多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ラッキーセブン


ラッキーセブン

第2話(12/01/23)

 新田が冒頭からなんか研究室でビーカーの中身かき混ぜてる!
 大雑把すぎるだろそれは!という混ぜ方だー!…いや私もこんなもんではありましたが…。
 すごい専門用語飛び交う研究室で普通にやり取りしてるのですが、その秘密は胸ポケットの
ペン型マイクにありました。
 これで探偵事務所の受付のメイちゃんに連絡、彼女が用語を検索して答えるみたいなやり方
ですね。すごいんだかすごくないんだか。
 その後ろであーだこーだ言ってる淳平が逆にうざい!
 このメイちゃんって子、あんまり出番ないけど私好きです。結構頭いい子だと思う。演技が
キラッと光りますねー。
 
 で、なんで新田がこんなことしてるかというと、本気出したらすごいんだぜとか言ってて本気
出したことない駿太郎はさておき、この探偵社に、「わが社の研究員、佐々岡の素行調査を
して欲しい」と、人事部長の峰岸がやってきたことが発端でした。
 スペースバイオ?だっけ、なんかそんな会社らしいんだけど、今度佐々岡を役員にすることに
なったから、一応問題ないか調べて欲しいということでした。
 そんなもん、新規採用でというのならともかく、長年勤めてる人間ならわかりそうなもんです
けどもねぇ。
 で、まず情報収集のためには誰かをもぐりこませねばということになるけど、研究室なので理系に
明るい人間でないと、ということで、誰が行くかと。
 淳平と飛鳥の掛け合いが相変わらず面白いです。
 私は無理ですよ、という飛鳥に、馬鹿を指名してしまいました、という淳平。
 瞳子がいい人材がいる、と指名したのが新田でした。
 理系の大学出身だそうですが、新田はしれっと、中退です、という。
 中退だと研究そのものはあまりやってなさそうだけど、でもこのメンバーの中では一番なんとか
なりそうではありますなぁ、うん。

 そういうわけで新田がもぐりこんでいるんだけど、観察していると、一人離れたところで研究
している佐々岡は、さすが研究者というか、奇声あげたり行動がすごく変。いやこの気持ちよく
分かるというか…。これは説明しづらいけど、理系にはよくいる。
 新田の方は同室の研究員に声をかけられて、メイちゃん協力による検索結果をペラペラと
答えてますがな。さすが。
 前にいたという設定の、研究室の事を聞かれても動じない。肝が据わってますなぁ。
 新田が潜入してるとヒヤヒヤしながら見ないで済むから気が楽ですね。
 そんで新田はいよいよ、佐々岡の研究のことについて探りを入れ始める。
 でも皆は、何をしているかわからないけど、変わり者だからそっとしておいた方がいい、と
言う。
 そういうわけで新田、直接佐々岡に話を聞きにいきました。はぇぇぇぇ!!!
 しかし佐々岡は相手にせず。
 これは手ごわいな。

 飛鳥と駿太郎は外の店で佐々岡が出てくるのを待っている最中。
 飛鳥、愛犬の待ち受け写真を見せて語る語る。
 駿太郎に、結婚できない女のパターンとか言われてますよ。
 うわ、ダメなやつにダメ出しされた!すごいダメージだ!
 
 その頃佐々岡はというと、資料室の、電動本棚の間に入ってゴソゴソ。
 おっさんダメだよ!その電動のやつちゃんと開けないとマジ危ないって!
 このタイプの本棚って保管便利だけどものすごい金かかるから個人で持てるレベル
じゃないんだよなぁ…。(どうでもいい)
 んで佐々岡は、資料をまとめておいて、といきなり新田にファイルを押し付ける。
 周りは、「新人はこれ必ずやられるんだよねーお気の毒」という感じですが…。
 多分新田は、佐々岡って人はそんな悪い人じゃなくて変わり者で、こういうので
人の能力を図る、というのを理解したのではないかなーと思うんだけどどうだろう。
 いるんですよね、こういうの。
 難しいことを押し付けて、相手の反応を見てみる、という変わり者が。

