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謎解きはディナーのあとで

第2話(11/10/25)

 影山のキャラが…いやこれはこれでいいけど、あまり崩しすぎないで欲しいなぁとは
思います。
 クールなドSの「お前は沖田か!」くらいの方が似合ってると思うので。最終的に風祭に
対して「死ねぇ風祭!」とバズーカぶっ放すくらいが良い。(それもう完全に銀魂)

 さて、嵐の夜、若林動物病院にて、ある男が死んでいました。若林と聞いてオードリーが
出てくる時点でもう私はダメだと思う。
 テーブルの上には読みかけの本がありましたから、この時点では事故死か他殺ですなぁ。

 一方麗子。
 朝からニンマリしてるから何かと思ったら、朝6時半だというのに自分で起きられたらしい
です。
 しかも、6時半だというのにいきなり朝食にする麗子。
 いくら起こされずに起きられたからといって早すぎるだろ。
 つーか原作の7時じゃいけなかったんですか。
 まあともかく、影山に早く起きられたことを自慢する麗子ですが、影山は、夜は困らなかった
ですか?と聞いてくる。
 なんでも、落雷で、1時間42分もの停電があったらしいです。
 どうして細かく知っているかと言うと、影山はコンセント式の目覚まし時計を使っていて、
それが遅れているのに気づいたかららしい。
 …つーことはお前は目覚ましなくても起きられてるってことじゃねーか!
 麗子、うちの部屋もよ、と言いつつ、豪華な朝ごはんを食べようとするわけですが。
 やっと気づいたお嬢様。
 今6時半よね!?と聞く麗子に、それは…と口ごもる影山。
 つーか麗子揺さぶりすぎて影山の上着脱げたがな!
 あと影山も、起きてこないと思ったら起こしに来いよ!どんだけお嬢様の自主性を尊重
するんだよ!絶対こいつ、わかってて、麗子が起きてこないのを内心ニヨニヨしていたに
違いない!恐ろしいドSだよ…!
 というわけで、今現在の時刻は8時15分だったので、麗子あわててご出勤です。
 間に合わないので今日は車を使うらしい。
 
 ここで簡単なあらすじ説明みたいなのが入るのですが、麗子が刑事の道を選んだという
くだりで「踊る大捜査線」が流れたわけですがそれはいいのか。
 身支度を整えた麗子、メガネをかけてみて、どうかしら影山、というのですが。
 当たり障りのない社交辞令がかえってきただけでした。
 あれぇ、ここはぜひ「どうなさったのですか、お嬢様。眼だけはよろしかったはずでは…」が
欲しかったなぁ。あれがあるからこそ、影山のドSっぷりが冴えわたるのに。
 ともかく、そうして出勤していると風祭から電話があって、事件現場に直接向かって欲しいと
言われます。自分は少し遅刻しているらしい。
 離れたところに車を止めさせて降りた麗子に、朝食のパンケーキを差し出す影山。
 うん、あの、くわえていくにしても、そんなに上にこってり載ってたら無理だから!
 影山が皿を持ってついてきつつ麗子が食べるようにしないと無理だから。
(まあそんなことを要求すれば間違いなく、「お嬢様は幼稚園児でいらっしゃいますか」と言われる
ことでしょう)

 と、麗子がスタスタ現場に足を向けていると、またまた規制線をぶち破って入ってまいり
ました風祭の車。
 規制線はオメーのゴールテープじゃねーんだよ!
 しかもパンケーキ食いながらやってきてるし!
 お前は本当に約束を外さない男だよ!
 そこにまたまた前回の女性警察官がコーヒーとミルクを持ってきて、どちらにするか選んで
下さいとか言ってます。
 混ぜてカフェオレが好きとか言う風祭。
 いつかこいつ殺人事件の犠牲者にされるんじゃないのか。
 風祭は麗子に、僕が遅刻した理由、聞きたくなーい?とか言ってるわけですが、僕の
枕元にはコンセント式の目覚まし時計があってね、と言われたあたりでわかりましたという麗子。
…自分がやってるもんな…。
 あと風祭さん、歩いてくる時ちょっとコケませんでした?

