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妖怪人間ベム

第5話(11/11/19)

 今回すごいいい話だと思いましたが、ベムさんに一言。
 お前、ベロに「感情を押さえて、元の姿にもどらないようにしろ」と言ってたくせに、お前が一番
先に感情高ぶらせてどうするよ。

 さて、緒方邸にやってきてワクワクドキドキの3人。
 どんな人が情報を知っているのか、期待して待っていると。
 緒方がどーんと出してきたのは!
 なんと!
 写真でしたー!!!
 ズコー!
 ベムが持ってる記事の男の写真で、素性はわからないとか。
 おいちょっとベロ、お前元の姿に戻って脅かしてやれ。(ダメだろ!)
 なんで写真があるのかも不明、素性も不明ときたら、そりゃ落胆するわ!
 でも緒方、さすがに悪いと思ったのか、これからまた探してみる、と言ってくれます。
 そして帰ろうとする彼らの前にやってきたのが夏目。
 ベムらを見てすごいどもって「こ、こん、こんにちは」とか言ってる。
 お前は一刻堂か!
 そんな様子にベムらが首をひねっていると、お手伝いさんが、最近警察官が襲われる
事件があったからナーバスになっているんでしょう、とナイスフォロー。
 
 で、その緒方は、化け物が実はベム達だったということを相談に来たのかと思いきや、
正体は伏せて、また会ったということだけ相談にきたらしい。
 このあたり、安易に言わないとこは夏目優しいですね。
 夏目は、どうしてベムらがいつも事件現場にいるのか不思議で仕方ないらしい。
 そんな彼に緒方はタコの写真を見せます。
 つか正確にはヒラメに擬態したタコ。これはゼブラオクトパスと言います。
(ミミック・オクトパスという名の方が知ってる人が多いかも)
 15種類以上の姿に擬態すると言われています。通称、忍者ダコ。
 緒方は、このタコが擬態するのは、生きていくためだと言い、目に見えている姿だけが、
全てとは限らないよと言ってくれます。
 いい人ですねー。

 さて、捜査本部では、警察官が襲われた事件について情報がやりとりされているんだけど、
現場にサイコロが落ちているらしいです。
 犯人は知能はあって、自分の犯行を世に知らしめたい、そしてこのサイコロは何らかの
メッセージ…と、サイコメトラーエイジの志摩さんならプロファイリングしそうです。
 そんな重要な話をまったく聞いてない夏目。
 これまでのことを思い返すのに必死です。
 別にどうでもいいけど前回から、いろいろ回想シーン多いな。
 回想やって何分稼いだとか言ってる銀魂じゃないんだから。
 ただ、夏目すごい悩んでるようだけど、自分を鉄パイプが落下してくるのから助けてくれた
こととか、ユイらへの態度から考えても悪いやつじゃないとわかりそうなもんだけど。
 
 ベロとベラは緒方のとこから戻ってきて、人間になったらボルネーゼ食べてみたいだの、
私はピータンが気になるだの言ってますが、ベムは一人、夏目を心配していました。
 警察官が襲撃される事件が気になってるらしい。
 つーか話に加わろうよこういう時くらい!
 ベラがお人よしだねぇ、というのへ、「これはおベムよしだよ」とか言い出すベロ。
 言いにくいだろ!
 全部まとめてお人よしでいいだろ!
 
 ベムらが食べるための草を積んでおりますと、ユイがいました。
 ビーズストラップを落として壊してしまって、拾い集めたんだけど、どうしても1個のピースが
見つからないらしい。
 夏目が買ってくれたもので、とても大事にしてたらしいです。
 その夜、まだ悩んでる様子の夏目にユイ、謝るんだけど、夏目はユイの「正直にいったら
すっきりした」という言葉に反応してます。
 それでいきなり公園に行く。お前、襲われるフラグをどんだけポンポン立ててんですか。
 公園であの化け物のイラストを見ていると、ベムがきたのであわててしまう夏目。
 ベムは夏目が相当心配だったようで、警察官襲撃事件があるようだから気を付けて下さいね、と
言います。
 そうしてベラ達が来たので、夏目は帰るのですが。
 ここのシーン何の意味があったんだろう…いやいいけど。
 ただ、ベムの様子からして、夏目が自分たちの正体に気づいてしまったということに
気付いたのではないか、と思うのですが。(ややこしい)

