多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→謎解きはディナーのあとで


謎解きはディナーのあとで

第5話(11/11/15)

 野球があったと知らなかったので大きく時間がずれてて、いつ始まるか待ってるの結構
大変でした…約1時間ずれました…(汗)。

 だんだんこのあたりになってくると、影山の悪口?のレパートリーも大変になってくるかと
思いますが、どういう風に展開されていくかが楽しみです。

 さてとある神社の境内にて。
 男女が争っていますが、女性が刺されて倒れ、男性はびびって逃げていきます。
 どういう状況で刺されたか、わざと誤解するような見せ方になってるのは面白いなぁと
思いました。

 朝。
 なぜかメチャクチャくつろいで漫画を読んでいる執事。
 普通、業務時間になったらこんなことしてる場合じゃないと思うんですが…。
 扉がバーンと開いて麗子が入ってくるのですが、ノックなしは失礼でしょう、とか言う影山。
 前回をじっくり見返してみようか、影山!
 またそこにあるクィーンQのパネルすっ飛ばされるぞ!

 影山は、何をしていたの、呼び鈴鳴らしても出てこなかったけどと聞かれて、マンガ「国立ち日記」を
読んでおりました、と回答。
 いやそうじゃなくてそこは仕事ほうり出して何やってんの、と言われてることなんじゃないかと…。
 麗子はマンガなんてとかいうけど、こっちもこっちで漫画バカにしたらいかんぞ!
 …と思ったら影山が解説を始めたー!おわらねぇぇぇぇぇ!!!
 麗子にリムジンを回してと言われてコミックス片手に移動する影山。
 コミックスを置け!!!
 麗子がパッと取ってるのが面白かったけど、この後名残惜しい目でじとーっと見ながら扉しめる
影山も良かった。つーか仕事しましょうよ!!!

 今回の事件現場に行くと、まーたカッコつけて待ってる風祭が。
 恋煩いしてるとか、聞いてもないのに言ってきます。
 相手は、お嬢の時の麗子です。ホー・ショウレイさん
 うぜぇ…。
 しかも昨日、イタリアンレストランで別の女性と食事していて、うっかりお嬢麗子のことを言ってしまって
怒らせたらしい。お前もそうとうひどいな!
 おかげで風祭は女性が忘れた鞄を持っておっかけるハメに。
 で、そこまで麗子に語って聞かせておいて、イタリアンレストランに行きたいのかい?とか言い出す
風祭。
 え?今のどこにそんな流れありました…?
 つーか君らも仕事しようよ!!!!

 事件現場となった神社の境内には女性の死体が。
 死亡推定時刻は夜の9時から11時、身元不明で所持品はなかったことから、犯人が持って行った
可能性がある、と考える麗子。
 風祭は物取りの犯行とか言ってますが、麗子は、交友関係者に犯人がいたから持っていったのかも、
となかなかいい線考えます。
 そんな彼女に、「決めつけるのはまだ早い!」という風祭。
 お前開口一番、物取りの犯行言うたやないか!!!!

 そして例によって写真で進む事情聴取。
 今回はいろいろ人物が出てきましたよー。

 そして夜。
 展開はやっ!
 アリバイについて悩む麗子。興味を示す影山。
 しかし教えない、という麗子。
 影山は、また、アホだのフシアナだの引っ込んでろだの連発されると警戒してるのですね、
とか言うけど。
 うん、今の時点で全部言ったからね!?
 警戒以前にぜーんぶ余すことなく言っちゃったからね!?
 影山、麗子のツッコミにもしれっとして今まで麗子の逆鱗に触れて学んだ、気を悪くすることは
言いませんとか約束。
 …今回の話冒頭から麗子、気を悪くしまくりだったような気がするのですが…。
 というわけで影山の成長っぷりを見てみたいと考えた麗子、今回の事件を話すことにします。
 麗子こそ学習した方が…。
 今まで影山が殊勝になったことなど一度もない、ということに!