 事件現場ですが、立派な書斎の隅にワイン棚がありました。
 おい誰だこんな保管の仕方してるやつ。ワインがダメになるだろうが!
(ワインに直射日光と一部、常温は禁物)
 デスクの上には薬の瓶が置かれていて、この部屋の主、若林はそれを飲んで死んだということ
らしい。
 発見したのはこの家の家政婦で、鑑識によると若林が死亡したのは深夜1時ごろ、死因は中毒死で、
ワインから毒が検出されたようです。
 落ちて割れてるワイングラスや、絨毯にこぼれたワイン、そしてテープルの小瓶から青酸カリが
発見され、またまた風祭が、事件当時が怖いように見えるとか言っちゃってます。
 つまり、ワインをグラスにそそいで、薬を混ぜて飲んだ、と。
 スーサイズ連呼する風祭、うぜぇ…。(スーサイズ;自殺)
 そうして一応、家族の事情聴取が…また写真か。
 でも後で影山と話をしつつ、思い起こしていくのだから、ここで省くのはいいアイディアだと思います。

 というわけで夜の宝生家。
 影山が地下のワインセラーにいってワインを持ってきてます。
 …明かりそのままおいてきてませんか?
 さておき麗子はまたまたま悩んでます。
 その様子に、自分に話してみては?という影山。
 アホ呼ばわりするだけでしょ、という麗子に、役に立ちたいのです、と本当かどうかわからん
言葉を口にする影山。
 そういうわけで今日も影山の口車に乗せられて影山に促されて麗子は事件のあらましを
話し始めるのでありました。

 まず、話を聞いたのは家族4人。
 若林の弟の輝夫、この日はたまたま泊まっていたらしいです。そして、若林の息子であり長男の
圭一、その妻ハルエ、次男の修二、この4人。
 風祭は、これが殺人事件なら簡単に絞り込める!と大威張りです。
 なぜなら、青酸カリを入手できるのは医療関係者だ!という、極めて安易な彼の考えに基づいて
いるからです。
 風祭警部。
 最近は管理が厳しくなっていて、医療関係者の方が入手しにくいんですけど。むしろ、昔塗装とか
やってて今は廃工場になっている、というようなとこの所有者が持ってたりするものですよ。
(昔はまだ規制がゆるかったので。もっとも、その青酸カリはもう毒性がなくなっていると思いますが)
 その風祭の言葉に、輝夫は獣医だと言い、圭一は内科医、ハルエは看護師、修二は医学生だと言う。
 はい、警部、全員医療関係者ですけども。
 しぼれてねーよボケ!
 その時影山は、庭木を切ってたらしいです。
 いやいやいや!恐竜作っちゃダメだから!ナニ最近のはやり盛り込んでるんだよ!
 
 輝夫は、若林は自殺ではないか、と言います。
 死んだ夜は若林の誕生日で、皆家族会議をしたらしいです。
 そんな証言をしながら、パイプを取り出す輝夫。
 それを見て、いいですねーと言いながら自慢げに葉巻を取り出す風祭。
 窓から投げ捨てろ!
 輝夫は、若林には再婚の意思があって、その相手があの家政婦、雅美だったんだけど、皆は財産
目当てで雅美が結婚しようとしているのだと決めつけて、若林をすごい責め立てたらしいです。
 なんだかなぁ…。
 その人の遺産なんだから、騙されているにしろ何にしろ、使い道は自由だと思うのですが。
 
 その話をしながら、圭一はライターでタバコの火をつけようとするのですがうまくつかず、圭一に
ジッポを借りてました。
 気が付くと皆スパスパタバコを吸ってて、隣では風祭も吸い始めてました。
 お前らぁぁぁぁぁ!!!!
 昨夜は皆で責めるあまり、若林にきついことを言ってしまった、それで落胆していた、という
ことらしいのですが…。

 そこに雅美がやってきて、自分は決して遺産目当てではない、と言うのですが、家族同志で
醜い言い争い発生。
 結局雅美どころか、家族全員が若林の金目当てだったんじゃないか、という気がするのですが。
 ハルエが雅美のことを罵ってるので、「泥棒猫、どこの馬ともわからない、野良犬」と、言葉の
動物責めだよと喜んでいる風祭。
 ……えーと、なんか棍棒ないですかね。あ、ワインでもいいわ。
 こいつ一度どつきまわした方がいいぞ!
 風祭がワクワクする前で、ハルエが「この雌豚!」と罵ったので、大喜びな風祭。
 さっちゃーん!始末屋さっちゃーん!呼んでますよ!ついでにこの風祭も始末していってくれ!

