多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ブルドクター


ブルドクター

最終話(11/09/14)

 最終回としては、ダレもせず、最後までオチ引っ張るようなこともなくて、よかったと
思います。
 まあちょっと縄文寺があっさり捕まりすぎかなというとこはあったけど。

 さてさて。
 縄文寺の突然の発表に驚く一同。
 ミアも、急いで会見を開いて言えば大丈夫だよね、とか言ってますがそんな簡単にことが
解決するなら最終回1時間もいらんのじゃ。

 というわけで警察が武田のところにやってきて、任意同行を求められます。
 神岡も、警察の動きが早すぎる、最初から仕組まれていた、という感じです。
 多分縄文寺が余計なことを言われては困るとばかりに、自分の発表と同時に武田を拘束、
みたいなことを計画してたんでしょうね。

 縄文寺の方は邪魔な奴は片付いたとばかりに、名倉に、遺体検案にいって欲しい、
奥山ですよってな感じで軽い。
 人の命を何とも思わない奴はこんな感じなんでしょうね。
 名倉は少なからず衝撃を受けた様子です。
 で、行こうとすると、「自殺と書いてもらっていいですからね」と縄文寺。
 わかりました!!!
 全力で「自殺」と書かせていただきます!
 「誰が何と言おうとこれは完全な自殺です」と書いておけば間違いありませんね!
(余計怪しいわ!)
 ただここで出ていく時に名倉が珍しく「はい」と言わずに「失礼します」と出て行ったので、
この頃から名倉は何か縄文寺に対して別の思惑があったんじゃないかなー、と。

 んで奥山の自殺現場に行くと、刑事が「遺書も出てきました。自殺で問題ないですよね」と。
なるほどー。死体発見直後の不自然な「警察が自殺と断定」はこうして作られるのですね。
 いや皮肉でいってるだけで現実の警察どうこうって話じゃないですよ。
 
 奥山が自殺したとは知らないミアは、USBが証拠になりますよね、とタマミに言ってるのだけど、
これで縄文寺が指示したとまでは証明できないと言われ、奥山から証言を取らないとっ!ってな
感じなのですが、チカが、奥山が遺体で発見された、とやってきて、ここでも先手を打たれて
しまいました
 タマミ、何かいい手はないの、刑事でしょと言われるけど、チカは今日から異動になったから
もう刑事じゃない、と。
 飛ばされた?と心配するタマミ。
 確かに表面上は栄転でも、これは縄文寺による、ていのいい口封じみたいなものでしょうね。
 んで教室に戻ると名倉がいたので、二人でどういうこと、みたいなことを聞くのですが、相変わらずの
空気読めない名倉先生、関係ないとか言っちゃってます。
 しかも、縄文寺の指示通り検案書書いたとか、解剖しなくても自殺ですよ、とか。
 さらに誇らしげに、現場に行ったんですよ僕も、タマミ先生みたく、的な。
 おーい誰か、何か殴るもんないですかね。ああ、そこの羊羹で構いません。(羊羹
ボコボコになっちゃう!)

 タマミは、今までにも解剖したら他殺が発見できたこともあった、というけれども、年間17万体の
遺体をすべて解剖するつもりですか、と取り合わない名倉。
 らちが明かないのでタマミは、奥山の遺族に会ってくると飛び出していきます。チカも行こうと
したんだけど、電話かかってきて、上司からデスクを片づけろって怒られてしまいました。
 適当につめて転属先に送っておいてくれよ!
 お前らにはデカ魂というものはないのか!

