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スーパーサラリーマン左江内氏

第1話(17/01/14)

 これは久しぶりにドラマで声出して笑いましたね。
 たまたま知ったんだけど、脚本手がけてるのが、実写銀魂の監督さんの福田さんですか。
そりゃ面白いわ。
 台本はあるにしても、ある程度役者さんの好きにアドリブさせてる部分があると思うのと、
アドリブがめちゃうまい人らが集まってるから余計に面白い。
 このドラマ、いいですよ。
 誰かが死ぬとか、すごいシリアスになるってわけじゃないドラマだからいいね。
 
 さてさて。
 ここはとある建設会社。
 課長がめっちゃ怒ってるんだけど、こないだのプレゼンで、完成予想図がなくて取引先に
説明ができなかったらしい。
 いやそれ結構重要な書類ですよね!
 なんで忘れた!
 あと、日の出のポスターに課長の頭かぶせてくるのやめて。めっちゃ笑うから。

 ここで、主役の左江内が、手をあげて自分の責任とかばうかと思いきや、やったのはこの子、と
女子社員のせいに。
 オィィィィ!!!!
 このあと昼休みに、その女子社員にフォロー入れてる左江内の姿を見て、部下の出来杉…じゃ
なかった、池杉がすごいバカにしてるわけですよ。
 てか左江内も、謝るだけにしておけばいいものをグダグダ自分の言い訳始めて、確かにこれは
社員に嫌われる典型だなと思いました。
 どうせ係長なら、野原ひろしの方が…。

 そんな彼の姿を物陰からじっと眺めている人間がいました。
 ドゥルルルルッドゥルルルルッ(世にも奇妙な物語のOPやめなさい)
 
 帰宅して、娘のはね子にも弁当がまずかったと文句言われてるけど、お前いくらまずい
からといって、学校の亀にやんなよ。死ぬぞ。
 というかシーン切り替えにスーパーマンの左江内飛んでくるの面白いな。
 めっちゃネタバレ。

 休日でさえも、全然何もしない妻、円子に変わって、息子であるもや夫の世話をさせられる
左江内だけど、公園で知らない老人に話しかけられる。
 それは、スーパーマンをしないかというものでした。
 あまりにも怪しくて逃げ惑うんだけど、カラオケルームの中にまでついてきて、しかもちゃっかり
パフェ頼んでた老人にはめっちゃ笑った。
 なんでいきなりカラオケ?と思ったんだけど、まさか後の伏線だったとは。

 友達と遊びにいっていたもや夫が戻ってきたので、タイムアップかーと空に消えていく
老人を見て、めっちゃびびる左江内。
 その夜、円子に、『スーパーマンにならないかと言われた』というけど、鼻で笑われました。
 そりゃそうだ。
 あと、寝るのに電気つけっぱかよと思ってたんだけど「あっ、消さなきゃ」と左江内が手伸ばして
消そうとしてて、足つった!とか言ってたの笑った。これマジでやってそう。

 朝。
 すっごい遅刻してパンくわえて出てきた左江内に、漫画みたいな遅刻だなと話しかけてくる老人。
そらそうだ。
 スーパーマンなら一っ跳びなのにねえと言ってます。
 確かに、あのスーパーマンも、描かれてなかっただけで、日常で遅刻したらこういう力をしれっと
使ってそうだな…。
 あとじいさん、パン食うな。
 のどつまったらとかこええよ。
 そんな中、左江内は仕事中に円子から、はね子が弁当忘れたから届けてあげて、とムチャな
指示を受けます。
 自分はママ友とランチタイムだって。
 ここの、踊る円子御殿って言われてるのよ、は笑った。
 しかも、イエスアイハブとか。
 セリフがいちいち面白いんだよなあ。

 外に出るとあの老人がいて、こういう時にスーパーマンなると楽よーと言うので、借りるだけ、と
スーツを着る左江内…ってそこで着替えるんかーい!
 老人交通規制してて笑える。
 まあ胸に左の文字ある時点で、完全に用意されてたよなとは思うけど。
 ともあれ、飛んでいって家に到着する左江内。
 お隣の人に見られたけど、中に入るころには、お隣のおばさん、忘れていた。
 こういう機能は便利だなあ。
 多分この先この機能のせいでややこしいことになるんだろうな、とは思ったけど(笑)。

 弁当を届けて会社に戻り、会議にも間に合った左江内。
 で、スーツを返そうとするも、老人は現れませんでした。
 ところがその夜、自宅でくつろいでいると助けを求める声が聞こえてくる。
 老人の声も聞こえてきて、スーパーマンになったからには、助けを求める声が聞こえてくる
のは当たり前、それを無視するのも自由と。
 こういうの、面白いですね。
 絶対的に人を助けないといけない、というわけではなくて、助けるか助けないかは自由、
そのかわり、助けなかったら自己嫌悪はありそうですが。
 あとわざわざ着替えなくてもバッジで変身できるようにしてあったり、変身しようと思ったら
ポケットにバッジが入ってる、というのはいいですね。これは便利。
 ただ、助けにいこうとしたら風呂洗えと言われて、放置して助けにいくのかと思ったら変身して、
まず風呂をあらってきれいにして、それから助けにいくというのは斬新で面白かった。
 確かに変身した方が早く洗えたね…。
 あと、風呂の奥に向かって歩いていったけどそっちは窓ある設定なのか?

