多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ラッキーセブン


ラッキーセブン

第7話(12/02/27)

 淳平がお見合いをすると言われ、驚く駿太郎と飛鳥。
 駿太郎に至っては「その顔で!?」とめっちゃ失礼なことを言っています。
 どんな顔だって見合いしてもいいだろ!
 相手は航空関係の人間と聞いて、ひょっとしてCAだったり?とかワクワクする駿太郎、写真
見てます。
 ここでいきなりユキはどうするの、わかれるのみたいな話が出てきたから誰のことかと
思えば、桐原ですか。
 別れる以前に付き合ってすらいなかったような…、一方的に淳平が話をして、桐原が
振ってた気がするんですけども。
 で、まだ淳平側の写真は送ってないということで、皆で写真撮ろうということになるんですが
どう見ても面白がっているようにしか見えませんが。
 そういうわけでワイワイ写真撮影です。
 つーかハンダゴテで髪型は整えられないからやめて、メイちゃん!
 …写真、探偵はBARにいる、の時でいいんじゃないの?(一応別作品ですから)

 その頃、淳平のお見合い相手となる千崎という女性は、お客さんからの依頼を受けて
忘れ物を探していました。
 その熱意がすごい。
 そんでやっと淳平から来た写真を見てるのですが…あまりお気に召さなかったようで…。

 このあとOPになったけど、新田全然出てないのにOPだけ出てるってむなしいものが。
 そのうち復帰したら坂本辰馬みたいに「おめーはオープニングとエンディングだけに出て
りゃいいんだよ!」と言われかねんぞ。

 探偵事務所の方では、依頼人から話を聞いていた淳平が珍しく強い調子で「できません」と
言っている。
 聞き耳を立てる駿太郎と飛鳥。
 何かと思ったら、おばあちゃんが、自分の枕元に立つ幽霊が、戦争で亡くなった恋人のように
思えるから確認して欲しいというものでした。
 普通なら寺の坊さんやら神社の方に相談すると思うのですが、何を思って探偵社に来たのか
さっぱり話が見えんのですが。
 淳平、幽霊が見えたら霊媒師になってますって!と話がエキサイト。
 ばあさん、金なら払いますと言います。
 なんだよ、払うもの払ってくれるなら多少ムチャな依頼でも…。(←最低)
「3日間で3000円あれば十分でしょ?」
 はい、お帰りいただいて!

 筑紫が丁寧に断って、おばあさん帰っていくのだけど、メイが帰りしなに、磁場を感知する
装置を渡してあげるのがちょっと優しいと思った。反応の数値が大きければ大きいほど近くに
いるらしいです。…ゴキブリじゃなくて幽霊がですよ。(わかってる)
 方向性はズレてるけど、この子も人をちゃんと心配できるいい子なんだなぁと。
 てか反応があったとしてもそれが恋人の霊かどうかまでは確認できない気も。
 ともあれ、淳平はソワソワして、そろそろ見合いの時間らしく帰ろうとするんだけど。
 駿太郎がわざと引き留めて、その間に飛鳥が鞄に盗聴器を仕掛けるという鬼っぷり。
 君らはもうちょっとこう、同僚のことを応援しようとか思わないのか!

 千崎と会ってる淳平、めっちゃソワソワしています。
 仕事はと聞かれて淳平、個人事務所に勤めてますというけれど、職種はと聞かれて
言葉に詰まる。
 タコかイカですって言っとけよ!(それ触手な)
 適当にごまかしたら弁護士と勘違いされてしまいました。
 会社員って普通に言っとけばいいのに…。
 千崎は、自分は探偵です、とズバリ。
 驚く淳平。
 お客さんの落し物を何としてでも見つけ出すことから、そう呼ばれてるらしいです。
 淳平、「私なんかしょっちゅう…」と話に同調しかけて、あわててごまかし、焼酎飲みたい、と
店員を呼ぶのですが、おいてません、とズバッ。
 焼酎に近いシャンパンをとか言いましたがそれもないと言われました。
 店員ももうちょっと気を利かせろや!

 それを離れた席から見ていた駿太郎、もう見てられない、アドバイスする、と電話を。
 すると淳平の携帯に、「リンカーン」と表示されるんですな。
 面白い。
 千崎はクライアントから?と勘違いしてんですが。
 カッコつけて席を離れた淳平、駿太郎らが近くにいるのを見て驚く。
 つーか駿太郎らも隠れたままにしてればよかったのに。
 駿太郎は、アドバイスしてやる、と言うけど、淳平は拒否。帰れ、というけど駿太郎は
最後まで見届けると言って切りました。
 ……あれ、アドバイスは???

