多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮


チーム・バチスタ4
螺鈿迷宮

第4話(13/01/28)

 立花が殺されているかも知れない、ということについて院長は、警察呼んで調べてもらったら、
まあうちからも県警の知り合いに言っとくから、と言うのだけれど、白鳥は「県警とはナアナアの
仲なんでしょー」と挑発。
 そんな彼に院長は、光の中に生きている君らのような人間はいつもそうだな、とか言い出した。
 …ボクは影です…。(うん、違うね!)
 田口、何がいいたいんですかって院長にいったけど見事にスルーされました。
 黒子か!

 白鳥はともかく、立花が持っていた画像に何が映っていたか分かれば調査のしようも
あるのにねーという感じ。
 そういう話を田口としていたら、田口にミチさんからメールがきて、内緒の話があるんで
来て欲しいと言われる。
 ここのちょっとした会話で白鳥が、ミチさんとかカヨさんとか全然覚えてないのがわかる。
 お前ってやつは…。
 で、内緒と聞いちゃ黙っていられないのがこの男。
 田口とともにすっ飛んでいきます。
 ところがミチが相談したかったのは、来週ウメの誕生日があるから、それのお祝いをしたい、という
話でした。
 あと白鳥もついてきたことに怒ってた。
 大吉に、名前程ラッキーじゃない大吉君、とかひどい事言ってる白鳥。
 お前は名前ほど白くないよな、白鳥。

 まあともかくとして。
 うめの誕生日のことだったと知ってあきれる白鳥。
 自分が勝手についてきたのになんだこの言いぐさは。
 白鳥は喜んで協力する、というのだけど、外にウメさんが立ってた。
 たまたま田口と白鳥が急いでいるのを見かけて、何かあるのかと思ってあわててやって
きたらしい。
 お前のせいで何もかも台無しだ白鳥!
 で。
 まあばれたからにはということでミチさん、ウメに何をして欲しいと聞くんだけど、生前葬を
誕生日にしたいと言い出しました。
 すみれは翌朝話を聞いて驚くのだけど院長は、死を遠ざければ死ぬことが怖くなると言う。
 すみれは理解できないみたいです。
 これは…医者としての経験の差もあるんじゃないかなぁ。
 と、ここでウメが倒れたという話が入ってくる。
 階段を使わせないようにとすみれが大吉に言ってたのに、彼がぼーっとしてる間に
階段を降りようとして転落したらしいです。
 そりゃすみれからしたら怒るわな。
 でもめっちゃキレてたんで逆に白鳥が「きっついねー」とか口挟んでた。
 白鳥はすみれに対して、立花のことで何か隠してるな、と思ったようです。

 田口は生前葬に使うための写真をウメと選んでた。
 ウメは自分の夫が亡くなった時には写真がなくて困ったと言います。
 写真が嫌いな人で、ほとんどとることがなくて結局免許証の写真を使ったと。
 二人でとった写真もないらしい。
 旦那さんが亡くなった日の朝、些細なことでウメさんはケンカをしてしまったんだそうです。
 あんたとなんか結婚しなきゃよかった、それが最後の言葉になったことを後悔しているとか。
 だからあの日の朝の顔しか思い出せない、というウメ。
 それは多分、亡くなった旦那さんも同じなんじゃないかなぁと思いますね。
 なんであんな別れ方をしたまま死んでしまったんだろう、みたいな。

 すみれの方はパソコンに入力作業をしていたとこに大吉が来て、ウメさんの件を謝るんだけど、
すみれもちゃんと謝ってていい子だなと思いました。
 ただなんか様子おかしいなと思ったけど。
 大吉は、何かあったら力になりますから、と帰って行きました。
 こいつの場合は力になる方向性がちょっと違うからなぁ…。
 なんていうの、一心に信奉しすぎて、はた目から間違ってることでも平気でやっちゃう、
みたいな危うさがあるというか。

