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リーガルハイ

第5話(13/11/06)

 16年前のことでした。
 あじさい文具という会社が倒産の危機にあり、みんなが社歌を歌いだすという、
「え、この雰囲気に乗れない人はどうしたらいいの」みたいな状況の中、一人マイペースに
落書きをしていた人が。
 名前を田向と言うのですが、この彼が落書きしていた犬の絵からヒントを得て作られた
キャラクターが大ヒット。
 そのキャラグッズを当時子供だった黛が、父に言って買ってもらってました。
 ってか田向、メガネ曇ってるけど拭けよ。

 それから現在。
 この田向が作ったキャラクター、おやじいぬは大ヒットし、テーマパークを作るまでに
なって当然会社もすごい自社ビル立ててました。
 社長も身なりがよくなって忙しくしてるみたいだけど、肝心の田向は平社員のままで、
さらにあちこち部署異動させられているという。
 これは確かにひどい。
 16年前は、社員は家族のようなものと言ってたクセに、売れてくるとこの扱いかよ…。
 そんな田向に蘭丸が接近。
 あのキャラは田向が発案したのに、何の恩恵も受けてないのはおかしいという。
 まあ古美門に言われて蘭丸がたきつけたのではあるでしょうけど確かに、あれだけの
恩恵を受けてるのに田向が何もないってのはありえないです。
 日本はこういう、権利者の保護がないんですよね。
 権利者は会社に所属するものだから著作権はすべて会社にあるっていう考え方。
 これが漫画とか小説だと、著作権は作者にあるっていうのがちゃんと理解されてんですけども。
 発光ダイオードの裁判思い出すなぁ。

 話がそれました。
 そういうわけで田向は蘭丸に「いい弁護士紹介します」と言われて裁判へ。
 忘年会で社長が「いい待遇にしてやるからなー」と言った映像もあるみたいです。
 黛は、会社は報酬を支払うと8年前言ったのに、一切支払われていない、現状を鑑みて
25億円を請求します、と言う。
 一方その頃古美門は貴和に会いにいってた。
 まだ私が出るとこじゃない、だの、今回は巨額なのでジェット機買おうと思ってる、だの
自慢しまくりですよ。
 貴和がいらんこと言ったので絶対買う、と俄然張り切る古美門。
 でも貴和は、黛は大事に使った方がいい、とんでもないことを成し遂げるのはああいう子よ、と
なかなか意味深なことを。
 この人悪女気取ってはいるけど、やっぱ人を見る目はあると思いますね。
 
 そういうわけで古美門が帰宅すると、見慣れない男が。
 相談がある、と言ってきます。
 なんでも、ブラック企業についての相談らしく、古美門は話を聞くのですが…。

 あとOPでは黛が飛び蹴りかましてて、古美門が避けてたけど、これパンツ見えまくってる
だろっていう…。

 さて、この古美門のとこにやってきた男性、長年労働組合と会社の間に立って調整役をやって
きた、と言ってます。
 あるところがブラック企業であるかどうか見極めたい、と。
 そこに黛が戻って来まして、古美門いつもの調子で「しっかりやってきたんだろうな」とメタクソ
言うてるわけですよ。
 中流家庭のアッパラパーだとか。
 古美門は気づいていませんが、男性何やらメモとりまくってます。
 んでこの男性がお帰り、と黛に声かけてて、彼女は無意識に「ただいま」とか言うてるのですが。
 今私お父さんって言いました?やだなーと振り向く黛。
 ところがそこにいたのはやはり父だったらしく。
 はい、この男性黛父でした。
 古美門がめっちゃ固まってるのが笑える。
 ジェット機の模型をしまってたし。
 なんでも黛父曰く、毎晩帰りが遅いし、休みもほとんどなく、部屋に入ると横わけ男のイラストを
つけたサンドバックを殴りまくってる、と。
 ああ…。
 そういうわけでこの事務所がブラック企業ではないのかと確かめにきたようです。
 ううーん、まあ古美門は口悪いけど、優秀ではあるのでそんなブラックではないような…
ううーん………。
 それでメモってたのを取り出して、ポンコツだの貧乏家庭だのおっぺけぺーだの言ってたのは
何のことって聞かれて、古美門が開き直って、娘さんの帰りが遅いのは要領が悪いからです、
本当にポンコツです、と地を出してきやがった!
 黛父が呆れて、この人はいつもこんな感じなのか、と黛に尋ねてるのが笑える。
 お父さん!
 いつもこんな感じですよ!!!!

