多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→鍵のかかった部屋


鍵のかかった部屋

第5話(12/05/14)

 このドアには鍵がかかっていないのに開かない。
 それは、家全体がゆがんでいるからです。
 こういう部屋はある意味厄介です。
 判断基準がうまく働かないからです。
 ゆがんだ心を理解しようとするのは至難の業、なぜその心はゆがんでしまったのかを理解
するには、ゆがみがどんな悲劇をうんだのか話さないといけません。
 問題が主役の榎本から出され…これ問題じゃないべ!今までのパターン使えねーべ!

 純子はもうすぐ結婚するという友人の新居に来ていました。
 で、あの人恋人?とか友人が冷やかしてくるので何かと思ったら榎本がいた。
 新居の鍵などチェックに純子、気を利かせて榎本を呼んだらしいです。
 会社としては一応儲けになるし、榎本も好きな鍵チェックとかできるし、悪い事じゃない
んでしょうね。
 純子、関係を聞かれて困っています。
 弁護士業務の提携先とか言っておけばいいのに…。
 で、榎本はセキュリティ関係についての書類もくれる。
 確かに最近はこういうのを導入しておいた方が安全だからなぁ。
 新居に入るのなら最初からやっておけば面倒じゃないし。

 純子と友人が、手抜き工事の話をしていると、榎本が簡単な見分け方を教えてくれます。
その1、床にボールを置いてみる。初歩的ですね。転がったりするようなら、外とかチェックして
みたりして、コンクリにひびが入っていないか確認。
その2、2階で飛び跳ねてみる。振動が激しかったり音が大きい場合は、柱が予定より少ない可能性が
ある、ということです。よくビフォアーアフターなどで解体してみると、柱が全然足りてなかったりする
ようなケースがこれ。
その3、断熱材がきちんと入っているか確認する。屋根裏などを見てみれば一目瞭然。この断熱材
というのはとても大事です。見えないところだからと手抜きする業者はマジで多い。
 と、ここまで榎本が早口で説明したところで、彼のところに非通知着信が…。

 芹沢の方はクライアントの三井という社長から、今度買収する先の、竹本という、建設会社の社長が
死んだと聞かされて驚いていました。
 亡くなっただけなら不幸な事故なんだけど、よりによって、竹本の建てた家が地震で大きくゆがんでしまって、
施工主から手抜き工事を指摘されたらしいんですね。
 震度4でゆがみが出るなんてそりゃ手抜き以外にありえんわ!
 で、竹本は買収契約を控えていたこともあり、無償修理に応じることにしたと。…いや普通当然なんですけど。
 三井は、本当に手抜き工事が原因であれば、そんな会社を買収はできない、と芹沢にいってきたらしい
です。もともと買収の話の時に、竹本の会社は大丈夫と言ったのは芹沢だかららしい。
 これは責任重大だー!

 というわけで芹沢が調べに行くと、まあ見事なほどにゆがんじゃってますね!今の民主党だね!って
いうくらいひどいゆがみっぷりです。
 戦国BASARAのモトナリ・モーリの性格くらいねじくれてやがる…!(日輪よー!!!!)
 と、中から久々のコウノ登場ですよ。お前漢字が一発変換できなくてめんどいから、次出てこなくていいよ!
(ひどい)
 芹沢ウンザリ。
 芹沢の、インタビュー記事を読んだというコウノはイヤミ全開ですわ。
 あれえ、この二人の背景に、リーガル・ハイの古美門と三木のスタンドが見えるよ!?

 で。
 施工主の杉崎によると、3週間後に結婚式を控えてして、その後この新居に引っ越す予定だったらしいです。
それが、先日の震度4の地震でえらいありさまになってしまった。
 で、竹本に直させるために今回下見にきてもらったらしいんだけど、杉崎が様子を見に来てみたら中で
死んでいた、と。
 …誰も住んでいないうちから事故物件!(やめなさい)
 芹沢が話を聞いていると、純子とともに榎本が登場ですよ。
 芹沢としては、お前気が利くな、とニヤニヤ全開なわけですよ。
 これでコウノを見下してやれる、的な。
 ところがどっこい、呼び出したのはコウノの方だったという…。
 呼んだのオタク?とか言っちゃう芹沢。
 コウノ、すごい丁寧な態度で榎本を迎えていて笑える。
 まあ隠された犯罪を暴いたということで一目おいているんでしょうが。
 芹沢にとっては面白くないわけで。
 誰が呼んだところで、真実が明らかになればいいんじゃないのか?
 二人がそれぞれメンツにこだわって「俺が」「俺が」「いやいや俺が」「どうぞどうぞ」ってやってるから
いがみ合うんだろうが!(それダチョウ倶楽部じゃねーか!)
 
