多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→デスノート


デスノート

第3話(15/07/19)

 えーっと。
 これ面白いですかね?
 ドラマ独自の設定を設けたはいいけど、原作ファンが離れるのを恐れて結局同じ
流れにしてますよ、みたいな感じにしか見えない。
 しかも月は頭が悪いという設定だったのに、いきなりものすごい天才的な計画を
発揮してみたり、すごい仕掛けを作ってみたり。
 これひどいね本当に…。

 ともかく。
 Lは月に電話をかけてきて脅すわけですが、これ絶対容疑者に電話かけてカマかけてるなと思うね。
 ただ、月だけはものすごく具体的だったので、Lは電話かけた中でも絞り込んでいる人間はいると思う。
 で、Lに計画がバレバレだった月は、ドヤァ…って感じで計画実行しただけに、ものすごいショックを受ける。
 電話を切った後レイは、証拠ないのにあんなに追い詰めるようなことをしてもいいのか、もしか
したらキラは殺しをやめるかもしれないぞ、という。
 Lはそうしたら月がキラである疑惑が深まるだけです、というのですが。
 これ他の人間にもかけてるんだから、殺しが止まったら月がキラかどうかわからんのだけど。
 なぜ時間差を使わないんだ。
 あれぇ、このL馬鹿だぞ…?
 Lはレイに、引き続き捜査してくれと依頼。
 名前を知られない限り死なないから、と。
 これが終わったら婚約者と結婚式ですよーいいですねーというLですが。
 いらんフラグ立てましたなぁ。
 でもってワタリに何かを頼むL。
 ワタリが「また勝手なことをー」って言ってるけどこれ毎回のセリフにするつもりなんだろうなぁ…。
 ジェバンニが一晩でやってくれました、の代わりみたいなもんでしょうかね。
 
 すっくりびびった月、デスノートをやぶろうとしてリュークに取り上げられた。
 つーかさ。
 ビビるくらいなら最初からLに戦いいどまず、粛々とやってればいいのに。
 ホントバカだなこの月。
 リュークは、父親が自分を逮捕しにくるとおびえてる月に、だったら父の名を書けばいい、と
囃し立てる。
 そんな中父が別の刑事をともなって帰宅。
 クソびびる月でしたが実はこの刑事は、ミサを襲ったはずが車にはねられて死んでた、あの
警備員のことについて聞きに来ただけだった。
 あっ…忘れてた…。
 彼の携帯の通話履歴に月があったから不審に思って、なのでしょうね。
 月は、彼とはミサミサを通じての知り合いという程度だから詳しくは知らない、という。
 ミサは軽傷と聞いて安心する月だけど、今度はリョークがマジでー!?と驚いている。
 それは後でわかります。

 で、月。
 おかしい、なぜ父は何も言わないのだろうと悩む。
 その上に浮かんでリュークが、おかしい、どうして生きてると悩んでるのめっちゃ笑った。
 ここは面白かった。
 ミサが生きてることについて月は、死神の眼もあてにならないな!というけど、ヘタこいて
Lにキラと見破られたてめーに言われたかねぇよ!

 夜神父の方は警察の上層部に、捜査内容は言えませんと言ってたけど、その幹部から、
「Lからうちんとこの娘にお前がキラだろって電話かかってきたんだよハゲ」って怒られてた。
 なんだ、皆に電話きてたんですね。
 で、父はLのとこに戻って、そのことを怒る。
 Lは、怪しい者に電話かけて揺さぶっただけだ、と言います。
 聞いてないと怒る父ですがL、「今言いました」と。
 ガキか!
 で、電話かけたのはたった21人ですよ、というLに、「結構かけてる!」という松田。
 コントやってんじゃねーんだぞ!
 あと、ニセの身分証明書が用意されてました。
 FBIも持ってるそうです。
 ここでLが、「キラに見せてやりましょう。正義は勝つということを」って言ってるけど。
 ここのシーンへったくそだなぁ。
 役者さんの演技が悪いんじゃないよ。
 Lが心にもないことと言ったら変だけど、とりあえずこいつら動かそうかという気持ちで
言ってる大事な部分だから、少し間を置くべきだった。
 身分証を配ってばたばた会話があって突然、だから唐突すぎる。
 漫画で言えば決めゴマが中途半端なシーンに挿入されてて全然盛り上がらない、
といった感じですよ。
 演出ヘタクソだなあ。やる気あんのか。

 ともあれ。
 白々しくもそう言い切ったLにワタリが、なかなかいい顔でしたよと言ってました。
 父はLが電話をかけた人間を確認、月もいるのを発見します。
 
 その頃月はデスノートを隠す細工してた。
 まーたこれも同じかよ…。
 てか頭悪いのによく思いつくなこんなこと。
 あと、日記を置いて偽装するということだけど、こんな頭の悪い月が日記ずっと書いていた
とかそれこそ突然すぎるんだけど。
 原作の月なら、目的がはっきりと決まってなくても「いつか使うかもしれない」という理由で
日記やら、ドアに挟むシャーペンの芯、そしてそれはブラフでドアのノブの傾き具合、というのを
用意しておくでしょうが、この月は思いつき思いつきで行動してるのに、なんで日記が
って感じです。
 行動に統一性がない。
 てかここで、DIYの本ばっか買ってたけど、仕掛け作るなら薬品の本だと思うんですが…。

