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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン創刊号

==警視庁メールマガジン創刊号==
                                   発行日:01/07/06



目次
[〜配信開始のご挨拶〜総務部広報課より]
●夏到来

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●張り込み

[防犯ミニ知識  生活安全部から]
●車に潜む危険〜乳幼児を救え!

[ほんの一口〜読者の声]
●レッカー移動されない方法があるって本当ですか?

[情報提供のお願い]
●指名手配犯を見かけませんでしたか?




[〜配信開始のご挨拶〜総務部広報課より]


●夏到来

 いよいよ警視庁メールマガジンの配信が始まりました。前回準備号配信には多くの方にお申込を戴き、本当に驚きました。そして、目を通された方からも沢山のご意見が寄せられ、情報を公開することの重要さや、こういった形で市民の皆さんと触れ合うことの楽しさを発見しました。これからも頑張りますので宜しくお願い致します。

 さて、今年も夏がやってきました。冬に比べて薄着になり、開放感があるのか、性犯罪やひったくりなどの窃盗事件が増える時期です。
 夜遅く出歩いたりする時は不審者に気をつけ、なるべく人通りの多いところを歩く。女性の場合はあまり一人歩きをしないなど出来る防衛はしっかりしましょう。また、バイクや自転車でのひったくりに遭遇してしまった場合は、いくら惜しくてもバッグから手を離してください。引きずられて死亡した事件も何件か発生しています。追跡は警察に任せてください。
 防犯のためにバッグや鞄は車道と反対側の手で持ち、手で押さえておくなどの「アピール」が重要です。
 くれぐれも気をつけましょう。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●張り込み

 本格的に暑くなってきましたね。部下達も毎日汗をかきながら事件の捜査にあたっています。もし街中で警察手帳を見せられたら、捜査に協力する前に一言「暑い中ご苦労様です」と言ってあげて下さいね。

 さて、今回は少しくだけた話をしようと思います。ドラマでもよく耳にする「張り込み」についてです。
 ドラマなどではこの張り込み、電柱の陰に隠れてひたすら容疑者とおぼしき人間の住む部屋を見上げる、もしくは帰りを待つなどのシーンとして描かれますが、本当の張り込みはこんなあからさまなことはしません。
 一言で言ってしまえば、刑事は空気になります。そこにいることがまったく不自然でなく、かつ目立たないように疑わしい人物を見張っています。場所によっては車の中で待機することもありますが、それもまた目立たないところで行われます。
 何か犯罪を犯した人間は、普通の人以上に警戒していますから、空気が違うとすぐに気付きます。その為刑事達は悟られること無くどこかに潜むのです。
 また、長期にわたる場合はアパートなどを借りてそこから見張ることもあります。この場合、管理人か大家は大抵警察の指揮下におかれます(協力していただく、ということです)。まったく事情を話さずに部屋を借りることはまずありません。

 ところが、刑事達が意外に苦労するのが、話好きな方や詮索好きな方、声の大きい方のようで、時々こういった方に張り込みを見つかってしまうことがあります。慣れた刑事は場所をこまめに移動したり、長時間そこに佇んでいても不自然でないようにしていますが、張り込みの経験が少ない刑事の場合やりすごすのにとても苦労するようです。
 こういう時はその場を立ち去るように指導されているはずなのですが、慌てて身分を明かしてしまったり、中には不審者として通報されてしまう場合もあり…(この部下は先輩刑事に怒鳴られたようです)。
 一般の方には確かに、刑事の鋭い目つきは不審者に見えても仕方がありません。しかし、もし貴方が怪しいと睨んだ相手が警察手帳を見せたら、素直に信用して立ち去ってあげて下さいね。




[防犯ミニ知識  生活安全部から]


●車に潜む危険〜乳幼児を救え!

 先日あるTV局が、日中の車内はどれくらいの温度になるかということを調査していましたが、皆さんはご覧になられましたか?
 ここ最近、少しの間だからとエアコンをかけた車内に幼児を放置し、何かの拍子にエアコンが切れて熱中症になったり、パチンコに夢中になって車内に置き去りにした乳児を死亡させてしまうという痛ましい事故が増発しています。
 子供は自分の身に迫る危機を回避することが出来ません。保護者であるはずの親がそれを忘れ、子供達だけにしてしまうことはとても危険です。

