多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→リーガル・ハイ


リーガルハイ

第1話(13/10/09)

「いいか!再放送がなかった地域の諸君並びに今年放送されたスペシャルを愚かにも見逃した
という諸君、もしくはこの偉大なる私の活躍をいちっども見たことのない時間を無駄遣いしている
愚民どもの為に私自ら簡単に今までの経歴を教えて差し上げよう正座してありがたく拝聴したまえ!
 この私古美門研介は世界一優秀な無敗を誇る弁護士である!どんな難問題でも持って
きたまえたちどころにおっと離婚問題だのいじめだのといったくだらない裁判はダメだあれは
時間の無駄でしかない私が引き受けるのは金の匂いがする案件だけだ最低5000万からだ
倍返しは約束してあげよういいかわかったなくれぐれもくだらない問題を」「先生、新シリーズ始まります」

 さて冒頭では、貴和という死刑囚が古美門の情報をある男から仕入れているのですが、
これが今後キーワードになるかも知れませんなぁ。
 第一話はスッキリしない展開ではあったけどこれは逆に、二期の1話である分、皆が見て
くれているからという計算含んでると思いますよ。一期の1話は初回だからスッキリして終わらせ
ないとダメだけど。二期だからできた展開じゃないかな、と分析。

 古美門、ものすごく厳しい顔をしているので何かと思えば、いきなり歌いだした。
 …うん、いやなんだろうこれ…放送事故?
 アイドルの裁判らしいです。
 よくありがちな、清純派アイドルだと思ってたら騙されてました、的な。
 てーか裁判のために歌も踊りもマスターしてる古美門すげぇよ!
 黛に歌わせなかったのはアレがアレしてアレだからでしょうねぇ。
 裁判官がポカーンとしていたのめっちゃ笑いました。
 ってあの裁判官じゃないのか。(スペシャルのやつ)
 最終回あたりまた出てきて古美門ウンザリさせたら面白いのになぁ。
 んで、この裁判の骨子としては、いろいろと騙されていた分ファンに5800万支払え、という
再銀のようです。
 古美門、「泣くフリしとけばいい年こいたキモオタ騙せると思ってるでしょ」って。
 お前クライアント攻撃してるやないか!依頼人を背後から撃つな!
 ここで古美門、話す弁護士を変わってもらいましょう!って言うんだけど、黛が立ったら
「き・み・じゃ・な・い!君じゃない!」て。
 お・も・て・な・しのフレーズいりませんから!
 古美門が指名したのは今研修で来ている、羽生という見習いでした。
 彼の言葉にアイドル、コロッと納得して賠償金支払いますとか言ってます。
 天性の人たらしらしいですよ。
 てか今後の行動を見てると、天性というよりもある程度計算された部分があるような
気がするんだよなぁ。純粋に世の中の悪をなくそうと思ってる人よりも。
 というわけで羽生は研修終わって検察庁に戻り、これからは検事として働くことになる
らしいです。いろいろ大変だなあ。
 羽生をすっかり気に入った古美門は、弁護士になってうちに来ればいい、何なら一匹追い出しても
いい、とか言ってて相変わらず黛の扱い雑ですなあ。
 この後ろでヘン顔している黛。
 黛さん、それ古美門にノーダメージだから気をつけろ!元ヨメのこととか持ち出して古傷を
えぐるように打つべし!打つべし!(ひどい)
 で、羽生は帰り際に古美門に質問する。
 どうして勝利にこだわるのかと。
 古美門は、勝たないと意味がないからだという。
 もし負けたら弁護士辞める、人間も辞める、と。
 はい、でっかいフラグ立ちました!
 なんでこいつはこう、フラグたててばっかなのか…。
 てかなんか黒子のバスケのキセキの世代ほうふつとさせますね。
 勝つことが大事なのはもちろんだけど、その過程で得られることも大事ではって羽生は
聞きたかったのではないかなーと思うんですよ。
 裁判を勝った負けただけで見るのではなくてね。難しいけど。

 で、羽生が帰ったあとさびしかったのか古美門がちょっと泣いてたのがかわいかったです。
 たまにかわいいんだよなぁ、古美門。
 
 三木の方では、磯貝という刑事裁判の方の弁護士がもう限界と言ってた。
 今担当している事件のバッシングが精神的にくるらしい。
 それで今までよく弁護士やってこれたな…。
 他の弁護士を〜とか言ってるんだけど、その横ではイデがなんかもそもそやってて、三木が
「山田」「イデです」というやり取りがあったのち、いつものアピールはどうした、と聞いてる。
 さすがの目立ちたがりイデでも、今回の案件はやりたくないらしい。
 それが、貴和でした。
 貴和は三木に頼みたかったらしいんだけど、三木は断ったらしい。
 まあ負けが見えてる裁判はしたくないってことでしょうね。
 あの女は死刑だと。