 中に皆で入ると確かにひどい傾きっぷりでした。
 これセット作る方も大変だけど撮影する方も大変だなぁ。
 竹本の遺体が発見された時、この部屋は密室状態だったらしいです。
 ただ、コウノは事故死だという。
 ただ、本当に外から出入り不可能かどうか調べて欲しくて、榎本を呼んだようですね。
 ドアにはカギがもともとついてない、と言われて。
 芹沢、榎本を連れて「そんなのに呼び出すなよ」って感じなんだけど、ゆがんだせいでドアが
まともにしまらないということらしい。
 なのに竹本の遺体が発見された時、このドアはしっかりしまっていた。
 外からはいかなる方法を使っても閉まらないらしいです。
 それはいいとして、内側からは、ドア左上の一点を、ソフトハンマーでたたけば閉まることがわかった、
と説明するコウノ。
 純子や芹沢が「ソフトハンマーってなんですか」と質問しても無視なのがムカツクわぁー。
(榎本に聞かれたらサクッと答える)
 ソフトハンマーは要するに、やわらかいハンマーです。(わかりにくい!)
 もう一ヶ所別のドアは完全にあかない上に、ガムテープでふさがれていました。
 窓はシートとガムテープできっちりおおわれていてここからの出入りは不可能。
 杉崎が、雨漏りがするのでフローリングをはがしてどうこうしようとしたけれど、一区画はがした
だけであきらめたらしい。燃え尽きるのが早すぎる!

 皆は、竹本はこの雨漏りで床が濡れていてすべったのでは、という感じなんですが…。
 ちなみに遺体発見時、杉崎は近くの職場である、学校に朝から部活の指導でいたらしいです。
 そうしていたら竹本から、これから中を見ますという電話がかかってきた。
 で、しばらくして自分も見に行ったらドアが開かず、中から呼びかけても返事がないので、外に
回って窓を除きこんだら、倒れている竹本を発見した、というわけですか。
 一見確かに統合性は取れていますが…。
 杉崎が、部活である野球部の練習時間に付き合っていたのは、午前9時から午後2時まで。
 竹本の死亡推定時刻は、午前10時から11時の間。
 つまり杉崎のアリバイは成立している、と。
 アリバイの成立してるやつが大体犯人だ!(オイ)←まあこれはあながちウソでもないんですよ。
犯人の心理から、トリックを使って犯行を行うやつは大体、絶対に疑われまいとして、鉄壁のアリバイを
作りすぎて怪しくなるという。

 室内を調べている榎本は、壁のところどころにある、ガムテープの切れ端のようなものが気になる
ようです。
 なんかはがした後だと杉崎は言うんですが、なんか様子が変だな。

 榎本の仕事場に戻ってきて、芹沢メッチャ怒ってます。
 榎本にも、コウノからの依頼、嫌なら嫌で断っていいんだぞ!とか。
 でも榎本は、奇妙な密室なので興味あるらしい。
 あの部屋のドアを中から閉めたら犯人が逃げられなくなる。
 かといって外からはいかなる方法で閉めようとしても無理。
 つーかなんか試してる方法で最後コナンのベルトみたいなんがあったぞ!
 ただ、密室とも断定できないと。
 あの部屋を調べていて榎本は、エアコンのダクト開口部を2ヶ所見つけたようです。
 庭に面しか壁の、上の方に1か所と、下の方に1か所。
 下の方の穴を何に使うのかわからんのだが…。まあいいや。
 このダクトのふたは大人の手が入るので、外からでも閉められるらしい。
 しかし、これをどう使ってドアを閉めたかはまだわからない。

 芹沢は、これが事故だとしたら一つ気になることがある、どうして竹本はわざわざドアを閉めた
のか、と鋭いところを指摘。
 推理小説嫌いとか言ってた割に、この人結構鋭い観察眼持ってるなと思いますね。
 やはり弁護士としては優秀なだけあるわ。それとも芹沢鴨の血がそうさせるのか…!