 タマミが奥山の遺族に会いに行くと、縄文寺がおりまして、もったいぶって挨拶してるんですな。
奥山が悪いと信じてる遺族はペコペコ頭下げちゃって。仕方ないのかもしれませんが。
 タマミが声をかけると遺族、武田の大学の方がーとかすごい敵視っぷり。いやあの、名倉の同僚でも
あるんですけど。
 タマミは、不正のすべてが明らかになったわけではない、解剖を、と言うのだけど、遺族はけんもほろろに
話すことは何もない、と言います。
 まあ今は気が動転してる時だろうし、仕方ないか…。

 チカの方は行った先でやる気ない感じです。
 気持ちはわかる。
 
 タマミの方は帰宅すると母が来ていました。
 武田のことを心配しているようで、このお母さんは、武田が本当に自分から望んで不正をしていた
わけではない、というのを信じているのだろうなぁと思いました。
 タマミは、今回の不正を指示していたのは縄文寺なのよ!とか言ってますが、うかつにそういう
ことを言って大丈夫か。危険に巻き込まれないといいですけど。
 何もできない、というタマミに、ムチャはやめてよという母。
 お母さん!
 どうせこの人、聞いちゃいませんって!

 で、タマミは康介がぐんにゃりしているのに気づく。
 水泳25メートル泳げなかったと落ち込んでいるらしい。
 ちゃんと努力した?というタマミ。
 っていうかすぐに泳げるようになるもんでもないですから、そこは「少しずつでいいから」とか
言おうよ!前回のケンカから何も学んでないのかタマミ。

 タマミの母、心配だったようで武田を訪ねました。
 武田は、死因がきちんと究明されない今の状況をタマミなら変えてくれると思って呼んだんです、
とか言ってます。
 やっぱり、それで自分の不正が暴かれることになってもいい、みたいなことはあったんで
しょうね。
 タマミ母は、父親が、病死と判断されたこと、医者になってからタマミが医療ミスを疑うように
なったことを話します。
 偶然ですが、チームバチスタの白鳥と同じような感じですね。
 武田は、自分はこの仕事から離れなければならなくなったが、タマミにはまっとうして欲しい、
と母に言います。
 んで今後の身の振り方はおいおい考えるって感じですが、書道にさそう母。
 将来すごい大家になったりしてな…。

 一方でタマミの方は康介とともに泳ぐ練習です。
 水泳は、息継ぎとターンさえできればずっと泳ぎ続けられますからね。
 最後までやらないとダメよ、と励ますタマミですが、まあ休憩はさせてやれよ…。

 タマミはその後、また奥山の遺族のところに行きます。
 つーか葬式まだやってないの?いつやるのこれ。
 大分日時たったように思ってたけどそうでもないんですね。
 奥さんは、犯罪者に変わりないんだからそっとしておいてって言いますが、娘さんは、本当の
ことを知りたい、と言います。
 でも奥さんは、縄文寺のおかげで何とかこれからもやっていけるのだから、ほっといてって
感じでした。
 仕方ないですよねー。いろいろあるだろうし。
 娘さんが納得してない顔をしていたのが、タマミは気になったようです。
 多分奥さんとしても納得してはいないだろうけど、言えないんだろうな、立場的に。

 チカが名倉に電話かけてんだけど、それが留守電になってて、次のシーンで名倉が脈絡もなく
クシャミをするという、このシーンは何か意味があったのか!
 ともあれ、名倉は着々と、縄文寺とともに栄光へのステップ邁進中!みたいな。
 名倉は唐突に縄文寺へ、奥山の自殺偽装はよくできていた、と言います。
 あれは法医学者でも見抜けないでしょう、と。
 あれなら縄文寺の指示がなくても自殺と判断されてましたよ、みたいな。
 僕は武田や奥山のようになりたくないですからね、という名倉に、縄文寺は、私を怒らせ
なければ大丈夫ですよというのですが…。
 名倉からしてみればわざとこんなことを言い出したということは、言質をとったんでしょうね。