 そうして黛が古美門のとこに持って来ちゃったわけですよ、貴和の案件を。
 あーあ…。
 この事件は2年前、ある会社社長と娘が家の中で倒れているのが発見され、社長は死亡、
娘さんは何とか助かったものの心を閉ざしてしまっていると。
 原因は食事に入っていた毒物だったんだけども、その頃交際していた貴和が勝手口から
中に入っていくのが目撃されており、その後住まいから同じ毒物が発見されたことから逮捕
されたと。彼女は社長の死で5000万円の保険金を受け取っていたけれど、過去2度の結婚で
いずれも夫は死亡、多額の保険金を手にしていたようです。
 保険金殺人ですね!(キッパリ)
 一審では死刑判決が出て今二審中ですか。
 黛はやったことはやったことだけど死刑は不当に重い判決でしょう、ということで引き受けて
きたらしいです。
 あんた…何も学習してないな…。
 古美門に頼んだら無罪以外の勝ち方はあり得んでしょうが…。
 古美門は貴和に面会、この案件は無理と断る。
 黛は、反省示して量刑を軽くしてもらえばとかゴチャゴチャ言ってて、そんなことは頭にない
貴和に「この幼稚園児黙らせて」って言われてた。お口チャックっていう古美門も面白かったです。
まあ貴和タイプになると黛じゃ太刀打ちできないだろうなぁ。
 古美門はこの案件なら2億だっていうけど、貴和は払えない、ときっぱり。
 で、1億+出られたらご奉仕するわぁ、ということで古美門コロッと陥落されました。
 おーまーえーはーあーほーかー。
 しかも黛も1億って古美門が言った時、「ペソ!?」「円だ!」
 日本で払うつったら普通「円」だろうが!

 もうウキウキで自宅でエロ本の袋とじ開けてますよ古美門…。
 まあこいつは引っ掛かったといっても、本当に何か突破口がなければ引き受けるような
ことはしないから、そこらへんは何かあるんだと思います。
 黛は人の命を金儲けの道具にしてると怒る。
 適正な量刑にすることが弁護士の役目であって、真実を捻じ曲げられない、と。
 古美門は依頼人のオーダーが無罪なら黒でも白にするのが弁護士の仕事、このやりとり
もうあきたー!と文句言ってる。
 朝ドラの主人公でも今時はもっと成長する、これほど変わらないのは黛と磯野家くらいのものだ、と。
 中島と遊んでろ、という古美門に、中島はカツオの友達で、ワカメの友達は堀川くんです、という黛。
 うん、そこは死ぬほどどうでもいいわ!
 ここで服部さんが、食材をいつも仕入れにいっているお店の主人がおじさんだと思っていたら
おばさんだったんですよ、思い込みとは怖いものですね、とヒントを。
 それで思いついた古美門、貴和がクロというのも思い込みかもしれない、と。

 ここでOPですが1話目だからなのかサクサク動きましたなー。
 あと後ろなんか隕石落ちてるっぽいけど…。
 今回は提供出てる間に柱にコメント出てて、なんか銀魂みたいだなぁと思いました。
 はっ!銀さんが弁護士として古美門の助っ人に登場したら手の付けられなさ倍返しじゃないか!
(やめなさい)
 
 古美門と黛は担当検事に会いに来るのですが、黛が会ってくれるかなーと心配していたら、
古美門はコネがあるという。
 羽生が今回担当の検事の下にいたみたいですね。
 で、部屋に行くと。
 あの…なんですかこの、ブリーチの日番谷君の部屋みたいな仕様は…。
 日当たりが悪いから寒くてすいませんね、と検事の醍醐が言ってるけど絶対これ違う
ここ死神の部屋だよっていうかどうしたんですか暴れん坊将軍さん!
 将軍かよォォォォ!(お約束)

