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三毛猫ホームズの推理

第10話(12/06/16)

 なんかもうこれほとんどホームズ関係ないじゃん…。

 えー、刑務所から金田という男が脱獄しております。
 こんな、金網だけで仕切られていて、すぐそこに車があるとかどんなんやと思うのですが、
とりあえず脱獄。
 …23年前に刑務所入ったんなら、今ほとんどオートマであろう車を運転できるのか?(シッ)

 片山の方はホームズがいなくなったショックから完全には抜け切れていない様子です。
 完全に自業自得だと思うのですが、ヒロシらも、何かあったら俺らを頼れと声をかける。
 探す手伝いくらいしてやったらどうだ。
 そこに、金田脱獄の速報がテレビに流れます。
 23年前の銀行強盗の警察官射殺事件の犯人だと知って、ヒロシの顔が曇る。
 何かありそうですね。
 その金田は、元々自分が所属していた暴力団事務所を襲っておりましたですよ。

 さて警視庁では、小林という上司が突然出てきて、栗原があと10日で退官とか
言ってます。
 6月の真っただ中に退官て聞いたことないんだけど。
 定年退職ではないってこと?
 邪魔な片山に体当たりして、「さみしいです!」とかいう根本が笑える。
 そこに、金田が武藤という、団員を殺して逃亡しているというニュースが。
 つーか金田今回「俺はやってない」と言ってたけど、武藤を殺したこと自体は事実だと
思うんですが。細かい事だけど。
 で、皆は金田を逮捕して花道で栗原を送り出そうぜー!という感じで出ていく。
 ちなみに栗原は足が痛いとしきりにいってたんだけどそれは古傷かね。
 次回への伏線かなぁ。

 石津と片山は金田の実家を張りこんでいるのだけれど、3年前に母親は死んだので
はたして戻ってくるかな、という感じ。
 そこに、暴力団員が来て、金田が前に根城にしていた、廃工場にいるんじゃないかという
情報をもたらしてくるわけです。
 一同は拳銃を所持してそこに向かおうとするのだけれど、片山だけは拳銃を持とうとしない。
 もたない主義らしいですが、それで警察組織やってけないですよ、普通は。
 ああ、もう一人もたない主義のやつがいたな。古畑任三郎。
 ともあれ、人を傷つけたくない、という片山に栗原は、君の父もそうだったと言います。
 いやそれはいいけど、自分が拳銃を持たないことで犯人取り逃がして、その犯人が関係ない
誰かを傷つけた時に、その人の前で「自分は拳銃もたない主義ですから」って言えるの?
 警察官にあっては、拳銃を持たないってことはきれいごとだと私は思ってますけども。
 刑事は真実を追求するのが仕事、という片山。
 今まで散々真実から目をそらしかけてきた方とは思えないセリフです。

 さて廃工場にやってきました刑事ら。
 妖怪人間ベムとかいるんじゃねーのこれ。
 工場内にいた金田は刑事らの侵入に気づく。
 ずさんな入り方だなぁ…。まあいいけど。しかも片山とか声あげまくってるし。バレるやろこれ!
 この中で銃撃戦になり、片山があわてて駆けつけてくると、彼の頬をかすめて銃弾が飛んでいく。
 石津は冷静に4発発砲された、と数えてました。さすがです。
 で、片山らが駆けつけてくると、根本が「村田が撃たれた!」と言っている。
 血を見て気絶しかける片山。
 マジでウゼェェェェ!!!
 さすがにこういう緊急の時には踏ん張ってくれるかと思ったのにそうでもなかった。がっかりだ!
 あとここわかりにくいんですが栗原も倒れていたらしいです。
 ちょっと画面的にわからなかったなぁ。
 いいけどさ。

 で、病院に二人が運ばれて。
 栗原は発砲した後階段から落ちて頭を打ち、意識不明らしいです。
 ムチャするから…。
 一方で村田も重体のようです。
 あ、金田は逃亡しました。
 廃工場にいった意味なかったじゃんよ!あんだけ刑事がいて逃げられるとか!

