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鍵のかかった部屋

第3話(12/04/30)

 今回のトリックは、前に読んだ推理小説に似たようなのがあったのですぐ分かったんですが、
携帯電話のくだりがちょっとわかりづらかったような…。まあいいですけど。

 今回の密室を解くポイントは動機。犯人はなぜ殺人を犯したのか。
 普通動機は容疑者を絞り込んだり、裏付けを取るために調べるもので、密室と関連付ける
ことは意味がない。
 しかし今回、この部屋で起きた殺人事件の動機は、密室を構成する重要な要素である。
 一緒に考えてみてください。
 問題が主役の榎本から出されました。
 簡単だべ!犯人はドアチェーンの隙間からゴムゴムパンチで被害者を刺したんだべ!(違います)

 仕事中の芹沢に、コウノという刑事が声をかけてきます。ええい、一度で変換されない漢字
面倒くさい!
 コウノは芹沢に、竹脇という棋士のことを聞く。
 彼は芹沢のクライアントだったのですが、ホテルで殺害されているのが発見された、ついては
話を聞きたいから署まで来て欲しい、というわけです。
 弁護士相手にこれだけ強気に出る警察も珍しいですが(いろいろ面倒だから)、一緒にいた純子は
ビックリ。すでに彼女の中では、芹沢は竹脇を殺した犯人になっているに違いない!

 殺害されたのは、昨日の午後2時から2時半くらいらしいのですが、その間芹沢は特許庁に
いっていろいろ申請していたということで、アリバイを証明できる人がいない、ということらしいん
だけど。
 監視カメラとか確認したらわかるだろ…と思うのは間違いでしょうか?
 その殺された竹脇が、ホテルにいる間外部に連絡をした相手が芹沢だということで、その電話の
内容をコウノらは知りたいらしいのですが、芹沢は守秘義務を理由に拒否。
 そりゃそうだ。
 刑事も知りたければきちんとした令状とってくればいいのに。
 コウノ、何度でもお話を聞きに行きますよ、とかいうけど、完全にコレ、犯人扱いですね。
 純子は芹沢からの電話を受けて、弁護は私が引き受けます!とか言ってます。
 うん、キミに頼むくらいなら古美門に頼むから!全戦全勝の彼の方が安心できるから!
 芹沢、警察署から出ながら純子に怒鳴ってんだけど、後ろの門番してる警察官が不審に
思って近づいてくるのがめっちゃ面白かった。
 …あれ?
 つい最近似たようなシーンを見た記憶が…。いいですけど。(リーガル・ハイ第一話で古美門がやってた)
 で、芹沢は榎本に連絡を取るよう要請。
 そういうわけで榎本とともにホテルへ。
 展開はぇぇな!いいけど!
 ドラマ始まって3分で登場したよ!

 ホテルで遺体を最初に発見したのはフロント係の人で、竹脇に外から2度電話がかかってきて
それを取り次いだのだけど、2回目の電話の時に相手方から、竹脇が電話に出ないと言われて
様子を見に行ったらしいです。
 それにしても中から応答がないからといって、いきなりマスターキーであけるようなフロントの人も
あまりいないですけどね。
 で、中に入ろうとしたらドアチェーンがかかっていて、おまけにそこに、背中にナイフが刺さった
竹脇が倒れているのが見えてビックリしたと。
 ちなみにその電話をかけてきたのは2度とも、来栖という女性らしいです。
 榎本は、ドアを開けた時に死体に引っ掛かることなくスムーズに開いたか、と尋ねる。
 つまり彼が確認したかったのは、死体がどの位置にあったかということなんでしょうね。
 また、犯人はこの部屋の鍵を持ち去っており、それはともかくとして、どうしてチェーンまでかけた
のかが謎だと。
 チェーンに細工された跡がなく、また、どうやっても外からチェーンをかけることが不可能ならば、
被害者が自分でかけたと考えるのが一般的です。

 榎本は死体があった位置に寝転がってみて、コウノに、復元したチェーンをかけてドアをあけて
みるように頼む。
 コウノがドアを開けてみると、ちょうど死体ギリギリの位置までドアがあきました。
 
