手術中、医療チームがミスを起こして、ミアの奥さんは亡くなってしまったらしい。
 本当ならここで異状死ということになり、オペは中止して警察に届けなければならない。
 司法解剖が行われるから当然、移植は出来ないことになる。
 でも、武田は、そんなことをしたらミアまで死んでしまうから、と、奥さんのことはかくして
ミアに移植手術を行ったということですか。
 それだったら移植手術をした直後に亡くなったということにすればもう少し何とかなった
かも知れないのに。時間をちょっとずらすだけですよ。
 これなら移植手術が終わった後に警察に報告、司法解剖に回してもいけたんじゃないかと
思うのですが。
 まあ今言っても仕方ないですな。
 似たような話は第4話でやってますね。司法解剖に回ると移植ができないことから、タマミが
時間稼ぎをする話。

 ともあれ、武田はこのことを口外しないように、と言い、移植手術は行われたらしいです。
 高広が何か関わってるならここ、と思ってたんだけど全然関係なかった…。

 八代の方は奥さんにメールの件を問い詰められているのですが、以前縄文寺が接触
してきて、法医学教室の待遇改善について動いてもらえると思っていたら、武田にメール
するよう言われたらしいです。
 しなければ、奥さんがミアの母のオペに関わっていたことをばらす、と言われたと。
 奥さんはなんで言ってくれなかったのという感じですが、八代は、相談したらバラされても
いいと言うと思ったから、と。お互いにかばい合っちゃったというか…。

 武田は、そのミアの手術からしばらくして、今の死因究明チームの顧問に就任したと言います。
 ところがそれすらも、縄文寺の罠だったわけですね。
 行ってみたら死因を言われた通りに書くように指示され、断ったら、ミアの手術のことをばらすと
言われた、と。
 しかもこの死因ごまかしが、警察が誤って死なせてしまった人間のものなんですね。
 タチ悪いな。
 つーか「アリアドネの弾丸」の宇佐見も、ここに頼めばよかったんじゃね!?
 縄文寺は最初から、武田の秘密をつかんで自分のコマにするためにこういうことを
したのでしょうね。
 警察関連の不祥事の他にも、保険金関係で死因偽装とかしてたらしいです。…むしろ
保険金がらみの方がばれやすいと思うんですが。保険会社も保険金払いたくないですから
自分とこで雇った医師に鑑定しなおさせるくらい平気でやりますよ。ま、そういうのも縄文寺が
圧力で黙らせてきたのかもしれませんが。

 この話を聞いたミアは、全部私のせいだね、と言います。
 母が腎臓を自分にあげようとしなければ、母は死なず、父は不正をしなかった、と。
 バカなことを言いなさんな。
 この世に助けられるとわかってて子供をみすみす死なせる親がどこにいるかね。
 武田も、死因隠蔽は法医学者として許されることではないけれど、父親としてはそれ以外考え
られなかった、後悔してない、と言います。
 せっかくいいシーンなのに、ここには母親がいないというミア。
 ぶち壊しだな。
 武田は、ミアの母はオペの危険を分かった上で承諾した、と言う。
 ミアを健康な体に生んでやれなかったと、ずっと自分を責めてたって。
 母が死んだのはミアのせいじゃない、自分を責めたら母がどう思うかわかるだろ、と武田は
言いましたが、ミアはわかんないよと言って飛び出していきました。
 おい、どうしてくれる。この気まずい雰囲気を。
 あと武田先生、ベッドそれ起こしすぎじゃないですかね。ほぼ直角みたいな感じになって
ますが、苦しくないんですか。

 武田は、公表しようと思ったからミアに話した、といい、そんでもってタマミがベッドの
ハンドル回して武田を寝かせてるんですけど、今時手動ですかこのベッド。
 
 会見は早い方がいい、というタマミ。
 確かに、早くしないと圧力がきそうですもんね。
 チカも、会見したら捜査せざるを得なくなるでしょう、と言います。
 そこに八代がやってきて、メールの件を謝るのですが。
 あれ、武田って八代がメールしてたの知ってましたっけ?
 まあいいわ。