 ホームズはその頃、前にいた公園みたいなとこで月を見上げてました。他の猫もいて
かわいかったです。

 重体だった村田が死に、金田は刑事殺しとして追われることに。
 つーかどんどん罪が増えていってるな…。
 村田さん最終回を前に殉職っスか。
 残念だったね!(コラ)
 捜査会議が行われていて、銃撃戦になって発砲したのは、金田、栗原、村田の3人
ということがわかります。
 また、現場近くでたまたま動画を撮影していた人がいて、それに収録されていた音声が
2種類あることがわかる。
 金田が最初に発砲しそれは外れた。この弾丸は現場から見つかってるらしい。
 次に栗原が発射。これは見つかってないようです。
 その後栗原は階段から転落。
 そこに村田が駆けつけてきて、金田が発砲し、村田が被弾した。
 その後村田は被弾しながらも金田に発砲、それは外れたと。
 ここまで聞いて片山は、自分の顔にかすったものがあると言う。
 あれは絶対銃弾だったと。
 お前、撃たれた経験ないのにわかるのかよ…。
 しかし根本は、駆けつけて村田が発砲するのを見たと言う。
 片山の頬をかすったのって跳弾じゃないか、とこの時は思ったんですけどねぇ…。

 さて。
 片山家では晴美がうかない顔をしていました。
 ヒロシに対して、金田の報道の時様子がおかしかったから、23年前の銀行強盗殺人事件の
ことを調べたらしいです。
 そうしたところ、金田との交渉役を買って出た警察官が射殺されていたことがわかった、それが
片山父だと。
 ヒロシは元々知っていたようです。
 金田が立てこもりをした時に、父が説得にいったらしい。
 つーか人が良すぎるだろ…。
 晴美は怒ってますけど、それは父が望んでしたことだからどうしようもない気もするんですが。
 ヒロシは、栗原に言われて黙っていた、と言います。
 捜査に私情を挟まないようにするためだと。
 元々栗原は片山父と同僚で親友だったらしいです。
 で、ヒロシは片山には絶対に言うなと念押し。
 うーん…。なんか黙っておいてというのも不自然じゃないですか。
 職務中に死んだのだから、憎むべきは犯人であり、一応23年前の時点では金田は逮捕されて
いたのだから、黙っておけという意味がわからない。
 ここらへん何かありそうですね。
 片山が知ったら、不自然さに気づいて調べてしまうかもしれない、みたいな。
 
 その頃何も知らない片山は、栗原の病室前に石津といたのですが、そこに子供が、おじさんに
頼まれたといって封筒を届けに来る。
 その中には携帯電話が入っていました。
 金田!どうやってこれ手に入れたんだ!(盗んだかもしれんやろ…)
 携帯が鳴ったので片山出るんですが、ぴったりくっついて聞こうとする石津がちょっと可愛かった。

 栗原か、と言われたので栗原は意識が戻ってない、自分は片山です、と律儀に答える片山。
 金田は、誰にも言うな、言ったらあのことを公表すると意味深なことを言って、俺はやってない、
と言います。
 あー犯人はね、大体そういうんですよ。(話を聞いてあげようよ!)
 また連絡する、といって電話は切れてました。
 いや金田さん、ちゃんと目的語を言おうか!
 しゃべったら何を公表するのか、やってないのは何のことか、しっかり言おうか!
 片山もワケわかんねーじゃんよ!

 片山はやってないと言われて、村田を撃ってないということだろうか?と考える。
 あ、私は23年前の片山父殺しのことかと思ったけどそーいやそういうこともありましたね。
(村田のこと忘れないで!)
 石津は、となると村田を撃ったのは栗原さんですかねー消去法で、とか言うけど、まあ
それは冗談だったっぽい。
 お前冗談でも上司疑う発言したらあかんやろ。
 捜査の攪乱が目的でしょうね、と石津は言うのですが、片山は、あれは絶対弾丸だった
とか言ってます。
 石津の話を聞けぇぇぇぇ!!!
 片山、廃工場にいって弾丸を見つけることにしたらしいです。
 鑑識が見つけてないのに一人で見つかるものかよ…と思ったのですが、一人で探しまくって
見つけました。
 つーか外で見つけるなんてほんと奇跡に近いな!
 そんな片山を陰から見守るホームズ。
 もっと出番ふやしておくれよぉぉぉぉ!!!

 で、片山は村田が撃った弾丸を見つけたと報告。彼にしては珍しく、線条痕なども調べて
きていると報告するのですが。
 根本が少し遅れて、跳弾の跡を発見したと入ってきます。
 つまり、金田と村田の間には柱があったんだけど、村田が撃った弾はその柱にあたって
跳ね返り、片山の頬をかすめて外に出たというわけです。
 その柱の跳弾の跡もあったらしい。
 なるほどね。
 …それなら鑑識が調べた時に発見してないとおかしい気がするんだけどなぁ。