 ただ、縄文寺は私を怒らせなければとか言ってたけど、必要なくなったら一方的に切り捨てる
タイプだと思いますね。

 タマミのとこにチカが来まして、名倉と連絡がつかない、と心配しています。
 名倉が縄文寺についていくのを引き留めたいけど、縄文寺が関わっていたという証拠がない、と。
 せめて奥山が自殺ではないと証明できたら道が開けるかもという感じなんですが。
 明日には火葬されてしまうようです。
 手はないんですかね、というチカ。
 それに対して、手はなくはないというタマミ。
 まさか…。白鳥と田口を呼んでくるというのか!(無理に決まってるだろ!)
 手段を選ばなければ手はあるらしいのですが。
 2人とも、チカは警察官だし、と言い、タマミもできるわけない、と言い。
 クビになると言いつつ。
 絶対心は決まってるんだろうなと思いました。
 シーンってなるのが笑える。
 その後チカは、自分警察を辞めてもいいと言い出します。
 事件解決に対して何もできないなら、警察にいる意味はない、って感じらしいです。
 かっこいいですね。
 タマミも、同じことが繰り返されるのを黙って見ていることは出来ない、と言います。
 というわけでタマミは帰宅して、康介に事情を話します。
 習字道具もなんか借りてました。
 …っていうか高広には…?

 というわけで告別式が始まりました。
 法医学教室では皆が、このままでいいの、さすがのブルもお手上げか、なんて無責任な
話をしておりますが。
 タマミが立ち上がったのでおお!て思ったら、売店行ってくるって。
 チカの方も、ぺったんぺったん書類にハンコ押していたのですが、こっちも立ち上がって
売店いってきます、って。
 暗号か!?暗号なのか!?
 
 奥山の葬儀はつつがなく進行しておりまして、御棺にふたがされました。
 これやっすい棺だな…いやいいですけど。
 で、出棺になるのですが。
 なぜか猛スピードで走る霊柩車。
 つーかついて行く車が振り切られてるから!
 そんなに急いであの世にいかなくても!
 何も知らない縄文寺、思わず「随分早いですね」と。
 おめーをあの世に連れていくためだよォ!ケケケケ。(どこの妖怪さんですか)
 とある施設に入った霊柩車。
 降りてきたのはチカでした。
 おめー振り切るためとはいえ、どんだけスピード出してんだよ!
 後ろの仏さん落ちるかと思っただろうが!
 そうして、用意していた棺とすり替えようっていうのですが、タマミが車の後ろをあけると、
なんとミアが乗り込んでいました。
 お前、いつの間に…っていうかタマミも気づかなかったんかい!
 とすると、棺の中に隠れてやがったな、こいつ。
 ともかく時間がないのでミアには、私とチカがやったこと、と念を押しまして、3人で棺の
入れ替えです。
 んでチカは火葬場へ。
 
 ここでいきなり回想が始まりまして、康介にタマミが話をしたシーンが出てきます。
 正しいことをしようとしたら、時にはムチャもしなければいけない、そのせいで康介が
つらい思いをするかも、といったタマミに対して康介は、それが誰かのためになるのなら
諦めちゃダメだよ、と言います。
 ええ子やー。
 
 というわけで、火葬場に到着したチカ、車を止めたらさっさと逃げました。逃げ足はぇぇな!
 ところがどっこい、皆さん最後にここでお別れということで、ふたを外したらからっぽでした。
 ………ここで開けるか普通。いや開けることもあるか。
 皆は仰天。
 棺の底には、「遺体はこのルパン様が頂いた」と書いて…はなかったですね。
 遺体を持ち出しました、という文章とともに、タマミとチカの名前が書いてありました。
 
 タマミの方は解剖準備をチカとやってました。あ、チカの逃げ足が異常に早いと思ったら
手伝うつもりだったからですか。(また後でってタマミ先生言ってましたよ!?)
 そこになんと、八代以下がやってきて、タマミはキッパリと、この遺体は正式な承諾を得て
ない、盗んだものだと告げます。
 でもみんなは黙々と準備するんですね。
 皆も、今の死因究明制度には納得してなかった、変えられるものでもないと思っていたけど、
タマミのおかげで変えられるかもと思うようになった、って。
 それでタマミは、表向きには自分とチカでやったこと、皆は関わってないと約束して、と言うん
ですね。
 このタマミの責任のしょい方もかっこいいし、来た当初は鬱陶しがってたタマミのために皆が
危険を承知で手伝うって展開がいいですね。
 タマミのしていることが間違ってないからこそ、ついてきてくれる人がいるんだと思います。
 …笹井先生(チームバチスタの栄光3・アリアドネの弾丸)にもこんだけの人数がいてくれたら…。