 でも古美門が親子ごとバカにしたので、黛が怒って殴ろうとして、服部がパッととめたのは
なかなかかっこよかったです。
 黛父、ここはブラック企業だ、と叫んだ。
 この役者さんが大声出した演技初めて見た(笑)。

 えー。
 田向が訴えた会社の社長さんは羽生の事務所にいました。
 またここか!
 羽生らはこのままでは勝てないけどうちは丸く収めるのが得意だから和解しましょう、と言い出す。
 と、そこに古美門が。
「なぜ私の相手は常にこのゆとりの国の住人なんだ!」と最初からフルスロットルですよ。
 他の弁護士出してもキャラ設定めんどいからに決まってるだろうが!←

 あーでもあの、新米弁護士は出たら面白いなぁ。
 スペシャルの時に登場した、真面目に矛盾点をついてくる弁護士。
 まあそのうち出るかな。

 そして古美門、田向、黛がやってきたのですが、なぜか当たり前に黛父も入ってきて、
「お邪魔するなあんたは!」って古美門が反応してたのが笑える。
 常にマイペースの黛父に振り回される古美門、が今回メチャクチャ面白かったです。
 ともあれこれは真面目に裁判の話で部外者は参加できない、ということで黛父の相手は
羽生が引き受けたのですが。
 いや古美門、あんた掃除してる人の邪魔してない?
 何ちっちゃく嫌がらせしてんだよ!

 さて羽生と話している黛父はすっかり彼を気に入ってしまいます。
 自分達は勝利に重きをおいてない、双方が幸せになるやり方を探してます、みたいなのに。
 アホか。
 やっぱ私はこの羽生の解決方法好きになれないなぁ。
 その時は双方納得できてもその後どうなるか、がわかんないし。
 いやもちろん前回は良い結末だったかも知れませんけど。

 さて話し合いの方は、1億円を支払う事と取締役のポストをと提案されてます。
 全然見合わん気がするんだけど。
 古美門は、16年間無報酬で騙されてきたんだから、25億円払ってもらうしかない、
と言う。
 会社はライセンス料だけでも20億、総売り上げは500億年間入ってきてるのだからと。
 それをドアの前で話していたら、黛父が入ってきて吹っ飛んでるのが笑える。
 黛父も誰かいないかくらい確認してから開けようよ!

 黛父は社長の立場に同情してるようで、会社はチームワークなんだから、と言う。
 皆で助け合ってくのが普通、みたいな感じらしいですね。
 ただ古美門は、そういうやり方はバブルでもう消滅した、法廷で会いましょう、と。
 あとまた羽生の写真に落書きしてった。
 それはおやじいぬのつもりなのかおい。
 相変わらずあの自己紹介文直してないんだなぁ。

 自宅にて、飛行機のカタログ見ながら、ベッカムが持ってるやつどれかなーと言ってる
古美門。
 所有はいいけど維持費の方が大変だろうに…。
 黛は、和解金の額を増やして来たら和解に応じましょう、と言ってる。
 服部さんもこのおやじいぬのキャラは気に入ったとか言ってます。
 つまり、キャラのイメージを落としたくないから妥当なとこでおさめようってわけですね。
 ところがどっこい、蘭丸が、それじゃあ自分が苦労して裁判にこぎつけた意味がないと
入ってくる。
 あーやっちまった…。
 黛は知らなかったわけですからビックリですよ。
 たきつけたのか、と怒る。
 でも私は、ひどい待遇を受けていたのは事実なんだから、田向が裁判やる気になったのなら
悪くないと思うんだけどなぁ。
 世の中そういう、自分が請求できる権利を知らないで不遇のままの人っていますし。
 最終的に裁判決めたのは田向だしね。
 もちろんそこに少し強引なところがあっただろうことは否定しませんけども。古美門だし。
 んでそこに黛父が入ってきてまたややこしくなって、古美門が「全員出て行け!」と叫ぶ
のは面白かったですな。

 黛父は黛に、古美門のとこは問題しかない、羽生のとこに誘われてるそうじゃないか、そちらに
いった方がいいとか言う。
 素晴らしい人だからと。
 …黛確かまだ借金返してなかったような…。いや借金は働いてれば返せるけど、黛としては
学びたい事は沢山あるだろうしね。