 純子は、ホテルの廊下に監視カメラがあるからその映像を確かめてみては、というけれど、
榎本は、あれはダミーだという。
 予算不足か…。
 さらに、このホテルは構造上、1階からエレベーターを使えば、フロントを通らずにこの部屋に
来ることができるらしい。
 どんだけずさんなんだよ!他人が勝手に出入り出来ちゃうだろうが!
 つーかまあそれを調べ上げてきてる榎本もすごいんですが。
 そこに来栖がやってきます。
 榎本が、入ってきた時からジーッと観察しているのが面白い。
 この時点で彼の中にはある仮説があったんじゃないのかな、と思うのですが。

 入ってきた来栖は室内を見回しながら、テーブルの上にあった将棋盤に不自然にさわる。
 しかも駒を勝手に持ち上げ、刑事に叱られてそれをテーブルに戻した。盤上ではなく。
 この時点でもうこいつ犯人やんけ。
 まだわからんですがそこに、自分が犯人であることを示す証拠があったのだ、と気づいたん
でしょ。でないとこんなことは普通しない。
 もっとも、この時点でそれに気づいたのはどうやら榎本だけのようですが。
 しかも観察している榎本を、「何美人だからって見とれてるんですか」という純子。
 ……チェーンジ!!!SPECの当麻とチェーンジ!!!!!
 
 コウノが、この部屋からなくなったものは?と聞くのですが、来栖は特にないという。
 恋人だったからといってそんなに全部把握しているものですかね?
 ちなみに竹脇は、パソコンも携帯も持ってない人だったらしいです。
 純子は来栖が女流棋士だと気づくと、そりゃもうミーハー丸出しで話をしています。
 なんかもう大丈夫かこの人…。

 テレビで純子が、取材受けてる来栖を見ながらご飯食べていると、事務の人が「お客さんです。
この人です」とテレビさしていうのは面白かった。
 やってきた来栖を連れていきなり榎本のところを訪れる純子。
 話の展開はぇぇな!
 榎本はすでにホテルの部屋を模型で作っていました。
 榎本は矢継ぎ早に、物取りにしても殺すためだったにしても、ドアチェーンまでかける必要は
なかったはずとか、外からチェーンをかけることもできるけれど、あの部屋にそれがされた形跡は
なかったとかすごいですね。
 ここで純子、密室を解く時の榎本のマネをして、わかった!とか言ってますが。
 君らのわかったはアテにならん!
 純子は、ドアチェーンは犯行前からかけられていて、犯人は窓から出たのだ!と。
 この窓、ハメ殺しらしいです。
 犯人はスパイダーマンか!(ちげぇよ)
 純子、それならば犯人は、チェーンがかかったドアの隙間から、何か大切なものを部屋の中に
落としたフリをして、それを竹脇に拾ってもらっている間に刺したんだ、と言う。
 だからそれだと犯人はダルシムかルフィだろうが!(どちらも手がぐぃーんとのびる)
 榎本は、ドアチェーンをして対応するような相手に、無警戒で背中を向けるとは思えない、と言う。
 来栖は、ピッキングで鍵をかけたんじゃないでしょうか、とか言うけど、榎本、それだと部屋から
鍵が消えている理由にはならない、と。
 ことごとく論破されていきますな。

 で。
 芹沢に来栖を会わせると、さすが純子の上司だけあってこいつもミーハーです。
 すごい親切に対応しているのが面白かった。
 さらに、ポワワーンとなって、竹脇から相談された内容を話しそうになるのですが、ギリギリ
思いとどまって、弁護士としてできません、と言ってました。
 さすが芹沢!伊達に新撰組に暗殺されてねーぜ!(意味わかんねーよ!)←同じ週に放送
されていた「新撰組血風録」でたまたま、芹沢鴨暗殺の回だった。
 