 んで事務官かな、出してくれた暖かいミルクティをやった、みたいな感じで飲む古美門と
黛…あ、ホットじゃなかったっぽいっていうか注いでる間に冷めたのか…。
 ともあれ古美門は、死刑の根拠があいまいである、と言いに来たらしいです。
 つか醍醐すごいセキしてるけど大丈夫か。この話終わるまでに死ぬんじゃないのか!?(コラ)
 で、事務官が死刑の根拠について、被告人は保険金殺人の常習犯であるから、みたいなことを
言うんだけど声小さすぎて聞こえねぇよ!声を張れぇ!もしくはタイバニの斉藤さんみたくマイク
もってこぉぉぉい!!!
 ただ、常習犯って言うけど今までの殺人については立件されてない以上「殺したんじゃないか」
という推測の域を出ず、立件されていないからには「常習犯である」という決めつけは根拠が薄いと
思うのですがどうですか古美門先生!
 古美門は、彼女を犯人たらしめる証拠は毒だけだという。
 それも自宅から都合よく出て来たと。
 誰かにはめられた可能性はないか、というわけです。
 てかせきこんだ醍醐に抱き着かれてバキバキに凍ってるが大丈夫か古美門!
 このシーズン終わるまでになんか氷の人柱が出来そうだが放送できるのかこのドラマ!
 
 三木の方は磯貝から、古美門が貴和の案件を受けたと聞かされてビックリ。
 要するにやけっぱちになった磯貝がうまくたきつけたようなもんなんでしょうね。
 で、磯貝は「いいじゃないですか、古美門が負けるとこ見たかったんでしょ、確実に負けますよ」
的な。
 それで彼はここを辞めて出て行きました。
 三木としては、やっと辞めてくれたって感じっぽいんだけどあーた、人をそんな使い方
してると恨み買うよ…。
 それと沢地がイチゴとったんだけど、あーんしてくれるんだと思って三木が待ってたら
食べちゃったので仕方なく自分でとってるのが面白かった。

 そういうわけで控訴審が始まったのですが。
 醍醐が入ってきた途端、古美門ら、ぞわぁーって感じだったので恐らく醍醐自身が
冷気の元凶っぽい。ディメンターかよ…。
 そんで、古美門はもし貴和が毒殺をやったのであれば、証拠を残しておくのは不自然だ
と言います。
 第三者がやった可能性はと。
 羽生は、貴和の住んでいたマンションのセキュリティは万全だから誰かが侵入することは
困難だと言い、醍醐も、指紋云々の話は一審で済んでるからもう一度やるのは時間の
無駄だという。
 そんなこといっても一審はドラマではやってないんだから視聴者はわかんねーんだよ!←
 
 この間に三木が醍醐を訪ねてきたシーンが挿入されてんだけど、三木も出されたミルクティが
暖かいと思ったらしく、つめたっ!ってビックリしてて笑えた。
 しかも、三木ですって名乗ったんだけど醍醐に「どちらの」と聞かれて、巨大弁護士事務所の
三木です、みたいな。
 それはともかくとして、三木は手を組んで古美門を負かそうみたいなことを言いに来たらしいの
ですが、醍醐は興味なさげ。
 まあ確かに手を組まなくてもこの証拠は揺らがない的な確たるものがあるんでしょうね。
 で、三木は帰って行くんだけど、「あなたに古美門を倒すことは…ヘッキシ!寒いわ!」って
帰っていった。
 最後までちゃんと言っていけよ気になるわ!

 黛はなんか市民がサッカーして遊ぶようなところ?公園?にきてた。
 羽生に呼び出されたらしい。
 すごいさわやか路線になってるなぁ。
 ここに古美門がいたら恋愛フラグをそれはもう豪快にバッキリ折ってくれただろうに!
 てか今回恋愛路線も入れていくとかいう話だけど、羽生の完全片思いで、黛は全然気づかず
フラグバッキリ折れる展開の方がリーガル・ハイっぽくて良い。
 ともあれ、羽生は自分は実は死刑反対派なので、検事の立場はつらいとか言い出しました。
じゃなんで検事選んだんだよ…。司法試験合格の時点で進む道選べるだろうが。
 あと今からでもヤメ弁になればいいのに。(検事を辞めて弁護士になる人のこと。検事の
手の内を知っているだけに、検事はやりにくくて嫌う)
 羽生は、無罪はありえない、死刑回避はムチャですよと言うけど、黛は、本人が無実を主張
するのなら私達弁護士はそれを信じなければ、という。それは偉いなと思いますね。
 古美門も人としては問題あるけど、能力は尊敬されてるみたいだし、黛に。
 
