多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→リーガルハイ


リーガルハイ

第7話(13/11/20)

 おい前回のシリアスムードは一体なんだったんだ。

 えー冒頭からサウジのことわざ全開できました。ウザいです羽生。
 彼がこんなに浮かれているのはなぜか。
 それは、黛が入ったからでした!
 つーかあれだけ散々行かないっていってたくせに、古美門に言われたからって
のこのこやってきて、気まずさがないってのはある意味すごいとは思うけど!
 ここなら私らしい弁護が出来る、という黛ですが、私はあなたが古美門のとこにいた
時の方があなたらしい弁護が出来てたと思いますよー?
 ともあれ。
 イェー!とか盛り上がってる一同。
 今すぐここに隕石落下しねーかな…。(黒子のバスケネタ)
 ちなみに、黛のプロフィールにはしっかり「悪徳弁護士Kのもとで数々の訴訟を担当し」
ってかいてありました。
 それは悪いイメージにしかならなさそうだけど大丈夫か。
 あと「勝利の女神」って。
 これ書いたの絶対羽生だろ。

 さて黛さっそく3件の訴訟を受け持つことになりました。
 書類あげるまで羽生が残って待ってあげてて、それを見てた掃除のおっさんがなんか
どっかの部屋に入っていったんだけどやっぱこの人も、新たな草の者ではないのか…って
気もしてきたな。三木あたりの方かも知れんけど。
 羽生は黛に、古美門の方は君がいなくなって新しい助手を探してるらしいよ、と伝える。
 黛は今まで私が書類仕事してたからあわてて探してるんでしょう、今頃私の必要性を
思い知ったかー!と得意げですが。
 もうコソコソ見に行ってるのが笑える。
 ってかこの屋敷の玄関がじっくり映ったの久しぶりだなー。
 あと蘭丸に速攻で見つかった。
 んで古美門はというと。
 女の子たくさん集めて盛り上がってました。
 水着審査とか必要かコラ。
 ニヤニヤ顔で誰にしようか決められない、困ったなーという古美門に、「ほら、超
困ってるでしょ?」という蘭丸。
 蘭丸、お前天然なのか?
 黛がムキー!っと大根投げつけたら、はっしと止めた服部さんめっちゃ笑えた。
 黛、プンスカして帰りました。
 でも古美門はきちっと蘭丸に、黛が請け負った案件を調べさせていたのであります。
 蘭丸は力を貸してあげようと思ってるんだねーと言ってるけど、古美門はきっちり追い込んで
やる!と。
 本当にそうなんですかね?

 このあと水着に着替えてた女の子が「誰かホックとめてー」って言ったのでハイハーイ!と
上機嫌で着替えの場に入っていく古美門。
 なんかATフィールド全開とか言うてたけどお前、堺さんのイメージも考えろよ!(メタ発言やめよう)
 ってかブラジャーかぶってもエヴァには乗れませんから!

 今回のOPは双方降り立ったものの、なんか古美門がシェーのポーズしてた。
 あと笑う古美門に黛に拳迫る!って感じだった。
 どうなるんだろう…。

 さて法廷です。
 黛と羽生が歩いてまいりましたよ。
 最初はアニメ裁判です。
 大ヒットしたハナちゃんというアニメなのですが、制作しているスタジオ小春日和は労働環境が
劣悪で、何度も書き直しを命じられたり残業はざら、それでいて給与は低くて代表の宇都宮は
人使いが荒く、目を付けた人間をいじめることがよくあった。
 ハナちゃんはこんな風には歩かないってのは手塚のエピソードかぁ…。
 それで今回目を着けられた穂積という人が、何度もリテイクくらったために錯乱して飛び出し、
2ヶ月後に保護されたもののすっかりおかしくなってしまっていて、今も自宅療養中であると。
 それで治療費、慰謝料と宇都宮の謝罪を要求しているというのです。
 穂積の代理人を黛が請け負ったわけですが、何と宇都宮の代理として現れたのが古美門。
 得意の弁舌で違法ではない、職業人として当然の厳しさだと展開。
 ちなみにまた羽生がニヤニヤしてて腹立ちます。

