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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第4号

==警視庁メールマガジン第4号==
                                   発行日:01/08/17



目次
[〜ごあいさつ〜総務部広報課より]
●残暑お見舞い申し上げます
●警視庁爆破未遂事件について

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●刑事の敵とは

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●ビビッとくるで!

[防犯ミニ知識  山間部の警察署から]
●夏の山が危ない

[ほんの一口〜読者の声]
●テレビの特番とか見ますか?

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●不眠症に負けない!




[〜ごあいさつ〜総務部広報課より]


●残暑お見舞い申し上げます

 お盆も過ぎて気がつけば秋は目の前。心なしか日が落ちてから、ちょっぴり涼しくなったような気がします。花火が安売りされ出しているのを見ると、「夏も終わりかなぁ」と思います。今年は思ったより西瓜が安くならなくてちょっと悲しいです。仕事のために日焼けはしても、海や山で日焼けすることはありませんでした(行ってないですから)。それでも皆頑張っています。


●警視庁爆破未遂事件について

 先日8月15日、警視庁玄関で男が液体を床に撒き、警視総監を呼べと脅す騒ぎがありました。すぐに取り押さえられましたが、男が振り回した刃物で取り押さえた警官数名が負傷した他、避難途中の人間が数人軽傷を負いました。
 幸いなことに民間の方が巻き込まれることはなく、警官らのケガも軽傷でした。ですが、以前起きた事件の模倣をするなど手口は非常に悪質であり、厳罰をもって臨むべく鋭意取調べ中です。
 また、この男を取り押さえる際、ご協力戴いた民間の方を探しています。お心当たりの方、ご存知の方は警視庁総務部か捜査第四課までご連絡ください。情報提供のみの方は匿名でも結構です。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●刑事の敵とは

 今日は、明智です。大きく報道されたのでご存知かと思いますが、先日の警視庁での騒ぎで男を取り押さえる際に軽い怪我を負ってしまいました。大したことはなかったのですが、報道以降心配するお問合せを沢山いただきまして恐縮しています。部下ともども、大丈夫ですので改めてご報告させていただきますとともに、応援のメールに深く感謝します。
 さて、今回は刑事の大敵についてお話ししようと思います。皆さんは刑事の敵と言えば何だと思われますか?
 未解決事件?指名手配犯?残念ながら違います。
 正解は、自分の体です。
 事件を追う刑事の執念はすさまじいものがあります。寝食を忘れて朝から晩まで聞き込みに回り、証拠を集め、気の休まる暇もありません。そして、一つの事件が解決したからと言って思う存分休みが取れるかと思えばそうでもなく、自分の担当した事件で解決に至っていないもの、お宮入り(迷宮入り)したものを調べなおしたりします。指名手配犯の写真を暇さえあれば眺めている刑事もいます。
 ですから、普通の公務員のように土曜日曜が必ず休みとは限りません。もちろん奇跡的に事件のない時には休むことが出来ますが、刑事の悲しい性とでもいいますか、のんびり休日を過ごすのは何となく落ち着かないのです。(かくいう私も公私は分けているつもりですが、気になって休日に事件のファイルを読み返すことが多々あります)
 こんな日々が続けば当然体を酷使することになり、ストレス症の病気を患うようになります。刑事の半分以上が何らかのストレス性疾患(多くは胃潰瘍のようですが)を抱え、それでも日々捜査に出かけているのです。
 刑事を勤め上げて警察を退職した人の大半は、「退職してから食事がおいしいと思えるようになった」とおっしゃいます。それほど現役中はストレスで胃に負担がかかっているということです。もっとも、私の部下に尋ねましたら「自分は別のことでストレスを感じています」と言われてしまいましたが…。どういうことでしょう?
 ともあれ、刑事をお父さんに持つ方は、たまにお父さんが家にいらっしゃったなら日頃の苦労を労わってあげてください。お父さんの健康の上に、日本の平和が成り立っているのですから。もちろん、サラリーマンのお父さんも邪険にしないであげてくださいね。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●ビビッとくるで!

 よっ、西の名探偵、服部やで。今回は直感の話や。
 探偵を名乗ろう思たら直感も持っとらんとあかん。例えば、事件が起きて容疑者が複数おったとする。事情聴取でそれぞれの証言を聞いた時に、その時すぐには矛盾がわからんでも「ん?何か変やな」とひらめかないかん、ゆーことや。
 俺が手がけた事件ン中でそーゆーンはいくらでもあるけど、分かりやすい例を挙げるとすればこれかな。
「事件が起きた時刻は家で寝ていました。A君が僕の家に電話をかけても、誰も出なかったと言ってるんですか?落雷で一帯停電になったから、電話がかからなかったんだと思いますよ。呼び出し音が鳴らなければ寝ていても分かりませんからね。だから電話に出なかったからといって家に居なかったことにはなりません」
 これはある殺人事件の容疑者の証言なんやけどな。簡単やから分かるやろ?ま、こんなん直感でもなんでもないねンけどな。
 先に「おかしい」ゆーてしまっとるから先入観あったかも知れんけど、どっかおかしい思た人は探偵の素質があるかも知れんで。
 あ、正解っちゅーかおかしい所は「停電で電話がかからなかった」っちゅーとこや。電線と電話線は別やから、停電になったからゆーて電話が不通になることはありえん。留守番電話とかやと、ものによってはメッセージを入れられひんゆーことはあるけどな。つまり、電話はちゃんとかかっとったんや。犯人もしまった、思たやろけど後で停電しとったことを知って、電話の呼び出し音が鳴らんかったゆーて、ごまかそうとしたんやな。
 直感ゆーのは努力して向上するもんやない。けど、日頃周りにあるものをよーく観察しとくことでいち早く違いに気付ける、というのは直感を磨くために大切やと思うで。