 縄文寺の方は武田が目を覚ましたと知って、けじめをつけるとか言います。
 この手の政治家がけじめつけるっつーたら、下を斬り捨てることだからなぁ…。

 八代が謝りにきて、皆が迎え入れてるのがよかったですね。
 わざとやってたんじゃないっていうのを理解したからでしょう。
 タマミは高広に電話をかけて武田のことを報告。
 で、今日も病院に泊まる?とか聞いてます。
 帰ってきなよくらい言えばいいのに。
 タマミ、自分は遅くなるからといって切りました。おいぃぃぃ!!!

 タマミはしょんぼりしているミアを見つけて声をかけます。
 今夫婦ゲンカしてると。
 家族だからこそ素直に気持ちを伝えられないことはある、と言います。
 それでも伝えようと思ってる、家族だから、と。
 いいこと言いますねー。

 えーその頃、誰からもすっかり存在を忘れ去られていた名倉先生ですが、呼ばれて
縄文寺のとこにきてました。
 あんた…一人で何してんだ。

 チカの方は、今までの犯罪見逃しリストを作ってました。
 武田のリストと突き合わせてまとめているんでしょうね。
 こんなことしたら警察を敵に回すことになりますが、そんなこと知ったこっちゃないん
だろうなぁ。
 上司が、お前らコソコソなんかやってないか、とかいうけどチカ知らんプイプイ。
 ところがそんなチカに、上司は上からの辞令を持ってきます。
 警務部の係長らしい。
 まあ栄転ではありますけど、要するにこれって、口封じってことでしょ。
 エサちらつかせて黙らせる的な。
 
 高広は仕事を終えて、タマミの母のところへ。
 康介はゲームに夢中。ハッキリいって今回ほとんどセリフありません…。
 タマミ母は、高広に、気を使いすぎなのよと声をかける。
 ちゃーんと気づいてたんですね。
 いろいろタマミに対しても我慢していることあるんじゃないの、とか。
 確かにタマミ母の言うとおり、我慢してると疲れるだけですからねー。
 あと康介はゲームしすぎだ。
 というわけで高広、じゃあ焼酎下さいみたいなことを言うのだけど、タマミ母、
ビール引っ込めるのはいいけど、なんでコップだけおいてった。
 そのコップに酒入れるんじゃないのかおい。
 あと、高広気を使って差し入れで団子買ってきたのですが、画面どこからか「団子ォォォ!!!」
とか言いながら赤い服の人が飛び込んでこないかハラハラした。(時代違いすぎるだろ)

 タマミが帰宅すると、高広と康介が戻ってました。
 康介もまだ起きてた。
 つーか今何時なんだよ。
 高広がタマミ母のとこで少し過ごしてきたのなら、もう9時か10時くらいだと思うんだけど。
 ガキは早く寝ろォォォ!
 しかもテレビで康介が見てたのが、なんと歌舞伎。
 ずいぶんと渋い趣味をお持ちで…。
 康介はこれ、パパだって、と女形をさします。
 …………それは……中の人っていう意味で?
 え?マジで?
 高広の趣味がこれだと康介言いましたが、ちょっとした趣味でこんな舞台に立てるかぁぁぁぁ!!!!!
 思い切り本業やないですか!
 康介をお風呂に行かせて、高広は、タマミらがアメリカにいって少しして、自分の時間を使って
やってたとか言い出します。
 …本業ですよね?(シッ)
 タマミに話しても理解してもらえなかったらと思って話せなかったという高広。
 つーかこっちだけでも食っていけるんじゃ…。
 ま、ともかく高広は、良い父、良い旦那でいようと無理しすぎたから、これからはちゃんと
言う、と言います。
 タマミも、これからは何でも言ってねと言い出します。
 空気読めなかったりするし、人に迷惑かけてても気づかなかったりするし、と。
 ……えっ自覚してはったんですか!?
 でも大丈夫だタマミ先生!
 おたくの大学、一番空気読めない奴いますから!
 高広も、そういう欠点もすべてわかって一緒になったんだから、と言ってていい雰囲気です。
 ま、こちらの夫婦は元通りになってよかったですね。
 ちなみにタマミが帰宅した時、チラッとテーブルの上の、康介の習字が映りましたが、そこには
「す直(すなお)」と書かれてました。
 また母の仕業かっ!

