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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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警視庁メールマガジン第82号

==警視庁メールマガジン第82号==
                                   発行日:04/08/13



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●犯罪の前兆にも対策を

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●推理小説

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●自分の限界を知れ

[防犯ミニ知識]
●やめよう飲酒運転

[ほんの一口〜読者の声]
●子供が轢き逃げに

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●おいしくご飯を炊こう!

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]


●犯罪の前兆にも対策を

 少年犯罪の増加及び凶悪化に伴い、警察庁の「少年非行防止法制の在り方に関する研究会」では、犯罪の前兆行動になる恐れがある非行の防止について、広く意見を募集しています。
 現時点では、非行の防止に関する法律はなく、不良行為少年の定義が明確ではないため、都道府県警によって対応が違うこともありまた、家出や無断外泊を発見しても少年を保護する根拠がありません。そのため本人に拒否された場合は対応が難しくなっています。
 このようなことを無くし、たばこやライター、刃物などを預かる処置に法的根拠を与え、少年を保護者に引き渡すまでの間、警察署などで一時的な保護が出来るようにするのが目的です。
 少年補導手続きの明確化について、今秋までに最終報告を取りまとめます。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●推理小説

 推理小説においては主人公が、僅かな手がかりから巧みに偽装された殺人事件やトリックを暴き、真犯人をズバリと説き明かしていくものです。もちろん非番や旅行などでたまたまその場に居合わせた刑事が主役となるケースも多分にあります。
 現実で事件現場に非番の刑事がたまたま居合わせるといったら、酔っ払いの喧嘩であるとかひったくりの瞬間である、という風にそれほど劇的なことは起きません。が、まったく遭遇しないというわけでもなく、本当に推理小説顔負けの事件に出会うこともあります。かくいう私もいくつか過去に、トリックを用いて偽装された殺人事件に出会っています。
 さてそんな刑事達に推理小説を読ませるとどうなると思いますか?
「もちろん現実の事件のように、さっさと手がかりをつかんで犯人を文中の主人公より早く見つけるだろう」、と思って下さる方には大変申し訳ないのですが、あまり熱心に犯人探しをしている人間を見たことがありません。私は推理小説も好きですから情報を整理しつつ推理をするのはよくやりますけどね。
 大抵は普通の小説のように読み進んで行って、「ああなるほどなぁ」と感心しているケースが殆どです。小説だから、というのもありますが、一番の原因は「現場を視覚的に捉えにくい」からでしょう。
 推理小説では作者が「刑事にとって必要な」現場の細かな描写をしていることはまれです。犯人に結びつきそうな手がかりを伏線として示していることはありますが、それだけではまったく足りません。「ここから侵入したのではないか」と思ってもそこを見ることは出来ないわけですから、捜査はかなり制限されることになりますね。
 ですから推理小説を本当の事件として捉えようとすると、書かれていないことに対する情報収集だけでかなり疲れてしまいます。よほど好きでなければ犯人を突き止める前に飽きてしまうでしょうね。(実際の捜査ではないのですから、放り出しても構わないわけです) それなら映画でも見るように、一観客として小説を読むほうが楽でしょう。
 刑事がその実力を発揮するのは現実だけで十分ですね。
 



[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●自分の限界を知れ
 
 一つ質問。今から走れ、言われて大体何キロ走る自信がある?
 即答もしくはちょっと考えてでも具体的な数字を出せるんやったらまあええ方やで。どれくらいか分からんもしくは日々あまり運動してなかったら、ちぃと気をつけた方がええやろな。
 さてこれが何の話かというと、プレッシャーに強いか弱いかの話や。
 あんな、おもろい実験の結果があるんや。荷物を倉庫に運ぶという仕事をやらせて、あとどれだけの荷物があるのかまったく分からん状況と、残りの荷物が目の前に積まれている状況で仕事をさせたら後者の方が抜群に作業効率が良かった。これは、残りがどれくらいか分かったから自分のペース配分も出来たし、「あとどれくらいで終わり」と考えてやる気もそがれなかったから。
 そんで冒頭に戻って体力の話やけども、自分の限界を知っていれば、「あ、そろそろやばいな」とか「この辺にしとこう」という判断が出来る。それはこれからまったく経験したことのない仕事や問題にぶつかる時でも、良い意味で自分へのプレッシャーを調節していける。そういうことや。
 人間の集中力なんて続く時間はたかが知れとるからな。あとはどんだけ気力が続くかやし。したら限界を知っておいて、まずいと思ったら途中でも引き返せる方が利口やろ。
 俺も尾行とかする時に長距離になりそうな時は、「とりあえずここまで行くようであればその時どうするか考えよう」という分岐点は必ず用意しておくで。そうでないとがむしゃらについていって無事にどこかへたどりついたとしても、そっから先また尾行することになったら体力もたんしな。自分の限界以上続きそうやったら一旦そこで休憩でもして、体勢を立て直す。
 無茶をするのはゴールが目の前の時だけや。




