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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第62号

==警視庁メールマガジン第62号==
                                   発行日:03/11/07



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●クローン携帯電話の被害が増えています

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●現場には近づくな

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●探偵小道具の話

[防犯ミニ知識]
●夕暮れ時には早めのライト点灯を

[ほんの一口〜読者の声]
●運転に自信がないのだけど…
●お巡りさんにお礼を言いたい

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●コタツの臭い!何とかして〜

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]


●クローン携帯電話の被害が増えています

 身に覚えのない料金請求と言えば、アダルトサイトやローン返済の請求などが話題になっていますが、少しずつ被害報告が増えている請求があります。
 日頃携帯電話を殆ど使うことがないのに、通話料はそのままで、通信料を10万近く請求された、普段は電源を落としているのに、その時間帯にパケット通信を行ったことになっていた…などなど、本人が使用していないにも関わらず多額の料金を請求されるケースです。
 これは、使用者とは別に、同一の電話番号を持つクローン携帯と呼ばれるものを使って、他人が使用したものと考えられます。携帯各社ではありえないという見解を打ち出しております。システム的にもクローン携帯を使用した場合直ちに電話会社へ電波が送られることになり、双方の電話の利用を停止することになっているため、そういった利用は出来ないとしているからです。
 しかし特定の操作を機械を用いて行うことにより、次々と違う番号の携帯電話として利用することが出来るクローン携帯を作る、カメレオン携帯というものも登場してきているようです。
 今のところ具体的な予防策は解明されていませんが、携帯電話をオフにするとクローン携帯の番号として使用されるようですので、電話はなるべく電源を入れておくようにしましょう。(公共の場所、病院などでは持ち込まないようにするか、切って下さい)
 また、電話料金は常にチェックし、おかしいと思ったら電話会社に問い合わせることも大切です。
 もしも被害に遭った場合、使用していないということを証明するのは困難ですので、電話会社に次の請求日まで電源を落としたものを預かってもらうなどして下さい。

  


[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●現場には近づくな

 皆さんは記憶しておられるでしょうか。去る9月16日、愛知県名古屋市において、人質をとって男が立てこもった事件がありました。
 通報を受けて現場した警察官、消防署員、救急隊員、そして野次馬の目の前でビルが爆発し、多数の死傷者がでました。
 事件そのものへの言及はまたの機会に譲るとして、この事件は大変重要な教訓を我々に示していると言えます。
 「不用意に現場に近づくと危ない」
 何だそんなことか、当たり前だよと思われる方が多いかも知れませんが、では何故それをわかっていながら人は、見物に集ってしまうのでしょうか。
 "Curiosity killed the cat."、好奇心は猫をも殺すという英語のことわざがあります。これは、猫というのは好奇心の塊であり、その九生あると言われる猫でさえも好奇心のために身を滅ぼすことがある、という意味です。よって日本語に直すとすれば、「好奇心もほどほどに」と訳すのが正しいといえるでしょう。
 結局、危険なところに好奇心で近づくととんでもない目に遭うということです。このビル爆破事件では巻き込まれた野次馬が何人もケガをして病院に運ばれました。また、交通事故を起こしていたからとそれに気を取られてわき見運転をしている間に、前の車に追突してしまったという事故も珍しくはありません。
 以前都市伝説の話でも、事件を見物に行った女性があわやの目に遭った事件をお話ししましたが、このように事件現場に居合わせることは、犯人がどんな行動に出るかも分からず非常に危険です。特に殺人事件や強盗事件で犯人が逃走しているような場合、皆さんにしていただきたいのは、現場を見に来ることではなく、戸締りを厳重にして出歩かないことなのです。
 最近は携帯電話も随分と便利になり、気軽に写真が取れるからと携帯を片手に楽しそうに現場へ来る方もおられます。そうやって安易な気持ちで写真を撮っていて、もし仮に爆発に巻き込まれたり、犯人に傷つけられたりしても、誰も褒めてはくれません。
 事件報道はマスコミに任せておいて、皆さんは安全なところに避難していただきたいと思います。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●探偵小道具の話

 失敗談書いたら、クラスメイトにまでアホの子やろとか言われてちょっとくやしいから、今回は真面目に探偵の話に戻るで。
 皆が「探偵が持ち歩いとる道具を挙げよ」と言われて思いつくんは何やろ。虫眼鏡に変装道具、手帳に発信機、盗聴器、何でも開けられる鍵の束に護身用ナイフ…こんなとこか。あかんあかん、俺はこんなん、一つも持ってへんで。あ、メモ帳はあるけどな。
 俺が今ポケットに入れとるんは…携帯電話、バイクのキーと帽子にガムとハンカチ、財布…うわ今日は小銭しか入ってへん…、あとコンビニの袋か。な、普通のもんしか入ってへんやろ?あ、2輪の免許証はちゃんと財布に入れてるで。
 何でコンビニ袋なんか持ち歩いとるんかって?よく聞いてくれた!これがな、尾行やら張り込みする時には役に立つンや。
 例えばな、住宅街にスーツきた男が歩き回っとったら「あーまたどっかのうざい訪問セールスやな」って思うやろ?けどそれが、上着を脱いで、コンビニ袋ぶら下げて歩とったらどう思う?多分、「仕事帰りに何か買って帰ったんやな」って思うやろ?そういうことやねん。
 ちょっと人間の心理を利用するだけで、変装とかの手間なしに自分を目立たなく出来るっちゅーわけや。他にもいろいろと応用はあるんやけど、あまり言ってまうと俺が困るからま、この辺まで。
 心理学ゆーたらオモシロ雑学みたいな感じで人を思いのままに操るだの、イエスと言わせる方法だの眉唾もんもあるかも知れんけど、うまく使えば案外馬鹿に出来んのやで。
 こんな風に、探偵っちゅーのは身の回りにある普通のものをうまく使って、そこに溶け込む工夫が出来るんや。いらん変装用具を買いこんどるうちはまだまだやな。