 夜、ウメが外でぼーっとしてると院長が来ました。
 ウメは院長に、「私は来月この世にいないような気がする」というんですね。
 したら院長はそうだな、と肯定した。
 普通の人なら否定するところを院長は肯定する、患者に嘘つかないねって言うウメだけど、
つまりガチってことじゃねーかよオイ。
 まあともかく。
 院長は、死ぬ前に先になくなった人が迎えにくると思うよ、亡くなった人は皆の心の中で
生きてるんだよとなかなかいいこと言ってました。
 死が全ての終わりとは限らないと。
 ただここで院長は気になることを言う。
 ウメが、院長が死ぬ時は誰が迎えにくるんかね、両親かね、息子さんかね、と言ったんだけど、
俺の息子は天国にいけなかったからなぁ、と。
 坊主が天国って言ったらおかしいだろ!(突っ込むとこはそこじゃねぇ!)
 なんかありそうですねぇ。
 誰かを殺したとかね。

 さてさて。
 ウメはケガをして外出禁止令を出されてしまったので、田口に夫の墓参りを頼みます。
 命日なんだと。
 そりゃあ行きたいだろうねぇ。
 身内はいないのかな。まあいないから頼んでるんだろうなあ。
 あと白鳥が、立花の写真をミチに見せつつ知らない?って入ってきたんだけど、ウメにも
聞こうとしたら、ウメが写真を見もせず知らんと言ったのは笑いました。
 白鳥に対して反発してるからなぁ。
 ただし、手紙が来たことは知ってると。
 大吉がしゃべったらしいです。
 …あいつ…。
 でもウメは、この病院のことを調べるな、先生らが気の毒だ、私があんたと話せるのは最後
かも知れないのだからちゃんと聞け、といった。
 これにはさすがの白鳥も言い返せなかったみたいですね。
 田口が、白鳥さん実は意外に繊細で優しいですもんね、と言ったら一瞬白鳥が黙ってて、
こいつデレやがったぞ!とか思った。
 映画の白鳥はデレてもアレだけど、仲村トオルさんのデレ白鳥はいいね!←

 と、またすみれが今度は戸山に怒鳴ってる現場に遭遇。
 相当ピリピリしてますなあ。
 そんで白鳥は戸山に、すみれって立花の映像みてからおかしくなったんだよねー、何か
知らない、と聞く。
 でも戸山は何も知らないと答える。
 そこで白鳥はまた、挑発に出るわけです。
 ここの人達にまったく信用されてないんだね、バイトの大吉君の方がよっぽど信用
されてる、と。
 ここで戸山が何か言いかけたのだけど、看護師が入ってきたので白鳥、追い出されました。
 おしかったな。

 田口が墓参りに出る朝、ウメは夢を見たという。
 いつもは旦那さんが夢に出てきても怒った顔だったけど、今朝は振り向いた顔が
ボヤけてたと。
 もう、旦那がどんな顔してたかも思い出せないそうです。
 案外、一緒にいる夫婦ほどそうなのかも知れないよ。
 さびしいっていうけど、一緒にいた思い出とかあるじゃんさ。

 そういうわけで墓参りにいった田口ですが、ウメが、みかんの香りが好きと言ってたのを
思い出してそこにあったみかんの実を触ってたら、おっちゃんに怒られた。
 田口、ウメの話をすると今度はおっちゃんに、ウメさん今どこにいるんだと問い詰められましたよ。
 なんでも、ここらは元はウメの持ち物で、土地も家も売って突然いなくなってしまったらしい。
 それでずっと行方を気にしていたとか。
 田口はそのおっちゃん、たっちゃん(とウメに呼ばれていた)をつれて碧翆院に戻って来ました。
 何もしらないたっちゃんは、ここに入院していたのか、今度家族つれてお見舞いにくるよという
けど、ウメは遠慮する。
 田口もどう説明したものかと思ってたとこに、ミチが遺影の写真を持ってきて、たっちゃんは
事情を理解するんですね。
 ウメは、どうせならこの会場(生前葬)にきて欲しいという。
 驚くたっちゃん。
 まあそれが普通の反応だよなあ。

