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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第95号

==警視庁メールマガジン第95号==
                                   発行日:05/02/11



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●警察のホームページを見てみよう!
●偽札を安易に使ってはいけません!

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●犯罪者の再犯率と更生

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●特徴を逆手にとれ

[防犯ミニ知識]
●余裕のない運転をしていませんか?

[ほんの一口〜読者の声]
●セールスマンが断りきれない!

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●缶切りのサビつきを防ごう

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]

●警察のホームページを見てみよう!
 
 皆さんはご自分の地域にある警察のホームページを見たことがありますか?
「警察のホームページといってもどうせ今までの事件事故の報告とか、交通安全の呼びかけくらいだろう」と思っていませんか。
 全国都道府県警察では日常の防犯情報から、交通事故防止の対策、最近起きた犯罪の手口に加えて、職務であった出来事や親子で読めるページなど様々な情報をお届けしています。また、こういう場合の相談はどの課にすればいいのか、といったようなこともご案内しています(各都道府県警によって内容は違います)。
 未解決事件の情報提供を呼びかけている地域もありますので、皆さん是非サイトを訪れて提供できる情報があればお知らせ下さい。
 家族で楽しみながら防犯情報を学んでいただければ幸いです。


●偽札を安易に使ってはいけません!

 先日、名古屋市の駄菓子屋で偽5千円札を使おうとした中学生2人が逮捕されました。皆さんの記憶にも新しいかと思います。
 この中学生が一体どういった気持ちで偽札を使ったのかは分かりませんが、未成年でも偽札を使うと偽造通貨行使の疑いで逮捕されます。また、好奇心からこっそり偽札を作るといったようなケースも多く、絶対にそういったことのないようにご家庭で注意が必要です。
 偽札を作る行為も使う行為も非常に重い罪となります。子供だから使っても謝れば許されるというものではありません。
 偽札に気がついたら警察へ届け出る、を忘れないで下さいね。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●犯罪者の再犯率と更生

 今月4日に愛知で発生した幼児らの殺傷事件においては、犯人の男が保護観察中であったこと、仕事がなかなか見つからず半ばその憂さを晴らすためだけの犯行であったことが報じられ、衝撃を受けた方も多いかと思います。
 この容疑者は窃盗罪などで執行猶予付き有罪の判決を受けたのですが、その執行猶予中にまた窃盗を行い、刑務所に服役していました。そして仮釈放された先の犯行だったと聞いています。何とも複雑な気分です。
 最初の窃盗は初犯だったから執行猶予がついたのではないかと思いますが、それにしてもその猶予中に再犯をしているわけですから、仮釈放するにはまだ早かったのではないでしょうか。本当に更生の気持ちがあるのか、判断する側に問題はなかったか再検討の必要があるといえます。
 犯罪の再犯率について最近では性犯罪の率が非常に高いため、アメリカでいう「ミーガン法(メーガン法)」を導入してはどうか、という声もあがっています。では我々が担当する殺人や強盗などはどうでしょうか。一概には言えないのですが再犯率も再犯者率(検挙または処分された犯罪者のうち、再犯者が占める割合をさします)も、その他の犯罪に比べれば高いものであるといえます。非常に残念なことです。
 その一方で、過去に前科のある人間の就職が非常に難しいというのも現状です。私もいくつか、このケースのように仕事が見つからないがために生活に困り再犯に至ったという事件を扱っています。今回の事件と混同するつもりはありませんが、例えば法務省と協力して前科のある人間でも受け入れてくれるような団体が、この先必要となってくるのではないでしょうか。
 まったく反省の兆しも見せず、全国の犯罪再犯率を上げているやからはさておき、きちんと罪を償って再スタートへと努力している人間も少なからずいるのです。刑務所が満員御礼状態と皮肉を言う前に、もっと見直すべき箇所があるのでしょうね。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●特徴を逆手にとれ
 
 相変わらず、探偵になりたい人は全国多いようやなぁ。探偵の免許制度の話も立ち消えになったんか全然聞こえてこんし、日本の探偵はそうかっこええことはあらへんで、ホンマ。
 ところで今日はちょっと真面目な話や。前に何度か変装についての話をしたと思うけど、覚えとるか。ドラマの探偵のようなトレンチコートに濃いサングラス、付け髭というような変装をせんでも、めがねをかけたり顔に絆創膏を貼ったりするだけで十分な変装になりうる、という話や。こんなもので何故変装になるかというのは、顔を見ていても何か特徴があればそちらにひきつけられて、それだけを覚えていることが多いからというのも説明したはずやで。
 この「意図的な特徴作り」というのは何も探偵だけの専売特許やあらへん。最近では強盗やひったくりも使うようになってきた。前にレッサーパンダのかぶりものをして殺人に及んだ男がいたやろ。あれも白昼堂々、衆人環視の中での犯罪であったにも関わらず誰もが、レッサーパンダに気を取られて顔は覚えてへんかった。
 そこでこれから探偵目指す人だけやのうて、これを読んでいる人にも心がけて欲しいことがある。それは、目立つ特徴に騙されず、全体の観察が必要やということ。何か不審な人間がいたら全体像を目に焼き付ける感じで記憶するのが大事や。もしもその人間が変に目立つ帽子をかぶっとったり、パーティに使うようなメガネをかけてたとしたら、多分その人間の目的は注目されたくないところから目をそらさせることのはず。マジシャンでも見られたくない、注目されては困るものほど客から見えやすいステージの前に置いとくというやろ。
 もちろんすべての、特徴ある人間をジロジロ見い、言うことやないで。そこに少しでも不審なものを感じ取ったら、そっから脳の中にあるレコーダーのスイッチを入れるんや。誰もがつい注目するところ以外の情報を手に入れる。これほど強力な観察眼はないで。




[防犯ミニ知識]


●余裕のない運転をしていませんか?