 で、月は、デスノートは人を殺してから自殺というのはできないと言う。
 映画ではナオミが月の恋人を殺していたけどあれは、「犯人を追いつめようとして誤って
そこにいた女性を射殺してしまい自殺」というのだったから成立したんだと思う。
 ある意味ノートルールの穴を突く発想というか。
 意図的には殺せないということなんでしょうね。
 だから私は、ナオミが死ぬくだりについてはこっちの方が好きですね。原作はやや強引だった。

 月は、とにかくそういうことだから、レイを操ってLを殺そうとするのも無理だった、とリュークに
話す。
 リュークはだったら死神の目をやろうかと言い出した。
 お買い得とか言ってるけど、残り寿命の半分じゃお買い得じゃねーよ!
 せめて10回までの分割払いで金利手数料はジャパネットタカタが負担しろよ!(なんでだよ!)
 
 策を考える月ですが、バスの中でレイの婚約者の写真と名前を見たのを思い出す。
 よく覚えてたなこいつ。
 てかレイも、なんで自分の素性がわかるようなもの持ち歩いてるんだよ。バカか。
 Lだったら絶対に持ち歩かせないと思うけど。
 ここはちょっと強引すぎるなぁ。
 で、これを利用すればレイを消せるかも知れない、と考える月。
 別のノートになんかいろいろ書いてて、FBIのメンバー全員を殺せば自分への疑いは分散される
はずだ、とか言ってる。
 もはや罪のない人を殺すことはためらわないのか…。
 てかそのかいたのを丸めて燃やしてたけど、ここ灰皿ありましたっけ?
 いきなり燃やすの危ないと思うけど。
 バカなのこいつ。

 あとメロとニアはうざい。
 でもニアのキャラ、女性ってことだけど中性的でこれはこれでいいかなとも思いました。
 映画のニアはちょっとねぇ…スピンオフ強引すぎた。

 さて月、ミサの復帰ライブにきたのですが。
 そのライブまでの間に友達とウロウロして、監視カメラのないお店を探してました。
 皆で歩いてれば怪しまれないはず、みたいなこと言ってるけど、あんた先頭ぐいぐい歩いてて
思い切り怪しいよ…。
 で、とある店でカメラがないことを発見してました。

 Lはレイに電話したけど進展ないと言われてた。
 キラならFBI全員を殺して疑いを分散させそうですけどねーと。
 読まれてる!
 月、きっちり計画読まれてるぞ!
 レイは、FBIメンバーの名前は誰も知らないから〜とか言ってるけど、婚約者の名をきっちり書いた
写真を月に見られていたのを思い出し、ソワソワし始めた。
 あっやっぱこいつもバカだ…。
 
 Lはワタリにあるものを用意してと言ってた。
 キラが動きだす、と。
 ワタリの「また勝手なことをー」を聞くのがなんかクセになってきた。

 ミサのライブですが。
 おいそこの友人。
 ボードを頭の上にかかげるな。
 後ろの人が見えんやろが!
 ここでミサ、月にくぎ付けになってました。
 ぜってーこれ、もう死神の目手に入れてるよなぁ。
 んで楽屋に帰ってきて、友達に「夜神月って何て読むと思う?」と言ってたし。
 今どきのキラキラネームだったら絶対、ムーン君だったよなぁ、月。
 
 月が帰宅すると父がいて。
 話しておきたいことがある、というので月、先手必勝とかいってLからの電話のことを切りだした。
 おいおい、先に言うの怪しいぞ月。
 でも捜査のことで頭がいっぱいだった父はまったく疑いもせず、やっぱ電話かかってきたかーって
感じでした。
 この父が残念なのは、まさか自分の子がって感じで疑いもしなかったとこだね。
 原作とか映画は、まさかと言いつつも客観的なとこから判断しようとしてたし。

 さて、月の計画が始まりました。
 公衆トイレに入り、こっそり窓から逃げ出し、不審に思ったレイが個室をあけると便器のふたに
「キャシーの名前で予約してあります」と店の名刺がおいてあった。
 女の名前で予約いれる男設定、ってちょっとした嫌がらせじゃねーか!
 ともあれ、その店にきたレイは予約席に座る。
 と、無線とペンなどを発見した。
 …………この無線、月が自分の家においてた、昔遊んだトランシーバーじゃないのか?
気のせいですか?
 私あんま小物をきちんと見ないから…。
 この現場見られてたら絶対ばれるよなぁ。
 ま、小道具も片付ける気満々だっただろうけど。