 さて会社側の反論が始まりまして、田向はダメ社員でお荷物で、ミスをやらかしたこともある、
という話が。
 いつクビになってもおかしくなかったのに、社員は家族だからという社訓があったから守って
もらえてたみたいな。
 だから、キャラの恩恵を独り占めしようとするのはおかしい、という主張らしいです。
 その向こうで羽生がニコニコしてて、古美門はそれ気に入らないらしい。
 私もわかるなぁ。
 これは気に入らない。

 さて古美門の反撃。
 田向が会社に与えた損害というのは一千万くらいだというので、古美門は「それではその
損害額を引いた24億9000万なら払っていただけます?」と。そらそうですな。
 と、ここで傍聴席の黛父が、田向が商品を生み出したという言い方はどうかな、と発言。
 おい裁判官注意しろや!
 傍聴席からの勝手な発言は許可されてないだろうが!

 磯貝だっけ、主張としては、忘年会の約束なんだからそんなものは成立しない、と言って
ます。あと磯貝噛んでんじゃねぇよ。
 …口約束でも成立はするぞ一応。
 古美門は、今まで忘年会で社長は社員にあれこれ言ってきた、それに社員はちゃんとこたえて
きているわけだから、田向とのことだって有効と主張。
 あー羽生がずっとニヤニヤしてるのすっごいイラつく。
 何か余裕あるみたいな感じで。
 あと古美門が黛父にも、大相撲の末席と勘違いしてるおっさんは静粛にみたいなの言ってて笑った。
 
 黛父は羽生に協力するとか言い出したぞ。
 黛は、依頼人の希望を叶える、と言ってます。
 なんかもうねぇ。
 ただその頃田向の家は嫌がらせの貼り紙とかされてた。
 ああここ社宅なんかぁ。
 面倒くさいなぁ。
 そこに羽生が来て、家族を懐柔するわけですよ。
 田向のことをないがしろにしてませんでしたか、と。
 羽生がどういうつもりで言ったかしらんけど、こういうやり方好きじゃないなぁ。

 家族はファミレスで、田向の誕生日パーティですよ。
 つーても日付全然違うらしい。
 こんなあからさまなご機嫌取り好きじゃないなぁ。
 家族は、今の生活で満足してるから裁判やめよう、と言いたいらしい。
 そこに古美門登場。
 ってかロウソク吹き消すなよ!
 あとケーキとか食い始めるな!
 お前どこまでも図々しいな!
 ま、彼としては会社にしがみつく必要はない、金手にして暮らせばいい、って言いたい
らしい。そらそうですわな。

 蘭丸の方は他の社員にも工作を。
 この会社はおやじいぬだけでなく、ほかにもいくつかキャラクターを生み出していて、
そこそこヒットしていたらしい。
 で、その恩恵を受けてない社員らをたきつけてたわけです。
 田向のように正当な報酬をもらうべき、と。
 それはその通りだわ。
 いくら社員だからといって、開発したキャラクターが売れたのに、権利は会社のもの、社員は
何も恩恵がないっていうのはおかしい。
 そういうわけで古美門は蘭丸がたきつけたこれらの社員をつれてきて、創作者の権利は
手厚く保護されるべき、と主張する。
 あーまだまだ羽生笑ってる。気持ち悪いな。
 んで傍聴席から黛父が、異議ありって言えとかうるさい。

 田向、マスコミの取材を受けて、戦わないとダメですねとか言ってた。
 あとこざっぱりきれいになってた。
 またここで水戸黄門のBGM流れたので何かと思ったらまた水戸黄門メンバーか!
 つーか本当にこのシリーズ、水戸黄門好きだな!
 そのうち悪代官出てくるんじゃないのか!

 で、黛父は古美門を何とかして負けさせなければと言ってるけど、黛はもう法廷に
こないで、と言う。
 そらそうですわなぁ。
 めげない黛父、今度はホテル内にあるレストランの食事券出してきた。
 これで羽生を誘ってデートしろってことらしい。
 しかも、上の部屋も景色綺麗だとか調べてきてるし、羽生が誘ってこなかったら「酔っぱらっちゃった
みたい、どっかで休みたいっ」って言うんだぞって。
 そこまで親がおぜん立てすることなかろうに…ってかこの親もちょっと行きすぎですわな。

 話し合いの場で社長は、3億でどうか、と頭を下げる。
 ここにきて、おやじいぬの人気は急落しているらしいです。
 そして他の社員も訴訟を起こし始めていて、会社がもたない、と。

 でもなぁ、こうなるまで田向に対して何もせず放置してきたのは会社だから、今になって
待遇よくするから勘弁して、は通らないと思うんですよね。
 訴訟取り下げたら手のひらかえしそうだし。
 