 さあそういうわけで。
 蘭丸は貴和のマンション前で伝票いじくってる宅配業者のフリをして、他の住人が帰ってきて
暗証番号入力するのを盗み見て潜入。
 まあオートロックの防犯なんてこの程度ですよ。
 管理人が24時間在中してるなら別ですけどね。
 
 そして裁判に戻って。
 古美門は、あのマンションがセキュリティ厳重というのはありえない、誰かが持ちこんだ
可能性があるとして、マンション住人を何人も証人として呼んでいた。
 気がついたら変なビンが家の中にあったというのを証言してもらうためでした。
 それは蘭丸が仕込んだやつなんだけどね。
 そういうわけでセキュリティは万全ではない、と説明する古美門、しまいにゃ薬ビンを醍醐の
頭の上に置いた。おい、失礼だからやめろ!
 で、醍醐は貴和の指紋がビンから出たというのだけれど。
 ビンから採取された貴和の指紋に、これはゴミかなーと古美門と黛がなんかわざとらしく
言い出した。
 検出された人差し指の指紋に切り傷のようなものがついていたらしい。
 それで古美門は、貴和は取り調べの最中ビンを強引に持たされたという話を出して
きます。
 さらに、供述調書に変な汚れがあると出してきて、原本を調べたらそれは血だったと
説明。
 つまりですね、貴和がこれにサインする際紙で手を切って血が出たんだけども、その後
ビンを触らされたとすれば、この指紋の傷も辻褄が合うというわけです。
 なるほど。
 古美門は、元々警察の強引な捜査があったのではないか、検察もそれを知ってて黙って
いたのなら同罪だと厳しく責める。
 自宅に簡単に入れる状況であれば、何をもって彼女を犯人だというのか、そんな証拠は
ない、世間が犯人と決め付けただけだ、彼女が犯した罪があるとすれば、世間に嫌われたことだ、
と大演説ぶちかましてビシィ、と終わるわけです。
 かっけーなおい。
 
 そういうわけでもう勝利を確信した古美門としてはスキップスキップなわけですよ。
 1億とムフフなことが待ってるというわけで。
 …あの女は無罪放免になった途端逃げると思いますけどね…。
 黛の方は一応毒の出所を探してみます、と探しに行く。偉いですねぇ。
 新聞の論調も今までは貴和を一方的に責めていたのが、冤罪の美女的な感じになって
きちゃって、まあ検察としては大変な苦境ですね。
 三木は言わんこっちゃないって感じです。
 まあ彼は自分の提案を蹴った検察なんか負ければいいって感じでしょうな。

 黛は根気強く工場を回り、一人心当たりがあるという社員を見つけました。
 昔勤めていた土屋という奴が、薬品をちょろまかして流していたと。
 それはやばいですなぁ。
 黛、パチンコ屋に会いに行くんだけど、当然ヤバイと思った土屋は「ここもってて」と逃げ
ようとする。
 それで逃げてたらアレだったんですがおかしいのは、パチンコに当たりが出て土屋が
俺のだぞ!って戻ってきたこと。せこいなお前。
 ってかこの画面よくわからないんだけど当たりってことでいいんだよね?
 次のシーンで景品めっちゃもらってたし。
 そういうわけで黛は守秘義務は守ると約束して土屋から、一度だけネット掲示板で
売ったという話を聞き出します。それが貴和だったと。
 …これは…この情報は秘匿せんとあかんもんでしょう。
(弁護士、検察ともに当然ですが、すべての情報を出す必要はなく、弁護士は特に
依頼人にとって不利になると思ったら出さなくても罪に問われない。証拠隠滅すると当然
罪に問われる)
 黛は衝撃を受けます。
 なんか、1期の時の最初の犯人は無罪判決出てから「実はこいつ本当にやったんでは…」
みたいな感じになってたけど、今回は本当の本当にやってるっぽい感じですね。
 こっから最終回どういうオチになるのか楽しみです。

 さて蘭丸、ご飯をモリモリ食べてご満悦。
 古美門もご機嫌。
 服部さんによると、この裁判で仕事の報道が殺到しているらしいです。
 調子こいてる古美門は、最低5000万からの仕事しか受けるなと。
 そんな景気のいい話があるか!
 そこに黛が帰宅してきて、元気がない感じなのですが、古美門はとっくに御見通しだった
ようで、貴和が入手した毒の出所がわかったかーっていう感じ。
 古美門としては仕事は貴和を守ることだからそんなことはどうでもいい、と。
 まあ黛はそこまで割り切れないからでしょうなあ。
 服部は、黛の矜持に従って行動すればいいのでは、と彼女を励まします。
 貴和の方はもうすぐ出られるとウキウキな感じでした。