 その解剖室の様子を外で見ている名倉。
 どこかに、「遺体はここにあります」と報告中。
 さてその電話の相手とは…?

 タマミは奥山の遺体を解剖して、索状痕と皮下出血の位置が一致しない、と言います。
 つまり、手で絞殺されてその後首つりに偽装された、というわけですね。
 布で首つりしていたことからしても、ヒモなどでやればばれると踏んでのことでしょうが、
それからしても偽装した奴は相当手馴れてますな。
 抵抗した傷もあるようです。
 チカ、これは他殺ですね、と言う。

 さてさて。 
 縄文寺が名倉から報告を受けているところに(これでさっきの電話のシーン、ミスリード
されるってのが悔しいけど小気味よいですね)、チカとタマミ登場。
 名倉がいるのに驚いてます。
 何をいまさら…。
 タマミは奥山が他殺の可能性があるといい、犯人が他にいるはずです、と告げる。
 縄文寺が関わっていることは間違いないですよね、とチカも言うけど、それはいいとして
乗り込むにしてもなんか策をしてこようよ…拉致されたらどうにもなんねーじゃん。
 タマミは、死因究明の杜撰さを知っていて、なぜ人の死を操るようなマネをするのか、と
言いますが、縄文寺は、死因で便宜図ってあげると喜ぶ人もいるんでねーって感じです。
 それは人の死の尊厳というものに対しての侮辱に他ならんでしょう。
 医者がやっていいことじゃない。
 死因を書こうと思えば好きにかける医者だからこそ、権限が法律で厳しく制限されているわけで。
 タマミは、知らない方がいいかも知れない真実もあるでしょう、という縄文寺の言葉に、どんな
つらい真実も伝えるべきだと思う、二度と同じ過ちが繰り返されることのないように、と
言います。
 それが法医学者の使命です、と。
 笹井先生と気が合いそうですね、タマミ先生。
 名倉は、タマミ先生のおっしゃりそうなことですねーとしれーっとした感じ。
 さらに、僕なりの信念をもってここにいるつもりだよ、とか言ってます。
 …坊主ですか?←それチンネンさんな!
 チカは、これ以上ガッカリさせないでって感じなのですが。
 縄文寺が、犯罪者はあなたたちの方ですよとか言い出しました。
 遺体の窃盗に損壊罪ですね。
 ところがここで!
 名倉がいきなり機械を取り出します。
 再生すると、自殺と書いてもらっていいですからね、という縄文寺の声が。
 お前は会話を録音してる白鳥か!
 それと、名倉が不自然に、あの偽装は完璧だったと言い出した時の会話も
録音されていました。

 名倉は、「僕は理想論を振りかざすつもりはありませんが、黒を白とは言えません」と
言います。
 なんだ、この人も結局、タマミに感化されていたんですね。
 最初は名誉とかのために近づいたのかもしれませんが、武田のことや、チカが
動き回っていることを知り、そしてタマミが法医学者としての信念のために動いて
いることを知って考えが変わったのかもしれません。

 死体検案書は書き直すことができる、という名倉。
 解剖して本当の死因を書くつもりだったらしいです。
 ここ、サラッと流されてますが、実は重要な伏線だったりします。これは面白かった。

 縄文寺、私を怒らせたらどうなるかわかってるんですかとか言い出しました。
 え?息子さんにデスノート使わせるつもりですか!(その映画終わってます)
 人相悪い男らに囲まれてピンチな3人ですが。
 ここで、神岡登場。
 縄文寺への逮捕状を持って現れました。
 …なんでお前がいいとこもってっちゃうんだよ!普通上司が乗り込んでくるとか
しねーのかよ!
 