 ちなみにこの時影山は、ペットシッターとして入り込んでいて、さらに、若林の書斎にやってきて
いて蔵書に目を奪われていたらしいです。
 そして、アガサ・クリスティの初版本があったのに大喜びして持ってきたらしい。
 コラァァァァァァァ!!!それは持ってきちゃダメだっつの!何してんの!何してんのォォォォ!!!!
 つーか見張りは!麗子お嬢様の見張りは!!!

 この後、家族会議が終わった若林は、スナックにいったらしいです。
 そこのママが言うには、ご機嫌でやってきたのだけど、いつもの歌を歌う時に突然涙ぐんだらしい。
何か辛いことがあったのかもしれません。
 その話を麗子がママから聞いていると、勝手にカラオケをやっている風祭。
 ノリにのって次の曲まで入れちゃってます。
 麗子はなぜかママの手伝いをさせられています。
 ママは、手作り辛子を作ってました。
 …すいませんが、刑事の聞き込み風景ですよね?

 さて屋敷に戻りまして、麗子は若林の家の向かいの少年から話を聞いていました。
 彼が夜中起きると、真っ暗な部屋の中をユラユラと火の玉が動いていたらしいです。
 麗子らは、この少年の証言は信憑性にかける、と言ってるのですが…。
 この時影山は、先のスナックにいたんだけど、ティータイムだったので、おでん食ってたらしい。
 それティータイムじゃなくてもう間食だろうが!あとティータイムのセットにおでん乗せるな!
 ちなみにここで若林のキープボトルに、109と書いてあったのを見たらしいです。
 マルキューのことでしょうか、とか影山言ってるけど多分違うと思うよ!?

 この後雅美の証言によると、若林はワインが好きで、本を読みながらよく飲んでいたらしいです。
 しかし今回発見された遺体のそばには本はなかった。
 書斎のワインセラーにはカギがかかっていて開けることは出来ない
 この状況から風祭は、自殺で問題ないでしょ、と言ってます。
 それらの話を聞き終わった影山、言います。
「大問題でございます。これは、殺人事件でございます」と。
 つまり、若林がスナックに行っている間、何者かが部屋に毒入りワインを誕生日プレゼントを装って
置いて、それを飲んで若林が死亡した後、犯人は再び部屋に入り、毒のビンを置いて毒入りワインと
何も入ってないワインをすり替え、カードを持ち去った、と。
 ここの説明が漫画風になされるので相変わらずわかりやすくて良いです。
 持ち去ったカードは、ただワインが置いてあっただけでは飲まないだろうから、何かのメッセージ
カードだろう、というわけです。
 麗子は、ワインボトルにどうやって毒を入れた?と言いますが…。
 注射針で入れたのですよ、小学生でもわかる簡単なトリックです、という影山。
 麗子、してやったりとばかりに、ワインにはキャップがついてるからそんなことすれば目立つ、
小学生でも知ってるわよ、反論。

 しばし沈黙する影山。

「失礼ながらお嬢様。ひょっとしてお嬢様の目は節穴でございますか?」

 あっ、麗子の持ってるワイングラスにひびが入った。
 
 シーン…………。


 影山、一応悪いと思ったのか、「気を悪くされたのなら」と謝ってますが、そういう次元の
話じゃねぇよ!
 目だけはいいのよ!とか怒る麗子。
 あんた自分で、目だけはいいって…。
 またクビを言い渡されて出て行こうとする影山ですが。
 麗子、毒を入れる方法わかるの?と尋ねます。
 またまた前回同様、お嬢様に申し上げても理解できないでしょう、という影山。
 麗子、わかるように説明して、と言います。
 今回は「撃沈」という言葉が出た。
 次回以降どうなっていくのか楽しみです。