 片山家では片山、本当に金田がやったのかな、と疑っている様子。
 皆最初から金田がやったと決めつけすぎている、と。
 先入観で見えなくなるものも多い、という片山ですが、そんな彼に晴美は何かを言いたげな様子。
 確かに今回の話を最後まで見てみると、金田が片山父を射殺したのではなくて、何か
事故があって片山父は警察官に射殺されてしまい、それを金田がやったことにしてる、という
可能性はありますなぁ。
 まあそれはともかく、ヒロシは、金田を信じるということは、栗原を疑うということだぞ、と冷静に
片山を諭す。
 片山は後悔はしたくないといいます。
 この人のこういう、どういう状況にあっても公平に考えられる能力は買いますが、犯人が分かった
後の態度がなぁ、イラッとくるんだよなぁ。
 ヒロシはそこまで言うならしっかり調べ直せ、ただし、犯人が金田だとわかったら前に進むん
だぞ、と言います。
 それは多分、片山父の射殺事件のことも含めて言ってるんでしょうね。

 その頃金田はどっかの店で、ティッシュに包んだ銃弾を広げてました。
 これ…23年前のやつかな。それとも今回の村田のやつでしょうか。
 線条痕を調べればなんか出てきそうな感じですね。

 さて片山一行は廃工場にて、あの時のことを再現中でした。
 金田の役は片山。
 ちなみに村田の役は石津がやらされてるんだけどちょっと面白い。
 あと、晴美が何かの痕跡を見つけました。
 わっかだ!とヒロシが言うと石津は「わっかですね」と言うんだけどヒロシが「いや、ドラム缶の
跡だろ」と言うと「ですね」と石津。
 石津、もうちょっと自分の意見を持てェェェ!!!
 ドラム缶が一つここにあって、誰かが移したのでは、という話になって、あれやこれや移動して
みると、何かをぬぐった跡が発見される。
 大発見ですな。
 ここで拭うというと血痕しか考えられないというヒロシ。
 つまり、村田の血痕をぬぐったという可能性が出てくるわけですね。
 そうなると、誰かが撃たれた後の村田を動かしたということになる。
 それができるのは、片山が入ってきた時に先に中にいた根本しかいないということですね。
 村田が撃たれた!と叫んでたしね。
 
 そうして鑑識の結果、村田の血痕であったことが分かります。
 そしてヒロシが真相が分かった、と言う。
 村田を撃ったのは栗原で、根本による隠ぺいが行われたのだと。

 つまり、金田が撃った後栗原が撃った。
 その時金田を追いかけてやってきていた村田に当たってしまった。
 その後栗原は階段を踏み外して転落。
 村田は撃たれてパニックになり、栗原のいた方向に向けて発砲、これが片山の頬をかすめた
銃弾の正体、というわけですか。
 その後駆けつけた根本は状況をすぐに理解し、栗原をかばうため、村田を動かして、血痕の上に
ドラム缶を置いて隠し、日を改めて跳弾の跡をつけて細工した、というわけですか。
 栗原が転落したのももしかしたら村田を撃った事に驚いてのことかもしれませんね。
 完璧な推理だ、と得意がるヒロシですが、それに反して石津は、降りさせてもらいます宣言。
 気持ちはわかりますな。
 これ警察の重大な問題ですもんね。
 表に出たら警視素管の首が飛ぶどころじゃすまねーわ。
 片山は真相を突き止めなきゃみたいな感じなんですが石津は、それをマスコミに流すん
ですか、そうしたら刑事としては終わりですよ、と。
 あれ、辞めたがってた片山にとっては願ってもないことでは!?
(いや、警察からめっちゃ恨まれることになるから!)
 見ても見ないふりは必要ですよ、と帰っていく石津。
 …晴美の好感度マイナスだよ石津君!

 ヒロシも片山に手を引けといってくる。
 今すべきなのは栗原をさらし者にすることではなく、金田を捕まえることだと。
 うーんこの調子だと金田を捕まえても、真相は闇に葬り去られそうな気がするんですが。
 部屋で苦悩する片山。
 お前はどうでもいい、後ろにトコトコやってきたホームズを映せ!(ひどい)
 マツコの姿になって、頑張るのよ、一人で乗り越えなさい、とかやってて超可愛いんだけど、
逃げようとしてけつまずいて、あわてて逃げてくのが面白い。
 ホームズの姿で立ち去ればよかったのに!
 毛が落ちていたことから片山は、ホームズが来ていたことを知ります。
 つーかこんなまとまった毛が落ちてるなんて、円形脱毛症になってんじゃないのか!?