 で。
 黛は羽生に会いにいったのですが…。
 いやそれは今一番会いにいってはいけない相手なんじゃ…。
 
 ところがどっこい。
 次の裁判で検事側はなんと、土屋を証人として連れてきた。
 彼は、確かに貴和に毒を売ったと証言します。
 あれですわ、いわゆる取引しやがったこいつら。
 古美門もそれに気づいたらしい。
 他の薬を流していた件は見逃してやる代わりに、これを証言しろと言ったんでしようね。
 ちなみに日本だとこういう司法取引はないので、これやると検事は他の犯罪を見逃したと
して罪に問われることもあるんだけど、うまくやってんだろうなぁ。
 醍醐は、古美門が毒は本人のものではないと否定したから、その主張を否定したまで、
姑息な手を使うとは全国の警察官に無礼である、と一喝。
 おい、後ろに今暴れん坊将軍流れたぞ。これソフト化大丈夫かおい。

 古美門は黛がバラしたのだと思ってすっかり裏切り者扱い。
 怒りまくる貴和にも、次の裁判で私の質問にはすべていいえで答えて、検察からの
質問はすべて黙秘しろと言う。
 絶対1億と高速回転はゲットする、みたいな。後者はどうでもええわ!
 ともあれ黛はどういう状況下にあっても、依頼人の不利になることを話さない、というのは
守ってると思うんだけどなぁ。

 そして次の裁判で古美門は打ち合わせ通り質問をするのですが。
 なんと貴和はここであっさり自分がやったと認めた。
 つまり古美門は被告人にも裏切られたわけです。(裏切られたって言い方変だけど)
 休廷をお願いします、被告人の体調が悪いのでって裁判官に言うけど認められず、
自分の体調が悪いのでって言うけど今度は醍醐が、私は肺に穴が開いているが裁判は
投げ出さないと言ったので認められず。
 いやいやいや、古美門が体調悪いって言うてますやんか!まあ嘘だけど!←
 古美門予想外の展開に固まったまま、裁判は終了しました。

 数日後。すごい寝癖のまま朝食食べてる古美門。
 隣に黒子クンがいたら面白いのに!(無理)
 それで身支度整えてもらって出かけていくんだけど、その法廷では貴和には死刑判決が
出されました。
 三木の方は法廷に行かないって言ってて。
 さかもとー、とイデを読んでシャンパン用意しろと。
 この人名前覚える気なさそうだな…。

 古美門、群がるマスコミを無視して歩いていくんだけど、靴が片方転がっていて、もう
そんなことすらかまってられないくらい自我が崩壊してんだなぁって感じでした。
 服部さんにすがって泣いてて可哀想だった。
 まあこっから蘇ってくれるとわかってるから古美門好きなんですけどね。

 そして三木のとこでも、イデは喜んでるんだけど三木は全然浮かない顔で、イデ
殴ってて「彼悪くないやん!」とはちょっと思いました。(笑)
「出てけ山口!」「イデです!」
 ひでぇぇぇぇぇ!!!
 まるで彼らはルパンを逮捕した銭形のようですね。
 それが念願だったはずなのにいざかなってしまうと、そこから何を頼りにして生きて
いけばわからない的な。
 トムとジェリーみたいな。
 彼らは決着がつかないからこそ生き生きとしてると言ったらいいのか。

 醍醐の方は、極刑にするのは気が進まないが、これでこの国がまた一歩浄化された
みたいなこと言ってます。
 なんかそういうのもちょっと気持ち悪いというか、司法をはき違えてるっていうか。
 で、羽生は事務所立ち上げる、世界変えますと言い出した。
 さらにあの事務官がいきなり声でかくなってんですよ。
 出そうと思えば出せるんじゃねーかてめぇ!
 彼女も羽生と一緒に仕事をする、と。
 なんだこの茶番。

