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潜入探偵トカゲ

最終話(13/06/20)

 うーん面白かったんだけど、犯人とにらんでた人が中途半端な当たり方したのと、
最後の終わり方があれって感じで…。まあいいですけどね…。
 ぬるい感じの解決の仕方だなとは思いましたね。人質救出のとこ全然描かれなかったし。

 ともあれ、篠崎がクモだったというのは間違いないようで、なんのヒネリもなくてざーんねーん
って感じですが、クモはトカゲに拳銃の入手経路をしつこく聞いてきます。
 何かあると思ったんでしょうね、トカゲは、柳田から渡されたのでそれ以上のことは知らない
と答える。
 そしてトカゲは2年前の事件について尋ねる。
 自分とともに沈められたあの箱の中に茂手木はいたのかと。
 ソウタを殺すと言われてスパイとして生きている可能性も考えているわけですね。
 そしてトカゲ自身も、ソウタを助けるためにスパイになれと言われてそれで助かるなら
寝返るぞと言い出しました。
 最初から警察には、情報を流すスパイだと疑われていたんだからこの際どうでもいい、
みたいな。
 おいおい、これで騙されるって三流の敵くら……ロープほどいてくれたぁぁぁぁぁ!!!
 やっすい芝居に引っ掛かるのぉ、クモよ!
 まあ一応信頼の証みたいな感じで殺さない程度に寺島を刺せというクモ。
 ここで前何の映画だったか忘れましたが、あれでは相手を刺したふりをして自分の手を
傷つけ、血を出して刺したよ、みたいなことをして騙してたのがあったんだけど、どうやらトカゲは
本当に寺島を刺したっぽい。信用させるためとはいえ割とひどいな!
 
 でクモはトカゲに、警察のデータベースに潜入して自分の事件を消してくれと頼む。
 これ、消したと見せかけて実は全国のマスコミに送られるとか、そういう流れを期待
してたんだけど、特に何かの伏線ということはありませんでした。
 見よこの最終回のグダグダっぷりを!(シッ)
 んで茂手木の事件についてなのですが彼は、篠崎がクモではないかと見抜いて密かに
彼の部下を買収し、情報を得ようとしていたらしい。
 それであの強盗事件の時とっ捕まっても、警察内部にもスパイがいるからクモの
正体は誰にも言ってないと言い、ひとまずクモは安心したらしいんだけど、トカゲは助けて
やってくれ、みたいなぬるいこと言ったから殺したらしいですよ。
 こいつも案外気が短いというか、こんな小物でよく裏社会を牛耳れるほどにのし上がって
これたな…。
 てかあれだけ茂手木さん生きてるかもみたいな雰囲気を出してたのに、一話目であっさり
死んでたとは…。
 クモはトカゲに、あなたは一人だけ生き残ったことを後悔しているようだが、海に沈めた
時点で茂手木はすでに死んでいたのだから後悔する必要はない、巻き込まれただけなんだ
とか言ってます。
 トカゲが何も知らなかったというのが分かったからなんでしょうなあ。
 だから今始末するよりある程度使った方がお得、と思ったんでしょう。

 警察のサーバー室にトカゲ潜入してるんですが…。
 なんかいじってる割には何をしてるかってのはわかりにくかったなぁ。
 その一方でトカゲは助手に電話して、ソウタをクモが狙っている気をつけろ、と言う。
 あと頼みがある、と。
 この頼みが何だったのかはすぐにわかります。
 トカゲ、寺島のところへ助けにやってきました。
 信用させるためには刺すしかなかったと言ってるから本当に刺してたみたいですね。
 まあそれはいいとして。
 助手の方はサーバールームに槙原と行って、代わりにクモのデータを消してました。
 これさー、すぐに裏切りは発覚するんだから、データ消す意味ないような気がするんだけど。
 それよりかはクモという存在、やった犯罪が全部表ざたになるような小細工でもしてれば
よかったのに。
 ここのくだりが全然話に生きてこないのは残念だと思いました。

 トカゲと寺島は無事脱出して、車の中で寺島は、どうして何も言わなかった、と言う。
 …聞く耳持たなかったのはあなた方のような気がするんですが…。最初っからもうトカゲが
茂手木を殺したって決めつけてたじゃん…。第一話の自分を見てこいよ!
 トカゲは、茂手木を助けられず生き残ってしまったから、自分の手で真実をつかみたいと
思ってきた、と話す。
 寺島を助けられてよかった、と。
 どうでもいいけどそれ、路肩に車止めてまで話すことですか?
 さっさと病院に運んでやれよ…。(いいシーンなのに!)