[防犯ミニ知識]


●やめよう飲酒運転

  お盆休みで、帰省先からこのメールマガジンを読んでいらっしゃる方もおられるでしょうね。
 8月に入りあちらこちらでレジャーに旅行にと、どこの施設も賑わっているようですが、その傍らで急増しているのが飲酒運転の検挙です。
 昨年は飲酒運転事故発生で375人が亡くなっています。いずれも「ちょっとだから大丈夫」「運転には自信があるから大丈夫」という過信から起きたものです。つい先日もサッカー選手が酒気帯び運転で事故を起こし、逮捕されています。
 道路交通法改正による、飲酒運転罰則の強化により件数は減ってきていますが、完全になくなったわけではありません。また、レジャーなどの開放感から飲酒をしてそのままハンドルを握り帰路に着くケースは依然として多数発生しています。
 酔いが回った状態で、通常と同じ行動が出来る人はいません。標識や信号を見落とす認識能力の低下、歩行者や他の車両に対する判断力の低下、ミスが多発する操作能力の低下など、いわば目隠しの状態で運転しているのと同じようなものです。
 自分は大丈夫だというその認識の甘さが、一生責任としてついてまわることになります。
 これから運転して帰るという方がいたら、お酒をすすめないようにましょう。知っていながら飲ませた方にも責任が問われます。
 車を運転する以上交通事故は運転手だけの問題ではすみません。家族や他の方を巻き込まないためにも、強い意志を持って法律は守りましょう。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●子供が轢き逃げに
「先日、学校から帰宅途中の子供が車に接触しました。家に帰ってきてから話をしたので直接自分が見ていたわけではありませんが、車は大してスピードが出ていなかったことと子供にケガがなかったことから、「大丈夫?」とだけ声をかけて走り去ったようです。確かに子供に大したケガはなかったのですが、これは立派な交通事故ではないかと思うのですが。」

 交通課からお答えします。
「直ちに最寄の警察署に届けて下さい。接触したにもかかわらず、大したケガがないからと置き去りにして走り去ってしまうのは轢き逃げ行為です。お子さんは病院に連れて行って診察を受けてください」

 


[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●おいしくご飯を炊こう!

 こんにちは!交通課の由美ですvvこれが配信されてる頃は、私もお盆休みでのんびり…ではなく仕事です!今日も頑張ってパトロールするぞー!
 さて今回は、キャンプやレジャーで初めてご飯を作るという人も日頃ご飯を炊いている人も必見、とぎ方一つでワンランク上のご飯が炊けるコツです。
 お米をとぐ時に、人によっては何回も何回もすすいだり、ずーっとといでいる人がいますが、これは逆効果。お米についているぬかは最初に水をいれて数回かき混ぜるだけで、殆どが水に溶け出します。その水をかえずにいつまでもといでいると、逆に米がぬかを吸ってしまいおいしくなくなってしまうのです。また、何度も何度もといでいるとお米に含まれるビタミンB1が半分近く溶け出してしまいます。
 上手なとぎ方は、最初に水を入れたら数回ササッとといですぐ捨て、もう1、2回といだらそれでやめること。
 これでおいしくて栄養あるご飯が炊き上がります!
 



[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 うちの課のSさんは「どうせ宿題を手伝わされるから」と、月末に備えて今から参考書を読んで勉強している




[あとがき]

 お盆の帰省ラッシュがピークにさしかかっている頃ですね。長距離と渋滞、運転される方は大変ですが、こまめに休憩を取って安全運転で帰りましょう。
 アテネオリンピックも始まりましたし、週末はスポーツ観戦となりそうです。
 それではまた。

[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
転載を希望する場合はご連絡下さい。


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