 そして夜道。
 警察官がある男に声をかけられていました。
 警察官も襲撃事件が起きてるんだから用心くらいすればいいのに…。
 道に迷ったんです、と声をかけてきたこの男、僕の人生道に迷ってしまってとか言いながら
スパナで殴打。
 おいおい道に迷ったんならそのままずっと迷い続けてろよ!

 夏目が帰ったあと、ベロの提案でユイの落としたビーズを探していた一行。
 ベロが変なにおいがするというので駆けつけると、警察官が倒れていました。
 そのそばでサイコロを拾ってしまうベロ。おい、そんなもん拾うんじゃない!!!つーか
大事な証拠が!!!

 翌日夏目は部下から、襲われた警察官の第一発見者がベムであったことを聞かされ、
前の事件でも第一発見者だったのにおかしいですねみたいに言われるわけですよ。
 そりゃおめー、これだけ事件が頻発してる町内で、夜ウロウロしてんだから事件の一つや
二つ遭遇しないとドラマになんねーですよ!!!(そこを言っちゃダメ!!)

 ベロ、現場で拾ったサイコロを、これがユイちゃんのじゃないか、と見せるけど、違うとベラ。
 Iという文字が入ってるやつだよ、と意外にわかってますねベラ。
 翌日、彼らが出かけたすきに夏目、こっそりと彼らの隠れ家に入ってくるわけですよ。
 ここに住み着いていることを確信します。
 さらに、ベロが持ち帰っていたサイコロを見つけてしまう。
 ああ、いらん誤解が…!!!!
 
 その頃警察官を襲った犯人は、記事を見ながらニヤニヤ。つーか、そのサイコロわざわざ
まとめ買いしてんですか。素手で触ってると指紋とかDNA採取されますよ?
 彼は昔、サイコロでテストの答え決めてたら、父親に運任せにするなとか叱られたん
だけど、その父親が会社倒産して、運が悪かったみたいなことになって家庭内暴力を起こし、
青年になっていた犯人は警察に助けを求めたけど、「運が悪かったね」みたいなことを言われた
ようです。
 こんな対応するクズ警察官はいないと思うけど、それが事件の動機になっているというのは
よーくわかりました。でも襲うんだったらその警察官襲えばいいのにね。真面目に仕事してる
警察官を襲っちゃいかん。
 と、ここでステッキ男登場。
 今回は夏目中心で話が展開するからか、こっちの展開も早いです。
 バブルスライムが現れた!

 公園にて。
 まだユイの落としたビーズを探してあげている3人。
 それを外から見ている夏目。
 あの…鞄で顔隠しても、そもそも体自体が隠れてないので、何の意味があるのか
わからんのですが…。親子連れでも通りかかったら、変質者がいるとか通報されるぞお前。

 と、そんな中、ベロがついにユイのビーズを見つけます。
 喜びあう3人。
 そこに緒方家のお手伝いさんがやってきます。
 新たな手がかりがあったらしい。
 あの、写真の男の素性がわかったらしいです。
 緒方が出してきた家系図をたどっていきますと、あの男の名は、晋作だというのがわかる。
 …高杉?←いやここは突っ込んでおくべきだと思って!
 晋作さんですかぁ…いやいいですけど…。
 もとはこのステッキ男は(晋作どこ行った!?)、生物学を研究していたらしく、変わり者で
歴史には名は残ってないらしいです。
 一人で実験を繰り返していて、研究所も住所が分かっているらしい。
 緒方に場所を聞いて、3人はそこを目指します。
 人間になれる手がかりがあるかも、と期待して。
 
 山道を歩いてると、ベロが足滑らせて落ちてしまうんですが、そこに心配してズザザーッと
駆けつけてきたベム。
 なんであんたは駆けつけたわりに、そんなカッコつけてんですか…ポーズまで決めて…。

 そこで彼らは偶然、研究所の入り口を見つけます。
 中に入ると、まあ荒れ放題な感じですが。
 ここで生まれたの?と聞いてくるベロにベムはわからない、と言う。
 どうやら記憶がはっきりしないようなんですね。
 という話をしていると、いきなり入ってくる夏目。
 ここで何してんですかと聞いてきます。
 いやそれはむしろお前に問いたい言葉だよ!

