多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→リーガルハイ


リーガルハイ

最終話(13/12/18)

 まあ大体の予想は当たってたけど、最後にもう一つ大きなパンチがあればよかった
かなぁ。
 でもあの羽生をやり込めたのでスカッとしました。
 本当にあのニヤニヤ笑いは私も頭に来てたんだ。
 堺さんの、新撰組!の時のニヤニヤは穏やかだったけどこいつのは違うからなあ。
あれだ、ヘタリアでいう、ニヨニヨって感じ。プロイセンとかの。
(それをうまく演じた岡田さんもすごいということです)

 物語はこのドラマが始まる前にさかのぼります。(違う、違う)
 数ヶ月前のこと。
 二審の最中に貴和を訪ねてきた奴がいた。
 それが羽生でした。
 偽名使って面会できたっけ?という疑問はさておき、羽生は彼女に、あなたは無罪になる
べきではないと告げた。
 貴和は自分はやってないというけど羽生は「今回はね」と。
 裁判が今回の件について争っている以上、罪に問われていない過去のことをあげて
「他ではやってるだろうから有罪な」ってやったら裁判が根幹から揺らぐわ馬鹿め。
 誰かー、麻酔薬って書いてある棍棒もってきてー。
 羽生は、自分は皆を幸せにすると決めた、貴和も含めてだと言い出し、あなたを死刑に
したくない、それはウィンウィンじゃないからと言う。
 で。
 古美門を信じて任せろ、自分も援護するからと言う。
 つまり彼の計画は、前回で出たように古美門に、一審差し戻しをさせることだった。
 そこで羽生が検事を担当して無期懲役を要求すると。
 ただしそのためには相手が古美門ではだめだ、戦いやすい相手にする必要があるという
ことでした。
 見損なったぞ三木先生!(先に言うな!)
 ここで羽生が貴和に持ちかけた計画というのは。
 このまま死刑になるのは、羽生も本意ではない。だからといって(ある事情を知ったから)
貴和を完全無罪ということにもできない。
 ただ一旦は貴和が罪を認めることで間違いなく古美門は自分の無敗神話を守るために
上告してくるはずだから、そこから羽生が古美門を手助けすることで最高審の判決が差し
戻しにされればまた一審で争うことになる。
 そこで今度は自分が検事として求刑担当をする。
 そして弁護士も古美門でない三木に変えれば話の分かる相手だから、羽生が狙う無期懲役に
出来る。
 貴和が守りたい秘密も守れるし、今までやってきたことの罪もあるからこれが妥当だろうと
羽生は考えてるわけです。
 古美門が知ったらボロッカスに言うだろうな。今回争っているのは社長を殺したかどうかで
あり、過去のことは関係ないって。

 黛、無罪直前なのに解任されたことに怒っております。
 すべては羽生の仕業ですな。
 で、彼女が抗議に事務所に行くと、磯貝が入ってきたんだけど、壁の弁護士紹介からは
羽生と本田のやつが外されていて、掃除のおっちゃんが「これ捨ててもいい?」って弁護士
バッジを持ってくる。
 こんなところに置いておくなんて、悪用し放題やないか!(ダメ、絶対。)
 
 んで貴和のところには三木が面会。
 貴和は、古美門が言うこときかなくて困ってた、助かるわーとか言ってたけど、冒頭の
やり取りみてたらこれは彼女の本心じゃないだろうなぁ。
 ってかこの人負け癖ついてますよ。←
 三木、この三木に安心してお任せをとか言ってて、後ろでもイデが主張するんだけど
まるっと無視されてたのは笑った。
 …イデって黒子のバスケでいう黄瀬くんポジションだよなぁ。
黒子「なんでそんなこと言うんですか。失礼じゃないですか。謝って下さい、イデさんに」
黄瀬「黒子っちひどっ!」
 …それぞれのファンの方、すいませんでした(笑)。

 裁判が始まり羽生は、異例ではあるが先に求刑したい、無期懲役を求めると言い、
三木も情状酌量を求めるという。
 傍聴席で見ていた古美門と黛はピーンときたでしょうな。
 完全なデキレースであると。

 裁判終わってマスコミは当然、今までの主張を買えた理由は何か、と聞きますわな。
 三木は今までの弁護人は貴和の意見を無視していました、とグサリ。
 羽生の方はキラッキラな感じで、扇情的になっていたのではないか、無期懲役が
妥当ですとか言っててうざかった。
 てかこれで簡単に世間って騙されるからなぁ、確かに。
 