 榎本は純子とともに、将棋会館にやってきました。
 いつもは密室以外興味がないのに、という純子ですが、どうやら将棋は好きらしい。
 なんかわかりますね。
 鍵も将棋もコツコツと考えて解いていく我慢強さが必要とされるものだし。
 榎本はその時テレビで放送されていた将棋盤をジーッと見ていました。
 館内をウロウロしていると、来栖が稲垣という女性に、頑張って昇級しましょう、と声をかけて
いる現場に。
 後輩らしいです。
 で。
 来栖の対局が始まるんだけど、それを見ている榎本は、来栖が追い詰められている、と
話す。
 ここで後ろこっそり稲垣が席を外していました。
 何かあるなコレ。
 無線かなぁと思ったけど、その他何かの方法で稲垣と来栖、連絡取ってるだろ。
 そうして来栖、一手を打ったんだけど、見ていた人たちがどよめく。これで一気に情勢が
変わったらしい。
 試合を終えて(もちろん勝った)来栖は、あと1勝で4段になれるとか言ってます。
 稲垣がそこでもどってきて榎本、それを観察しているのですが、またまた見とれてるとか
言う純子。
 キミはもう少し当麻なみの観察力を見につけた方がいい!
 そこに、チャラチャラした男、中野が入ってくる。
 竹脇が死んだことにより不戦勝となった対戦相手らしい。
 つーか忍成さんこういう役多いなぁ…。いいけどさぁ。
 で彼は、竜王戦がかすんだねとか言い出します。
 どうやらすごい対戦だったらしいんだけど、それが竹脇の死とか来栖のことでかすんだらしい。
 さっきテレビ中継していたのは終わった試合の話で、記者達は将棋ソフトで手を先読みして
いた、という重要な話が。
 ただ、その竜王戦で勝った毒島という人の手が、その将棋ソフトでも読み切れない、すごい
手だったらしい。
 きっと佐為が憑いていたに違いない!(うん、それは碁な!)
 …その打った手、つい最近どこかで見ましたけど。

 中野はさらに重要な証言を。
 携帯を持っていないという竹脇だったが、来栖と3人で飲みにいった時に、携帯を見せ
びらかしていたのを見たことがあると。
 来栖は、自分は酔っぱらっていたので覚えていないと言いますが…。
 
 この帰り道いきなり純子、榎本に彼女っているんですか、と聞きます。
 すごい動揺する榎本。
 純子は、恋人なら竹脇が携帯を持っていることを知らなかったという来栖の様子はおかしい、と
言いたかったらしいんですが、榎本は、そのことと、自分に彼女がいるかどうか聞くことと
何の関係がある、と聞く。
 純子、それを流して芹沢への相談も将棋の不正絡みのことだったんですかねー、みたいな。
 またまたそれに対して、自分に彼女がいるかどうか聞くことと何の関係がある、という榎本。
 純子としては、彼女がいるならどう思うかということを聞きたかったということなんですが。
 女性って往々にしてこういう聴き方をしますね。
 あなたならどう思うってことをストレートに聞かず、回りくどく聞いたり。
 別に悪気があって聞くわけじゃないんですが、男性としては脈絡ない話題に思えて理解
できない部分があるんだろうなぁと。
 しっかしここの動揺しまくる榎本、可愛かったです。
 榎本、そういう話題は人前で軽々しくするものではない、とか言ってて、純子は、そういう話って
面白いじゃないですかー、みたいな。
 榎本のキャラは好きだなぁ。

 で。
 榎本は将棋ソフトを入手、実際にやってみることにします。
 そしてすごいなと思うのが、過去の、ある人物の試合すべてをそれで再現していくわけですよ。
この時点である確信を持って調べていたのではないのかなと思います。
 一方芹沢の方は、コウノに付きまとわれてうんざりって感じです。
 来栖は純子を呼び出して芹沢の様子を聞いているんだけど、ずっと守秘義務を守っているらしい。
 それで純子は来栖をごはんに誘うのですが…。
 なんかすごい重い話が展開されてる!
 強くなりたかったとか、女性には現実は厳しかったとか。
 つーか将棋の世界では実際どうか知らんけど、男と女は能力差があるんだから、それぞれ得意
分野があるわけで、得意な分野でそれぞれ活躍していくってのはダメなんですかね。別に男が
得意な分野に女が出てくるなっていうんではなくて、能力を生かして働くことは差別ではないと
思うのだけど。まあいいですわ。

 榎本はソフトで対局を調べていて何か発見したらしく、出て行きます。
 そうして、中野が言っていた、谷という人間に会っていました。
 こいつも竹脇に対しては遺恨があるらしい。
 ただ、竹脇が殺された日は毒島の対局を解説していたという谷。
 一六桂という手ですねぇ。
 これが打たれたのが犯行時刻前後の、2時10分らしいです。
 榎本は考えていました。
 そうして。
「密室は破れました」と榎本は宣言します。
 
