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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第78号

==警視庁メールマガジン第78号==
                                   発行日:04/06/18



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●個人情報を聞き出す詐欺メール

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●病院と体温計

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●逃げの勇気

[防犯ミニ知識]
●インターネットに潜む罠

[ほんの一口〜読者の声]
●標識が見えにくい!

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●夏バテの食欲減退、何とかして!

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]


●個人情報を聞き出す詐欺メール

 先月から、大手クレジット会社を騙っての詐欺メールが多発しています。
「ギフトカード1万円分が当選しましたので折り返し住所氏名、カード番号などをお知らせ下さい」「カードの不正利用を防止するため、カード番号と有効期限、暗証番号を返信して下さい」など手口が巧妙であり、米国では既に300万人の被害者が出ているとの報告もあります。
 また、ヤフーではメールサービス会員らに「IDが解読され、個人情報流出の危険性がありますから、折り返し今のパスワードと新しいパスワードをお知らせ下さい」などと、パスワードの変更を求める偽メールが届いたという報告がありました。この要求に応じると、第三者にメールを盗み読みされる可能性があります。
 これは名の知れた機関やショップを装って個人情報を手に入れる「フィッシング詐欺」と言われています。
 これらの企業においては、個人情報のやり取りをメールで行うことはまずなく、おかしいなと思ったら返信はせず、問い合わせるようにして下さい。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●病院と体温計

 刑事に縁のないもの…というと沢山あるのですが、健康志向の流行に逆行するかのように、必ず縁のないものといえば病院、体温計が挙げられます。
 一生一度も行かないというのはありえませんが、別の配属であれば病院に行くけれども、捜査一課に配属されたら途端に病院が縁遠くなった、という刑事はいくらでもいます。
 病院に行かなくてもいいほど健康だから、というのではなく、単に行く暇がないからです。どちらかと言うと胃を悪くしていたり、腰痛持ちだったりと、何も問題のない刑事の方が珍しいかもしれません。もちろん私は健康には気を遣っていますから、どこも悪いところはありませんけどね。
 捜査本部が立てば更に不規則な生活になりますから、かなり体にも負担がかかります。それでも捜査に追われて、調子の悪い体を薬でごまかしつつ頑張っているという刑事は多いものです。
 それから体温計。これは理由を説明すれば心当たりのある方もいらっしゃるでしょう。体温計を使うときは大抵、「熱があるかな?」という時ですね。
 それが、思ったより低ければ問題ないのですが、想像していたよりはるかに高熱だった場合、急に具合が悪くなったという経験はありませんか? 不思議なもので、そうやって数字で体調の悪さを確認してしまうとさっきまでの元気はどこへやら、立ち上がることも出来なくなってしまう有様です。
 刑事も人の子ですからそうならないように、「ちょっと熱があるかな?」と思っていても、体温計ではかるようなことはしません。
 この間、真夏のような暑い日にも関わらず、部下の1人が真っ青な顔をして「寒い」と言っているので周囲が試しに体温計ではからせたところ、何と40度を越えており、あわてて病院に連れて行ったというエピソードがありました。それまでは普通にデスクワークをしていたのですけどもね。その気力は大したものです。
 決してやせ我慢をしているわけではありませんが、それほどこの仕事に誇りを持っている刑事が多いということを覚えておいてもらえたら幸いです。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●逃げの勇気

 こないだまた、東京の少年探偵団大活躍やったそうやな。こら毛利のおっちゃんも、うかうかしとれんのとちゃうか?
 ま、ボウズと同じように何か事件を解決したい!と思てる子も沢山いるようやから、現役の探偵として俺からアドバイスをしよか。
 事件解決には、いろいろな知識と観察眼が欠かせんのはもちろんやけども、危険な場面で引く勇気っちゅーのも大事なんやで。あのボウズらがいろんな事件に巻き込まれながらも大したケガをしとらんのは、危ないと思ったらさっさと引いとるからや。…あ、いや、コナンっちゅーボウズは結構ケガしとるか。
 まあええ。
 例えばな、犯人を追い詰めたとしても相手が複数やったり、武器を持っていてどう考えてもやばいという時はさっさと逃げて通報するのが一番安全や。1人で立ち向かっていくのは勇気やない、無謀っちゅーんや。そら警官なら警棒もあるし拳銃もあるから何とかなるかも知れんけどな、民間人はタダの人なんやで?役に立つ言うたら己の身一つやろ。自分の力を過信することほどアホなことはない。推理で犯人に立ち向かえるのはそのトリックを暴くまで。取り押さえるのはよっぽどのことがない限り、警察に任しとき。
 よくヒッタクリ犯や万引き犯を捕まえようとした人間が、反撃されて怪我したりする事件があるやろ?あんな風に、切羽詰った人間っちゅーのは思いがけない反撃をしてくるもんや。まさに「窮鼠猫を噛む」。せやから、何の勝算もなしに行動するのはホンマ危ないんやで。
 確かに俺も犯人と直接対決したり、とっ捕まえたことはなんぼでもあるけども、それは相手が武器を持ってないとか、応援が確実に来るまでの時間稼ぎとか、そういう状況でだけや。いくらなんでも刃物構えてずらりと囲んだ中に飛び込む気はせんな。そらーこっちも何か竹刀か木刀でもあれば別やけど。
 探偵として犯人を追い詰める時に、自分の力量見誤るのはカッコ悪いで。




[防犯ミニ知識]