 そんでレイはなんでLに連絡しないのか?と思ってたら。
 実はL、最初からFBIに無線をつけさせていたっぽい。
 連絡ができるように。
 キラ、つまり月とレイの会話はLも聞いてました。
 
 あのさ。
 婚約者の名前で予約しているということはつまり、キラは婚約者の名前を知っているという
ことで、そんなことを知る機会は月、レイ、強盗犯がバスの中で一悶着あった時くらいしか
ないのだから(Lは電話かけた時に名前そこで知るようにしたんだろってズバッと言ってるし)、
当然Lからしたらこの時点で月がキラだとわかると思うんですけど。
 月も当然誰かに聞かれてる前提で話せばいいものをベラベラとヒント与えてバカかと。
 頭悪い設定だったはずなのに、こんな計画をやる割には、当然Lには話筒抜けという
状態で話をしないのが抜けすぎっていうか。
 脚本家はこのドラマをどうしたいんだ。

 レイはキラからFBI全員の名前をかけ、と言われる。
 会話を聞いていたL、FBIを全員殺す気かと気付く。
 でも、殺しの方法がわかるかも知れない、とあえて何もせず聞くんですね。
 見殺しにする気か。
 もちろんLもこの時点ではどう殺すかなんてわかってないから、まさかここですぐ殺されて
しまうとは思ってもなかったんでしょうね。
 で、どうすればいいんだ、とレイが言ってしまったことでキラはやっと、Lが話を聞いている
ことに気付く。
 ホンマこのキラ、バカやで…。
 
 月は実験で、ノートの切れ端だったら所有者の自分でなくても他人が名前をかけば殺せる、
ということを確認してました。
 どこで確認してたのか知らんけど。
 そういうエピソードを出せよ…。
 さらっと語られるとわかりにくい。
 で、レイの名前だけは赤い枠にかけと命令するキラ。
 わざとらしーい。
 この赤い枠には、名前を書いた後工場に紙袋を運んで心臓まひで死亡、と書かれていた。
 てかここで、レイが立ちあがったのを確認して月は、やったという感じで自分も後を追いかけて
いくんだけど、そもそもレイがきちんと全員の名を書いたかどうかもわからんのにバカだなぁと
思いました。
 まったく誰の名も書いてなかったらどうするつもりなんだか。
 偽名書いておくとかね。
 つか思ったんだけどここでLがとっさに、FBIへ死んだフリをしてそれを警察に情報流せ、と言ってたら
どうなったんでしょうね。

 とか思ったらこいつバカ正直に書きやがったよ。
 次々FBIメンバーが路上で死んで大騒ぎです。
 で、Lの方はキラに言われてレイが無線機を壊してしまったため連絡が取れず、すでに殺されて
しまったかも知れないとか言ってた。
 どいつもこいつもやることに穴がありすぎて、展開がどうなるんだろうとハラハラしないのが何とも。

 工場にやってきた月。
 レイが倒れてるのを見てやったぜーとドヤ顔で紙袋を取ろうとしたら、足首つかまれてびびる。
 レイはやっぱり名前書いてなかった。
 ちゃんと見届けないから…。
 お前のせいでフィアンセは死ぬまでおびえて生きるんだ、とか言うレイ。
 ここでいっそ殺してしまった方が世のため、と思ったんでしょうね。
 ところがレイは突然死んだ。
 これは絶対ミサミサだよなあ。
 月はあわてて紙袋もって逃げたけど、入れ替わりに夜神父がきましたよ。
 レイが死んでいるのを発見しました。
 そしてその裏の方からスルッとミサが出てきた。
 やっぱりなぁ。

 FBI捜査員が全員死んだため、FBIでは捜査を打ち切るとLに連絡してきました。
 さすがに悔しかったのか壁ドンするL。
 うん、いやワタリにするのはどうかな…。
 で、またワタリに何か頼んでたし。
 キラの息の根をとめてやる!とかっこよく10秒チャージをゴミ箱に投げるL。
 大きくそれたー!
 これは恥ずかしい!
 でもこれ多分ワタリが拾って捨てるんだろうなぁ。
 ちなみに、今回袖口が汚れたのはワタリの方でした。Lのせいで…!

 さて、ミサがなぜ月を助けたか。
 それは、月がキラだったからでした。
 リュークも月に、第二のキラが現れたことを知らせていた。
 で、ミサはキラが助けてくれたから自分もキラを助けるという感じだったんだけど、あんな
情けないキラで幻滅しなかったんだろうか?
 自分のファンだったのは嬉しいだろうけどさ…。
 これで今後の展開が、ミサに振り回される月、という、構図は同じでも立場はミサの
方が上みたくなっていけば面白いかもしれませんが。
 今のところ、原作とほぼ流れ同じだよなあ。
 面白くなるのかな…。



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