 羽生、そんなに25億欲しいですか、と言い出した。
 古美門がニヤニヤしたまま珍しく黙ってる…と思ったら黛に、田向の気持ちを代弁してあげなさい
とか言い出した。
 黛は、田向さんは正当な権利を求めているだけです、と言う。
 
 そうして彼らが出て行こうとした時に社長が田向に、我々はそんなにひどいことを君に
したんだろうか、って言ってました。
 ……したからこういう状況になってんだと思いますが?
 私今回どうもこの会社には同情できなかったなぁ。
 まさに初心忘れるって感じだったし。
 売れたら自分達のおかげって感じで田向の扱い雑だったしね。

 で。
 社長は和解金5億なら応じてくれるだろうか、と言ってるけど、羽生はもうやめましょう、
と言ってる。
 ここで本田らが、当時の社員名簿を調べていて、84番から86番に飛んでいる、85番がないと
気付く。
 羽入らは、その人物が古美門にとって都合の悪い人間だから書類を抜いたのだ、と思い
あたります。
 そういわけで突き止めたのが、大木という女性でした。
 おやじいぬが生まれた時にも勤務していて、油絵が趣味だったと。
 その趣味で書いた絵を今回持ってきてもらったらしいのですが、そこに書かれていたのが
犬の絵でした。
 飼ってる犬らしい。
 つまり、田向はこれを見て書いたのです!というわけです。
 ではなぜ大木は権利を主張しなかったのか。
 彼女は、会社は家族だし、おやじいぬは皆のものでしょ、と。
 羽生してやったりという感じですね。
 黛父も大喜びですよ。
 あと本田が「勝っちゃったね!」とかいっててうざい。
 どうして羽生サイドはこんなうざい人間ばっかなんだ!

 さて。
 古美門がそれを果たして気づかないことがあっただろうか。いやない。

 古美門はまず大木がこれを描いたのはいつか確認した。
 彼女は16年前、おやじいぬが生まれる前には書いていたと主張。
 ところが、この絵に描かれている塀の向こうの街灯は、大木宅には16年前設置
されてなく、設置されたのは14年前のことだという。
 つまり、16年前にこの絵を描いたのが本当だというのなら、街灯が設置されることを
予測して書いたと言うことになり、それはありえない。
 それをつかれると大木の証言もあやふやになってくるんですね。
 結局彼女はこの絵を描いたのはいつか正確には覚えておらず、街灯が書かれている
ことから少なくとも、おやじいぬよりは後だということになる。
 これはしてやったり。 
 …ってかこれ羽生側が証言捻じ曲げようとしたってことじゃん…。

 流れ的にはおそらく、古美門はとっくに大木のことは調べ上げていて、わざと名簿を
抜いておき、羽生が奥の手としてこれを突いてくることを読んでいたんでしょうね。
 ここでひっくり返せばより一層、おやじいぬは田向が生み出したこと、会社はその権利を
取り上げようとして下手な小細工をしてきたという印象が強まるもんねぇ。
 ただし、おやじいぬのイメージは最悪なものになったでしょうけど…。
 ってか古美門、喜びすぎ、騒ぎすぎ。
 今回の裁判官が別府だったらまた退廷させられてたぞ。

 黛も、完全に古美門の罠に引っ掛かったの、社員皆で考えたものというのを貫くべき
だった、勝負あったと父に語っています。
 
 その頃田向の家では母親と娘が何か探しものをしていて、何かと思ったら、次の裁判に
そなえてある絵を探していたのでありました。
 つーかすっかりド派手になっちゃったなぁ。
 25億入ってくると思ったらこんななるんだなぁ。
 多分古美門が半分くらいはもってくと思うけど。

 黛父、今回は傍聴に行かずに古美門邸にいました。
 なんかここにいるのが当たり前になってんな!
 服部がお茶を入れてあげてて、黛父は娘が変わっていく気がするから傍聴にはいかない、
と答える。
 悪徳上司に黒く染められていくようだ、と。
 それはないんじゃないかなあ。
 服部さんここでいきなり、趣味のトレッキングの話を始めました。
 ある時登頂したらお目当てのエーデルワイスはすっかり枯れてしまっていてがっかりしたの
だけれど、たった一輪だけ咲いていた。
 それはどんなものよりも美しかった、と。
 んで黛父が「それで?」と聞くと「おしまいです」。
 服部さんんんんんんん!!!!