 というわけでまたまた「謎解きはディナーの後にいたしましょう」ということで。
 ワインボトルに毒を入れた方法は、影山が新しいワインを持ってきて、キャップの部分を
見せます。
 空気穴が二つあいているので、ここから注射器をさして毒を入れた、という影山。
 麗子はしかしそれだけでは他殺とは言い切れない、と言います。
 スナックで若林が泣いていた、と。
 あれは条件反射ですという影山。
 二人はスナックにやってきます。(若林がいる仮想上の)
 若林がスナックで食べていたおでんには、辛子がついていました。
 ママさんが経費削減でチューブの辛子をやめて手作りにしていたのですが、一月こなかった
若林はそのことを知らず、いつもの調子で辛子をたっぷりつけておでんを食べ、歌を歌う
直前で、その辛さに悶絶したと、そういうわけですか。
 確かにチューブと練り辛子じゃ、辛さが違うからな…。
 こうして、涙ぐんでいた理由はわかりました。えらいアホな理由でしたけど。
 この後影山は、他殺の証拠はあるが、犯人が隠した、と言います。
 重要なのは少年の証言であると。

 少年が火を見たのは昨夜2時ごろ。若林死亡推定時刻の1時間後。
 犯人は明かりがついた状態で部屋に侵入したものの、落雷による停電で犯人は明かりを
つける必要に迫られた。
 少年が見たのはそれです、という若林。
 雅美の証言では、寝る前に本を読みながらワインを飲む癖があったということから、犯人は
テーブルに乗ったままの本に気づき、これでは他殺と疑われると思ってその本を本棚に
戻したと。
 これで、火が見えたり消えたりしていたという少年の証言ともつじつまが合う、というわけです。
 しかし麗子は、これは影山の想像にすぎないと言います。
 が、影山は、ちゃっかり書斎に忍び込んでアガサの初版本ゲットだぜー!とやってた時に、
1冊だけ、さかさまに押し込まれている本を発見していました。
 こんなに几帳面な人間が、本をさかさまに入れるはずはない、ということで、影山は、これこそが
犯人が戻したもの、と考えたようです。
 暗闇の中だから逆さであったことに気づかなかったと。
 和書だったらわかったでしょうが、洋書だったしねぇ。
 犯人は誰?と尋ねる麗子。
 ここまで聞いても気づかない?とあきれた様子の影山。
 映像を用意しましたと影山、いきなりマッチ売りの少女上映です。
 つーか用意がいいにもほどがある!
 マッチはすぐに消える、100円ライターは手が熱くなる、ということで、ジッポーならと気づいた
麗子。
 つまり犯人は修二ね!ということですが。
 まあ突っ込んだらあかんのでしょうが、チャッカマンでも手は熱くなりませんな…。
(嫌だな、喫煙のためにチャッカマン持ち歩いてる人)
 影山は、半分は正解、半分は間違いと言います。
 そして決定的証拠は見つかってないらしい。
 ボトルにつけられていたであろう、メッセージカードです。
 それを見たら犯人が明かされるという影山。
 ワインを若林に飲んでもらうには必要不可欠なものだったと言います。
 そのカードを恐らく犯人は室内を徘徊して探していたのだろうと。

 他殺の証拠として、
1.毒入りボトル
2.本
3.メッセージカード
 がそろえばいいようです。
 そして影山は自分の読み通りなら、メッセージカードは犯人の手に渡っていないと。
 
 改めて少年の証言を思い起こしてみると、若林はよく窓をあけたままにしていて、たまに
少年に手を振ってくれたりしていたらしい。
 あの夜もおそらく窓を開けていて、風が強くなってきたので窓を閉めようとした、その時に
読書を中断しようとすればどうするか、と影山は麗子に言います。
 麗子、「影山、しおり持ってきてー!」
 麗子さん、学習しましょうよ…。
 あと影山も前回のことを踏まえてから麗子に話を振れよ!
 影山は普通の人は、そこらにあるものをしおり代わりにする、と言います。
 よかったねぇ、若林がページ折っちゃうような人じゃなくて!
 ちなみに私も適当にそこらにあるものをはさんでいますが、はさむものがなくなると別の
本とかテレビのリモコンをしおり代わりにします。(このせいで、こないだテレビのリモコンが
ないと本気で探し回った。)
 