 朝。
 ソウタ、遠足に行くなってどういうこと、とすごい不満げなのですが、助手が説明不足だった
ために、こっそり抜け出してあっさりクモの手下、クロサワに拉致されてました。
 ソウタを守れって言われてから5分くらいしか経過してないですやん!
 てーかソウタだって、トカゲの捜査上危険だからって言われたら絶対大人しくしてたって!
 ほんっとうに最後まで役に立たない助手だな…。
 ソウタが抜け出し、誘拐されたことを知った助手は追いかけるものの、見失ってしまいました。
 なぜ本人にGPSをつけとかんのだ…。

 そしてトカゲのところに「クモと呼ばれているものです」と篠崎が電話してくる。
 もうクモって名乗ったんだから「クモです」でいいじゃん。
 なんでそこカッコつけるんだよ。
 それが嫌だったら篠崎です、でいいじゃんよ。
 ともあれ、寺島を奪還された代わりにソウタをもらった、というクモ。
 そういうわけでトカゲは岸森に、クモの正体は篠崎であり、スパイは別にいる、寺島に
罪をなすりつけた人間だ、と話す。
 つーかもうここまできたらクモの顔写真公開して身動きできないようにすればいいのに。
 まあともかく岸森は、クモを捕まえるよりも娘とソウタ、人命救出優先で、と頼む。
 これ解決したら警察に復帰ですよ、とか言って帰っていくけど、別にそれはトカゲに
とってはご褒美でもなんでもないなぁ。
 トカゲは岸森に、クモの情報をもっと教えてくれ、と言う。
 銃を入手した経路を非常に気にしていた、娘がさらわれたということは、あんたもクモに
警戒されているんだろう、と。
 それを言われたのに、娘を救うためならなんだってする、と答えになってないことを言う
岸森。
 こいつも絶対何かあるなあ。
 
 助手は街中でクロサワの写真を手に聞き込みをしてるんだけど、やってきたトカゲに、
ソウタのことを謝る。
 トカゲは、君が謝ることじゃないって言うけど、目を離してた助手のせいだと私は思うん
ですが…(笑)。
 ともあれトカゲは、気持ちで人を救えることを証明してみろ、と恐らくほとんどの人が忘れて
いたであろう第一話のセリフを持ち出して助手を励ましました。

 寺島なんですが、部下が、復帰したことを喜ぶのはいいけど、ご苦労様でしたってお前それ、
先輩にいっちゃダメだろ。こいつを教育したのは誰だー!(海原雄山ネタは今いいから!)
 ともあれなんか匿名の通報があったらしいです。
 一方山根。
 クモが調べて欲しい事がある、と言ってきていました。
 クモつーても篠崎ですけどね。山根はまだ正体知らないんだっけ。
 それで話していたら寺島がやってくる。
 山根の車のトランクからはトカレフが発見されました。
 取り調べを受ける山根はそこで初めてクモが篠崎であったことを知り驚く。 
 さらに、自分の知らないうちに入れられていたトカレフが、小田桐殺害にかかわるものと
言われてビックリですよ。
 そして山根のパソコンからは、岸森のパソコンから抜いたと思われる情報が発見される。
 驚くことがありすぎて何に驚けばいいかわからない!
 …はともかくとして。
 完全にはめられたな。
 だって寺島の時と同じ手口ですもんね。
 そこに岸森が駆け込んできて、娘の居場所はどこだ、と食ってかかる。
 で、岸森に電話がかかってきて、それクモからでした。
 娘の声聞かせてくるわけですよ。
 状況飲み込めてますかーとか言うクモ。
 うわっうっぜぇ……。