 磯貝が羽生と本田を呼び出したのですが、そこに来ると黛やら古美門やら蘭丸がいた。
 磯貝が「皆集まったから飲みに行くか!」って言って古美門に「お前の役目は終わった消えろ」
って言われててちょっと気の毒だった(笑)。
 で、羽生に「何か暴力振るわれたら言え、この磯貝タフガイ…」と寒いダジャレをいったところで
本田につまみ出されました。
 誰か!
 磯貝さんを弁護してあげて!
 古美門は羽生に、自分はお前の理想実現のために利用されていたというわけだなと告げる。
 あ、この顔はかなり本気で怒ってますね。
 羽生は、あなたはリングを下されたもう自分とは戦えませんよと挑発してて、羽生も本田もマジ
むかつきますわー。
 完膚なきまでに叩きのめされるがいい。
 戦えないなら戦える場所に相手を引きずり出すのが古美門という男なのだから。

 あと録音してた機器を羽生見つけて消去してるけど、これは、実は蘭丸が隠し持ってた
とかのオチ欲しかったな。
 見つかるとこに機器を仕掛けて安心させ、実はってのが古美門のやり方でしょう。
 古美門がまったく反論しなかったのは、腹立たしすぎて言葉が出なかったかららしいです。
 ここまで古美門を怒らせて無事なわけがない!
 
 そういうわけで、死刑になりかけていた凶悪犯を救ったみたいな感じで羽生大人気ですよ。
 えー私はあんな薄ら笑い張りつけたキモい奴嫌だけどなぁ。
 黛も、真実を明らかにしないで無期懲役でて手打ちなどありえないと言う。
 古美門は、報酬もらわないなんてありえないと言ってた。
 お前…。

 OPは六法全書が落ちてきて、古美門が指一本で支えてたけど、押しつぶされて黛と羽生は
吹っ飛んでた。
 どういうオチなんだよそれは。

 貴和、吉永慶子からの面会と言われて首かしげながらやってくると誰もいない。
 と、古美門と黛が下から現れた。
 何やってんだよお前らは。
 羽生と何を話した、何を隠していると聞きに来たわけですね。
 貴和は、もう弁護人じゃない、着手金は払うから帰れというけど、黛は報酬の問題じゃ
ないという。
 その後ろで古美門が「報酬の問題でもある」と言ってるけど。
 だまっとけ。
 古美門は帰ろうとした貴和に、おかしいな、あんたはやってると思ってたと言う。
 つまり無罪で都合が悪い理由は一つ、真犯人探しが始まるから。
 それは貴和にとって困ることになる、庇うことに値する人間が犯人だ、必ず見つけ出すと
古美門は言うのでありました。
 そういうわけで古美門は黛に貴和の男関係を洗いざらい調べるように言う。
 
 裁判の方では、貴和が現れたことによって社長の娘、サツキから笑顔が消えた、伯母は
社長に貴和と別れるように説得したと証言。
 それで社長はサツキのために貴和と別れることを受け入れたと。
 それで貴和は犯行に至ったのではないかということみたいですね。
 さあどうかなぁ。
 
 三木が呼んだ証人は、貴和が貧しい家庭に育ったことを証言。情状酌量の余地を
訴えるわけですね。
 貴和が複雑な顔してるけど、デキレースにウンザリみたいな気持ちもあるんだろうなぁ。
 三木のとこに古美門がやってきて、「よお、こみもん」「こみかどです」っていうくだりは
笑った。
 先週のピグモンかよ!
 三木は、イースター島楽しかっただのエジプト良かっただの言ってるけど古美門は、
そんな調べればわかる情報を言ってどうするといってた。
 つまり三木は旅行には出かけてなかったということか。
 てかモアイとピラミッドの説明方法がおかしくて笑える。
 古美門は、無敗神話の私を倒したかったのではないんですか、と言うけど三木、とっくの
昔に羽生教信者になっちゃってたよ。
 つまり、腑抜けているということだ。
 どうしようもないな。

 古美門邸では古美門らがモリモリ飯食ってて。
 テレビでは羽生の話題で持ち切り。
 ベストジーニスト賞も受賞らしいですよ。…彼ジーパンはいてましたっけ?
 古美門がめっちゃ怒ってて「ベストジーニスト賞は私も狙ってたのに…」。
 えっそこ!?ってかオメーもジーパンはいたことあんのかよ。