 次。
 裸裁判。
 なんでも原告の女性、大石が毎朝教会へ礼拝のため通う道で、その時間帯に必ず裸で
窓に立ってる男がいると。
 その裸を見てしまったことで男性恐怖症になって会社にもいけなくなったから、その慰謝料
請求をしたいと。
 大石代理人は黛です。
 が。
 またも裸の男側の代理人は古美門。
 古美門は自分の家で全裸になることの何が悪い、近寄ってきたというのだって、カーテンを
しめようと窓際にやってきただけだと言う。
 ちなみに裸になったのが男ということで興味ないのか、傍聴者が数人だったのは面白かった。
 女だったら絶対満席だったな。
 ここでいきなり古美門は、大石には過剰な自意識がある、あなたは男性のピーを見たことが
ありますか、と言い出した。
 黛もあわててピーとか言わないでって言い出してもう法廷がピー音だらけになり、一瞬画面に
「御見苦しい点があることをお詫びします」って出たんだけど、それ古美門が投げたの
超笑った。
 ってかお前ら二人とも銀魂いけ!ピー音外して被せてくるから!(本来外れたらあかんもんです!)
 そんなこんなで大石の体調が悪くなったので黛は休廷を願い出るわけですが、その間も
機関銃のようにしゃべりまくる古美門。
 勝手に露出狂にされて迷惑しているのはこっちです、といいました。
 ま、今の段階ではそうでしょうな。
 どっちがどうともいえない。

 2件とも古美門が相手だったことで怒りまくってる黛、足音も荒々しく歩いております。
 次の裁判はインコ。
 なんでも、テレビにしゃべるインコ、オードリーで客寄せする店みたいなのが出ていたのですが、それを
見ていたラーメン店の店主が、「これは5年前にうちからいなくなったピースケだ」と、返して
ほしいと裁判を起こしてきたのです。
 訴えられた側は、5年前たまたまこのインコを保護して話しかけてたら言葉をしゃべるように
なったのだと主張。ちなみにオカメインコ。オカメインコかわいいですよ。
 店主側が古美門。
 訴えられた側代理人が…黛。
 あーあ。
 返却を申し入れても拒否されたので仕方なく裁判にした、と店主主張。
 古美門も、訴えられた側が返さないのは自分達の店の客寄せがいなくなると困るからでしょう、と。
 で。
 お互いの場所は200キロ離れてるのですが、インコがそんなに移動するでしょうか、と黛側は
主張。
 鳥の行動範囲ナメたらあかん。
 ちょっとズレますが、カラスの行動範囲を学者さん達がどれくらいか実験で調べたことが
あるそうです。
 せいぜいまあ数キロ程度だろうと思っていたら、カラスは一日に50〜60キロ圏内を移動
していた。もちろん住処にもよりますが、かなりの広範囲を行き来していたというデータがあります。
 だから、一挙に200キロの移動は無理でも、住む場所を転々として移動するということは
考えられない話ではない、ということであります。
 あと、5年前と今のオカメインコの写真をそれぞれから借りたものを出してきて、これが
同じに見えるでしょうか、と黛は言って終わります。
 
 このあと黛は、なんで自分の裁判の相手がことごとく古美門なのかとむっちゃ文句を言っている。
 古美門は、あの事務所ごと消えてなくなればせいせいする、と言ってるのだけど問題はこの
場所が、貴和の面会室だということだ(笑)。
 貴和が別の場所でやってって言ってたの笑いました。
 つーか貴和さん!
 マニキュア道具にメイク道具にタバコ、そしてディフューザーが。きっとただの加湿器ではなくて
アロマ成分とかあるやつですね、きっと!
 めっちゃ自室のように暮らしてらっしゃるぅぅぅぅ!
 しかもワインとチーズ出て来たんですけど!?
 一応拘置所ですよね!?

 まあともかく、貴和は黛がこの裁判一勝でもすれば引き続きあなた方を弁護人として認めて
あげてもいいわよ、と言う。
 ただし黛を雇うかどうかは考えさせてと。
 
 さてさて。
 アニメ裁判では、宇都宮が「お前殴り合いをしたことないだろ」と殴り合いのシーンに文句つけて
穂積を殴ろうとした、と証言する社員が。 
 今までも似たようないじめで皆やめていった、と言っています。
 ここで古美門が、才能ないからやめろと言われたんですねと確認した後実際に自分も
その台詞を言って、皆そう思ってるでしょう。と。
 スポンサーの子で、コネ入社したような人間がそんな世界でやっていけるか、ということ
でしょう、と主張。コネ入社はこの証言してる社員か穂積のことかは分かんないけど、もしそうで
あれば確かにあまちゃんだなと思いますね。
 アニメ制作の現場はマジ厳しいっスから…。

