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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第77号

==警視庁メールマガジン第77号==
                                   発行日:04/06/04



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●運転中の携帯電話使用に罰則が適用されます

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●犯罪抑制に向けて

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●いたずら電話を撃退しろ

[防犯ミニ知識]
●警察官を名乗った詐欺にご注意下さい

[ほんの一口〜読者の声]
●殺人事件の捜査本部

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●調味料が入りすぎちゃった!

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]


●運転中の携帯電話使用に罰則が適用されます

 もうニュースなどでご存知の方も多いでしょうが、運転中の携帯電話の使用に罰則を設けることなどを盛り込んだ改正道路交通法が成立しました。施行日は未定ですが、年内に施行される予定となっています。
 現行法では「運転中は禁止」と規定されているだけですが、施行後は携帯電話を手に持って通話したり、メールを送ったりしているドライバーに対し、5万円以下の罰金が科されることとなります。摘発は警察官が行います。
 また、2年以内には警察官や交通巡視員に代わって、駐車違反の取り締まりを民間に委託できる新制度が導入されます。選ばれた民間会社・NPO法人などが、駐車違反の事実を確認した際、デジタルカメラで撮影して記録したうえ、標章を張り付けます。違反の有無は警察が判断することになっています。
 駐車違反対策では、「逃げ得」を許さないため、運転者の刑事責任を追及できない場合には、車の所有者に行政上の違反金を科す仕組みも導入を検討、改正法には、このほか、高速道でのオートバイの2人乗りの条件付き解禁や、普通免許と大型免許の間に「中型免許」を新設することなども含まれています。
 警察官に摘発されるからやめるのではなく、自発的に運転中の携帯電話使用をやめましょう。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●犯罪抑制に向けて

 住宅街でも隣近所との交流がなくなって久しい、と聞きますが、それはえてしてその地域の犯罪発生率にも密接に関わってきます。
 団地や集合住宅などで聞き込みをしていても例えば、乱暴や粗暴な言動のある人が多く入っているような場所では全体的に雰囲気も悪く、荒んだ感じがします。ゴミがそこここに散らばっていたり、子供にも活気がありません。こういったところは様々な犯罪の温床になりやすく、防犯も対策がなされているとはいえません。
 反対に、主婦がにこやかに立ち話をしていたり、会社帰りの人に明るく挨拶をする、子供にもこまめに声をかけるなど、交流がさかんであるところは全体的な雰囲気も明るく、「施錠をしましょう」「不審者に注意」などといった張り紙がしてあることが多いといえます。もちろん犯罪発生率が低いのは言うまでもありません。
 このように、昔ながらの「人の目」での監視や情報交換は防犯カメラや監視カメラが持ち得ない強固な犯罪抑止力を持っています。例えばどこかの家に空き巣が入ったとすれば、それはたちまちのうちに広まり、各戸が警戒するようになるでしょう。今では殆ど見られなくなってしまいましたが、このような口コミによる防犯対策は、昔は当たり前に行われていました。それによって警察や自治体が注意に回るまでもなく、戸締りに気をつけたり、不審者を見かけたらその情報を伝えていくなどしていたものです。
 さて、今の時代急にこのようなことをするというのは不可能に近いですが、不審者に気をつけるということならすぐにでも実践可能であると思います。最近では子供が犯罪に巻き込まれるケースが多発していますから、居住圏内に不審な車両があれば目に止めておく、違法駐車が定期的に発生するようになれば警察に対処してもらうなど、「通常ではない光景」に対して敏感になることが重要でしょう。
 そう難しいことではありません。自分が住んでいる場所周辺のことを何も知らないという人はそういないでしょうが、それだけに、なじまないものがあればすぐわかると思います。それが犯罪発生防止への第一歩となるのです。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●いたずら電話を撃退しろ