 黛も頑張って過去の男関係あらってるけど人が多すぎるらしい。
 そこで服部があれですよ、SPECの当麻状態ですよ。
 リストをばらっと巻き上げて、ナイフを投げた!
「いただきました〜」
 その紙を見て黛が、自分一人ではちょっと…というから何かと思ったら。
 ヤクザの家。
 ってか怖い人らに囲まれて古美門が黛を恫喝する側に回ってて、オメー何してんだよ!
って思った。ってかマジ笑った。
 おやっさん、金崎というらしいですが、いつか来ると思っていた、羽生が言っていたと。
 ということは羽生は先に真実を調べ上げていたのかよ。
 しゃべるなと言われたけど変なところからもれるくらいなら言う、という金崎。
 やはり貴和は以前愛人関係だったことがあるらしいです。
 それで話を聞いた二人に金崎は、羽生は自分の腹に収めるといった、お前らも
話すなと言う。
 脅しですわな。
 その帰り黛は古美門にどう思いますか、と聞く。
 古美門は真剣な顔で言いました。
「おしっこもれちゃったよ」
 うん、いや感想じゃなくてだな!

 沢地、裁判でさりげなく貴和の髪の毛を手に入れてました。
 古美門に頼まれたらしいです。
 なぜ彼女がこんなことを引き受けたのか。
 それは、腑抜けになってる三木がつまらなかったからでした。
 要するに古美門とやりあってるのが見たかったらしい。
 そう言ってたもんなあ、一期の時。
 で、沢地は胸からその髪の毛入れた袋出したんだけど、古美門はお礼だって言って
お金を胸に入れようとして拒否られててめっちゃ笑った。 
 そういうのやっぱ古美門らしい。
 あと、彼女が帰った後、まだぬくもりがあるぅーとか袋スリスリしてた。
 誰か、こいつとっとと帰らせて。
 そして蘭丸の方もうまいこと、サツキの髪の毛を手に入れてました。
 まあこのあたりで何をしようとしているかピーンと来ますわな。ってか金崎から話
聞いただろうしね。
 DNA鑑定結果を見て驚く黛。
 服部も、必然的に真犯人は…と言っている。
 この後羽生のとこに古美門と黛いってます。
 わかっちゃったみたいね、と本田も言ってる。
 この女も大概うぜーわ。
 黛は犯人はサツキなのね、というけど羽生は、犯人は貴和だと。
 今の時点で裁判してる内容ではそうなるわな。
 羽生は古美門に、あなたはいつも真実はどうでもいい、勝てばいいと言ってますね、
僕も真実はどうでもいい、皆が幸せになればいいんですと。
 その結果がこれか。
 お前は検事としても弁護士としてもクズだわ。
 本田もこれが皆が幸せになる結末と言う。
 で、古美門をネクサスに誘うわけですよ。
 ほほえましくサッカー始める一同ですが、古美門ボールを空振りして倒れ込んだ。
 何茶番やってんだよてめぇ。
 黛はきもいと一刀両断。
 それもひどいな。
 で、黛は真実が大事だと言う。
 誰かが不幸になっても、誰が傷ついても真実なら仕方がないと。
 私は彼女の言うことは半分あってて半分間違ってると思います。
 法の下においては確かに真実は明らかにされるべきだけれども、利害が一致する
ならば隠されていい真実もあるのではないかと。ただし羽生のやり方ではなく、古美門の
やり方でね。

 我々は最低屁理屈野郎なのでもうすこしあがくわって言って古美門ら帰って行きました。
 
 そして彼らがとった手は。
 蘭丸が服部に対して給与が支払われていないという民事裁判を起こしました。
 それを沢地、三木に報告に行くけど、フットサルの話題で盛り上がってて全然聞いてない。
 イデ、53番の番号つけてるから何かと思ったら、自分ゴミなんでと。
 お前それはいかんだろう!
 ゴミに失礼だろう!(コラ)