 次。
 裸裁判。
 訴えられた男性は会社の飲み会とかで野球拳してて、勝っても負けても自分が脱ぐので
社内では脱ぎたがりと有名だった、と証言する女性社員が。
 本田はこの証言をもって、今回もわざと見せたんですよ、とか言ったあと、言いすぎましたキャハッ
って裁判官にいってて、あーここ別府だったら顔色一つ変えずジーッと見てそう。
 でもあの人も結構な男性差別者だから裸男に不利な判決出してそうだなあ。
 ともあれ何が言いたいかというと、本田、黙れ(黒子のバスケの日向の口調で)ってことです。

 古美門の反論開始です。
 彼は女性社員に、裸男はいつも脱いでいたのかと尋ねる。
 すると、自分が見たのは一度きりだという。
 つまり、一度しか光景を見かけていないのに、いつも脱いでいるかのように決めつけられる、それは
なんと恐ろしいことでしょうか、テヘ☆、と最後本田パクッて終わったのはちょっとスッキリした。
 倍返しだ!(いや、倍は返してない)

 さてインコ裁判。
 専門家を連れてきて、店主が撮影していた5年前のピースケと、今飼われているオードリーの
写真を比べて同じ個体かどうか聞こうとしたら、パッと見てすぐ「これは同じインコ!」って言ってたの
笑った。さすが専門家、はぇぇな!(実際はもうちょっと見分けが大変だけど)
 5年後これと言われたらありえる!と。
 さらに笑ったのはこの後です。
 磯貝が2羽のインコのヒナの時と成鳥の写真を出してきて、「これ(ヒナ)がこれ(成鳥)になるのは
違和感ありますか」って聞こうとしたらもうほぼかぶせ気味に「これはまったく別のインコじゃないか!」
って専門家が言ってて超笑った。
「まったく別じゃないか!専門家バカにしとるのか!」って。
 つまりですね磯貝は、古美門側が連れてきた専門家だからだと思うのですが、見分けがつかなくても
ピースケとオードリーは同じインコであると判断するのではないか、と考えていたのでしょう。
 それで実は、まったく違う写真を用意していた。
 映ってる2羽のインコのヒナ、成鳥はそれぞれ別の鳥で要するに4羽分のインコの写真だったわけです。
 それを見た専門家が「5年後これと言われたらありえる」と証言していたら「おかしいですね、これは
全然別のインコですよ」と反論するつもりだったのでしょう。
 ところが専門家は一発で見抜いてしまったので、磯貝の姑息な手は使えなくなってしまった、と。
 古美門と同じやり方で勝負しようとしてもお前にゃ無理だよ…。
 
 古美門が変顔して勝ち誇ってるので黛もやり返したようですが、古美門が平然として
「裁判長!被告代理人が法廷を侮辱する顔をしています。…生まれつきかも知れませんが」
 めっちゃ笑える。
 
 怒りまくってた黛、羽生らに「ラブアンドピース!」って言われて、ありがとう落ち着いたとか
言ってるけど、それはまやかしです。←
 和解持ちこもうとか言ってたけどそれいい解決法かなぁ?

 引き続きインコ裁判。
 古美門は被告人に、他人のものだと知らずに拾った善意の人間であれば(法律で言う善意とは、
「ある事実について知らない」という意味で用いられる。ここでは、他人の飼っているものと知らずに、
の意味)、一月で所有権は移る、と説明。
 その上で、保護した時誰かのものではないかと思いましたか、と尋ねる。
 被告人はまったく思いもしませんでしたと。
 …野生のオカメインコがいるか!いや、いるにはいるけどそうやすやすと見つかるか!
 5年間大切に育ててきたんです、言葉も覚えさせましたという被告人に、古美門はこのインコは
最初から喋ったのではありませんかと尋ねる。
 それで証拠の検証を求めますと言い、原告の店主を呼んできた。
 ここで、「さっ、あなたが覚えさせてきた言葉を言って下さい」という古美門ですが、店主は
何も覚えさせてないとうろたえる。
 黛と磯貝、やった!と勝利を確信するのですが…。
 その時インコが「チキショーメ!」と言い出す。
 それは確かに店主の口癖だったのであります。
 古美門すかさず「これもあなた方が覚えさせた言葉ですかー?」と被告に質問。
 首を横に振る被告人。
 これこそが店主が飼っていた証拠です、と古美門説明するわけですが、嬉しくなった店主が
インコと「チキショーメ!」を繰り返しててうるさい!って古美門に言われてて笑った。
 そういうわけで、インコは店主に返却、訴訟費用は被告人の負担ということで裁判は終わりました。