 佐々岡が出てきたので飛鳥と駿太郎は尾行。
 途中駿太郎が先走ってしまったので、あわてて飛鳥がカップルのフリをしてごまかすのは
大変に素晴らしいと思いました。つーか尾行のノウハウくらいちゃんと教えておこうよ!
 この後佐々岡は誰かと待ち合わせしていたらしく、店に入って行きました。
 もう顔を見られたので直接入るのは出来ないと考えた飛鳥。
 そこがクラブだったこともあり、働く側としてもぐりこむのは面白かったですね。
 つか対応早すぎることからして、この店の経営側に知り合いがいたのか、うまく
ごまかしたのか…。
 ちなみに駿太郎は外でお汁粉?コーヒー?飲みながら待ってたけど、店員ににらまれて
立ち去りました。
 お前もうちょっとうまく待機してろや!
 飛鳥は中でライターに仕込んだマイクで、佐々岡らの話を聞こうとしてんだけど、なかなか
テーブルに近づけず、お客さんの相手でどんどん離れていくハメになるのが面白かった。

 駿太郎が出勤してくると、新田は完徹だったらしく、レポート仕上げて寝てました。
 筑紫に瞳子のことを尋ねるけれども、忙しくてあまり顔を出さないとか言われてしまいます。
 何かありそうですね。
 その後の会議で、佐々岡が昨日会っていたのは、ライバル社の人事部長であるというのが
わかります。
 つまり、会社を変わろうとしているんだけど、その手土産として、研究成果を持ち出そうと
している、ということらしいです。
 そういうわけでもう少し手がかりが欲しいと、飛鳥と駿太郎は夫婦になって、佐々岡の奥さんに
接触することになる。奥さんが犬の散歩に出るから、それに接触しろと。
 会社を変わるというのなら、奥さんは何か聞いているはず、みたいなことらしいです。
 ちなみに淳平は犬が嫌いなので無理らしい。
 うまいこと接触して話を聞く二人ですが奥さんは、佐々岡はあまり家に帰ってこないという。
 子供もいないから、穴埋めに犬を飼ってみたけど、名前すら憶えてないでしょう、と奥さん。
 まあ…新田が何度か声かけてもいつも「誰だっけ」とか言ってるもんなぁ、佐々岡。
 名を名乗られても3秒で忘れる私のようだ!
 いつも夕食作っても無駄になるだけ、と奥さんは言います。
 新田の方は出勤してきた佐々岡にレポートを渡しました。
 佐々岡、ふーんて感じだったけど、こういうタイプの人間がこういう反応をする時は、
結構感心してる時ですよ!

 峰岸が探偵社にやってきました。
 まだ調査途中だと筑紫がいっても、経過でいいから話を聞きたい、というので、筑紫は
佐々岡がライバル社と接触していた、ということを話します。
 調査自体は続けることになるけど、なんか考えてそうな峰岸の様子が気になりますね。
 つかそもそも、途中経過を聞きに来ること自体がちょっと変なんですよね。
 確実じゃないことを聞いてどうする、みたいな。
 
 新田の方は佐々岡に、昼ごはんに誘われてました。
 珍しいらしい。
 …………あれ?
 ケーキバイキング…?
 昼ごはん、糖分?
 糖分王!糖分王の銀さーん!!!ケーキ食べ放題ですよぉぉぉぉぉ!!!
 つーかケーキはおやつであって主食ではありません!!!!!
 主食にできるのは銀さんかLくらいのもんだよこれ!

 なんか全然気にしてない新田すげぇよ…。
 ともかく新田は、会社はどうですか、不満とかありますか、とか探りを入れるのですが、
佐々岡は不満ならある、と言う。
 まあ不満ない会社の方が珍しいだろうしなあ。

 探偵社での会議で筑紫が「人妻担当の」とか駿太郎に言ってて、「それやめて下さい」と
駿太郎が言うのが笑える。
 しかもその後淳平が「不倫担当の」とか言いなおしてるし。言ってること同じ!
 ともあれ駿太郎らは、あの様子じゃ奥さん何も話聞いてないですよ、と報告。
 新田の方は佐々岡から聞いてきたらしい、社内の派閥について話す。
 社長派と専務派の派閥があって、佐々岡は今のところどちらにも所属してない
らしいです。
 ここで淳平が「わかっちゃった」とか言い出しました。
 飛鳥が「何がですか」とか聞き返すと「だから何なんすかとお前は俺に聞く」「いーですから」
と食い気味に飛鳥が言い返すのが面白いなぁ。
 つーか本当に淳平がやってるのは何なんだよ。
 あれか、テニプリの乾みたく「お前は○○と言う」みたいなのをやりたいのか。
 ともかく、淳平は素行調査は嘘だと言い出す。
 あんな変人を役員にしてどうするのか、と。
 峰岸は佐々岡の背任行為を予見していて、証拠をつかむために調査を依頼してきたんだよ、
ということを言いたいらしい。
 まあ皆は、仕事だから事実を報告するまで、って感じなのですが。