 榎本としては自分もどうやってドアは閉めたのか気になる、あの場にハンマーの代わりになる
ようなものはない、ガムテープの張り残しのようなものも気になると言います。
 窓などにはきちんと几帳面にガムテープが張られていたのに、壁に何かを貼ったらしきものに
ついては、切れ切れりテープが残されていた、と。

 ともあれ、震度4であのゆがみはおかしいので、手抜き工事があったのは明らかでしょう、
という榎本。
 買収する前に発覚して良かったな、という感じでしょうか。
 ともあれ、榎本はまだ考える時間がいる、と言います。
 そんな彼に、「模型だ模型、作っといて」と軽く言う芹沢。人使いが荒すぎる!
 さらに明日またここに来る予定だったのですが、コウノも来るとか榎本に言われたので、予定を
変更して明日は聞き込みに行こう、とかいってます。
 あんた仕事はいいんか…。
 思い切り、コウノと榎本を会わせないようにしてますね…。
 純子がやきもちとか言ってて超笑える。
 芹沢、あーだこーだ言い訳しながら去っていきました。何がしたいんだお前は。

 翌日。
 杉崎の勤める高校にやってきた芹沢ら。
 野球部員に人となりを聞くらしいですか。
 やきもちじゃないからな!とか言ってるの笑える。
 で、それを発見した杉崎、あわててやってくる。
 やましいことがないなら堂々としてればいいのに。
 事故は学校には伏せてるとか、婚約者もここの教師なんで、結婚も新居も内密にしてる
そうですが。
 なんかそういうのを伏せてるのも変な感じがするなぁ。
 ちなみにその婚約者、カナは結婚準備で休職中らしいです。
 ええのう、公務員は!簡単にそんなので休めて!

 で、カナのところに話を聞きにいこうと芹沢らが言ってると、倉庫から出てきた部員らの
様子が何やら変なんですな。
 そこに入ってみれはタバコのにおい。
 アホだなー。隠れて吸ってたとしても服ににおいがついてすぐバレるのに…。
 榎本、倉庫内を観察してました。
 チラッと映りましたが何やら怪しいものがありましたね!

 カナのマンションを訪ねますと。
 コウノがいました…。
 ここに来ると踏んで先回りしてたんじゃないだろうな。つーかピーナッツとか食べてんなよ!
ガラ悪いな!
 コウノ、榎本も一緒にいたんで、ソファに座るよう勧める。オメーのソファじゃねぇぇぇぇ!!!
 しかも、芹沢がちゃっかり座ってたのも笑いました。
 大人気ない!

 純子は勝手に室内見てるというか、結婚式の招待状があるのを見て、「私の友人も同じ
ホテルで結婚式するんですよー、私も同じ招待状もらいましたー」と。
 人のプライバシーにズカズカ立ち入ったらあかんやろ…。
 カナは、結婚式はキャンセルするんです、と言います。
 ほらぁぁぁぁ!!!気まずいことになるから!
 あの家があんな風になったことで、杉崎には借金が残るし、今結婚式しても…という感じ
らしいのですが、純子は、結婚は別と。
 人様にはそれぞれ事情があるんだから、押し付けたらあかんやろ。
 芹沢が、結婚はきれいごとだけじゃすまないと言ってたのも印象的でしたね。

 少ししてコウノが、やっぱ事故死と言ってきます。
 杉崎にはアリバイがあるし、もともと竹本を殺す動機もない、そしてあの部屋は密室だったから
ということで。
 そうと決まったらあっさり引き上げるコウノ。
 決断早すぎます。
 
 芹沢は三井と契約解除の話です。
 まあ手抜き工事自体は事実なんで、買収なんかしてられないでしょうな。
 竹本の死にも事件性がないと聞いて安心する三井。
 芹沢は納得いかない感じですが…。
 純子は、冒頭に出てきた友人に話をしていました。
 いいのかなあ、一応仕事がらみのことをホイホイ人に話しちゃって。
 友人は、こんなことがあっても普通、2人で力を合わせて乗り越えていこうと思うはず、竹本の
事故死から2日しか経過してないのに、結婚式キャンセルなんて決断早すぎる、と言います。
 結婚式までもう3週間しかないのにキャンセルするのは勇気がいるよ、と。
 純子ここで、カナの部屋に結婚式の招待状があったことを思い出します。
 で、友人に招待状はいつまでに送るもの?と聞いてみれば、2月前、遅くても1月前には送ると。
まあこういうのは準備とかいるしいろいろな手配があるから、一月前だと遅いくらいですなあ。
 大体〆切までに送り返さない奴もいるしね!
 ともあれ、純子はカナのマンションにもう一度行きます。

 その後事務所に戻ってきて考え事をしている純子。
 芹沢が声をかけてきたので、「人はお金が欲しいからとか、怨みを持ってるとか以外に、理由が
なくても人を殺すことはありますか」と聞いてます。
 珍しくまともな質問だ!
 芹沢は、そういうものの整合性なんて簡単にわかるもんじゃないよ、と。
 