 ドアチェーンをかけたのは犯人でもなく、最初からでもない、刺された後に竹脇がかけたのだ、
という榎本。
 まあそうでしょうな。
 芹沢と純子は驚く。
 竹脇は刺されたあと、犯人が引き返してくると考えた。
 実際犯人は引き返していた。
 殺された現場で榎本がチェーンを復元してコウノにドアを開けてもらっていましたが、あの時ドアは
遺体の角度と一致していた。
 つまり、フロントの人間があけるより前に一度犯人がドアを開けていたのだ、と指摘する榎本。
 竹脇が守ろうとしたものは、部屋に置かれてあった局面(将棋盤)だと。
 それこそが犯人につながる手がかりであり、この局面では毒島の手が再現されていた。
 しかしテレビでは生放送されておらず、パソコンも持ってない。さらに電話も外からかかったのは来栖
だけであり、かけたのも芹沢に対してだけ。もちろん芹沢は竜王戦は見ていない。
 さらに来栖からの電話も、一六桂を打った後にかかってきた電話は応答がなかった。
 つまり、毒島の手を知るには、携帯電話を使ったとしか考えられなかった、という榎本。
 竹脇がドアチェーンをかけたのは、局面を犯人に動かされないように守り、犯人が携帯電話を
持ち去ったというダイイングメッセージだったのだと。
 竹脇からしてみれば死後、誰かがこの局面を見て、ホテルの中にいたのでは知りようがなかった
毒島の手が打たれていることに気づき、外部と連絡を取った形跡、そしてそれが持ち去られている
ことに警察が気づいて調べてくれることに託した、ということでしょう。
 だからチェーンをかけてまで必死に局面を守った。

 ここまでくれば大体犯人は誰かわかりそうなもんですが、榎本は直接は言わず、純子にある
資料を見せる。
 それは榎本が調べた過去の対戦で、対局の内容が将棋ソフトと高確率で一致しているものでした。
つまり、不正の可能性があるということです。
 誰かがソフトで手を考えて、それを打っている相手に教えているということですね。
 特に、積むか積まないかの手では、ほとんどの打ち方がソフトと一致していると。
 つまり、対局は携帯電話でカンニングされていた、それが犯人によって持ち去られたものだと。
 不正が誰の対戦かを見た純子はそれを否定して、聴きたくないと言って出て行ってしまいます。
 そんなこと言われてもなぁ。
 殺人犯ですし、相手は。
 
 来栖の、昇格の勝負が始まりまして。
 皆が見守る中、来栖は追い詰められていると榎本指摘。
 で、また稲垣が出ていく。
 その時純子は思い出します。
 前にもこうして来栖が追い詰められた時に、髪の毛を右耳にかける、という動作をきっかけに
稲垣が出て行ったことを。
 そうして純子がこっそり後をつけていくと、稲垣はロッカーからパソコンを取り出していた。
 もうほぼ決まりですね。
 つーかこの後、追いかけて屋上にいったら誰もいなかったんだけど、このシーンは何か意味が
あったのか。
(次のシーンでちゃんと稲垣を発見していた)

 そうして。
 来栖一人で残っていました。
 負けたらしいですね。
 そこに榎本や純子らがやってくる。
 負けたからもうプロにはなれないという来栖。
 こういうのって何度でも挑戦できるかと思ったら違うんですかね?
 わからんけど。
 正論を振りかざすあんたにイライラするという来栖。
 まあ弁護士ですから…純子。
 純子に親しげに話しかけていたのも、竹脇が芹沢に何を相談していたのか聞こうとして
いただけだ、という来栖。
 女って怖いわー…。
 で、榎本に、一局対戦しませんか、と誘います。
 榎本にとっては願ってもないことでしょう。
 