 峰岸は佐々岡に会って、これは裏切り行為だと言うけれど、佐々岡は飄々とした感じで
去っていきました。彼にとってはそんなこと、どうでもいいんじゃないかなぁ。

 さて駿太郎自宅にて。
 まーたヅラ探偵だよ。(ヅラじゃない、桂だ!あっ違った、真壁だ!)
 弟の会社も派閥争いで大変だーとかいうらしいけど、人間ってどうしてああ、群れたがるん
でしょうなあ。どうでもいいわ。

 さて。
 峰岸は専務に報告するんだけど、利益あげろ、佐々岡は辞めさせろ、研究は取り上げろ、と
なかなか面倒なことを言ってます。
 言うだけなら簡単なんだよこのダメガネ!
 峰岸、あの件が公になればまずいとか言ってるがあの件てどの件だ。(その件だよ)

 報告書をやってきた峰岸に渡そうとすると、峰岸が再調査して欲しい、と言い出しました。
 つまり、研究を売り渡そうとしているのとは別の解雇理由が欲しい、というわけです。
 胡散臭さ満々ですなぁ。
 でも、新田は何を思ったか、再調査してもいいです、と言い出す。
 多分何か感じとったんだろうなぁ。
 叩けば埃が出るものですからね、誰でも、と言った彼の言葉が意味深でした。
 多分目の前の峰岸に向けて言ったんじゃないかと思うんだけど。
 出かけていった新田を見て淳平、スイッチが入ったと言います。
 ああ、やる気スイッチ?(違うよ)

 淳平はいぶかしむ駿太郎に、素行調査というのは、単に尾行して調査するだけじゃない、
その相手が本当はどんな奴か、違う顔はないかを見る、それが探偵だと珍しく探偵らしい
ことを言います。
 どうしたんだ淳平!まるでベテラン探偵みたいじゃないか!

 佐々岡は何かをトランクにつめて、帰ろうとしてました。
 新田が声をかけると、「(会社を移籍して)金が欲しいんだよ」と彼は言うけれど、
新田は、あなたはお金で動くような人じゃない、とズバリ。
 多分何かあるんでしょうなぁ。
 2人はそのまま飲みに行くのですが、峰岸の方も、佐々岡が研究成果を持ち出した、と
密かに動いておりました。

 佐々岡の研究成果は、偶然に生み出された、水が無い所でも育つ穀物でした。
 発展途上国などに提供できれば、世界中の慢性的な飢餓が解消されるというわけです。
 すごい発明ですな。
 余談ですがこういう、偶然の過程で生まれた産物というのは結構あります。
 ペニシリン、サッカリン、ヨウ素などなど。
 ま、偶然の発見も運のうち、てなわけで。
 つい先日でも、片付けを放置して遊びにいっていた女子高校生らが、偶然「BZ反応」の
新発見をした、なんてのもありました。
 研究てのぁそういうのも結構あるもんです。

 で。
 佐々岡の研究はまだ未完成でもう少し進めないとだめなんですが、時間も費用もかかると
いうことで峰岸に相談したら、彼は専務に話し、その研究を売ろうとしたわけなんですな。
 未完成のまま。
 というのも専務は株で大きな損失を出してしまって、その穴埋めのために売却して何とか
しようとしてるらしい。
 自分らの立場を守るために世界的な研究を台無しにされてはってわけで、佐々岡は移籍を
考えていた、ということですか。
 ここで新田、突然、飼っている犬の話をするのですが…。

 この後、佐々岡と新田は別れて帰るんだけど、野生のカンというか、新田が振り向くと
佐々岡のトランクが奪われるところだった。
 てっきりさっきの段階で新田がこっそりトランクの中身を入れ替えてるとかしてるかと
思ったのにそんな小細工一切なし。
 なんだよ…。その方が面白かったのに。
 駿太郎を呼び寄せて二人でおっかけるんですが、アクション自体はかっこよかったのに
研究自体は持ってかれました。
 結構2人強かったのになんで持ってかれちゃうんだよ!
 でも途中二人がすごい勢いでトランクを押し付けあってるのは面白かった。
 交換日記をすごい勢いでやり取りすると変身できる純情パインじゃないんだから!
(このネタがわかる人がはたしてどれだけいるのか…)
 というかトランクでボカスカ殴ってましたが、中身無事なんでしょうか…。