 縄文寺、逮捕されて連行されながら、私を逮捕したところで死因究明制度は変わり
ませんよ、と最後っぺです。
 でもタマミは、あきらめない、これからも遺体と向き合っていくと宣言しました。
 それにしても神岡がカッコつけすぎです。
 
 ここで名倉ネタ晴らし。
 前もって、チカの上司に縄文寺との会話を録音したやつを聞かせていたらしいです。
 これがあれば上司らも動けるということで、奥山の葬儀の後火葬場に乗り込んで
神岡が遺体を押さえ、解剖に回す手筈だったらしいです。
 名倉もそのつもりで解剖準備していたからこそ、解剖室に待機していたんでしょうね。
 したら、先に遺体をタマミらが盗んじゃったと。
 神岡がここぞとばかりに、まさか遺体をかっさらう人がいるとはーとか言ってます。
 で、神岡に二人お礼言うんだけど、後ろで名倉が「お礼なら結構ですよ」とか言ってて、
こちらにもお礼を言うタマミとチカ。
 名倉、お前もいちいち恩着せがましいんだよ!
 でもこの展開は面白かった。
 知らぬは二人ばかりなり、ですかね。
 まあ名倉がいろいろなリスクを考えて言わなかったんだろうな、というのはわかります
けどね。
 ここでなんと!
 サプラーイズ!
 神岡、チカとタマミを逮捕。
 あ、ああ、一応盗んだのは事実ですからね…。
 というわけで留置場に入れられてしまった二人ですが。
 タマミが、名倉も解剖するなら言ってくれればいいのに、とブツブツ文句言ってて、チカも
聞いてなかった、と文句。
 それを聞いてホントに別れたんだねと変なとこでしみじみするタマミ。
 と、そこに上司と神岡がやってきまして。
 二人の釈放を告げます。
 奥山遺族が、解剖の承諾書を用意していた、と。
 完全な後出しジャンケンという上司。
 先に解剖して後で急いで用意させた、ってことなんでしょうね。
 二人のやったことはムチャクチャでしたが、でも、やってよかったと思います。

 タマミが、名倉先生かっこよかったね、とほめると、今日もですよ、とのろけるチカ。
 で、やり直したらとタマミは言います。
 ただチカ、今回の件でまた飛ばされるかも…的な。
 タマミ自身も、何のおとがめもなしにはすまないだろうって感じだけど、まあそれを承知の
上でムチャしたんだから仕方ないですよ、うん

 分かれ道でなんとなく別れがたい二人の様子がよかったですね。
 唯一無二の親友というか戦友みたいなものですしね。

 タマミ、帰宅して母親にひっぱたかれました。
 信念を貫くことと、ムチャは違うでしょって。
 この分だと逮捕されたことまで耳に入ってそうだな…言ったのは誰だ。神岡か。
 ともあれ、そこに康介がきて、僕があきらめないでと言ったからだよ、とタマミかばってて
ホンマええ子やーって思いました。
 高広が出てきて母に、まあ飲みましょーとナイスフォロー。今夜はお母さん、荒れると思います。
 あと康介、25メートル泳げて、検定合格したらしいです。
 よかったですね。

 翌日。
 武田が、タマミに遺体を盗むなんてもってのほか、とめっちゃ怒ってます。
 解剖を手伝った皆も叱ってます。
 名倉に対しても叱ってます。名倉もですか…。
 一歩間違えば自分のような危険な目に遭うとこだったんですよ、と言いたかったらしい。
 タマミといい勝負とか言っちゃってます。
 死亡フラグをバッキリ折って生き残った人間はつぇぇな!