 神社で、ユミという女性が殺されていたのが発見されたのだけど(この時点では身元は不明
だった)発見したのは、宮司さん。
 どっかで見たことある人だなぁと思っていて、神社に飾ってある写真の人だと思い当ったと。
 国立ち日記の原作者である、ユミさんでした。
 この神社にお参りのシーンがあるから、そのシーンの絵だとか、原作者、漫画家ツーショットの写真を
飾っていたらしい。
 と、後ろで絵馬を落とす音が。
 影山じゃねーか!
 例のごとく潜入して麗子を見守っていたらしいのですが、ユミが死んだということにショックを受けて
思わず絵馬を取り落したらしい。ちなみに今日は、絵馬をまとめて整理する日らしいです。
 つーかそこで振り向いておいて影山に気づかないとか…麗子…。
 宮司が、手際悪いのでクビだクビと言ってるのも笑いました。
 麗子に続いて宮司にまでクビと言われるとは!

 麗子は漫画を読まないので知らないらしく、有名なマンガですか?とか聞いてます。
 ここで刑事だの鑑識だの女性警察官だの登場。
 ええい皆で国立ち日記の説明しなくていいから!
 まあともかく、すごい人気があったというのはわかりました。
 ところが最近はよく休載していて、最終回どうなるか皆気になっていたらしいです。
 宮司は、それに関係しているかわからないけれど、ユミがよくここに参拝しに来ていて、飾ってある
写真を見ては苦悶していたという。
 …胸押さえてるから病気じゃないのか?とか思ったんだけど。

 で、絵は漫画家の江崎が担当とか言うんだけど、絵を書くだけとか言うな。
 どっちも大変な作業でしょうが!
 そして宮司、そういえばあの夜、バッグを持って行く優男を見たと言います。
 かっこつけた二枚目風なやさ男だったと。
 ユミと江崎は作品をめぐって対立していたことから、ここで何かあったことは大いにありうる、と
風祭大事なことだから3回言いました。
 
 影山はまあその時絵馬を取り落すくらいビックリしていたのですが、その中にファンの絵馬を
見つけていたとも言ってます。

 それはさておき。
 ユミのアパートにやってきた風祭と麗子。
 さっさと入って麗子のためにドアを開けてやりもしない風祭。お前…。
 ユミはここにデビューしてからみ住み続けていたと大家さんは言います。
 机の上には最終回と思しき原作原稿が載ってました。
 実は昔ここに江崎も住んでいたらしいんだけど、作品が売れたらさっさと出て行って、女遊びする
ようなどうしようもないやつだったらしい。
 元は恋人同士だったけど、作品のことではしょっちゅうもめてた…風祭さん、漫画読んでないで
話をちゃんと聞いて下さい。

 最終回前にもまたケンカをしていて、江崎は最終回なんか知るか!みたいな感じだった
らしい。
 普通は出版社との契約もあったりするから、よほどのことがない限り、途中で投げ出すことは
許されなかったりしますけどね。(こういうことやると今後の仕事を干される)
 この後二人は、隣の松原という女性に話を聞きにいきます。
 ここで有力情報が得られたようです。
 松原は夜ユミを見かけたと言いました。
 それが、夜9時半だったようです。
 松原がいつもパートに出かける時間なんだけど、その時にユミを見たと。
 ちなみに影山はこの時も麗子を見守るためにこのアパートに……最終回の原稿読んでるぅぅぅぅ!!
仕事より自分の趣味優先させたぁぁぁぁぁぁ!!!!
 さて、ここでいったん事件の時間軸が整理されることになります。
 死亡推定時刻は、夜9時から11時。
 9時半に松原が目撃していますから、それ以降に神社にユミは向かったことになる。
 大体15分ほどかかるので、死亡推定時刻は、9時45分から11時に絞られるということですね。
 