 そんで蘭丸と服部の裁判ですが、蘭丸側には古美門がつき、服部側には黛がつき。
 なるほど、羽生と三木のデキレースをこういう形でおちょくってきましたか。
 服部さんは、交際していた女性にお金奪われちゃった、その女は貴和です!と言い出した。
 つまりこれで「合法的に」貴和を呼び出し、古美門のリングに上がらせたというわけですか。
 すごい逆転方法ですな。
 ここはもうギャグのノリで楽しんじゃっていいと思います!
 黛と古美門が二人そろって裁判官に、貴和の召喚を!って迫ってるの笑いました。
 拘置所から連れて行かれる時貴和が「あの横わけ小僧!!!」って叫んでて楽しかった。
 それで無理やり連れ出された貴和。
 服部が証言した時期は、殺人をしたとされる日時なわけなのでどう見ても無理なのですが、
犯人であるわけないのに有罪受け入れることはないですよねーと揺さぶりが始まりました。
 本当は誰か庇ってるのでは、と。
 ここで金崎との交際の話があがる。
 あなた子を妊娠してましたよねって。
 羽生が傍聴席から裁判の中止を求めるけど、この裁判に彼は関わってないから、一傍聴人で
しかないわけです。
 当然とめられない。
 で、黛も「異議を申し立てようと思ったけどこれから重大な証言が出てくるかも知れません。
続けて下さい」と。やるね。
 それで金崎は貴和に、子供を産むようにいった。
 でも彼女は金崎の前から姿を消した。
 というのも彼は本妻との間に子供が出来ず、もし男の子が生まれたら引き取って跡継ぎにする
つもりだったから。
 それを恐れた貴和は姿を消した。
 そして探し出した金崎が来た時には、子供を下したと伝えた。
 でもそれは嘘だった。
 金崎にとられるくらいだったらと里子に出したそうです。連絡先すら聞かなかった。
 ちなみに女の子だった。
 そして行方を聞く金崎には、あの子はまともに暮らさせるって言い張り、以降子供の記憶は
封印してきたと。
 しかし、色仕掛けで交際を始めた社長の家でサツキと出会い、生年月日が一緒であることに
戦慄した。
 戸籍を調べたら実子にはなっていたけど、それでも貴和の中から疑惑は消えなかったんでしょうね。
 それからはむしろサツキに会うために頻繁に通うようになったのだという古美門。
 なるほどねぇ。
 でも、サツキにとってはいけ好かない女ですから激しく嫌ってたと。
 それで社長は貴和と別れるかと思ったらなんと、サツキを親類に預ける相談を始めてしまった。
 実子であれば絶対そんなことしないわけですから、貴和としてはますます自分の子である
疑いを強めたのかも知れませんね。
 そしてサツキも「あの女のために自分が捨てられる」みたいな危機感を抱いた。
 それで彼女が毒を盛ったのではないかと古美門は推測した。
 ずっと引っ掛かっていたと。
 大人が死ぬような毒の量なのにサツキが助かったことがと。
 
 それでサツキは疑われるのは貴和だと確信していたし、自分はせっせと父親の墓参りをして
印象作りに必死、と。
 罪を着せた相手がまさか本当の母親とは思わずに。

 一応これは古美門の推理ですからね。
 毒をサツキが手に入れられるとは思えないし。
 古美門は、サツキが殺すはずないなら社長が無理心中をはかったのかもしれない、それでも
貴和が罪をかぶらないといけない。
 サツキが大好きな父親が自分を殺そうと知ったら生きていけないだろうからと。
 母親とは絶対に言えない、あの悪魔の女の娘と知らせることになる。
 ここでさすがに黛が異議ありととめて、それ以上はもういいでしょう、と。
 …あの、裁判官が一番泣いてんですけども。
 オメーは中立でないとダメな立場だろうがよ!

 マスコミは大騒ぎ。
 サツキを毎日追いかけまわしてるらしいです。
 そらそうなりますわな。
 古美門は貴和に、これで守るべきものはなくなった、どうするという。
 私を選任に戻して無罪を勝ち取れと。
 古美門の言い方が変だと思ってたけど多分これは挑発してるんでしょうね。
 貴和は、サツキだけは巻き込ませない、どうにかしなさい、と言う。
 自分が手ばなしたのが悪いだろうという古美門。
 ここで黛が割って入った。辞めてくださいって。
 でも古美門は彼女にも、真実が大事なんだろう、と挑発。
 他に手があんのか提灯パンツって。
 失礼だろ!
 普通のパンツかもしれないじゃないか!(そこは今どうでもいい!)
 