 でも、もう説教できる立場じゃないですけどね、という武田先生。
 かっこよかったのもつかの間、逮捕されて連れていかれました。あーあ…。
 この後名倉はチカを呼び出しました。
 チカは名倉に、本当はあなた、誰よりさみしいんじゃないの、と声をかけます。
 名倉は、自分は過去の経験から人の気持ちを信じることができない、と言う。
 誰とであっても、離れていくんじゃないかと思うと、心を開けなかったと。
 でも、チカはズカズカ自分の心に踏み込んできたと言います。
 ああ、ある意味デリカシーが…ゲフゲフンッ。
 というわけで二人もうまくいきそうな感じで、めでたしめでたしといった感じですね。
 リア充爆発しろ!(コラコラコラコラ)
 
 この後、朝名倉が目覚めると、隣にチカがいるというシーンだったのは良かったと
思います。
 朝は一人でいたいという名倉が、そうではなくなったということだし。

 さて。
 こっちの夫婦はどうでしょうか。
 高広が趣味の歌舞伎発表舞台だそうです。
 緊張するとか言ってたわりにやっぱうまくて(本業ですから)タマミが唖然としていたのが
面白かった。

 そうして、皆の処分が出ました。
 武田とタマミは解雇、あとの皆はどうだったかな。でもそんな重い処分じゃなかったと思う。
 チカの方も異動しまして。
 でもなんか辞令みて「うしっ!」とか言ってるから何かと思ったら、もとの部署に出戻り
でした。
 なんだーよかったー。
 ムチヤするから現場に出して満足させとけってことですかね。
 多分、遺体を盗んだのはアレですが、縄文寺という巨悪を暴いたってことで結局
このような異動になったんじゃないかと思いますがどうなんでしょうか斑鳩さん!
(斑鳩は知らんて)
 上司と神岡が嬉しそーな顔してたのが面白かったですね。

 法医学教室。
 皆の会話から、あれから一年が経過したことがわかります。
 でも未だにタマミの話題が出るあたり、皆さびしいんでしょうね。
 おい、誰だ、ブルを懐かしんでブルーになったとか寒いダジャレいってる奴は。

 なんでもタマミは、高広の海外研修についていって、半年ドイツにいってるみたいです。
 チカが、自分に連絡がない、とプンスカって感じですが、周りから冷やかされてるのが
笑える。
 がしかし。
 そこにタマミ戻ってまいりました。
 名倉が、准教授として迎えたいと呼んだらしいです。
 死因究明改善のために働いてもらう、と同時に、そういったことに意欲的な医師も
育ててほしいってことですか。
 つまり、奥山の遺体を解剖した時に、他のメンバーも関わっていたのですが、それが
公になって全員処分すれば、ここの法医学教室がなりゆかなくなるから、それをクビに
しないのなら、タマミが戻るのも認めるべきと、大学と交渉したっぽい。
 一旦タマミをクビにしたのは、大学側の禊みたいなもんですかね。
 それでやっと戻ってきた、と。
 タマミが、自分のやり方でやらせてもらう、というのへ、教授は僕ですからね、と相変わらずの
空気クラッシャーな名倉。
 おい、音楽止まったやろが!

 そこに神岡が、変死体が発見された、と飛び込んできて、チカとタマミ、飛び出していきます。
 成海らが、いいねーとかいってて、突き飛ばされた時に、紙ふぶきをまき散らしてたのが
面白かった。
 神岡も楽しそうでよかったですね。
 チカはまだタマミに、なんで黙って海外いったの、とかチクチク言ってますが、タマミは答えず、
まだ名倉と結婚してないんだ、みたいな。
 してないのかよ!ここでさらっと、名倉の苗字でチカが神岡に呼ばれる展開だと思って
たのに!
 まあそれもチカらしくていいかもしれませんが。

 これから長い付き合いになったりして、というタマミに、嫌ですというチカ。
 最後まで憎まれ口な二人が面白かったですね。
 十分続編狙える作品じゃないかな、と思いました。




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