 榎本は将棋をうちながら言います。
 竹脇は二人の不正に気付いたんですね、と。それで脅されて恋人になった。
 来栖は、ていのいいデリヘル嬢よ、と。
 この時間帯でそれは大丈夫なんか!?銀魂じゃないからピー音かかりませんよ!?(コラ)
 それで来栖の携帯を取り上げたらしいです。
 脅しの証拠として持っておくつもりだったんでしょうかね。
 中野が見たのはこれだったんですね。
 携帯をバイブモードにしておいて、鳴らした回数で打つ手を指示していた、ということらしい
ですが。
 …よくわかったな。
 いや、置く場所はコール数でわかるにしても、何のコマを置くかというのはわかるんですかね?
まあいいけど。
 あと、竹脇が証拠として取り上げ、犯行後来栖が持ち去ったというけれど、携帯を調べられても
単に、稲垣から電話がかかってきた記録が残ってるだけで、不正を証明するものにはならないと
思うんだけどなぁ。
 対局の時間帯にかかってることを指摘されても、何とでも言い逃れできるし…。ま、いいですが。

 何としても携帯を取り返さなければいけないと思って、竹脇を刺したという来栖。
 しかしアリバイはあるというのですが榎本は、自宅からかけたという電話は稲垣がやったん
でしょう、という。
 そうしてチェーンも、最初に来栖が部屋を訪れて竹脇を刺し、携帯と鍵を奪って逃げた後に、
竹脇が最後の力を振り絞ってかけたのだと指摘。
 一度はホテルを出た来栖も、対局面という重要な証拠を残してきたことに気づき、引き返そうと
するけれど、チェーンがかかっていて入れなかったと。
 
 来栖は、一六桂はたまたま竹脇が見つけた手かもというのですが榎本は、あれはその場にいた
解説者含めプロの棋士が誰も気づかなかった手、だからそんなことはありえないと。
 さらに、最初にホテルの部屋を訪れた時(榎本らがいる時)、自白に近い行動をとっている、と
言います。
 それがあの、駒を将棋盤から取ってテーブルに戻した行動ですね。
 つまり、竹脇がチェックインした2時前の状態に将棋盤を戻したわけです。
 恐らく竹脇はチェックインした後部屋で、将棋盤上に毒島の手を再現していたんでしょう。一六桂が
あると、外部と通信して知ったということが証明されてしまう。逆に、その一手がなければ、チェックイン
する前の状況だから、ホテルに入る前にどこかで知って、そこまで再現したということになり、外部と
連絡を取っていたと警察が考える可能性は低くなる。そういうのを来栖は狙ったんじゃないかなと。
 2時10分にあの手が打たれたと榎本は知ったからこそ、携帯で様子を聞いていて、その手を打ち、
携帯が持ち去られたというのと、来栖が不自然な行動をとったことの辻褄があったんでしょう。
 
 来栖は1つ言っておきたい、あの男に私は負けたんじゃない、私は毒島に負けただけと
言います。
 …結局負けてんじゃねーか!
 榎本との対局には王手をかけた来栖ですが。
 このあと「参りました」と言いました。
 うん、いやなんか榎本聴いてないっぽい!局面見てビックリしてるっぽい!

 芹沢はコウノに、二度と会いたくないとイヤミチクチクですが。
 コウノはコウノで、榎本という人間は何者だ、とビックリしています。
 これもしかして展開的に今後、警察からも非公式で捜査協力依頼来るんじゃ…。
 
 純子は芹沢に、今回の不正のことどこまで知っていたんですか、と尋ねます。
 芹沢、もういいだろってなことで電話相談の内容を話すのですが。
 アダルトサイトから不正請求が来てたらしいです…。
 おぃぃぃぃ!!!将棋界の不正全然関係ねぇぇぇぇ!!!!!
 それを何故か榎本にグチる純子。
 榎本、黙々とソフトで将棋対戦中です。
 純子は来栖の弁護を申し出ようと思ってます、というのですが、ここでいきなり榎本が
彼氏いますか、と聞く。
 こないだ純子が聴いたまんまの質問ですな。
 ビックリする純子に「面白い話をしようかと思って」と。
 これは榎本なりに、落ち込む純子を慰めようとしたんじゃないでしょうか。
 いいキャラだなぁホント。
 もういいです、とテレテレな榎本がめっちゃかわいかったです。

 
  ☆☆ Iftah ya simsim! V☆☆
 押し入り強盗などは、ドアを開けて室内に入る瞬間が一番危ないと言われている。帰宅
したことにホッとして油断しているケースが多いため。玄関前でモタモタして鍵を探すような
ことはせず、入る前に周囲を確認するクセを。そして入ったら即施錠しよう。



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