 では、炎天下の車内はどれくらい温度が上昇するのでしょうか。そのTV局では、白いボディの車と黒いボディの車を用意し、実験していました。つまり車の色によって、車内温度に差が出るかどうかということを調べる目的です。
 白色に比べて黒色が熱を良く吸収するというのは、ご存知の方が多いと思います。表面温度は確かに両者で約20℃の差が出ました。白色の車の車体は約36℃ほどにしかなりませんでした。
 しかし車内温度はどちらも50℃以上にまで上昇していました。放置したのは約10分程度です。
 そんな中においておかれれば大人でも意識不明になります。ほんの少しだから、エアコンをかけているから、という軽い気持ちが取り返しのつかない事態を招いてしまいます。

 車内温度が上昇するのはボディが熱を通過するからではなく、ダッシュボードなどが温められ、それが車内の空気を暖めるためです。炎天下においておけば、エアコンが回っていたとしても車内温度も上がっていくことでしょう。
 買い物はきちんと車を駐車場に入れ、子供も連れて行く。パチンコに行く時は必ず大人の手に子供をゆだねてからにする。
 こんな簡単なことで大切な命は守れます。
 一時の楽しみと貴方の子供。どちらが大切ですか?

 


[ほんの一口〜読者の声]


 前回面白かったという声と共に、「私もこんな体験をした!」「こんなことを聞いた」というメールを沢山戴きました。ありがとうございます。専用回線とはいきませんが、電話やお手紙などでも構いませんから質問や感想をいただけると喜びます。尚、ここに掲載された方にはささやかな景品を送りますので、住所や氏名も忘れず記入して下さいね(それで何か調べることはありません)。

●レッカー移動されない方法があるって本当ですか?
「駐車違反していると、場所によってはレッカー移動されますよね?だけど、車内に中身の入ったジュースを置いておけば、移動の際にそれをこぼして中が汚れたら弁償になるから、面倒を嫌ってレッカー移動されないという話を聞きました。本当ですか?」
 早速交通部の担当課に話を聞いてみました。
「誰が言い出したんでしょうかねー(笑)。確かに、こちらの不手際で内部を汚してしまった場合、請求されれば弁償しなければなりません。この場合ですと、ダッシュボードとかドリンクホルダーに飲み物が置いてあって、レッカー車で持ち上げると斜めになってこぼれますよね。確かに汚れます。が、それは持ち主の都合であり我々には関係ありませんから、駐車禁止の場所に駐車してあれば違法駐車として撤去します。レッカー移動料金と違反料金をお支払いいただいた上で、弁償に関しては検討させていただきますよ」
 なかなか強気の発言でした。弁償額についても、警察が依頼している修理工場や担当企業で取替えを行うので、持ち主の言い値では弁償しないとのこと。
 そもそも違反をしておいてそれを逃れようとはケシカラン!!
 皆さんはきちんと、駐車場や駐輪場に入れるようにして下さいね。




[情報提供のお願い]


●指名手配犯を見かけませんでしたか?

 警視庁では、国際指名手配犯、高遠遙一の情報を求めています。
 殺人及び殺人未遂、遺体損壊の容疑で指名手配中。刑務所から脱走後も各地で事件を起こしています。長身で細身、手先が器用でマジックの心得があります。また、変装も得意です。見かけられた方は最寄の交番までご一報下さい。
←逃亡指名手配犯 高遠遙一
時折公園などで人形劇をしていることがあります。また、国内外のマジックショーにも出没することがあります。

 また、怪盗1412号から犯行予告を受け取られた方も、警察までご相談下さい。通称KIDと呼ばれています。宝石を中心に窃盗をはたらいています。変装が得意ですので、知人に化ける場合もあり注意が必要です。
[怪盗1412号]
白色のシルクハット・スーツ・マント・靴・手袋を着用。ワイシャツは青、赤いネクタイをしています。右目にモノクル(片眼鏡)をはめています。侵入にあたってはハンググライダーを多用。危害を加えることはありませんが見かけたら速やかに通報してください。




[あとがき]

 創刊号をお届けします。今回はどの記事も熱が入り、長くなりました。
 前回の配信で一番驚いたのは、圧倒的に好意的かつ積極的な意見が多く寄せられたことです。冊子として書店にも並んだのですが、都内では発売から数時間で売り切れが続出、入手できなかった人から警視庁に問合せが相次ぎました。
 急ぎ重版しましたので、今回と一緒にお手元に届いたかと思います。
 また、全国からも「地元の警察も取り上げて」という楽しいご意見を戴きました。どこの警察も忙しいのでこれには賛否両論あるでしょうが、私達としては皆さんの期待を裏切らないように、平等に作業を分担といきたいと思っています(笑)。そして、取り上げて欲しいという話題なども募集しています。メールアドレスは明智警視のものをお借りしていますから、心置きなくお送り下さい。
 それではまた、2週間後にお会いしましょう。


[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
転載を希望する場合はご連絡下さい。


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