[防犯ミニ知識]


●夕暮れ時には早めのライト点灯を

 日が沈むのが早くなってきました。夏には午後7時を過ぎてもほんのり空が明るかったのが、もう5時前には薄暗くなってきます。
 そんな中、格好をつけているつもりか、目視が不可能なほど暗くなってもライトをつけずに平然と走っている車を見かけます。
 我々パトロールの人間は危険行為を防止するのが仕事ですので、そういった車を見かけたら停止してもらい、注意しています。しかし殆どの人が「自分では見えているから」と言われます。
 運転している側からは見えていても、相手からは見えていないことがあります。特に、狭い路地がいくつもあるようなところでは、光が見えていれば「車がいるな、出てくるかも知れないな」と分かり、徐行して進むことが出来ます。しかし無灯火だと車がいることが分からず、出会い頭に衝突ということがよくあるのです。
 自分だけが運転しているのではありません。ライトやウィンカーなどは、周囲に自分の行動を知らせるためのものでもあります。早め早めのライト点灯を心がけて下さい。
 ちなみに11月〜12月は午後4時半ごろから、1月は午後5時ごろ、2月からは午後5時半ごろから点灯するのが適切です。
 自転車も同様です。自転車は法規上の「軽車両」に当たりますので、無灯火で走っていると罰せられます。
 無灯火で運転することは格好いいものではありません。周囲にとっては無謀で迷惑な行為でしかないのです。危険な行為はやめましょう。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●運転に自信がないのだけど…
「最近免許を取ったのですが、教習所で合格点はもらったもののまだまだ不安が残ります。教習所以外で運転について学べるところなどはないでしょうか」

 交通総務課からお答えします。
「トヨタやホンダ、アウディ、BMW、ブリヂストン、JAF等で、練習場所は限られますが、急ブレーキ体験や車庫入れ指導、運転姿勢指導などを行っています。各企業によって指導内容や料金、条件が違いますので、個々に問い合わせてみて下さい。しっかりしたテクニックを身につけて、安全運転をしてくださいね」

●お巡りさんにお礼を言いたい
「旅行した先で迷子になってしまい、困り果てていたところ交番を見つけて道を尋ねましたら、大変丁寧に教えてくださり、その上「この辺りは複雑だから、コピーを持っていってください」とその場で地図をコピーして渡して下さいました。お蔭様で無事目的地にたどり着けました。お礼を申し上げようと思ったものの旅行先のことで訪ねるわけにもいかず…。どうしたら宜しいでしょうか」

 地域総務課からお答えします。
「お力になれて何よりです。無事たどり着けたとのことですから、担当した人間も職務を果たせたと喜んでいることでしょう。
 もしも何かご連絡の必要がありましたら、該当の都道府県警察までお知らせいただければ幸いです。交番名を覚えておられましたらあわせてご連絡いただければ、こちらから担当の者に伝えておきます。これからもどうぞ良いご旅行を」




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●コタツの臭い!何とかして〜

 こんにちは!交通課の由美ですvvこの間残業してたら焼き芋屋さんが来たの。買おうと思ったら猛スピードで警視庁の前を走り去って行きました。もっとゆっくり走ってよー。スピード違反で逮捕しちゃうぞ!
 さて今回の裏ワザは、そろそろ登場?コタツにこもりがちな臭いをなくす裏ワザです。コタツって本当入ってると暖かいんだけど、臭いがねー…っていう時に便利よ。
 やり方はとっても簡単!伝線してはけなくなったストッキングとか、いらない野菜ネットに石鹸を入れて、コタツの真ん中あたりにぶら下げておくだけ。あ、でも昔みたいなコタツだと真ん中にぶら下げると火事になっちゃうから、離してぶら下げてね。
 これでウソのようにいやな臭いがなくなります。
 最近はハープとか、お花の入った石鹸とかいいものもでてるから、それを使うのもいいかもね。
 コタツの季節が終わったら普通に石鹸として使いましょう!




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。


 昼食を食べて眠くなったのか、机に突っ伏して眠っていた同僚A。そこへ内線の電話が入った。
 と、彼はものすごい勢いで電話をとって「はいこちら○×テレビ局!生一丁追加ー!」と叫んだ。
 彼が一体どんな夢を見ていたのか、その場にいた人達で話し合いが行われました。



[あとがき]

 それほど冷え込むような季節ではありませんが、暦の上ではもう立冬。早いものですね。メールマガジンも気がついたら60号を超えていました。
 皆さんに防犯情報を届けるようになってから、職場内だけでなく新聞やテレビなどで取り上げている防犯対策を自然とチェックするようになりました。自分自身でも知らない対策などあり、とても勉強になります。これからも最新情報を取り入れられるよう頑張っていきたいと思っています。
 それではまた。


[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
転載を希望する場合はご連絡下さい。


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