 直後スタスタとやってきた淳平は、わざと店員にぶつかり、料理を飛鳥の服にこぼして
その場にいられないようにする。
 あんたもうちょっと他にやりようはあっただろうに…。
 つーか探偵なんだから、冷静になって、この状況を知られているということは盗聴器を
仕掛けられている、ということに気づけよ。したらそれ取るだけで済んだのに。
 バカですねぇー。
 服を汚されてブチ切れた飛鳥、奥さんのフリをして淳平に声をかけ、お見合いをぶち壊しに。
頭に来たのはわかるけどそういうのもやっちゃいかんだろ!
 お互いにガキか!って話ですよ。

 でもこの後淳平が、冷たい目で見ている千崎に「今の、僕に言ってました?」という、
ミラクルなボケをするのがメチャクチャ面白かった。
 やっぱ淳平のキャラいいなぁ。
 
 翌朝。
 プリプリ怒ってる飛鳥ですが、もともとあんたらが勝手に尾行したんだから、そっちは反省
した方がいいと思うけど。
 駿太郎は、自分がどうしてリンカーンと登録されているのかと聞く。
 淳平は、もし携帯を誰かに見られたら他の調査員の名がばれるだろと言いますが、これは
結構まともな理由だと思いますよ。
 探偵じゃなくても、個人でも携帯を落とすと個人情報の宝庫ですからなぁ。まあ、電話番号が
登録されている以上偽名で入れてても意味ないっちゃ意味ないんですが。
 飛鳥、自分は何の名前かかけて調べてみると、ヒラリーと出ました。
 メイも来てやってみてるのが面白い。
 メイは、サッチャーでした。
 ちなみに筑紫もやってきて、私はケネディかチャーチルだろ、とウキウキしながら携帯を
かけてみると。
 淳平の携帯画面には「ザビエル」と。
 …頭部か!頭部の具合だけで登録したのか!
 皆のテンションが一気にもとに戻るのが笑える。

 そういうわけでめっちゃ怒ったらしい筑紫。
 あれから淳平には口をきいてくれなくなったらしいです。
 つーか誤解が多いけど、ザビエルは別にハゲではなくて、トンスラといって、わざとあのように
頭頂部を剃髪してんですよ。
 だからいくらでも淳平は言い逃れのしようがあったんですが…無理だろうなぁ(笑)。

 ともかく駿太郎は淳平に見合いのことを聞いて、少しでもピンときたのなら追いかけては
どうか、桐原みたく、まったく振り向いてくれない人を追いかけても意味ないよ、と言います。
 確かにそれも一理あるですね。
 また、桐原にとっても今まで自分にアピールしてくれていた人が、急に別の人と親しくする
ようになったら気にすると思いますしね。そうなったらこのドラマ的にも面白いと思います。

 その頃千崎の方はお客さんに頼まれた携帯を沢山のゴミ袋の中から探すという、「それ携帯に
かけてもらって鳴らして探した方が早くないですか?」という調査をしていました。
 で、やっと見つける。
 休憩に入ると、やってきていた淳平に会います。
 淳平は昨日のことは同僚がやったいたずらだ、と伝える。
 まあ既婚者が見合いすることはないですから、そういわれれば千崎も納得するでしょうが。
 あと淳平は自分も探偵だ、とちゃんと本当のことを話します。
 千崎、あっさり淳平のことを許すのはいいとして。
 ゴミ臭くないですか?っていって手のひらかがせております。
 うわぁぁぁ!なんて攻撃なんだ!
 てかレモンで洗えばいいのに。大体のにおいは落ちますよ。もしくは入れ終わったあとの
コーヒーの粉で手をこするとか。
 ともあれ千崎は、修学旅行の高校生が携帯をなくして、ゴミ袋を300個もあけて探していた、
という話をします。
 見つけたと連絡をしたら大喜びしていた、その瞬間が嬉しい、人のために役だっていると
思えるからこの仕事をしている、みたいな。
 確かにそうですね。
 とある本にあったのですが、人間の究極の幸せというのは4つあって、誰かにほめられること、
というのがあるそうです。それは仕事をしていると得られるもので、だから人は仕事をする、
みたいな哲学的な話でもあったんですが。(生活のため、家族のためという前提ありきで)
 んだから人を叱るばかりでなくほめることができない上司は無能、と。いやそこまで言い切っちゃう
のもどうかって感じだけど。