●インターネットに潜む罠

  長崎での小学生児童同級生殺人事件は、インターネット回線をお持ちであるご家庭には、非常に大きな衝撃をもって受け止められたことと思います。
 しかしインターネットだけがこの事件の原因ではなく、複合的なものであると言われています。「これだからインターネットは危ない」と頭ごなしに決め付けてしまうのは良くありません。この機会に、インターネット上でのセキュリティ対策をきちんと学んでおきましょう。
 もっとも多いのが、子供にせがまれてインターネット回線を導入し、その設定も業者に行ってもらい、あとはすべて子供任せにしてしまうケースです。「難しくて理解できないから」と放置する前に、子供が接するインターネット世界とはどういうものであるか、きちんと理解しておく必要があります。
 1つに、コンピューターウィルスがあります。これまででもメールマガジンにおいて取り上げてきましたが、未だウィルス対策用のソフトを入れたものの、更新すらしていないという方が多いのです。これでは次々と登場してくるウィルスに対抗することは出来ません。昔は「メールに添付されてくる不審なファイルを開かなければ良い」で済んだかもしれませんが、今では、ウェブサイトを閲覧しただけで感染するウィルス、インターネットに接続しただけで感染するものなど様々な種類が出ており、とても知識だけでは対応していけないのが現状です。きちんとウィルス対策ソフトはアップデート作業を行い、常に最新のものにしておきましょう。また、OSなどにセキュリティホールが見つかった場合は速やかに更新作業を行い、パッチを当てておくことも大切です。
 次に、見ているだけでは情報を選別することが出来ない、ということです。書籍などであれば、成人指定のものは閲覧不可能、購入が出来ないなど、各都道府県で条例などに基づき対策がなされていますが、インターネット上ではそういった物理的な対策はまだなされていないところが多く、興味本位でアダルトサイトなどに接続できてしまうのが現状です。これについてはURLフィルタを導入し、子供さんが閲覧できなくさせるなどの対応が有効であるといえます。最近ではウィルス対策ソフトにこのサービスがついているものもありますから、購入の際メーカーに確認するなどしましょう。
 次に、「ネチケットサイト」の存在です。インターネットに接続しているだけでは足りず、いろいろな掲示板に書き込んだりHPをお持ちの方も多いと思いますが、ネチケットサイトを読んだことがない、という方もまた多いでしょう。そういったものが存在することすら知らない方もおられるかも知れませんね。
 ネチケットサイトというのは、「ネット」と「エチケット」という言葉から作られた造語です。インターネット上でのマナーを説明したサイトで大人向けから子供向けまで非常に多くのサイトが作られています。
 警察庁ではこれらすべての情報を下記サイトにおいて提供しています。この機会に子供さんと一緒にインターネットの危険性、マナーなどを学んでおいて下さい。

 警視庁セキュリティポータルサイト@police
 http://www.cyberpolice.go.jp/




[ほんの一口〜読者の声]

 
●標識が見えにくい!
「先日、ある路地にて車を走らせていたらパトカーに止められました。一時停止を無視したというのですが、道路にも表示はなく、標識もなかったので文句をいったら「そこに標識があります」と言われ、見たら木の枝の影に隠れていました。これって卑怯じゃないですか?」

 交通課からお答えします。
「確かに、見えにくい標識では何の意味もありませんね。そういった場所を見かけましたら直ちにお知らせ下さい。
 ただし、路地などで視界の悪い時は車や歩行者が飛び出してくる危険性を考え、徐行ないしは一旦停止をしていただきたいと思います。「大丈夫だろう」という、だろう運転はとても危険です」

 


[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●夏バテの食欲減退、何とかして!

 こんにちは!交通課の由美ですvvもうすぐ7月。暑いですネー。今月は暴走族取締り強化月間ということもあり、毎日パトロール。右腕だけ日焼けしちゃうんですけど!
 さてさて今回は、毎年夏になると夏バテしちゃって何も食べる気しなーい!というアナタのためのお得情報です。
 夏には土用の丑の日といって、体力をつけるためにウナギを食べましょう!というのがありますね。でもこれ、平賀源内がウナギを売るためにうなぎ屋さんから頼まれて作ったという話どおり、暑いからといってウナギを食べても、実は夏バテ解消にはならなかったりするのです。食欲が本当にない時はウナギの脂をなかなか消化できず、かえって胃腸に負担がかかってしまうのです。
 ではどうしたらいいかというと実は定番の、冷や麦、そば、おかゆを食べるのが一番。これらの食べ物の主成分は糖質であり、これを補給してエネルギーに変える事で少しずつ食欲がわいてくるのです。
 なんだ糖分なら何でもいいのかって、ジュースだのビールだのを飲むのは逆効果なので注意!
 昔の人の知恵、侮れませんヨ。




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 こないだうちの上司が「いやー、久しぶりに「ガードマン」をレンタルして見たんだけどね、やっぱりいいねあれは。家内にも好評だったよ」と話していた。周囲は「そんな映画あったっけ?」という顔。
 しばらくして分かった。
 それは「ボディガード」ですよ!




[あとがき]

 6月も半ばを過ぎ、早くも今年の半分が終わろうとしています。もう夏が目の前ですね。学生の皆さんは夏休みに気持ちが向いているところでしょう。
 自分も今年はまとまった休みをとって、数年ぶりの家族サービスでもと思っています。でもその前に出たおなかをひっこめておかなくては…。
 それではまた。


[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
転載を希望する場合はご連絡下さい。


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