 さて。
 今回は田向への尋問です。
 古美門は、娘が昔書いた犬の絵を出してきました。
 家族が捜していたのこれかぁ。
 つまり、おやじいぬを書く土台はあったということを主張したかったらしい。
 一方羽生は、社長は利益を搾取してたわけじゃない、会社全体で分かち合ってきたと主張。
 …とてもそんな待遇には見えませんでしたけども…。
 古美門は黛に最後言わせることにしました。

 黛は、終身雇用などは過去の幻想であり、田向は時代が変わったと気づいたのです、と
主張。
 TPPをはじめ、もっと厳しい時代になっていく、そうなれば会社は食いつくされると。
 だから、分かち合う社会は確かに素晴らしいけれども、権利を主張し、戦って勝ち取る
ことも認められるべき、正当な権利、報酬を断固として請求します、と。

 ここで彼女足を開いて仁王立ちになりました。
「ただ、喜びも悲しみも分かち合ってこの国を発展させてきた会社と人々には心から
ありがとうと言いたいです」

 古美門が出なかったのは勝ちが決まってるのもあっただろうけど多分、黛父に対して黛は決して
自分のとこに染まってるわけじゃない、ちゃんと黛は自分をもって仕事をしているということを
見せてあげたかったのではないかなと思うのです。

 歩いて帰っている黛父のとこに黛と古美門がやってくる。
 黛父、最後立派だったぞ、もう来ない、自分も熱中できるものを見つけてみる、という。
 あと古美門に「私は君のことが嫌いだ」とはっきり言った。
 でも、自分が何と言おうと黛はこうと決めたら聞かないから鍛えてやってください、と。
 …反面教師として。
 それ全然頼んでないから!古美門のことけなしまくってるから!
 古美門が言われるまでもなくこき使いますとか言ってて、また黛父がやっぱり嫌いだとか
言ってて笑えた。
 んで黛父は黛に、厳しい環境で生きてこそ大輪の花が咲く、と励ましかけて、ここで
服部さんの言った意味を理解したらしい。
 そういう意味か、と。
 それで納得して帰って行きましたが、古美門らは当然わかってないわけで。
 全体的に何の話だ?って言ってたの笑いました。
 そらそうなるわ!

 貴和のとこへいってまた騒いでる古美門ですが、貴和は黛のことを「2人の男の間で
ゆれてる」とか言い出した。
 いや貴和さん、こいつ飛行機が手に入ることで聞いてませんから!

 この後羽生と黛、レストランでご飯食べてたんだけど、なんかもうグダグダな感じで、
よっぱらっちゃったのとか言っても「それは大変だ、家まで送るよ」
 もういいんじゃね、こんな感じで。

 田向の方はすっかり舞い上がった家族が、ニューヨークに拠点移したら税金がーとか
言ってて聞いちゃいませんでした。
 あと今日が誕生日らしいです。
 うーむ。
 またメガネが曇った…。

 そんな彼のところに羽生がやってくるわけですよ。
 社長、辞任したらしいです。
 あとサウジのことわざはどうでもいいから。
 
 田向は元々の会社があったところにやってきました。
 そこはもうすでにコインパーキングになってて会社の姿はないわけだけれども、そこに
社長と、当時の社員二人がやってきた。
 彼らは昔のことを思い出してもう一度再起を誓うのでありました。
 資金は田向持ってるしね。
 まあこっちはこっちでいいんじゃないかな。

 それを見て羽生は、これが僕らの勝ち方だと言ってるけど、別に勝っちゃいないと
思いますけど。
 いや勝ちにこだわってない、幸せを求めてるって意味では勝ったと言いたい事は
わかります。
 けれどもなんか違うんだよなぁこの人。
 ズレてるっていうか。
 この人たちは依頼人の幸せといいつつ結局、自分達が思う幸せを押しつけてるだけ
なんだなって気がする。
 結局形は違えど、「自分達の理想をかなえたら勝ち」という、勝ちにこだわってるのは
古美門と変わらんでしょっていう。ある意味こっちの方がタチ悪い。
 童話でいう、「王子様とお姫様は結婚しました。めでたしめでたし」のまま終わっちゃう人。
そっから先の生活のことの方が大事だってことを考えてない人。

 一方黛父がまたやってきた。
 新しく熱中できるものとして、キャラグッズ考えるらしい。
 ブリ家族とかうれねーから!
 そりゃ帰れ馬鹿親子って言いますわ!


   はい、撤収!!!



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