 夏目はここであっさり、自分がベムらの正体を見たことを暴露。
 どうしていつも犯行現場にいるんですか、信じたいんですとか言い出します。
 犯人の疑惑がぬぐいきれないという気持ちはわかるけど、ちょっとひどい聞き方
だなぁ…。
 人間に危害を加えるかも知れない、とか。
 いつやったよ。
 ベラが、あんたでもそんな風に思うんだね、と言ったのも無理ないと思います。
 そうしてベムは帽子を、ベラは髪留めを、ベロはメガネをとってツノとか見せる
わけですよ。
 ベムは、自分達はおそらくここで、人の手で生み出された。生まれた記憶がないので
分からない、と話します。

 気が付いた時には森の中にいて、そばにはステッキと男の新聞記事と手帳があった。
 その手帳は、この男を探していることが書かれていた、と。
 そこから前の記憶がないって、何か途切れる出来事があったってことじゃ…。
 まあともかく、人間になるための方法を探して、ずっとさまよって生きてきた、と話すベム。
普通に暮らしたいだけなのにいつも人間に迫害されてきた、と。
 そして、事件現場にいたのは、少しでも役に立てるかと思って、とベムは言います。
 正体を知られたとしても、助けを必要とする人間を見過ごすことは出来ない、そんなことを
したら自分達はただの妖怪だ、と。
 人を助けることが自分たちの生きる意味と信じている、そういう言葉を夏目はどう受け止めたか
知りませんが、ずーっと無言でした。
 で、ベムは、夏目の家族のおかげでこの町で過ごした時間はとても楽しかったこと、
もっと人間になりたいと思えたことを話して立ち去ろうとするのですが。
 感情が高ぶって変身してます。
 何をしてんだよお前はよ。
 そういうわけで変身して、おびえる夏目を前に彼らは去りました。
 今まで正体がバレると迫害されてきたとか言ってたけど、人を助けてバレる以前に、
こうやって感情が高ぶってばれたことも多いんじゃないのか、お前ら。

 隠れ家を片づけて立ち去る用意をしているベムら。
 つかベムがステッキ持ってないわけですがお前どこやった。
 そういうわけで彼らは街を出て行きました。

 犯人の方はわざわざ警察署に来て、次のターゲットを決めるという念の入りよう。
 ここで、夏目が犯人の動機はどうせちっぽけな理由だろう、人間の悩みなんてちっぽけ
なんだよーとか言ってたのを聞いてしまって、夏目をターゲットに定めます。
 夏目には人の悩みをバカにする気なんてこれっぽっちもなかったんでしょうが、ベム達の
長い苦しみを知った後では、本当に、自分たちの悩みが些細なことに思えたんじゃないでしょうか。
 で、不審に思った警察官が犯人に声をかけてくるんだけど、道を聞く相手を探していたけど
もう見つけた、と彼は立ち去ります。
 警察官も、職質かけるくらいすればいいのに…。
 犯人は夏目を追っていくけど、ここでたまたま追いかけてきたらしい警官が声をかけてきて、
この警官がやられてました。いやだから、一人で追ってきたらダメだろ…。
 しかもこの犯人、拳銃を手に入れてしまいます。
 最悪の展開だな。

 夏目が何もしらんと家に帰ると、ユイが、ベロが飾りを探してきてくれた、と報告。
 本当に良い方よね、と奥さん言います。
 そうですね。
 困ってる人を見捨てておけない、それが彼らですもんね。
 ところが、ベムらを探しに出た夏目、ここで犯人に遭遇。
 警察の方でも、犯人の身元が割れてましたが遅すぎます。ちなみに、この犯人はあの家庭内
暴力が繰り返された後父親を刺して服役しており、こないだ出てきたばかりらしい。
 
 夜景を眺めながら、どこに行こうかーと言ってる3人ですが。
 拳銃の音を聞いて、ベムは杖で様子をうかがい、夏目が襲われているのを知ります。
 どうせ正体はバレてんだから派手にいこうかね、というベラは良かったですね。
 つかオープニングの歌が流れたからカッケー!とか思ってたらすぐに終わった。せめて
もうちょっと流そうよォォォォ!!!
 