 ちなみに蘭丸が、被告側の店に毎日通ってこっそりオードリーに覚えさせていたようです。
 まあ5年前の言葉をインコの脳では覚えてられないですからな。
 そもそも、本当にピースケかもわからんのだし。
(鳥を誤って逃がしてしまうケースは本当に沢山あります。セキセイインコが多いようですが)
 「ナニナニちゃんは慣れてるから大丈夫〜」と安易に庭先に出したりせずに、大切に室内で
飼ってあげて下さい。
 ただし日光浴は必要です。
 夏場は暑くなる窓辺におかず、空調のきいた室内に入る日光を時間をきめて浴びられるように
するとベターであります。(鳥の種類にもよります)
 
 さてこの後古美門邸ではまだ女の子ら相手に審査と言う名のワーキャーパーティが行われて
おりまして。
 シャンパンタワーやってる服部さんがなんかチッとかやってたぞ!
 服部さんに愛想つかされかけてるが大丈夫か古美門!

 一方黛はイライラ。
 そんな彼女にまたまたラブアンドピースとかいう3人ですが、「そんな甘い事言ってるから
負けるのよ!」と黛の怒り炸裂。
 あと磯貝が大事なとこ打ってた。
 黛もうちょっと気を付けてあげて!
 それで黛、勝つか負けるかよ!と言い放ちます。
 なんつーか古美門の思惑に見事はまったというか…。

 そうして裸男の裁判ですが、黛は被告に、朝裸になる時間決まってますよね、と言う。
 日曜の朝7時からきっかり10分だそうです。
 その他はカーテンがしまってると通行人の証言もあるようです。
「つまりあなたは、大石さんが通る時間にわざとカーテンをあけて、裸を見せつけて
いたのではないのですか」と黛は主張。
 大石に対して特別な感情を持っていたのではないですか、と。
 被告完全にキョドってます。
 古美門も特に反論はないということで黛と本田、やった、とガッツ。
 だからお前らはツメが甘いんだよ!!!!
 ここで古美門唐突に、前回気分が悪いと言うことで中断した大石への尋問を
お願いします、と言い出しました。
 それで古美門がきいたのは、大石の趣味は映画DVDを見るということについて。
 借りたDVD12本のうち11本に男の裸が出てきて、ラブシーンもあったりする、あなたは
本当は男性の裸に興味があるのではないですか、というわけです。
 ちなみにこれを調べたのはレンタル店店員に扮した蘭丸くん。
 ここで黛が、古美門のことを原告を侮辱していると言うけれど彼は、男は女に裸を見せて
興奮するものだと決めつけているそちらこそ、被告への侮辱ではないかとすかさず反論。
 さすがすぎます。
 
 さらに大石へ、教会に行く道をわざわざ回り道しているのはなぜか、と問う。
 もう1本道があるらしいんですが、大石は今通ってる道の方が自然があってゆったり
してていいからと答える。
 さあここから怒涛の古美門反論が始まりますよ!
 古美門は、今通ってる道を通るようになって彼女は礼拝に5分遅刻するようになった、
そうまでしてこの道を通りたいのか、何故5分早く家を出るようにしないのか、早く出れば
その時間帯にはカーテンは開いてないのだから問題ないでしょう、と告げる。
 あなたは見るために通っていたんです、ある時目があってしまったので、神様への冒涜に
なると彼を露出狂呼ばわりした、彼が変態だというならば徹底的に検証しましょう、と。
 吹っかけてきたのはそっちだ、と黛に対しても言う古美門いいですなぁ。
 そうして彼は「今度からは6時55分にここを通ることをお勧めします」と言って弁論を終えた
のでありました。

 というわけでまたまた貴和の面会室で二人言い争い。
 黛の言葉からするとどうやらこの裁判でも古美門は勝ったようです。当たり前か。
 古美門は黛に対して、大石の心理を読み取ろうとしなかった、だから恥をかかせたあげく
負けたんだ、と言う。
 なるほど、これがもし三木であれば確かに別の手を打ってきたかも知れませんね。
 黛は勝つことに拘りすぎて一方的に被告を変態と決めつけてしまった、それが敗因だと
古美門は言いたいんだと思います。
 確かに古美門の勝ち方は強引だし、これが大石を弁護する立場だったらそれこそ、
裸男を徹底的に変態に仕上げていただろうけど(笑)、でも大石の心理には絶対気づいたと
思う。
 それが古美門なりの情報戦だから。