 新田は、まだ何かある、違う何かが、とか言い出します。
 それで、駿太郎に頼みがある、と。
 その翌日駿太郎は佐々岡の奥さんに会い、奥さんが前に会った時に、佐々岡が帰って
こなくても夕食を作ってると言ってたことを話し、犬の名前をニコでしょ、と言う。
 佐々岡は忘れてなかったですよ、と。
 なるほど、新田が聞いていたのはこのことでしたか。
 駿太郎は自分達が探偵であることを話し、佐々岡と峰岸のことを教えてほしいという。
 真正面から行きましたなぁ。
 新田が何かあると言ってたのは多分、どうして峰岸はこうまでするのか、何があるのか
みたいなことなんでしょうね。

 駿太郎は皆に、元々佐々岡と峰岸は同期だったことを報告。
 良いライバルだったようです。
 なのに、峰岸が出世してからはなんかおかしなことになってしまったんでしょうね。
 ここで瞳子は、最初の依頼は何だっけと言い出す。
 佐々岡の素行調査を依頼されたはずだけれど、私たちはまだちゃんと佐々岡のことを
報告できてない、と。
 表向きには、お金に目がくらんで研究を売ろうとした男だけれど、新田らはそうではなかったと
見抜いた、それをあわせての本当の姿をまだ峰岸に報告してないわよ、ということらしいです。
 新田と駿太郎が出ていくわけですが。
 珍しいコンビだなおい。

 そんで新田は峰岸に報告に行く。
 佐々岡は峰岸を信頼していたから、この偶然の発見を報告した。
 すべて失っても研究を完成させたいと言っていた、その覚悟が峰岸ならわかるはずだ
と言う新田。
 峰岸が手に入れようとしているものは、佐々岡の覚悟と同じ価値があるものですか、と。
 ちなみに駿太郎はついてきてたけどずっと黙ってました。
 珍しい!
 明日雪になるんとちゃいますか!(今週ずっと雪のターン!)

 回りくどく言ってたけど新田としては、友達の人生を犠牲にしてまであんたは出世したいん
ですか、それは価値があるものですか、と言いたかったんだと思う。

 朝、佐々岡に新田は、自分が探偵であることを伝えるけど、佐々岡別に驚いた様子も
ありませんでした。
 理系のにおいがしないから何となく気づいてたということらしい。
 そこに峰岸がやってきて、佐々岡を連れ出し、社長にあの研究成果を持っていった、
と言うんですね。
 この研究は世界を救うから、ぜひ佐々岡には研究を進めて欲しいと言われたらしいです。
 佐々岡は峰岸の立場を心配するけど、峰岸はどっか別の会社に移って、研究員に戻って
やり直すらしい。
 別に会社やめなくても、今回のことで、研究員に戻ってまたやればいいんじゃないかなと
思うんだけどなぁ。
 峰岸が、「うかうかしてられんぞ、俺が研究員に戻ったら、天才研究員佐々岡にはライバルが
いたとか言われるぞ」と言ってのがよかった。
 ま、その研究でウィルスに感染して命落とすんですけどね、峰岸さん!
(それ今週末やる「L change the WorLd」じゃねーか!(峰岸役の鶴見さん研究者役で出てる))

 そういうわけで今回も解決致しまして皆打ち上げに。
 筑紫と瞳子は来てないんですが。
 なぜかここで突然警察署が出てくる。
 後藤と桐原に副署長が、ラッキー探偵社はどうか、とか聞いてくるんですね。
 その後瞳子と筑紫のシーンになって、筑紫が「お父様の件で…」と瞳子に報告入れてくるのですが…。

 多分、瞳子の父は犯罪者で逃亡中で、副署長は探偵社にその父親が接触してこないか見張っている、
そんなところではないですかね。
 でもって父親が犯罪者というのは冤罪で、最終回あたりその疑惑を晴らすという展開になるとか。
 うーん、「ジキルとハイドと裁判員」みたいな展開だなぁ…。

 
☆☆探偵の秘密 その2☆☆
 尾行は基本的に一人では行わず、途中で交代することが多い。これは、ターゲットが
乗り物で移動した場合などにそなえたり、長時間一人が尾行して気づかれるのを防ぐため。
 カップルで尾行することもあるが、高齢の調査員が尾行することもある。老人が尾行している
とは気づかれにくいからである。
 ちなみに下手な調査員だと警戒したターゲットに気付かれ、まかれてしまうこともある。
こうなると探偵失格である。



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