 夏目に対して運が悪かったという犯人。
 夏目は、それは逃げてきただけだ、と言います。
 どんな不運に見舞われても受け入れていくしかない、お前には想像つかないほどの
宿命を背負って必死で生きてる奴だっているんだ、と。
 ああ、夏目貴志君のことですか。祖母の友人帳で妖怪騒動に見舞われてる…。
(どう見てもベムらのことです!!!)

 夏目が撃たれそうになったその時、やっぱりやってきましたベム達。
 もう変身しちゃってます。
 そうして、犯人に「何故気づけない、人間に生まれた幸運を!」と迫り…あ、吹っ飛ばした。
展開はぇぇよマジに!
 どうして自分なんかをかばって…と夏目が言ってる時に、犯人しぶとく立ち上がってベムを
撃とうとするんだけど、かばう夏目が良かったですね。
 で、犯人を吹っ飛ばすのにベロが一直線に頭突きかましてたシーンがちょっと面白くて
笑ってしまった。
 正体もバレてることですし、皆は夏目の前で元の姿に戻ります。
 銃弾を食らってもなんともないよ、というベラですが…。
 夏目は、前に正体を知らず、ユイをかばうために撃ってしまった時につらそうな顔を
していたから、と言います。
 あの日だって助けてくれたのに気づけなかった、と。
 そうして、夏目をこれ以上苦しめたくないと立ち去ろうとするベムに、困っている人を助けて
きたのに気づかないで苦しめてきたのは自分の方だと夏目は言います。
 ベムらを傷つける奴が現れたら、今度は俺が守って見せますから、と。
 うん、ファイティングポーズ取るのはいいけどお前足撃たれてるだろ。無理すんな。
 夏目は言いました。
「だから、行かないで下さい。
 あなた方は誰よりも人間ですよ」と。
 あまりの嬉しさにまた変身するベム。
 だからさぁ、あんたらさぁ…学習しようとか…………。
 でもさすがになれたらしく夏目、ベムの鼻をつまんでました。いやそれはやめてあげようよ!
どんないじめ!?

 そうして隠れ家に戻ってきて、またユイと遊べる、と嬉しがるベロ。
 多分来週あたり夏目差し入れ持ってやって来る展開と見た!そして何故かなじんでお茶してると
予想!

 ベラも嬉しそうな顔をしていて、ベロに「おベラよしだね」とか言われてます。
 まだ続いていたのかよそのシリーズ!

 夏目の方は、化け物のイラストを破って捨てていましたが…。
 そこにステッキ男が!

 一方、ステッキ男の研究所で手がかりを探していたベムは、ステッキが3本あったことを
知り、驚きます。自分の分と緒方の分、残る一つはどこに?
 ステッキ男が思い切り持ってたんですけどねー。
 うーん、これで彼らの後ろにステッキ男でも映像で出てきたら「志村ーうしろー」って言えたのに。
(言わんでよろしい
)
 
〜〜妖怪が出てくる漫画 その5〜〜
「ぎんぎつね」
 神社の跡継ぎであるまことという女の子と、銀太郎という神社の神徒銀太郎のお話です。
 きつねで銀太郎だからぎんぎつね。
 日常に起きる問題だったり学校のことだったり、そういうことを、嫌がりながらも銀太郎が渋々
まことを助けて解決していったりするのですが、この2人のコンビがすごいほのぼのとしていて
読んで癒されます。登場する神徒も増えてきたりしてにぎやかで楽しいお話です。



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