 この後二人は江崎を訪ねます。
 ここに、編集の友岡というのも同席しました。
 江崎は、ずっと友岡と一緒だったと話します。
 友岡の料理がうまかったとか、具体的なメニューをあげたりする江崎。
 普通は、聞かれてもいないのにこんな具体的に話すこと自体おかしいと思うはずなのですが、
そんなことはサクッと無視して風祭、腕時計見せびらかすようにして、いつの頃だったかとか
聞いてます。
 もう時計自慢いいから…。
 江崎は、大体その時間が9時くらいだったと言います。
 そして野球見てたのでその内容とかも説明。
 タイムリーですなぁ。おたくのドラマも野球でずれずれにずれましたよ…。
(野球が悪いわけではないですが)
 で、その後9時半くらいに家を出て、ルパンという喫茶店にいったという江崎。
 そこに11時までいたと言います。
 そうして江崎は初めて、ユミはいつごろ殺されたのかと聞く。
 それも変な話ですよね。
 自分のアリバイをしゃべっておいてから何時ごろ、と聞くってのは。
 普通逆だと思いますが。
 まあともかく、9時45分から11時の間と聞かれて、変な顔をする江崎。
 45分というのは?と聞いて、松原が9時半ころにユミを見たこと、その後神社にきたと
考えられることから、と言われて「じゃあ自分のアリバイは完璧だ」という江崎でしたが…。

 そして今までの流れを完全無視して、連載はどうするんですかと聞く風祭。
 江崎はこうなった以上自分が最終回を書くしかないでしょう、と言います。
 幸いにも原作の方は出来上がってますしね。

 二人はこの後ルパンに移動。
 マスターに話を聞くと、江崎は常連なので、来た時間のことはよく覚えてると言う。
 9時45分にカレーを注文して食べてたよ、と。
 …夕食、友岡と食べたんですよね?どんだけ食べるんだ江崎。
 あと風祭も聞き込みの最中にカレー食ってんな!
 しかもカレー食べて、新鮮な野菜を使ってるね、とベタぼめ。
 あの、マスターに「冷凍の野菜」とか言われてますけど。
 お前の舌はどうなってんだよ!

 この後風祭、常連に聞いて回るのですが、皆江崎のことを覚えていました。
 が、窓際の、英国新聞を読んでいる人物にだけは風祭は話しかけなかった。
 まあ影山なんですけど。
 ティータイムしてたので話しかけられたくなかったらしい。
 英字新聞を読んでいる人間には話しかけたくないという法則を利用しました、とか
言ってるけど、その前にどこででもティータイムするクセやめろ!
 いつか麗子が襲われてても「失礼、ティータイムの時間です」とかいって食器広げ
始めそうだよ!

 ただここは私原作みたく、麗子が迎えに来てと電話かけたら、後ろの喫茶店から
優雅に出てくる影山が見たかったなぁ。ま、ドラマの影山は二枚目半といった感じ
なのでそれやると逆にイヤミかな?とも思いますけど。

 さていろいろタジタジな風祭ですが、まだ江崎が犯人ではないセンは消えたわけ
ではない!と言ってます。
 つまり、ユミが思いのほか健脚で、10分くらいで早く神社にたどり着いた場合、
江崎が5分で殺人をして喫茶店にいけたハズという、殺人も早い・簡単の時代ですか的な
ことをほざくわけですよ。
 というわけで、いろいろな方法でアパートから神社にたどり着く方法を調べようと
する風祭。
 …ふと思ったんですけど、電車とかバスって乗り降りのロス時間が結構長く
ないですか?それだったら歩いていった方が早いような。
 まあいいけど。
 麗子はチャリで出発することになりますが、マウンテンバイクだったかな、乗ってる
人がいる中、ママチャリの必要ありますか、と文句を言う麗子。
 電動アシストついてたら早いかもねとか思ったけどホントに普通のママチャリかよ!
 ちなみに風祭はジャガーだそうです。
 うん、都内の交通事情考えたら多分歩いた方がはぇぇわ!
 そうして皆が出発する中、困っている麗子。
 そうです!
 彼女はなんと!
 自転車に乗ったことがなかったのです!
 ここで後ろからこっそり影山登場!何故か作業服です!しかし蝶ネクタイは外さない!