 街中を探していた助手、クロサワを発見しました。
 そこでかっこよく尾行するのかと思いきや、転んで足をひねった。
 この人最後までこんなんか…。
 それでもなんとか探して、隠れ家みたいなところを突き止めてます。
 てーか警戒のためクロサワが振り返ってたけど、振り返ってから隠れても遅いだろ!
とか思ってたら、クロサワも助手なみのアホ…おっちょこちょいだったのか知りませんが、
ふつーに隠れ家の中に入って行きました。
 
 クモからの要求は、クモの捜査を打ち切ること、愛梨、ソウタと山根の人質交換をすること、
それをトカゲと寺島が行う事、でした。
 条件がトカゲ側に有利すぎてこれ絶対何かあるなぁ。
 受け渡しの現場でまとめて始末、とか。
 それを岸森が柳田に話をしていると、トカゲから連絡が入る。
 クモのアジトを見つけたが、愛梨とソウタがいないというものでした。
 クロサワと篠崎もいない、と。
 ただしソウタの時計が見つかった、ということでした。
 これが何を示すのかは後になってわかります。

 娘のことが心配でフラフラしている岸森は、なぜかクモの隠れ家にやってきました。
 これ私、トカゲにここで落ち合うよう呼び出されたのか…?と思っていたのですが。
 彼が中に入ると、トカゲと寺島がやってきた。
 警視庁で待機しているはずでは、と驚く岸森。
 てーかこの場所、改めて見ると本当に変な場所だなぁ。
 冬寒くて夏あっつい感じですよ!
 よくクモこんな物件持ってたなぁ。(それは今どうでもいい)

 トカゲは、ここがクモのアジトだと知っていたから、娘が消えたと聞いて気になって
立ち寄ってしまったんでしょう、と言っている。
 この場所の話はしていないと。
 つまり、クモとここで会っていた、警察のスパイは岸森だったわけです。
 だからいろんな小細工が出来ますわなぁ。
 寺島は、本当のことをはなしてもらえば娘さんは助ける、と言う。
 
 岸森は、自分は入庁当初から警視総監候補と言われてきて、頑張ってきたことを話す。
 そして、大きな事件を解決するための情報を篠崎から得るようになり、見返りに捜査情報を
流したりしているうちに、結局関係が切れなくなったんでしょうね。
 さらに、自分の奥さんの父親が経営する会社が破たんしかけた時に、証拠品として押収
している麻薬を横流しすればまとまった金が出来ると言われ、クモの手を借りてしまった。
まさに、悪魔のささやきに手を貸してしまったんでしょう。
 この時に離れていればこんなことにもならなかったんでしょうねぇ。
 いつも相手が下手に出ていたからクモを甘く見てしまったという岸森。
 そらそうだ。
 ハッキリわかるように威張り散らしてくる連中なんか三下ですよ。
 本当に怖いのは物腰が丁寧でニコニコしている人間ですよ。
 そうやって相手を油断させるのに慣れてるから。
 ともあれそれで、クモは機密情報などを流すように要求し、断りきれなかった岸森は
ズルズル来てしまったわけですね。
 しかしそれを茂手木らが嗅ぎつけてしまった。
 2年前の事件の時、岸森がクモに流した情報により、茂手木とトカゲは敵の罠にはまって
しまったけれど、そうしないと自分が殺されていたという岸森。
 なんかだかなぁ。そこまでいったらおしまいだよなぁ。
 
 で、岸森としては秘密を知ったらしい茂手木とトカゲを海に沈めて終わりのつもりだったが、
トカゲが生き残ってしまったことにより、ビクビクして暮らさなければならない日々になって
しまったというわけですか。
 さらに、トカゲは茂手木を死なせてしまった負い目を感じて警察を辞めた。
 寺島らもトカゲがスパイだと思っていたから岸森は安心していたらしい。

 しかし、トカゲが自分の監視下に置けなくなった分内心焦ったんでしょうね。
 それで潜入探偵として仕事を持ちこみ、行動を監視しようとした、と。
 それはいいけど岸森よ、怖かったんですよって逆切れするなよ。お前今逆切れ出来る立場か。
 トカゲは何も知らないということに安堵しかけていたんでしょうが、今度は寺島がクモの正体を
知らないまま、篠崎に接触し始めて、今度はこっちに焦ったわけか。
 次から次へとーって感じだったんでしょうなあ岸森には。
 まるでエンドレスエンドもぐら叩き、みたいな。