 ともかく、この時にたまたまメッセージカードをしおり代わりに挟み込み、彼は窓を
しめて読書を中断したついでにワインを注いで飲み、そうして死んでしまったと。
 だから、影山の推理通りなら、まだカードはあるはず、ということですね。

 動機はと麗子に聞かれて、遺産争いです、と答える影山。
 若林は家族に反対されても結婚を押し切る気だったのでしょう、だから、家族は自分の
取り分の遺産が減ると考えて殺したと。
 麗子は大変に驚きますが、世の中、保険金目当てでわが子さえ平気で殺す親もいますからね。
 本当に金というものは怖いものです。
 お金はそれほど恐ろしいものです、お忘れなきよう、という影山。
 麗子にとってはショックだったかも知れないですなー。

 というわけで麗子、影山とともに若林の屋敷に乗り込んでいきます。
 だからー。
 刑事として来ましょうよ…。
 いつか絶対、上り込むの阻止される時がくるぞお前ら!
 
 書斎にいった麗子と影山。
 やってきた家族に、若林を殺害した犯人を特定する、と言います。
 そして影山は自分の読み通り、逆さに入った本を見つけて、メッセージカードを発見。
 それは若林の誕生日を祝うカードでした。
 カードには家族4人全員からのメッセージがあった。
 つまり、家族全員が共犯者だったというわけです。ああ、それでアガサ…。
(ネタバレになっちゃいますが、アガサクリスティの小説に「オリエント急行殺人事件」と
いうのがある。その犯人も、乗客全員というオチ)
 雅美がやってきて、本当に自分は遺産なんていらなかったのに、と言いますが、家族は
まだしつこく、嘘だとか言ってます。
 そんな一同に喝を入れたのが麗子。
 影山の方はワイン棚を開けてました。
 スナックのキープボトルに109とあったことから、暗証番号は見当がついていたようです。
 これは、若林の亡くなった奥さんの誕生日でした。
 影山は言います。
 若林は再婚を決意したとはいえ、亡くなった奥さんを思う気持ちは変わってなかった。
 棚の中にあったワインはどれも、輝夫以下家族の誕生日のもので、ここに雅美という家族を
入れたかっただけなのでしょう、と。
 本当にただそれだけだったのに、財産をとられる!と思い込んだ、金のことしか頭にない
家族によって、若林は殺されてしまった。
 悲しい話ですね。

 そうしてまた警察がやってきて、風祭も駆けつけてくる中、麗子と影山は帰って行きました。
 風祭、どっかで会った気がするとか言ってたけど、刑事としての麗子に気づかないまでも、
前回の事件現場で会ったことくらいは思い出そうよ!お前の記憶力はザルかよ!

 影山は車の中で麗子に、昨夜若林は家族会議で責められて肩を落として出て行った、と
証言されていた。
 しかし、スナックのママは陽気だったと言っていた。
 つまり、家族が口裏合わせて会議では再婚に賛成するフリをしておき、後でガックリして
いたということをでっち上げたということですね。
 なんだかなぁ。
 麗子が、メッセージ付きのワインに毒が入っていたと知った時、若林はどういう気分だった
かしらね、と言ってたのがなんかさびしいなぁと思いましたね。
 最愛の家族に裏切られたわけですから。

 ともあれ屋敷につきまして、影山は、麗子の両親から絵はがきが届いていた、と出してきます。
 ま、こちらは楽しそうな感じでよかった。
 麗子は、どんなワインが好きなの?と影山に尋ねるのですが、下戸と言われてしまいました。
 しかし愛煙家だと。
 いやいやいや車の中で吸うなっつの!

 うーん、影山がちょっとソフトな感じになってきたので、出来ればギャグ面はこれくらいで控えめに
しておいて、ドSは相変わらず的な感じでやっていってほしいと思います。




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→謎解きはディナーのあとで