[防犯ミニ知識  山間部の警察署から]


●夏の山が危ない

 今回ここのコーナーを担当させていただきます。
 旅やドライブなどで山へ出かけられる方は多いでしょうが、行ってみたら思っていたよりも寒くて、風邪を引いてしまったという経験はありませんか?
 登山に慣れた方はご存知と思いますが、山は平地ほど温度が上がるということはありません。万年雪という言葉もあるように、一年を通して頂上が氷雪に覆われた山は意外に多いものです。
 夏は海難事故ばかり注目されがちですが、軽装で山にやって来て遭難、凍死という事故も少なくはないのです。ハイキングコース、ドライブコースなどは比較的山のふもと辺りにあるので温度差を感じませんが、登山コースなどになると途中から気温がぐんと下がり、10度を切ることも珍しくありません。
 この登山コースに、夏軽装でやって来て軽い気持ちで入る人がいます。すべての山の登山コースに、方向を示す標識やロープなどがあるとは限りません。そのため道に迷い、夜になって気温が下がり体温を奪われて凍死する例がよくあります。雨が降れば川が増水し、流されることもあります。
 夏は暑いものですが、山までもそうとは限りません。軽い気持ちで山登りをしたり道のないところに入っていったりすることのないようにしましょう。
 また、ピクニックやドライブに出かけた時は必ずゴミは持ち帰るようにしてください。ポイ捨ては山が汚れます。そして、餌を求めてクマが出現する原因にもなりますのでやめて下さいね。
 



[ほんの一口〜読者の声]


●テレビの特番とか見ますか?

「よくテレビで、『警察24時』とか『未解決事件の真相』とかいう特番をやってますよね。ああいうのって、警察の人も見るんですか?」
 見ます(笑)。というよりも、館内放送で「本日×時より『○○』という番組が放送されます」というようなアナウンスがあります。警察の士気を高めるために見るわけですね。また、取り上げられた事件の担当署では放送後に情報が山のように寄せられますから、「見ていない」では済まされません。
 そして、テレビ局が専門家を呼んで検証を行ったりしてますよね。この検証結果なども参考にしています。
 こういった特別番組は警察も取材に協力しています。該当事件のファイル写し(公開できる記録のみ・個人情報などは伏せ)を提供したり、関係者の資料を渡したりします。それによって情報が寄せられ捜査に新たな展開をもたらすのが目的だからです。
 諸外国のように、もっと事件を取り上げる番組が増えて定着するといいのですけどね。




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●不眠症に負けない!

 交通課の由美ですvv今回は、「夜寝られない!」という悩みを解決する裏ワザです。
 
 寝付けない時って、寝返りを打ってみたり布団をかけなおしてみたり、すっごい気になりますよねー。でも、専門家の人に聞いてみたら、寝れない時は無理して寝ないのが一番なんだって。とは言っても次の日仕事とか学校だったらツライよね!
 いろいろ方法はあるんだけど、不眠症が常習化してしまっているのには、眠れないのに布団に入っている、という原因があるのでこれを解消した方がいいみたい。
 まず眠気がないのに布団に入らない!読書をしたり音楽を聴いたりしてリラックスする。あ、パソコンとかショートメールとかの機械類はダメなんだって。リラックスして、ちょっと眠くなったみたい…って思ったら布団に入る。これを毎日繰り返すようにすると体が「眠いから布団に入る→寝る」っていうのを覚えて自然に寝られるようになるみたいよ。
 試してみてね。
 あ、でも本当にどうにもならない時はお医者さんにかかろうね。
 以上、裏ワザコーナーでした!




[あとがき]

 気がつけば夏休みもあとわずか。今年の夏はサメにクラゲにと大騒ぎでしたね。関東や愛知は水不足で苦労しています。春が予想以上に暖かかったせいか、蚊も大発生。まさに踏んだり蹴ったりです。
 実は今回、新しい試みを考えていたのですがそれに見合う記事がなく、次回送りとなってしまいました。でも十分内容のあるものになったと思います。ご意見、ご感想など警視庁までお寄せいただければ幸いです。
 それではまた。

[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
転載を希望する場合はご連絡下さい。


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