 貴和を無罪にする、サツキも救う、それには新しい真実を作り上げるという黛。
 古美門も正解だと言いました。
 彼の中ではとっくにシナリオが出来上がっていたらしい。

 そういうわけで古美門が選任しなおされ、羽生と対峙です。
 リングに戻れたよ、という古美門がかっこよすぎる。

 黛が弁護開始です。
 貴和に今までのことを改めて確認。
 そして今騒がれている、サツキが娘だという話も違いますよねという。
 毒でわが子を殺そうとするなんてことはありえない、的な。
 で、毒のビンを出してくる黛ですが。
 毒物を鍋に入れた、そうですよねと貴和に確認すると、入れることはできなかったと言い出す。
 つまり、一旦はこっそり入って鍋に毒を入れようとしたけれど、楽しそうな社長とサツキの姿に
我に返り、逃げ出したのだと。
 私は、これは本当のことなのではないかなと思いますね。
 だってサツキが娘かも知れないと思ってたら、これ食べたらサツキも死ぬ可能性あると
思えば我にかえったらやめるでしょ。
 で。
 帰宅して貴和は大変なことに気付いた。
 毒のビンがなくなっていた。
 そうしたら社長死亡のニュースが流れたと。
 
 黛がここで「この毒のビンは見た目調味料に見えます!なんだかとってもおいしそう」と。
 つまりですね、彼女が言いたいのは。
 貴和が我に返って急いで出て行った後、床に落ちていたこのビンを見た社長が、調味料
だと勘違いして鍋に入れたと。
 黛くん、説明がわざとらしくなっていますので、カリオストロ城で偽札を発見した銭形警部の
ように演じて下さい!(あっちの方がもっと棒演技じゃねーか!)
 古美門、後ろで「オーマイガッ」とかうるさい。
 本田は、犯行を貴和は認めたというけれど。
 貴和はしれっと、毒を置いてきたのだから私が殺したも同然、殺人犯です、と。
 ほらー黛さん、やるならこれくらいしおらしい演技しませんと!
 黛も、毒殺しようとしたとんでもない悪女です、厳罰にすべきです、薬物取締法違反の、と
付け加えて、裁判員ら呆然。
 殺人では無罪と主張。 
 そらそうですわな。
 本件は事故死の可能性が高いという黛。
 貴和がわざとらしく「私は殺人罪にしてもらえないんですね」っていってて面白いです。
 黛が言い終わった後古美門の真似をして髪型なぞってて笑った。
 でも戻った後「私汚れました」って言っててさらに笑った。

 羽生は法を冒涜してる、未必の故意です、わざと毒を置いてきた可能性だってあると主張。
 ここで古美門がズバッと決めます。
 未必の故意を主張するなら、彼女の今の証言を採用するということ、今までの証拠は
間違いだったということになりますね。
 それをきちんと認めて、未必の故意を改めて立証しなおせと。
 そらそうですわな。
 主張がまったく違うことになるのだから。
 パニックになった羽生がギャーギャーうるさい。
 古美門の勝ち方に幸せはないとか言い出した。
 妥協点見出すのが皆の幸せでしょう、と。
 ここで古美門、羽生がひそかに和解させた2つの案件がどうなったか知ってるかと言い出した。
 第4話、隣人トラブルの件では同じマンションにそろって引越したもの、近所トラブルがひどくなり
双方とも家庭崩壊した、第5話のあじさい文具はまた立ち上げたもののすぐ倒産した。
 嘘だと言うと今つくったという古美門。
 またか!
 でも、そういう可能性もあると言うんですね。
 したら本田がまた救うだけよって言うけど、そこには何の生産性もないだろ。
 同じことの繰り返しだけだ。
 僕のどこが間違っていると詰め寄る羽生に古美門はきっぱりと言った。
「自分が間違ってないと思っているとこだ」と。
 人間は汚くて醜い、卑劣だという古美門。
 羽生はそれを導こうとしたんだというけど古美門は「そこ」から降りろという。
 自分も底辺であることを自覚しろと。
 自分の理想実現のため、裁判を利用して人を操る、ウィンウィンの関係といいつつ、キミ
個人の欲望を実現したいだけだと。
 あとベストジーニストを私より先にとったのも満足したろうって言ってて、こいつまだ根に
もってやがんな…と思った。
 君一人がウィナーになることが目的だったんだと言う古美門。
 そしてこの後いつもの暴言が炸裂します。
「君の本性を教えてやるからよく聞け。
 君は独善的で人を見下し、いい男ぶった薄ら笑いが気持ち悪くてスーツのセンスも
おかしくて、漢字もろくに書けなくて、英語もサッカーもそれほどうまくない、でたらめな
ことわざ作る、甘くてぬるくてチョろい裏工作してみたらたまたまうまくいっただけの、ゆとりの
国のポンコツヘタレテンパー短足クソ王子だバーカ!!!!」
 おぃぃぃぃ!テンパーに罪はねぇだろうが!銀さんぶつけんぞ!(やめなさい)