 クモの方も焦ったために情報を手繰られそうな小田桐を殺害し、その罪を寺島に
なすりつけたと。
 そうして寺島を始末したら決着するはずだった。
 しかし岸森はここで、クモを殺せとトカゲに言った。
 それはなぜか。
 いろいろ疲れてたみたいです。
 そりゃそうだろうなぁ。
 自分がやったこととは言え、クモに家族まで監視されて精神的に耐えかねたんでしょう。
 だから捜査の流れの中でトカゲがクモを殺せば、秘密は永遠に守られると思ったん
でしょうね。
 それはいいんですけど、もう岸森さんの話だけで15分くらい経過してて、もうすぐドラマ
終わりますけど大丈夫ですか。
 
 ともかくクモを殺そうとしたがそれも失敗し、娘がさらわれてしまった以上、すべて打ち明けて
罪を償うから、どうか娘を助け出して欲しい、と土下座して頼む岸森。
 後悔してるんだろうなぁ、と寺島の方はそう思って見てたかも知れませんが。
 トカゲ、つかつかと寄ってって、まだ話してないことがあるだろう、と。
 追い打ちかけたぞこいつ!
 とか思ったんですが。
 実は本当にまだ話してないことがあったんですね。
 俺達を取引現場で殺すつもりだったんだろ、と言うトカゲ。
 もってきたのはトランクケースに仕込まれていた爆弾でした。
 しかもそこに、とっつかまった篠崎とクロサワが。
 あれぇ…なんかいつの間にか解決してたぞ!?
 つまり、取引現場に爆弾しかけて全部吹っ飛ばせば、秘密を知っている者は全員死に、
岸森は生き延びられる…ってお前、愛梨も死ぬぞ。
 馬鹿か!?馬鹿なのか!?
 クモに娘はどこだ、と食ってかかる岸森ですが。
 すでに救出した、というトカゲ。
 スパイを突き止めて二人を救出する、頼まれていた任務は完了だというトカゲ。
 だからそこの過程をちゃんとドラマで見せろつってんだろうが!(氷河さん落ち着いて下さい)
 
 そういうわけでクモ、クロサワ、岸森は連行されていくのですが、外に出た時にそこにいた
愛梨が出てきて、岸森と抱き合っていたのがよかった。
 でもこれから家族が大変だなぁ…。
 
 山根、場合によっては私もクモに絡め取られていたのかも、としみじみ。
 寺島が、取り調べの件はすみませんでした、と謝ってました。
 岸森を騙すための一芝居とは言え、山根は知らなかったドッキリですからなぁ。
 で、イチカチョウは水の泡かー、と胃が痛い山根。
 いやぁ、警察の不祥事でもありますから外部に黙っててね、的な感じで昇進あるんじゃ
ないですかねぇ。(汚い、大人は汚い!)
 んで槙原はトカゲに今更ながら謝ってました。
 寺島は、警察へ復帰話は生きてるぞ、戻ってこい、とトカゲに言うんだけど、トカゲは
あんたに誘われると気持ちが悪い、そして俺には助手がいる、と断るのでした。
 なるほど、相棒シリーズシーズン12はトカゲとこの助手か…。(無理がありすぎる!)
 寺島が刺され損だった、と言ってたのが面白かったです。
 その頃槙原弟は、皆こないなーとしょんぼりしてました。
 忘れさられてる!すっかり忘れ去られてる!

 さてさて。
 懸賞の箱が届きましたよ!
 ソウタが喜んで開けようとすると、なんかこの光景前にも見た気がする、と言い出す柳田。
 最終回だから当選してるにきまってるだろう!←
 一応お祈りしてあけると。
 やっぱり当たってました!やったね!
 でこの箱の下に、今度は200枚貼って応募してね、的な台紙が入ってたらうまく落ちたん
ですけどねー。そこまではいいか。

 バイクを走らせながらトカゲは父親の言葉を思い出していました。
 友達とケンカしたというトカゲに父は、人間はやり直せるんだ、という父。
 え…まさかの父オチっスか…。



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