 今回はイタ電に悩まされててなんとかして欲しい、犯人を突き止めて欲しいという依頼の話。
 あんな、イタ電に困ってるのは分かるけども、NTTが有料で迷惑電話対策サービスをいくつかやってるやん。まずはそれを導入した方がええと思うで。そらなんで被害者のこっちが金払わんとあかんのか、っちゅーのはあるけどもこれからのいたずらに悩まされる時間を金で解決する、思たらそれでええやろ。探偵に頼む方がよっぽど時間も金もかかんで?
 大体イタ電というのは、まったく見ず知らずの人間からかかってくるっちゅーのはありえんのや。企業ならともかく、普通の家庭もしくは携帯電話にイタ電がかかってくるということは、周囲の誰かがやってるということ。まあ感情の行き違いとかあるからイタ電なんてするんやろな。
 金をかけんで犯人を突き止めようと思ったらまず、「最近イタ電に悩まされとる」ということを間違ってもしゃべらんことや。犯人は悩まされている様子がおもろくてやってるわけやから、付け上がらせるだけやし、言われることによってボロ出さんように警戒してまうからな。もちろん犯人が誰か分かってるんやったら、揺さぶりをかける目的で言うてもええけども。家族にも外に向けて言わんよう口止めした方がええな。家族の友人知人、もしくは隣人などに犯人がいる場合もあるし。
 次に、かかってこない時間帯を念入りにチェックすること。かかってくる時間やないで、かかってこない時間帯や。例えば夜中1時間おきにかかってくる、昼間はない、というような感じなら相手は深夜に仕事をしていると推測できる。また昼間に主にかかってきて夜中はないというのであれば、会社勤めか学生である確率は高い。それも大体昼間から午後に集中してるんやったら主婦の可能性かてあるな。
 またランダムにかかってこない時間が変化するようなら大学生か仕事を持ってない人間、ある特定の短い時間帯だけかからないのならアルバイトやパート、ということもあるな。
 そっからある程度絞れるやろ。そうしたら今度は消去法の出番や。プリペイド携帯を買うなりして、「あまりにもイタ電がひどいから、電話はこっちにかけて」と友人知人に1人ずつ教えて行く。「皆にももう教えてあるけど、余計な人に電話番号広まるのも困るから、あまり親しくない人には教えたら駄目」と言っておけばわざわざ他の人間に確認せんやろ。
 あとは説明せんでも分かるやろ。そっちの電話にイタ電がかかってきたもしくはイタ電の数が減った、という時に電話番号を教えていた相手を怪しめばええことや。
 おっと、間違っても問い詰めたりしたらあかんで。これは証拠のない確認のしかた。それを無理やり白状させようとするのは、言いがかりっちゅーもんや。




[防犯ミニ知識]


●警察官を名乗った詐欺にご注意下さい

  「おばあちゃん、オレオレ」という電話からの声には注意しても、「こちら●●警察署ですが」という声を聞くとびっくりして正常な判断が出来なくなってしまう方は多いでしょう。
 それにつけこんだ新たな詐欺が横行しています。
 「家族が交通事故を起こし、相手がけがをしました。示談金××万円を振り込んでください」、こんな電話が警察の名前でかかってきたらあなたはどうしますか?
 警察では交通事故のことをお知らせすることはあっても、示談金を振り込めなどお金のことについて触れることはありません。示談をするしない、示談金については警察では取り扱っていないためです。民事にあたるため、民事不介入の決まりにのっとり警察は介入せず本人同士で話し合ってもらうことになっています。
 ターゲットとしては今のところ、働き盛りの夫を持つ主婦が狙われているようです。
 あわててお金を振り込む前に、家族に確認する、保険会社に連絡をとるなど、よく確認しましょう。
 また最近の手口では、家族役や弁護士役など、複数人で電話をかけてくることが確認されています。こちらから携帯にかけなおす、といったように本人の確認はきちんとしましょう。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●殺人事件の捜査本部
「前々から不思議に思っていたのですが、踊る大捜査線とか見ていると、捜査員がかなりの数やってきますよね。捜査に使われる機器も高価なものばかりです。あんな風にどんな事件でもやっているんですか」

 捜査一課からお答えします。
「初動捜査といって、事件が発生して最初に捜査を行う時は出来るだけ多くの人数を投入します。事件は発生から大抵1週間前後で解決することが最も多い為、ミスのないように大勢で、最新の機械を使います。また、警視庁の捜査員が捜査本部に泊り込むというのもごく当たり前のことです。狭い警察署の場合は寝泊りの場所確保に苦労したりしますよ」

 


[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●調味料が入りすぎちゃった!

 こんにちは!交通課の由美ですvvなんだかいきなり梅雨入り宣言で、気持ちも何となくジメジメ。こういう時は食べ物の管理に注意です!
 さて今回は、ウッカリ調味料を入れすぎてしまった料理の救済法をお教えします。おしょう油を入れようと思ったら手がツルッとすべってなみなみ入ってしまった、中ブタが取れてドバッといってしまった、という時に役に立ちます!
 まず塩や砂糖などすぐに溶けないものがかたまりで入った場合はさっさとすくい上げてしまいましょう。しょうゆ、みりんなどの液体や、すぐに溶けてしまう粉末調味料の場合はまず慌てずに、材料をすべて取り出します。
 そして煮汁を少しだけ鍋に残し水を加えて味を一旦薄めてから、新たに味付けをやり直します。
 余分な煮汁も捨てる必要はありません。こし器でこし、その汁を密閉容器またはチャックつきのビニール袋に入れて冷凍しておけばOK。内容を書いたものをつけておけば、「コレなんだっけ?」ということもありません。
 こうしておけば、同じ料理を作るときや、ものによってはスープ、汁用にも少しずつ使えますよ。作った日時もあわせて書いておきましょう。




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 昼食時、いつもの愛妻弁当をTさんが広げると、弁当箱いっぱいに敷き詰められた白飯に梅干が1個
 「昨日、ちょっとケンカしちゃったからなぁ」とTさんは苦笑いしていた。




[あとがき]

 長崎で起きた小学6年生の同級生殺人事件は、様々な問題を含んでいるといえます。ただし、また闇雲に漫画やゲーム、ネットを規制するのではなく、何が原因なのか、どう規制すべきなのかをきちんと突き詰めなければ、これからも似たような事件が起きる可能性はあるでしょう。大人として、しっかりした対応を心がけたいものです。
 それではまた。


[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
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