 で、淳平はまた食事にでも、と言います。
 まんざらでもなさそうな千崎。
 これはいける!
 というわけで上機嫌で帰宅した淳平。
 皆は帰っていくんだけど、筑紫だけはまだフンッて感じで口もきいてくれませんでした。
 意外に筑紫さん大人気ない!
 瞳子が、いい加減にしなさいよ、と淳平にやんわり注意するのですが、自分の登録名は
気になったようで、「私は?」と聞くのが面白い。
 一瞬詰まって「クレオパトラです」と言う淳平。
 本当だろうなオイ。
 で、幽霊話の依頼の件になるんだけど、瞳子はさすがに無理だと言う。
 駿太郎は何か言いたそうな感じなのですが。
 まあ、適当に調べたフリをして、いましたよという調査報告書を書く、なんてあこぎなマネは
この探偵社は絶対しないんでしょうね。

 駿太郎は帰宅して、母親とか弟に、亡き父親の思い出を聞きます。
 母親は、生前はそうは思わなかったけれど、いなくなってみれば、大したことがなくても
それらはとても大切な時間だったのだ、と言う。
 そうですね。なくなってはじめてわかるありがたみっていうのは沢山あると思う。
 当たり前だから気づかないんですよね。

 淳平も思うところがあったようで、あの幽霊の依頼を持ち込んできたおばあさんのところに
行っていました。
 今日一日だけだからね、と言っているところを見ると、調査を引き受けることにしたらしい。
 おばあさんは、家族はいない、ずっと一人と言います。
 戦争で亡くなった恋人が帰ってくるのを信じて一人で待ち続けたらしい。
 あの時代は、戦争で亡くなったと聞かされて、別の人と一緒になったら、付き合っていた人が
実は生きていて帰ってきた、ということがあったというおばあさん。
 まあ確かにそういうことはあったようです。
 今みたいに通信体制が整っていたわけではないので、生きているのに戦死したと知らされたり、
生きて戻ってくると言われて家族が喜んで待っていたら実は死んでいました、という風に。
 だから、戻ってきたら婚約者が別の人と結婚していたという悲劇はよくあったらしいです。

 出兵する前日に必ず帰ってくると約束してくれた、その時にもらったお守りも、空襲で焼けて
しまったというおばあさん。
 何一つ形で思い出がなくなってしまったんですね。
 可哀想ですね。
 思い続けることが幸せだった、というおばあさんですが、ただ、何十年も思い続けるのは
ある意味その思いに縛られてしまって、不幸かなという気がしなくもないですね。
 そういうわけで淳平、一人起きて調査をしているのですが。
 そこでいきなりメイの機械が反応しだす。
 銀さんのようにビビりまくる淳平。
 おーっとこれはムー大陸の入り口を探しに行きかねない勢いだー!
 と思ったら画面ブラックアウト。
 あれ?死んだ?これ死んだ?

 その後いきなり翌朝になってたんだけど、これは淳平が恐怖のあまり失神した、という
ことでいいんでしょうか?
 結局幽霊どうなったんだよ!
 おばあさんは、幽霊は確認できてなかったみたいなんだけど、淳平に、気持ちだけでも
嬉しかった、とお礼を言う。
 そうして淳平は帰っていくのですが…。
 なんと入れ替わりに駿太郎登場。
 彼もいろいろ気になったらしい。
 つーかあんた唐突に訪問するのやめなさいよ。
 彼が来てくれたことに喜ぶおばあさんは、お菓子取ってくるね、と立ち上がるんだけど。
 その時駿太郎は、病院の薬があることに気づく。
 さすが観察眼はするどいな。

 淳平は千崎におばあさんの幽霊話の依頼をしています。
 お前…守秘義務は!
 千崎は、おばあさんの探して欲しいものは違うのではないか、と言う。
 幽霊でも、お守りでもなく、見えない思いや願いがあるからそれを探してくれと言ってるのでは
ないか、みたいな。

 この話をした帰り、淳平は受け取ったらしい3000円と、カード(多分銀行カードだと思う)を出して
何やら悩んでいる様子なのですが…。
 この後の展開が良かった。
 探偵社に戻ってきた淳平は、適当に「自分の親類からの依頼で探して欲しい人がいる、前金も
預かっている」と人探しの件を依頼。
 筑紫は、本人がここに来ないと依頼を受けない、と言う。
 どういう関係だと言われて、めっちゃややこしい人間関係を言う淳平。
 話をきいて「つまりいとこのおじさんじゃないか」とズバッと見抜く筑紫。
 二人ともすげぇよ!
 瞳子はどうやら本当の依頼人が誰だか気づいているようで、引き受けましょう、と言うのですが。
 まだ゛怒ってる筑紫に、自分の電話にかけて下さい、という淳平。
 名前を変えたということらしい。
 でも筑紫がかけてくれないので「電話下さい」「いやだ」「下さい」「いやだ」「かけろ!」という
やり取りになったの超笑いました。
 なんで最後命令口調になってんだよ!
 で、仕方ないのでかけた筑紫。
 徳川家康と表示されたのを見て「ゆるーす!」と。
 駿太郎は呆れてましたけど、まあこのあたりが落としどころということで、良かったんじゃない
でしょうか。