 貴和、二人の言い争いを聞いたあと、「横わけ小僧、お帰り」と古美門を帰らせました。
 貴和にかかると古美門でさえ小僧か!
 女同士で話し合いたいようです。
 黛はすっかり落ち込んでいて、自分はあなたの役に立たないかも、と言う。まあ弁護を
する気はあるんでしょうけどね。
 古美門との才能の違いを思い知った、才能のないやつはやめろというのは(アニメ裁判)、
私に言ってるんだ、という黛ですが。
 貴和は違うという。
 彼は最高裁を勝つ自信がないのだと。
 だから、眠ったままの黛の才能を叩き起こそうとしているのだと。
 古美門にない部分を補える人間がいるとしたら黛しかないと、そういうことなんでしょうね。
例えば予想もしてなかった展開は古美門まったく役に立たないでフリーズするだけだからなぁ。
 
 帰ってくると羽生が待っていて、勝ちたいという黛に、勝つことが必要な時もある、二人組めば
勝てない相手はいない、と言います。
 …二人組んだら確実に古美門には負けますよ、うん。
 黛だけだったら勝てたかもしんないけど。
 羽生ドヤッて顔で奥の手は封じておいたとか言ってます。
 蘭丸を懐柔して動かないでって言ったらしいですね。
 馬鹿だなぁ。
 蘭丸を封じれば勝てると思ってる時点でお前はすでにもう古美門に負けている。
 古美門の真骨頂は黒を白だと言い張って納得させてしまうことだろうが。

 というわけで蘭丸が古美門に動くなって言われたので動きませーんみたいな報告をしてて、
古美門が相変わらず黒子クンのような寝癖で「君は馬鹿なのか。服部さん食べ物取り上げちゃって
下さい」って言ってて笑った。まあそりゃそうだ。

 さて。
 アニメ裁判は本人尋問に入っていました。
 まずは穂積。
 もう絵をかこうとしてもかけないらしいです。
 ペンタブあるよ?(そういう問題ではない)
 まだトラウマらしいです。
 絵が彼の人生の支えだったのだからこれほど辛いことはない、と言いますが、他にも
何か生きる楽しみを見つけることは難しいんでしょうか。
 それともそんなこと言うたらあかんのかな。
 もちろん、絵を描くのが大好きな人が描けなくなったからといって、じゃあ別の趣味をって
気安く勧めることはできないけど、心に傷をおってトラウマになってしまったんなら、治療しつつ
何かほかの道も模索した方がいいような…。
 ともあれ穂積は、謝罪して欲しい、二度と僕のような人を出さないため、若い人を
潰さないため、と言う。
 古美門はなぜスタジオに入ったのかを尋ねる。
 穂積は、作品が好きだった、監督があんな非常識な人だとは思わなかった、と言うけれど
古美門は、天才が王様で何が悪い、天才のもとで働くのであれば地獄を見るだろうし、何も
出来ないのなら黙って去るべき、と言う。
 黛の方を見ながら言ってたから、黛が存分に戦うのを期待してはいるんでしょうな。

 んでいよいよ宇都宮が入ってきました。
 彼は、指導は当たり前にしただけ、自分の若い頃はあんなもんじゃなかったという。
 あの程度で壊れるならさっさとやめて他の道にいった方がいい、それが本人のためだと。
 スタジオ小春日和はすべてのスタッフを正社員で雇っていて、その費用は大ヒットを生み出す
ことで賄っている、生半可な育て方では後継者は育たない、ということですな。
 ここで黛が反論してきます。
 宇都宮が大変な思いをして制作しているということは理解しているつもりです、と言った上で、
あなたは別にスタッフを怒りのはけ口にしたわけではない、やめたスタッフは別のところに就職し、
それぞれ大ヒット作品を生み出している、誰でもいいからいじめていたのではなく、才能ある人
だけに試練を与えてきたのではないですか、と。
 さらに、穂積も逸材と信じたからこそ厳しくしたのでしょう、でも人はそんなに強くない、スタジオを
背負って立つかもしなかった人をつぶしたんですよ、なぜ一言「君には期待している」と言わなかった
のですか、言わないと伝わらないこともあるのではと。
 そう言ったうえで、一言穂積に謝罪すべきではないですか、と畳み掛けてきたわけです。
 黛にしては理にかなってるしうまいとこついてきましたね。
 これは古美門としてもやや不利(眠ってる才能を叩き起こすということについては願ったりかなったり
だったかも知れませんが)な状況だったのではないでしょうか。
 古美門は宇都宮に、謝罪の必要はない、と声をかけますが。
 宇都宮、本当の心を伝える、と切り出します。
 静寂に包まれる法廷。
 宇都宮は言いました。
「私は君に才能があると思ったことは一度もない」
  
   はい、撤収!!!(早い、早い!!!!)