 補助輪つけたのはいいんだけどさ、なんでそれでF1のテーマ流れるの?それ流す
程のことですか!?
 走り出す麗子にグッドラックとかいう影山。
 グツドラックもなにも…。
 というわけで皆さんの様子が出てくるわけですが、アメコミ風で面白い。
 あと、どう見ても麗子のチャリの補助輪、地面についてない気がしたのですが、そういう
細かいことは多分いいんでしょう。

 麗子がヨタヨタやってきまして、25分かかったので自分が最後とか言ってると。
 風祭がやってきました。
 タイムウォッチ見て放り投げんな!諦めんな!

 一番早いバイクでも15分かかったということで、江崎のアリバイを崩すのは無理、という
ことになるのですが…。
 もう一度試すとか言い出す風祭。
 しかし結果はまた同じ。
 風祭、はいはいはいーとか言いながらタイムウォッチを投げるなっつの!!!!

 というか皆さん気づいておられないようですが、ユミがどういう方法で神社に向かったかを
調べれば、本当に9時半に目撃されてから、45分に神社にたどり着けたのか?という疑問も
出てくるはずなのですが…。
 
 そしてここに至って新たな証言が出てきます。
 夜10時ごろ、柔道部が部活で通りかかったらしいのですが、その頃には遺体は境内に
なかったというのです。
 宮司が逃げていく男を見たのは10時半ころですから、つまり犯行は10時〜10時半頃に
絞られる。となると、江崎のアリバイは鉄壁になってしまうわけです。

 ここで影山は麗子に、本当に江崎を犯人だと思っているかどうか、と確認します。
 つまり、自分に期待されているのは、犯人かどうかの推理ではなく、アリバイを崩すことか、と。
 アリバイ崩しは簡単ですという影山。
 
 まずは江崎のアリバイ証言について、奇妙に思った点はないかと麗子に尋ねます。
 ないと即答する麗子。

 影山、言いました。


「失礼ながらお嬢様。相変わらずお嬢様はアホでいらっしゃいますね。………………いい意味で」
 お前一瞬目が泳いだぞ!!!!

 シーン…………。

 麗子、落ち着いて言いました。
「いい意味でって入れるだけ賞賛に値する…なんて言うか!!!」
 影山、謝りつつも、注意不足は否めないとか言ってます。
 結局罵詈雑言言ってんじゃねーか!
 ともかく、影山は江崎のアリバイ証言は不自然だと言う。
 でも麗子、今回は説明を聞かないと言います。
 そんな彼女に影山、またまたしれっとして、麗子がプンスカしている間にも事件は進行し、
捜査が長引いて迷宮入りに…とか言ってます。
 というわけで「なし崩し」に聞くことになった麗子。

 影山は紙芝居で説明することにします。
 わざわざ作ったのかよ!セットも!
 しかも第一話!!!!

 まず、10時半に宮司が見たという男の証言。
 これは別人と影山は言います。
 女物のバッグを持って走る男なんてそうはいないという麗子に、昨日ならいた、という影山。
 つまり、イタリアンレストランで不用意に女性を怒らせて、その人が忘れていったバッグを
持っておっかけるハメになった、推理がまるであたらない風祭のことでございますね。

 カッコつけてる二枚目風の優男…確かに!!
 というわけでこの証言はまずつぶせました。

 次に、10時に現場には死体がなかったという、柔道部の証言です。
 境内にひょいんとやってきた二人。
 死体があった場所には煌煌とライトがあたり、あれば気づかれないはずはない状態です。
 しかし影山、昨日と今日は状況が違うという。
 飾ってあった絵馬を今日回収したと。
 つまり、昨日の時点では絵馬がずらーっと奉納してあって、それが光を遮る形になり、
向こうにあった遺体は暗い場所で発見されなかった、と。
 そういうわけで、犯行時刻は10時より前の可能性が出てきたわけです。