 そういうわけで調査開始です。
 この探す相手の内藤さんという人が載っていた軍艦を探すことから始まるらしいんだけど。
 翔鶴の名が出てきたのはちょっと反応した。
 や、全部知ってるわけじゃないのでアレですが、やたら被害を受ける翔鶴と、無傷の瑞鶴ってな
感じで覚えてたので…。両方とも最終的には沈められてしまったんですけどね。
 こういう時筑紫さんはすごいですねぇ。
 あっという間に絞り込みをかけてきてました。
 その一方で淳平は、ある買い物を駿太郎に頼んでいました。
 そんで、筑紫から、探している内藤の兄弟が和歌山にいるということがわかる。
 しかしもう調査費用の予算はない。
 どうするか。
 淳平、少し考えたすえに、車で出かけました。
 さすがです。
 駿太郎が、あのおばあさんはがんだ、と言ったのも効いてたと思いますね。
 治療を拒んでる、長生きしようと思ってないみたいだから、大事なものは早く見つけてあげなきゃ、
みたいな。

 和歌山の兄弟のところを訪ねた淳平ら。
 対応した人はすぐに「私のおじです」と言う。
 手がかりが見つかりましたね。

 戻ってきた淳平と駿太郎、おばあさんに会います。
 おばあさんは通帳を渡して、このお金を使って、と言う。
 最後に自分に親切にしてくれた人に渡そうと思っていた、と。
 いいけどばあさん、通帳だけだと本人でないと金降ろせないぜ?(金をもらう前提で
話をしないように!)

 淳平は、死んだ人のことは忘れて幸せになればよかったんだよ、死んだ人のためにも、
と言う。
 確かに、何年も待って帰ってこなかったらもう諦めることも必要かなっていうのは
ありますね。
 そして淳平は内藤の弟さんの息子さんが持っていたという、記章をおばあさんに渡す。
 遺品として持ってたらしいんだけど、そんなに思ってくれる人がいたのなら、と預けて
くれたらしいです。
 駿太郎も、幸せを感じたなら生きた方がいい、絶対に生きた方がいい、と説得。
 通帳を渡して、この金で治療を受けて、と。
 で、駿太郎、淳平に言われていたものを渡す。
 それは、おばあさんが空襲でなくしてしまったお守りの新しいものでした。
 優しい二人ですね。
 で、結局幽霊の騒ぎはどうだったんだろう。

 空港になぜかいる桐原。
 やってきた淳平が声をかけると、職務中なのでと断られる。
 警護の下見で来てるらしいです。
 桐原からすれば、「そうはいってもしつこく付きまとわれるんだわ、それがいつもの
この人だし」みたいな気持ちがあったんでしょうが。
 淳平は「この後デートなんです」とあっさり引く。
 んで千崎に声をかけるんですね。
 いやー面白い展開になってきました。

 これで終わるかと思いきや、飛鳥がこないだ淳平が汚した服の弁償を請求してきて、
淳平が筑紫に「お金貸して、いーえーやーすゥゥゥ!」と泣きついていたのが笑えました。
 なんか戦国BASARAの石田三成みたいになってるぞ淳平!
 
 瞳子の方は、別の探偵事務所にいってなんか父の話をしてるんだけど。
 何があるんでしょうね。
 

☆☆探偵の秘密 その7☆☆
 行方調査は、今現在は様々な法律により難しくなっている。
 戦没者などならともかく、今現在生きている人を、出身校などに出向いて卒業アルバムや
名簿などを見せてもらうように頼んでも、法律を盾に断られることが多い。ましてや戸籍などを
赤の他人が勝手に見ることはできない。
 そのため地道に探し出す努力が必要となってくる。
 逆に、今までの生活を捨てて失踪したようなケースの場合、部屋に手がかりが残されて
いることも多く、比較的簡単にたどれることもあると言う。
 人探しは地味だが、非常に根気のいる仕事である。 



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