 葬式は結構和やかな感じでした。
 白鳥もちゃんと出席してあげてて偉いなと思った。
 で、振り向くとたっちゃん一家が来てるわけですよ。
 子供らは意味わかってないっぽいからあっけらかんとしたもんですが。
 たっちゃんは、小さい頃ウメにはとても世話になった、と話をする。
 ウメは、皆のおかげで安心できた、という挨拶をするのですが、そこに田口が見せたいものが
あるという。
 それは、たっちゃんが以前ビデオカメラを買った時に、試運転を兼ねて撮影してたものだったん
ですね。
 それに、農作業の途中で休憩していたウメさんとその旦那さんが偶然映ってた。
 こんなに嬉しい事はないだろうなぁ、ウメさんにとって。
 ここのシーンは本当に良かったと思います。
 
 白鳥はこういうしんみりしたのが苦手なのかこっそり外に出てたけど、ウメさんの挨拶に真っ先に
拍手してたのは彼だったから、やっぱり優しい人なんだと思う。
 今回のシリーズではなんか、白鳥が好きになったなぁ。
 
 そんな中、戸山が白鳥を呼び出し、実は長野の、院長が遺体を解剖した件について事前に
立花から映像が送られてきていたという衝撃の告白を。
 立花は、それを必ず院長に見せるようにと言ってたので、受け取った戸山は院長に報告したの
だけれど、院長はそんな必要はない、処分しとけといってまったく取り合わなかった。
 ただ戸山は何となく、重大な映像の気がして院長には消したと言ったけど、保存してあるという。
 お前な、呼び出すならなぜここでコピーしたものをもってこないんだ。
 少なくともここでパソコン持ってきて画像見せていたら、事件は一気に解決に向かっていたかも
知れないのに!(バチスタが5話で終わるだろうが!)
 で、この会話をすみれが聞いてたわけですよ。
 彼女は、戸山のパソコンの画像を消さないと、と思ったことでしょうね。

 ところがそこに、ウメが倒れたという知らせが。
 螺鈿の部屋に運ばれたそうです。
 だから、どうやってここ運んでるんだよ…。
 あとすみれはこわばった顔で自分は行かないと立ち去ってしまった。
 どう見ても怪しさ全開じゃねーかよ。

 で、ウメは、お迎えがきたとか、みかんの匂いがするとかいいながら亡くなったんだけど、
それがものすごい良い笑顔で、死を恐れずに亡くなったというのは本当に幸せなことなんだ
なぁ、と思いました。
 小百合が呼吸停止、と短く告げる。
 よし、朝田を呼べ!(ここは終末医療の現場だっつーに)
 ミチが部屋でぽつーんとしてたけど、ついに一人になってしまいましたなぁ。
 さびしいと思いますね、やっぱ。

 で、田口は解剖するという院長に、なんでそんな平然としていられるのか、と文句を言う。
 院長は、自分の父もがんで、いろいろな治療を受けたが助からず、痛みで泣きながら
死んでいったと話をする。
 あれぇ、それ先週のヒナさんの母も…。
 まあともかく、それで自分は外科医になったけど、オペで救えない患者も多い、
だから命を締めくくる医者になったと話す。
 いちいち動揺していたら務まらないと。

 この院長の話はともかくとして、私はここでグッチが院長を責めるのは違うなと思いました。
 院長だって一人一人の死が悲しくないわけない。
 でも、ずっと悲しんでいたところでその人の命が戻ってくるわけではないし、きちっと解剖して
死因を確実にすることは遺族のためでもある。万が一何かあった時、というのがあるからね。
 だから、今目の前で悲しんでないからひどい、みたいな言い方はグッチが間違っていると思います。
 患者の死を悲しまない医者などいない。

 さてすみれ。
 こっそり戸山のパソコンをいじりに来ましたが、そこに白鳥登場。
 もう画像コピーしちゃったもんねー、HAHA!って感じですが。
 てかコピーはいいけどちゃんと厚労省のパソコンにも転送して、消されないようにしてんだろうな。
まさかこのUSBメモリだけじゃないよな?
 んで白鳥がすみれを問い詰めていたら、後ろから大吉が白鳥を殴り倒した。
 すみれのために何でもするって言ってたけどお前、方向がズレてるよ。
 厚労省が黙っちゃいないぞ。
 あと、次回の予告見たらミチも死ぬ感じで、なんかちょっとなーとは思いました。
 で、白鳥さん、当然コピー取り上げられても大丈夫なように、バックアップあるんですよね…?



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