 左江内がやってくると、カップルが不良に絡まれていました。
 ちょっと左江内がはじいたら吹っ飛んでいって、左江内逆にビビる。
 で、彼が立ち去ったあと記憶をなくした不良は、さっきのカップルの男に突き飛ばされたと
思って涙目で逃げていった。
 なるほど、左江内の記憶が抜ける分、その状況でつじつま合わせみたくなるのか。当たり前だけど。

 何度かそうやって仕事中でも抜け出すので、部下の池杉がトイレが近いと怪しむように
なりました。
 もっと良い言い訳というか、ちょっと出るフリでもしていけばいいのに、いちいちトイレって言うからだな…。
 と、今回は飛び降りのヘルプでした。
 左江内がかけつける前に現れたのが、小池っていう刑事なんだけど、こいつすげーウゼー。
 もったいぶって話してると思ったら、その間に女性飛び降りしちゃったよ!
 でもそれをさっそうと左江内が助け、地面に下ろして立ち去……なんかポーズ作ってた!
 いかにも着地しました、みたいなポーズにしててめっちゃ笑う。
 しかも皆黙って見てるのがなんとも。
 その後立ち去ったので、記憶をなくした一同は女性がビルから飛び降りて着地した、と思い込んだの
でした。
 これはこれですごい。

 別の日には、火事の現場でおばあさんが「さゆりちゃんが中にいる」というので入っていった左江内。
 遅れてかけつけてきたあの小池は、さゆりとは犬と聞いて、それなら助けにいく必要ないな、的な
ことを言葉濁してごにょごにょ。
 ここのシーンやってくる時に、制服警察官が小池の導線にいちいち立ちふさがることをやってて、
これ面白かったです。ちょくちょくこういう小ネタ仕込んでくるの好きです。

 燃え盛る部屋の中に入ろうとした左江内、円子から電話かかってきて「トイレの電球切れたから
取り替えて」と。
 これはひどい…。
 一応今接待中なのに。
 そういうやりとりをしつつ、あっつ、あっつ!と進んでいく左江内。
「全然熱くない!」
 そういう奴だよ堤真一ィィィィ!
 でもこれ面白いわあ。
 んで燃え盛る火の中、犬のさゆりちゃん、元気にご飯をもりもり食べてました。
 ケージごと助けてきた左江内。
 小池に渡して立ち去ります。
 すると記憶が消えて、老人は小池がさゆりを助け出してくれたと大喜び。
 小池は話あわせてます。ちょうど眠りの小五郎のようだ。
 それはいいんだけど、ここのシーン後はアドリブに任せてカメラ回していたと思うんだけど、ちょっと
シーン長いように感じました。
 数分も尺はいらんわさ。
 せいぜい数十秒で、ぶったぎっていいと思う。
 これが何度も繰り返されると飽きるので。

 さてさて。
 会社では池杉が課長をに、左江内がトイレたびたび出かけておかしいと言ってました。
 で、とにかく怪しい、それは…とタメておいて「なぜかはわからん」と。
 ズッコける課長。
 ここらはさすが高橋さんですなあ。
 良いコケっぷりだ。
 というわけでトイレについていってみる池杉ですが、左江内のスーパーマン姿を目撃して、
記憶が消えたのでなぜ自分がトイレにきたのかわかりませんでした。
 でもこれ、怪しんでるのは消えないのかな?
 どこまで消えるのかがわからないからなあ。
 
 円子もママ友に最近夜中に抜け出すことがあると話してた。
 でも、20分とかそこらだから浮気ではないだろう、と。
 寝てるように見えて気付いてるんですね。
 でもこっちこそトイレとか思わんのかな。
 その夜も抜け出したので、どこに行くのと言う円子だけど、スーパーマンになった左江内に
眠らされてた。
 
 ところが。
 朝、寝坊した左江内。
 はね子ともや夫からめっちゃ責められて、スーパーマンになって送り届けた。
 まあ記憶は消えるからいいか。
 しかも自分もサクッと会社についてこれは便利、と。
 さらに、テレビ見てて秘湯の湯とか紹介されていたら、風呂に入りに行くフリしてその湯に
入りにいってた。
 いいなあ。
 サルがいたのかわいかったです。

 そんな中、会社の課長と池杉らが参加しているコンペでトラブルが。
 なんとこいつら見積書忘れてきやがった。
 バカなの。
 ねえ、バカなの。
 これを聞きつけた左江内、見積書をもっていってあげます。
 その途中、立てこもりで助けを求める声が聞こえてくるも、左江内はこの時は仕事が優先と
ばかりに、見積書を届けにいった。
 ここで頭いいなと思ったのは、記憶が消えないように、スーツ姿に戻って見積書を課長に
届けたことですね。これなら自分の手柄ってのは消えないもんね。
 帰宅時刻になり帰り路を急ぐ左江内でしたが、ニュースであの立てこもり事件で重軽傷者が出た
上、犯人が逃走したことを知る。
 