 羽生、崩れ落ちてそんなひどい事言わなくたってと言ってる。
 いや本当のことだし。
 てかここでマギの白龍思い出した。ダンジョンで泣き虫言われてバーカバーカって
逆切れした王子。あの子も不憫な子だねぇ。
 それはともかくとして。
 今までずっと羽生に対して感じていたことを古美門が言ってくれたのでスッキリした。
 いやあの悪口ではなくて、結局自己満足のために結論を導いていたってとこです。

 もしキミが皆を幸せになる世界を本気で築きたいなら方法は一つ。
 醜さを愛せ。

 そうして判決、貴和は無罪となりました。
 すごい逆転ですな。
 で、サツキと伯母が墓参りしてるとこに黛がやってきて、DNA鑑定の結果を渡す。
 そこには親子関係不一致とありました。
 死んだお母さんの紛れもない子供だと喜ぶ二人。
 それを陰で貴和が見て微笑んでたから、わざと嘘の結果を渡したんでしょうね。
 真実はこのまま知らない方がいいと。
 
 事務所に帰ってきてこれが本物の結果、と渡すけど貴和はそれを見もせず燃やした。
 これもニセモノなんでしょ、と。
 でも本当らしいけど、古美門に言わせれば。
 でもそんなことは貴和にはどうでもいいらしくて、これから自伝と写真集出すって。
 で、金はもらったけどオプションは、とウハウハの古美門に今夜ホテルにきて、と。
 古美門大喜び。
 服部は忠告するも聞いてません。
 あと黛が「えっ」て感じ。
 何が真実だったの、と。
 そうですねぇ。何が真実なんでしょうねぇ。
 でも「皆が」幸せになったのだから、真実はいいんじゃないでしょうか?
 てかずっと古美門腹筋してて大変そうだな…ここワンカットっスよ。
 
 でも多分これから貴和は保険金目当てで男をとっかえひっかえはしなくなるでしょうな。
好きなように稼げるし、今回のことがあったし。反省って言うんじゃなくてサツキのことが
あるからって感じで。

 えーホテルにて。
 …古美門放置されてるなおい。

 羽生、旅に出るらしく挨拶にきました。
 修行し直してくるって。
 本田は検察に残るそうで……うわぁぁぁまたあの怖いのに戻ってる!
 磯貝はネクサスやってんだけど、磯貝ナイチュガイって噛んだ。
 あんた最後までそれか!

 羽生古美門に、醜さを愛せというのは座右の銘になりました!とか言ってます。
 そういうわけで右手をバッとあげて出て行った羽生ですが。
 古美門が固まってるので何かと思ったら服部さんに「あいつ完膚なきまでに負けましたよね。
私勝ちましたよね。なんで最後まで態度が上から目線のウィナーなんだ、なんで主役っぽいんだ」
って文句言ってて笑った。

 あと黛は羽生に思いには答えられないときっぱり断ってたわけですが。
 はてさて…。なんか羽生が奇妙な顔してたし。

 三木のとこに古美門行くんだけど、三木は無実の人間を有罪にしようとした間抜けとして世間
では広まっちゃってるらしいですよ。
 でも三木がまだ洗脳されててこたえてない様子で。
 彼が帰った後沢地がサオリの写真見せると三木、我に返る。
 浮かれてるイデを「出てけ城ノ内!」って叩き出してて笑った。
 ま、こうでないとねぇ。
 沢地さんの思い通り転がされてますなぁ。

 さてそのころバスの中では。
 羽生が黛の写真…の後ろに映ってる古美門見てた!
 めっちゃ見てた!

 そして服部も、古美門の父にますます増長して手を焼いてるとか報告してました。
 そらそうなりますわな。
 黛もこの事務所に戻ってくるそうです。
 羽生のこと、ずーっと知らないままなんだろうなぁ…。
 明らかにならない方がいい真実もある、という、黛のポリシーへの皮肉でしょうな。


   はい、撤収!!!



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