 片山は、刑事は真実を追求するのが仕事、と自分で栗原に言ったことを思い出し、決意して
捜査本部に向かいます。
 根本を呼び出して、本当のことを知りたい、と迫る片山。
  根本は、ばかばかしい、なんで自分がそんな懲戒免職もののことをしなくちゃならんのだ、
という感じですが、そこに石津が現れる。
 根本の拳銃の発砲記録を調べたというのですね。
 なんだ、手を引いたふりをしてしっかり調べてた!晴美の好感度もギューンと戻ってきそうな
感じだよ!!
 石津は、廃工場の銃撃戦で根本は一発発砲したと報告しているが、あの日発砲はしていない
はずだと言います。
 発砲音数えてましたもんね。
 後日発砲して、跳弾の跡を偽装したんですよね、と言う石津。
 さすが石津。片山のように証拠もないのに説得しようとして大失敗するよりも証拠固めから
入ってきました!
 根本は、栄光のイチカチョウの最後に泥を塗るつもりか、と言いますが、そこに話を聞いていたっぽい
小林が入ってくる。
 根本は観念して、すべて自分の判断でやりました、と言います。
 まあこれは内々処分で終わるだろうなぁ。
 こんな不祥事表に出せんやろ…。
 
 そこにまたあの携帯に金田から電話がかかってくる。
 彼は小林にかわれといい、名乗った小林に、長い肩書だなとか言ってます。
 おい、厚労省から白鳥呼んできてやろうか!!!(byチーム・バチスタの栄光)
 金田は、逃亡資金として1億用意しろ、と言う。
 …おーい誰か、1億をトリコリラで用意して差し上げて!(やめなさい)
 自分は刑事を殺した弾丸を持っている、切り札だと言う金田。目の前に転がってきたんだと。
 …撃った後の銃弾が転がるの!?まあいいや…。

 あと、刑事が村田を撃ちぬいたのを見てた、と言いますが、これ栗原とは言ってないね。
 いや名前知らんからというのはあるけども、この「刑事」が誰をさすのかは見ていた金田しか
知らないわけで。
 この不祥事をマスコミに流したら大騒ぎになるだろう、金を受け取ったら自分が持っている
銃弾はくれてやる、という金田。
 てかこれ警察が、金田を追い詰める銃撃戦の最中に、刑事同士で撃ちあいがあった、と
名前を伏せて発表してしまえばゆすられる材料なくなるんですが。不祥事とはいえ、根本の
偽装まで発表しなければ問題ないことではありますよ。
 金田君、そこのところはわかってます?
 いやまあ、こんなことする警察の味方しようとは思わないけどさ。

 小林は、今はともかく金田の確保に全力を尽くせ、その結果マスコミに話が流れても
仕方がない、我々の責務は金田を捕まえることで、警察の面子を保つことではない、と言います。
 かっこいいけど何やらこいつが犯人のような気がしてきたなぁ。
 いや何となく。
 23年前のことにも関わってるとかさ。

 というわけであっという間に現金が用意されて、公園の噴水にぽつんと置かれてます。
 不自然すぎる!!!!
 どう見ても周り刑事だらけじゃねーか!
 あと片山キョロキョロしすぎ!隣の刑事に話しかけすぎ!お前ちょっと黙ってろ!…あ、怒られた。
 こんな、刑事が張り込んでいる中で取ったらバレバレのところに金田が来るはず…来たよ!
 バカだ!この人結構バカだ!!!
 普通にお金入ったリュックサック持って歩き出したよ!!!!
 やっべぇ、ジミーでさえお前バカだろ!とか言うくらいアレだったよ!(真選組の)

 車から見ていた小林は、射程距離に入ったら撃てと指示。
 それを聞いていた片山は、狙撃手が待機しているのを見つけ、走っていって金田をかばいます。
 …ジミーくん。ここにバカもう一人いた。
 つーか小林が構わん、撃てといったところからして、こいつが俄然怪しくなってきたなぁ。
 あ、狙撃手ですが、上からバケツが降ってきて狙撃失敗。
 猫に邪魔されました!とかいってて、ホームズやるな!と思いました。
 かっけぇー。
 で、これだけ刑事が囲んでいるのにも関わらず、金田逃げ切り。
 えぇー…片山どうこうの前にこれで逃げられる警察って一体…。

 片山から話を聞いたヒロシは何かあるなと言ってます。
 つーか片山も、刑事やってて栗原が黙っているといっても、23年前のことを知らないはずは
ないのに、まったく聞いてないってのもすごいな。
 で、結局ヒロシは、片山父が殺された経緯を話します。
 晴美も、父の敵を助けたってことなのよ、と言いますが、果たしてそうでしょうか?

 ここでヒロシは誰か来たので出ていくのですが。
 お前ら、インターフォンで対応するってのを知らないのか。
 ヒロシの悲鳴に片山らが驚いていると、入ってきたのは金田でした。
 え、呼び鈴鳴らす人なんだ、金田…。(そこは割とどうでもいい)
 一方病院では栗原が目覚めていました。
 はたして真実は!?
 なんかもうシリアスになりすぎてどうでもよくなってきてますが、次回はホームズの出番が
もっと沢山あるといいなぁ。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→三毛猫ホームズの推理