 ただ普通の人だったら、もとからスーパーマン自体が存在しないんだから、自分のせいとは
思わないところだけど、左江内は責任感が強いんだろうねえ。
 自分のせいだ、みたいに思ったんだと思います。

 このあと彼、一人カラオケでめっちゃ歌ってます。
 そこに入ってきた店員さんの米倉。
 佐藤二朗さんだよ…この人めっちゃ好きですわ。
 延長するかどうか聞きに来たんだけど、左江内がキレーに無視してるので、恋ダンスを一緒に
踊りだして、キレッキレな状態に声出して笑った。
 もうこのシーンだけでも、このドラマ見て良かったと思いましたもん。
 最高に笑える。
 よくまあ二人とも吹き出さずに踊ったもんだと思います。
 この後の会話絶対アドリブだよなあ…。
 んで、米倉、左江内に延長なさる?なさらざる?って聞いててこの聞き方も面白いんだけど。
 左江内は責任を負うことについてグチを言います。
 それで、責任を負う係りをやめると。
 帰る途中で銅像があったので、スーパーマンスーツをわざわざ着せる左江内。
 …いやズボンとかどうやってきせたん…まあいいけど…。

 ところがその翌日。
 やる気なくしてた左江内は、はね子の高校にあの逃走していた犯人が逃げ込んで、立てこもりを
していることを知り大慌て。
 んで池杉は左江内が出て行ったあと、係長の椅子に座ってカッコつけようとして、机に足をゴンッ
ってやってたの笑った。

 銅像のとこにやってくると、スーパーマンの服はなくなっていました。
 掃除してたおっさんが、ゴミに出したというんだけど、偉い人の銅像という割に、誰だかは知らなくて
オメーもしらねーのかよ!って感じですわ。
 てかマジで誰よこれ。
 
 小池は学校に駆けつけてたんだけどベローン出せよとか言ってた。
 ドローンな。
 こういう間違いする人いるけど、それを再現してるの面白いなあ。

 左江内、スーツなしでも助けるといって校舎に潜入するんですが。
 ちょっとした手違い(笑)で犯人に見つかって、説得を試みるも失敗。
 発砲されて逃げ出した。
 いやいやいや。
 娘助けにきたのにそのまま逃げるんかーい!
 連れ出そうとするのかと思ったんだけど。
 ここは展開的に仕方ないけどちょっとリアリティかけますね。

 下であの老人に出会った左江内。
 彼は、責任を取るのは嫌いだけど、自分は娘を守る責任はあると言う。
 老人は、まあ最初から世界に対して責任とれるヒーローはいないし、と。
 スーツを二度と誰かわからない銅像に着せるな、誰かわかる人ならいい…いやダメだと
どうでもいいことを言いつつ、渡してくれました。
 というわけでスーパーマンになってやってきた左江内。
 思い切りクラスメイトにもバカにされてますがな。
 ドローンでテレビ放送もされてるけど、まあこれは忘れるから問題ないな。

 てか、犯人が銃を撃っても痛くないとふざけてたら、はね子が人質に取られた。
 まあそうなるよなっていうかお前らはアホか。
 土下座する左江内。
 自分が元の姿に戻ったら撃てば死ぬからとか言い出した。
 はね子が、死んじゃやだ、と本音を言うのがよかったですねえ。
 犯人面白がって、奥さんに電話してやるよとか言うけど、左江内、犯人を吹っ飛ばした。
 ここで真顔で「妻に叱られるのが一番怖いんだ!」というのが、全然キマってなくて良い。
 そういうわけで、左江内、犯人を連れ出して小池に手錠でつなぎます。
 小池と警察官がミーハーになってて握手してとか言ってて笑える。
 でも立ち去ったから記憶が消えて、小池が逮捕した手柄になっちゃってんだよなあ。
 一瞬の隙にそんなことできるわけないんだけどまあ仕方ないか。
 ここがまたちょっと長いなと。
 あーだこーだアドリブのやり取りが続いて、生徒らがわーっとやってきて。
 まあ最後の「3年B組!」「刑事さーん」というのはアホらしくて面白かったですが。
 小池と警察官のやり取りは今の1/3くらいでいいと思う。
 同じこと繰り返し言ってるだけで、面白いアドリブではないんだよなあ。
 堤さんと佐藤さんのやり取りは面白いんだけど。

 ともあれそういうわけで、左江内のスーパーマン生活は始まったのでした。
 ED、思い切り恋ダンスパクリで踊ってるのいいなあ。
 さすが銀魂監督や!

 一つ要望を言うなら、鬼嫁の描写がちょっときつすぎると思ったので、2話目以降は
マイルドにして欲しいと思う。
 1話は印象付けだとは思うんですが。
 それと、小池と警察官のやり取りは短くして欲しい。
 あ、二つになったわ。
 
 


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