 影山はさらに、江崎のアリバイも変と言います。
 9時45分に喫茶店にいった部分、その前に友岡と一緒にいた部分、45分までのアリバイは
やたら詳しいのに、喫茶店で過ごした内容はそんなに詳しくない。
 警察が知りたかったアリバイは9時45分以降なのだから、それより前のことを詳しく語る
必要があるか、ということです。

 麗子は、何時のアリバイが必要かわかってなかったから詳しく言ったんじゃないの、と
言うけど、影山はそれではダメだという。
 江崎が犯人という前提で話しているのだから、犯人ならいつのアリバイが重要か知っている
はずだと。
 要するに江崎にとっては、友岡と一緒だった時間こそが絶対にアリバイ成立してないと困る
時間だった、というわけですね。
 つまり本当の犯行時刻は9時45分より前ということになります。

 ここで影山は、友岡と過ごしていたという証言そのものが嘘だった可能性について言及。
 しかし麗子は、それでもユミが9時半に目撃されているから、アリバイは崩れないというの
ですが…。
 影山、そもそもの松原の証言がウソだと言う。
 麗子、頼んだのは江崎?とか言ってるけど、なんでキミもことごとく推理を外すんですか。
風祭と段々同じレベルになってきてるぞ。
 影山は、松原に頼んだのはユミだと言います。
 元々ユミが江崎を殺そうと計画していて、アリバイ工作を頼んでいたが、計画失敗して
返り討ちにあい、その工作は予期せぬ形で江崎のアリバイを立証する形になってしまった、と。
 それに気づかず江崎はアリバイを語ってしまったのね!と得意げな麗子ですが。
 大体あってると影山、なんかまた見下すような目をしてますよ!

 と思ったらまた言いやがった!
「失礼ながらお嬢様。ここでのうのうとくつろぎ、ガバガバ紅茶を飲んでいて本当によろしいの
ですか。」
 「もういっぺん言ってみなさいよ!」と怒る麗子。
「失礼ながらお嬢様。ここでのうのうとくつろぎ、ガバガバ紅茶を飲んでいて本当によろしいの
ですか。」
 ホントにもう一度言えって意味でいったんじゃねぇよォォォォォ!!!!
 しかし影山は真面目な顔で、言わねばなりませんと言います。
 つーかもっとハッキリ言わないとわからんっつの!

 つまり、今までのは理論上の謎解きであり、こうしている間にも実際の事件は動いている、と
言うのです。
 それを早く言えっつの!

 松原が嘘の証言をしたことに、江崎は気づいている、という影山。
 ああ、あの無能警部がベラベラしゃべりましたからね…。(普通こういうことは捜査の妨げに
なるので、誰がどういう証言をしたか、は聞き込みの途中では言わない)
 江崎はこう考えるでしょう、と影山は言います。
 松原はユミにアリバイ工作依頼をされたに違いない、それが警察にばれたら、自分が犯人と
分かってしまうかも、と。
 松原は11時まで仕事だと言っていたから、もうすぐ帰ってくるかもという影山。
 麗子はあわてて車を回します。

 はたして、アパートに二人がやってくると、騒がしい音が。
 松原を江崎がナイフで襲っておりました。
 麗子、一喝。
 友岡が嘘の証言をしたのはわかってるといいます。
 ユミ殺害のことを言われて江崎はあの時、呼び出されて最終回をどうしても書いてほしい、と
頼んできたことを言う。
 そうして、断ったら「こうするしかない」と言ってナイフ持って襲いかかってきたと。
 あれは事故だったと江崎は言います。
 もみ合ってるうちに自分を刺してしまったということですか。