 黛は羽生に会って、土屋はどうやって見つけたのか、私は一切喋ってないという。
 羽生の方は警察からいろいろ情報つかんでて、いざという時のために泳がせていた
様なことを言います。
 つまり、あの毒の証拠だけでは追い込めないと判断した時に、毒を確かに貴和に売った
という証人として出させるために泳がせていたのか。
 その手口自体は汚いものではないですけどね。
 羽生は、だから情状酌量に替えた方がいいと言ったでしょ、みたいな。死刑判決が出て
欲しくなかったと。
 何言ってんだてめぇ。
 羽生は黛にも、居場所がないなら自分の事務所にきて欲しいというけれど、黛は今は
そんなこと考えられない、と断る。
 勝つことを求めるやり方の限界ですよ、時代は変わろうとしているんです、と羽生は
言いますが…。
 はたしてそうですかね。
 この後黛が、私は古美門のパートナー弁護士です、まだ負けてない、必ず貴和を助け
ますって言ったのがかっこよかった。
 まあ最初思い切り「き・み・じゃ・な・い!」ってぶっ飛ばされてたけど…。

 一方古美門の家では彼がいなくなっていて服部さんが探してた。
 サオリの写真の前にはメモがあって「人間辞めます 古」って。
 ちゃんと古美門って書かんか!
 蘭丸と黛も一緒に探すけどなかなか見つからない。
 あと服部さんも警察に聞くだけじゃなくて失踪届出せばいいのに…。
 一期の第一話の時もなんか「ボク負けた!?」っーていろいろあったなぁ。
 あの高速バトカー蹴りはめっちゃ笑ったけど。

 三木はその頃、世界一周の旅に出ようとしていた。
 その前に一度立ち寄ろうと思ったらしく、古美門の家に向かうと人気がない。
 …ってか勝手に入るなよ…。
 三木は「人間辞めます」のメモに気付く。
 そんで物音に気付いて庭の植物園に行くと古美門がいた。
 ああ、人間辞めるってそっち……ふざけんな!
「何してる」
「人間辞めて植物になろうと思って」
「なれそうか」
「多分」
「がんばれ」
「ああ」
 なんだこの会話!
 三木は、自分がこれから世界一周の旅に出ること、そんなだから世間の情報は
シャットアウトされること、だからお前の敗北なんか知るはずもない、上告して負けを
帳消しにしろ、その頃戻る、と言うんですね。
 なんかいいなぁこういうの。
 
 そういうわけで彼らが帰ろうとしたところに黛らが戻ってくるんだけど、沢地が
「古美門なら庭にいた」的なこと言って戻っていくのがよかった。
 それで古美門は出て来たんだけど、黛は古美門に自分は裏切ってない、と駆け寄る。
 おっといいシー……殴った!ちょっと、連続して殴りすぎだろおい!しかも最終的に
ブン投げたぞ!
 黛は、依頼人の不利になることは言わない、あの証拠は握りつぶしたんです、植物になってる
ヒマないですよと怒鳴る。
 古美門も復活したらしく、偉そうに、そういうことは戦力になるやつが言え、と反論
するけど、黛は紙を突きつける。
 これが貴和が証言を翻した理由です、多少は戦力になれます!って。
 かっけぇー!
 
 黛、意気揚々と「やられたらやり返す!ば「やられなくてもやり返す!身に覚えのない
奴にもやり返す!誰彼かまわず八つ当たりだ!」
 うん、それ迷惑なだけだから!ジャイアンだから!
 
 その頃三木らはパスポートがどうやら言ってましたが、イデはお留守番らしいです。
 まあ名前覚えてもらったから良かったな!…良かったのか…?
 これで三木らは旅行に出た設定で出番なくなるんでしょうね。
 代わりに羽生らと対決ってシナリオでしょう。

 その頃醍醐はまたセキをしていて、私も長くはなさそうだと。
 もってあと35年。
 …そんだけ生きれば十分だろうがコラ!

 羽生の方は古美門を本当の意味で倒した時、時代は変わるとかほざいてた。
 黛の写真持ってるあたり好きなんだろうなぁ。
 そしてその古美門は貴和にあってた。
 なんでもあの質問する日の前、訪ねてきた人間がいたんだけど、書いた名前の漢字が
間違っていたことから偽名に違いない、これは誰だと。
 何を言われたと聞いてる。
 証言を翻した理由を教えろと。
 しかし貴和は答えることなく、裁判は終わり、あなたたちはクビよと言って面会室を
出て行ってしまった。
 気になりますねぇ。
 一体彼女に誰が何を言「おーい裁判やってくんないと私の黒星が取り返せないだろうが!
1億と三所攻めはー!?」



   はい、撤収!!!



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