 名倉はずいぶんと遅くなって大学に戻ってきました。
 この後、武田の部屋に入って武田の椅子に座ったりしています。
 誰も、ブーブークッションの一つでも仕込んでないとは情けない!
 満足そうな名倉。
 珍しく上機嫌な感じだし。
 うまいこと縄文寺にまるめこまれやがって。
 そこにチカがやってきます。
 どうも、名倉に呼び出されたらしいです。
 チカは、私達終わったんじゃないのと言いつつも、自分が本庁に戻ることになった、と
報告。
 それを名倉めっちゃ喜んでます。栄転じゃないか、って。
 …こんな男だったかなぁ。気持ち悪い。
 チカは、部署が厚生課だから刑事じゃなくなる、と不満顔。
 確かに刑事って花形っていうか、チカがやりたいのは現場でしょうからね。
 名倉は、刑事にこだわる必要ないんじゃないかな、とまたまた空気読めない発言です。
 前々から刑事になりたくてなったとか言ってるのにお前は何を言ってるんだ。
 チカも、刑事をやりたいと言いますが、名倉は本庁に戻った方がいいよ、と会話がかみ合いません。
 なんだこの、キャッチボールと見せかけて一人壁投げ×2人状態は!
 厚生課が嫌なら辞めればいい、僕と結婚しようと言い出す名倉。
 うわぁ…こいつドヤ顔してるけど、今世紀最大にかっこいいこと言ったつもりなんだろうなぁ。
 名倉先生気づいて!
 チカの顔が害虫見るような目つきになってることを!
 チカは、名倉は自分のことを理解してない、と言います。
 どうしろと言うんだとか言っちゃう名倉。
 その時点でなぁ…。
 チカは、愛されているという実感が欲しかった、というけれども、理解できない名倉。
 で、チカは、結婚できない、と言います。
 何が不満なのという名倉に、教授になれるから結婚しようとか理解できない、法医学者と
しての信念ないわけ?と言うチカ。
 もっといったれ。
 名倉、僕から去る気ないよね?とまたまた空気読めない発言。
 チカ、立ち去りました。
 えーっと。
 名倉さん、ボッシュートです!(そんなツッコミ今必要ですか!?)
 ちゃらっららっらーん♪
 
 チカは警察の見逃し事案をまとめてタマミに渡しました。
 タマミの方は会見の資料をまとめてました。
 チカは、縄文寺がこれらのことを指示していたという証言を必ず取ります、というのですが。
 そこにミアがやってきて武田を励まします。この子も強い子だから、考えてしっかり結論を出した
らしい。良かったですね。
 
 ところがここで波紋が。
 縄文寺が緊急会見を開いて、先に、武田と奥山が組んで、死因の不正を行っていたと発表
しちゃうんですね。
 やりやがったこいつ。
 しかもとっくに奥山、口封じされてました。
 で、武田を解任して新しい室長を迎えた、というのですがそれが名倉。
 こいつどこまで空気読めないんだ本当に…。
 つーか今迎えられたとしても、武田の部下ということで、名倉も関わってたんじゃないか、
なんて疑われたりせんのでしょうか。
 ともあれ次回がどう決着つくのか気になるところです。
 今回突進がないかと思ったら最後の最後で縄文寺にやられるとは…。
 
 夜神月、お父さんの名前をデスノートに書いちゃいなさい!
 それにしても鹿賀さん、悪役でちょっと悲しい。


 


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