 これには羽生も黛もビックリ。
 自分の目からみたら才能がある奴なんかいない、馬鹿ばっかりだという宇都宮。
 やめてった奴らも同様のようです。

 才能というものは掘り起こして作り上げるもの、自分は天才ではない、必死で働いて
階段を踏みしめてきただけ、振り向いたら誰もついてきていない、怠けた連中がふもとで
つぶやく、「あいつ天才だから」。
 冗談じゃない。これだからゆとりは嫌いなんだ。
 感性あるやつが何故怠ける。
 無駄遣いするなら俺にくれ。
 もっと作りたいものがあるんだ。
 そんなに謝って欲しいなら謝るよ、金欲しいならくれてやるよ。

 私にはこの宇都宮のセリフ、よくわかります。
 才能があるとか有名になってる人はそこまでの努力があったわけで、それを理解せずに
簡単に力貸してもらおうとか、逆に、自分が到達できない言い訳として「あの人は特別だから」
みたいなこと言ってる奴は一生階段を一段もあがれないと思う。
 後から来たのに追い越されますよ。(水戸黄門ネタ)

 で。
 宇都宮にそれを言われた穂積は怒りに体を震わせながら鉛筆を握って絵を描きはじめ、
ゆとり教育したのはあんたらだろうが、すぐ追い抜いてやる、王様の座は俺がもらう、ゆとり
ナメんな、それまで引退なんかさせないからな、と言ってました。
 書き上げた絵はなかなかいいものでした。
 宇都宮、ニヤッと笑って、「のんびり屋は嫌いだが、威勢がいいだけの身の程知らずはもっと
きらいだ」と言って帰って行きました。
 なんか…わざとショック療法したような気がするなぁ。
 おそらくこれから穂積は、この怒りをバネにしてどんどんいい作品を世に出していくでしょう。
きっとスタジオ小春日和に負けない作品を作り上げることでしょう。
 それこそが彼の努力と苦労の積み重ねになるのだと思います。

 さて古美門の方はまだまだ審査が終わってなかったらしく、最終審査は僕とツイスター
ゲームだよ!とか言ってる。
 お前いい加減にせいよ…。

 黛は貴和のとこにいってました。
 私では勝てないのかしら、とガックリしてるけど貴和は、古美門が顔を出さないって
ことは恥ずかしいと思ってるのよと慰めてた。
 そして黛には引き続き弁護してもらう、と約束しました。

 で。
 インコ裁判に勝った店長ですが、店は閑古鳥のまま。
 結局人寄せがいるかいないかじゃなくて味自体が問題あったんだろうな。
 それで店主はインコを返すことにした。

 次裸裁判。
 大石、ちゃんと早めに家を出てるんだけど、裸男、その6時55分に裸でカーテンあけて
待ってた。
 こっちはまあいい雰囲気になりそうなのでまあいいですが、服は着ろ。

 黛は羽生に負けたことを謝ってるんだけど、それにしてももう一息だった、あの時
古美門焦ってた、あいつ焦る時って顔に縦線入るんだよ、ちびまる子ちゃんみたいな、私には
それが見えるんだーとか言いながら歩いてて。
 羽生は改めて、古美門に勝たなければ…と思ったでしょうな。

 古美門は女の子と散々ワーキャーしたあげく、服部さんに「全員不採用です」と書類を
片付けてもらっていました。
 服部さんは、飛躍させるためにあえて敵の懐に送り込んだのでしょうが、向こうに取り込まれて
しまわないでしょうか、と黛のことを心配している様子。
 安心して下さい服部さん!
 黛が向こうの事務所を乗っ取ることはあっても、取り込まれることは絶対にないでしょう!
 古美門も、それはないでしょう、と言うのですが…。
 最後振り返って「やっぱり一番おっぱいおっきい子キープで!」

  
   はい、撤収!!!



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→リーガルハイ