 榎本の方は、ゆがんだ家に行ってエアコンダクト見てました。
 ポーズおもしれーな!
 で、純子に、この壁に残った、ちぎれたガムテープをつなぐと、面白いラインになると説明。
 シートをはっていたとすると、壁に三角形の面が現れるというんですね。
 これと、ダクトの穴を使ってドアが閉められるかが鍵だと。
 純子、ダクトの穴から棒を突っ込んでドアをガンガン叩いてしめたら!?とか言ってます。
 ダクトの外は一メートルしか余裕がなく、後ろは塀なので、そもそもそんな長い棒を突っ込めない
上に、コテの原理が逆作用して、すごい力で持ち上げないといけなくなると説明する榎本。
 簡単だべ!犯人は如意棒を使った悟空だべ!(ねぇわー…)

 と、ここで表から誰かが入ってくる音が。
 二人がかたずをのんで見守っていると、なんと芹沢でした。
 結局気になって見に来たらしい。
 でもかたくなにそれを認めない芹沢は、近くを通ったから寄っただけだという。
 表で、ランニングしてる野球部とも出会ったと。
 ランニングで1時間も走るんだって、あいつらすげーなと言ってる芹沢に、純子あることに気づく。
 つーか芹沢が気付かなすぎだろ!

 純子飛び出していきました。
 さらに芹沢もヨレヨレになりながら追う。
 あれ、あーた車できたんじゃないんですか?
 一方榎本はスイスイスーイと自転車。
 汚い!
 純子、野球部に追いつき、竹本の事故死があった日もランニングしていたのか尋ねる。
 その間杉崎は何をしていたのかは誰も知らない。
 また、タバコ吸ってた部員の姿が見当たらないので尋ねると、彼らはいつもランニングを
サボるという。
 そんなんで試合に出してもらえるとは思えないから、補欠扱いなんですかね…。
 榎本は考えていました。
 そうして。
 …あ、言わない。
 そうだったのか、つーてチャリで走っていきやがった!!!!

 やっと追いついてきた芹沢。すいませんが要件は終わってしまいました!お帰り下さい!(ひどい)
 榎本、高校に戻ってきて、何の迷いもなく倉庫に入ります。
 そこには、まーたタバコ吸ってた部員が。
 しかし彼は気にせず、あることを尋ねました。
 芹沢がヨレヨレしながら追いついてくると、倉庫から出てきた榎本。
「密室は破れました」と宣言します。
 やっとここでか!

 というわけであのゆがんだ部屋に杉崎を呼び出した榎本ら。
 芹沢が、リビングにボールがあったらしいんですが何かご存じですか、と唐突に杉崎に聞く。
 彼はちょっと考えて、ゆがんだ床の映像を取るために自分が置いておいたテニスボールですね、
竹本が無償修理に応じなかった時にネットにアップするつもりでした、と言う。
 芹沢はここで、なんでテニスボールだと思ったんですか、自分はボールとしか言ってません、野球部の顧問
してるなら、野球ボールを想像するんじゃないですか、と。
 杉崎は、いやそんなこと言われてもここに自分が置いたのはテニスボールですから、と。
 確かにそれはそうですなぁ。
 でも、この回答を引き出すことこそが皆の狙いでした。

 芹沢は、今回の事件は殺人であり、ボールを使ったトリックで密室が作られていたのです、と言います。
 榎本が実践してみせると言う。
 外の様子をわかりやすくするために今回窓は開けるけども、犯人は当時ドアを使うしかなかった、
と言う。
 密室にするのはドアを閉めるしかない、やれたのは杉崎だけだと。
 で、まず上の方のダクト口のフタにひもをつけて室内にたらしておく。
 つぎに、ピッチングマシーン登場ですよ。
 学校から持ってきたんかい。
 これでテニスボールでドアを狙い撃ちしてみましょう、と。
 今回のトリックはトンデモじゃねーのかおい…。
 室内が傾いているからボールはどんどか壁際に集まり、ドアは閉まりました。
 念のため、ボールを集めやすいようにもともとこの部屋にはシートが張ってあったという榎本。
 そうしてシートを引っ張って下のダクト口から引き出し、ボールは掃除機で吸いだしたと。
 どんだけ時間かかるんだよそれ…。
 