 しかし影山は、事故でも、江崎が狙われたわけでもない、ユミは自らの命を絶ったんですと
仰天の指摘。
 もみ合っている時にナイフの向きを変え、わざと自分を刺したという彼の言葉に、死ぬなら
勝手に死んでくれよ、と割とひどい江崎。
 自殺では思いを遂げられなかったからです、という影山。
 江崎の絵でこの作品を完結させるために考えたことだ、というらしいです。
 
 もし江崎がこんな事件に巻き込まれたら、恐らく友岡にアリバイを頼むだろうと。
 その条件として、最終回を書くことを約束するはずだ、ユミはそう考えていたと影山は言うんですね。
 なるほど、見事な筋書きですね。

 しかし江崎は、自分を殺す気だったとうざいです。
 影山は、本当にそうでしょうか、と言い、松原に、ユミからどのような依頼を受けていたかと
聞く。
 すると松原は、「私にもしものことがあったら、9時半に私を見たと証言して欲しい」と言われて
いたことを話します。
 つまり犯行前提のアリバイ工作ではなかった、つーことですね。

 影山は、ユミは死を覚悟していて、必死の覚悟で説得しにいった、と言う。
 アリバイに関しても、自分がもし死んでも、江崎が犯人として逮捕されてしまったら、作品の
最終回を書き上げることができない、つまり江崎のアリバイを立証するために、嘘の証言を
頼んでいたということですか。
 作品にかける熱意がすごいですね。

 影山はここからは想像になるがと前置きして、ユミは余命いくばくもなかった可能性が
あると言います。
 あの、最終回原稿をウヒウヒと読んだあとに、室内を見て、病院の薬とか見つけたらしい。
お前そういう大事なことを…。
 それで、どうしても最終回を江崎の絵で描き上げたかったんでしょうと言います。
 さらに、絵馬にも、最終回原稿にあった漫画キャラの絵と同じものが描かれたのがあった、と。
ああ、ファンの絵馬がどうの言ってたやつですか。
 宮司の話からしても、ユミはよく来ていたけれど、胸を押さえていたということから、病気だったの
かも知れないと影山。
 江崎はいつもケンカばかりだった、もっと早く別れていればというけど、それは見当違いだと
影山は指摘。

 最終回、漫画の中で「レベッカ」は相手のキャラにこう叫んでいる。
「私の歌はあんたの演奏がなければ届かない。だからもう一度一緒にステージへ」って。
 これはユミから江崎へのメッセージだと影山は言います。
 で、最終回の原稿を手渡されて読む江崎。
 いいけどナイフそろそろしまえ。

 この後仲良かった頃の二人の映像が出てきますけど、まんまレベッカの歌使ってくるとは…。
いいですけどね。
 でもレベッカはいいとしても、ベジタブルからベジて名づけられた江崎が気の毒すぎる。
 
 影山は、1ファンとして最終回を心待ちにしています、あなたが最終回を書いてくれる日を、と
締めくくりました。

 というわけでまたまた風祭が来ましたが、麗子は無視して立ち去ります。
 風祭は、どうして毎回事件現場に麗子が現れるのか、と考えている様子。
 …自分に惚れたから!?とか勘違いしてなければいいのですが…。

 麗子は、どうしてユミは自分の素直な気持ちを江崎に話さなかったのかしら、と言ってます。
病気のことも含めてでしょうね。
 でも影山は、かけがえのない相手であればあるほど、正直に言えなくなることもある、と言う。
 「人は誰もが、大切な相手に面と向かって言えない思いを持っているのをお忘れなきよう」

 そして影山、麗子に大事な話があると言います。
 それは…。
 チャリの練習をしろってことでした。
 うぉぉぉぉぉぉぉぉぃ!!!!
 つーか麗子さん思い出して!
 ドS執事なんだから「離さないでよ!?」とか言ったら絶対離すにきまってんだろうがぁぁぁぁ!!!




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