 証拠はないという杉崎ですが。
 純子、状況証拠はあるというけど、状況証拠だけじゃ難しいから!
 ここで芹沢は、ボールのようなものがあったと言ったけれど、実際にはなかった。
 テニスボールを置いたというのは、犯行時使われていたことを知っていた、秘密の暴露になると
指摘。
 まあちょっと苦しいけど何とかなるでしょう。
 また、榎本は恐らくコウノに頼んだんだと思うけど、警察に調べてもらって、テニスボールの毛が
ドア付近とかに落ちてるのも確認済らしいです。
 そうなったらもう物的証拠ですわな。
 で、アリバイがないという杉崎に、ランニングの空白時間を指摘。
 榎本は倉庫でタバコを吸っていた部員らに、変わったことはないかと尋ね、彼らは、ピッチングマシーンが
消えていたことを伝えたらしい。
 
 動機がないという杉崎に、カナから話を聞いたという純子。
 結婚式の招待状をまだ出していなかったことを聞いたようです。

 実は、竹本が死ぬずっと前から、結婚を考え直したい、とカナは考えていた。
 そうして竹本が死ぬ前日に式はキャンセルしていたようです。
 つまり純子らに話した、キャンセルすると言った時点でもう本当はキャンセルが済んでいたんですね。

 もともとカナは、杉崎の友人と付き合っていたのだけれど、フラれて落ち込んでいた時に、杉崎から
アタックされて付き合い始め、プロポーズも受けたものの、ずっとこれでいいか悩んでいたらしい。
 でそんなところにあの地震で家がゆがんで、なんかもうダメだろうと思ったんでしょうね。
 杉崎に別れを告げた翌日に、竹本が死んだと聞いて、自分のせいではないかと怖くなって、警察には
言い出せなかったらしい。
 つーか確かに、早い段階で言ってれば竹本が死ぬことはなかったかも知れないのに…。

 杉崎、カナのためならなんだってするとか言い出して怖いです。
 ゆがみの修理だって、買収話を邪魔すると脅しをかけて、無料で修理してもらえるんだって、と
カナに話しても彼女は全然乗り気じゃなくて、あのゆがんだ家は私たちの未来よみたいに言われたらしい。
 ううーん…。
 カナと暮らせないならこんな家いらない、なんの価値もない、と思った彼は、竹本が連絡してきた時に
「もう直さなくていいから金を返せ」と伝えたらしい。
 ところが竹本としては、こちらも必死だからそんなことはできないし、結婚式がなくなったと言われても
自分らのせいじゃないし、と言ったらしいです。
 カナもあんたのそういうところが嫌だったんじゃないの、本当に好きならこんなことくらいで別れないでしょ、と。
 これは言ったらいけませんわな。
 ただ現実問題として、この家のせいで結婚式がおじゃんになったという因果関係は少しは認められる
可能性があるので、芹沢みたいな優秀な弁護士がつけば、お金はそれなりに帰ってくると思いますね。
古美門がついたら…全額かもしれません(笑)。

 それを言われて突然、この殺害のトリックが思いついたという杉崎。
 あれ、こいつ天才じゃね?
 どうしてあんなことを衝動的にしたのかわからない、けれども、今となってはどうでもいい、という杉崎。 
 どうでもいい、で殺された方はたまったもんじゃないです。

 事件を解決して得意満面の芹沢、ルンルンでコウノに話を。
 今度から榎本に連絡する時には私を通してね〜といった感じです。
 でもそれ、榎本にも言っておかないと、コウノ絶対、直接連絡してくるだろうし、榎本は榎本で面白いと
思ったら引き受けちゃって、結局芹沢置き去り!になると思うんだけど…。
 芹沢、チーム榎本で飲み会だー!とか言ってます。
 それを聞いて、そうか、チームメイトか、とか言ってる純子。
 なんか榎本が可哀想だからやめてあげて!

 その頃、コウノはある書類を調べていました。
 なんかの犯人のものと思われる、みたいな報告書に、榎本の写真がくっついてますが…。
 これを映像通り、榎本は前科があったとみなすか、それとも単に別の事件を依頼しようと、
書類をコウノが引っ張りだしていただけと考えるか…。
 次回に持ち越しでしょうね。


  ☆☆ Iftah ya simsim! X☆☆
 空き巣に入る時泥棒は大抵、ポストの中や植木鉢の下などを一通り探すことが多い。
共働きの家庭などでは、子供のためにとここに合鍵が隠されているケースも多く、
下見の段階である程度目星をつけられているという。
 合鍵は必要最低限にとどめ、家族に各自持たせて家の外にはおかないという工夫が
必要である。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→鍵のかかった部屋