 運転免許証を持っている方または自転車に乗っている方、この一週間以内の運転についてちょっと考えて見てください。誰もいないからと一時停止を無視したり、歩いている人のそばをスピードを落とさずに通り過ぎたり、赤信号でも「赤になったばかりだから」と平気で無視したりしませんでしたか。もしくは、路地から人が飛び出してきたり、出会い頭に衝突しそうになってヒヤリとした経験はありませんでしたか。
 初めて運転するようになった当初は恐る恐るスピードを出しているものの、慣れてくるとわき見をしながら運転したり、携帯電話を操作したり、酷いケースになると本を読みながらという場合もあります。運転に潜む危険を忘れてしまった時、その瞬間交通事故は発生します。
 このところ、踏切内において電車と接触する事故や、雪道などでのスリップ事故といった、「注意していれば防げる事故」が多発しています。
 特に、踏切内での事故は、車両が無理に侵入したために発生したものです。踏み切り通過の際には、「電車などがきていないか目視で確認する」、「手前で必ず一時停止する」、「警報が鳴り出したら無理に侵入しない」、「踏切の向こうが渋滞していれば、手前で停止して待つ」、といった注意事項があります。
 もしもやむを得ず踏み切り内に閉じ込められた場合でも、非常停止ボタンを押したり警察に通報ということは必ず行ってください。「電車は、遠くからこちらが見えているのだからブレーキをかければ止まれるだろう」というのは間違いです。何も措置を取らず電車に損害を与えた場合、重大な過失が認められれば億単位の賠償金を請求されるます。それに対しボタンを押した場合で、電車が停止することが出来、破損などが生じなかった場合は請求されないケースが殆どです。
 車を動かす場合でも、必ずボタンを押してから車を踏切から出す措置を行ってください。
 また、雪道などにおいてもタイヤや車の性能を過信せず、いつもより早めにブレーキを踏んだり、急ブレーキ、急発進を避けて慎重な運転をしましょう。
 事故はまったくどういうことになるか予想のつかないものです。自動車の任意保険は出来る限り、人身も対物も無制限にして万が一の補償が出来るようにしておいた方が良いといえるでしょう。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●セールスマンが断りきれない!
「母が専業主婦で日中家にいるのですが、セールスマンとかでも平気で中に入れてしまい、断りづらくなって物を買ってしまったり、私が帰宅するとまだ話しこんでいたりというようなことがあります。何とかする方法はありませんか」

 交通課の宮本由美婦警がお答えします。
「ドアを開けたが最後、商品を買うまで立ち去らない、しつこいセールスマンは困りますね。普通のセールスだと、買う気がないなと思ったらサッと立ち去るものですが、何が何でも買わせるぞ、とばかりにあの手この手で押し付けてくる人は困ったものです。
 お母様は多分、「こんなに話をさせてしまって申し訳ないなぁ」という気持ちから、断りにくくなってしまうんでしょうね。でも、セールスマンだってノルマがありますから、買わないのにいろいろ商品の説明をさせられるよりは、買う気がなければすぐ断ってもらった方が時間の節約になるというのが本音。ここを忘れないで下さい。
 ですから新聞などの勧誘には「あいにく今月で引っ越しますので」、宗教関係には「今幸せいっぱいですから」、保険には「親類に保険会社のセールスがいるのでそこと契約することにしている」、この一言であっさり引き下がってくれますよ!もちろん玄関に、幸せを呼ぶツボだの保険カタログなどといったものはおかないこと。それを見ると「あ、過去に断りきれなくて購入したか契約したな」と思われてしまいます。
 ただし、購入しないと言ったら脅してきた場合、なかなか帰らない場合は容赦なく警察に通報して下さい。脅しに屈することはありません。
 ちなみに化粧品のセールスが来た時は私、「私の顔に何か悪いところがあります?」って聞くことにしてます。まさか悪いとはいえませんよねぇ〜」




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●缶切りのサビつきを防ごう

 こんにちは!交通課の由美ですvv今号は質問コーナーにも呼ばれちゃいました。お役に立てたら嬉しいです。
 さてさて。最近ではわざわざ缶切りを使わなくても開けられる缶詰が増えてきていますが、まだまだ缶切りの必要な缶詰も多いもの。ところがあけようと思ったら肝心の缶切りがさびてしまっていて何だか嫌な気持ちになってしまった、なんてことはありませんか?
 缶切りを使ったら大抵の人がそのまま引き出しへ。この時についた汁や食品が、サビつきの原因。缶切りを買ったばかりの人は、使ったら洗ってよく乾かしてしまう、というのを徹底してください。
 既にサビサビになってしまった缶切りは要らなくなった歯ブラシに歯磨き粉をつけて磨いてみましょう。これでかなりきれいになるはずです。それでも取れない場合はクレンザーを歯ブラシにつけてこすります。
 こうしてサビを落としたらよく水洗いして拭いてからしまってください。また元通りの切れ味になりますよ。
 いつ取り出してもピカピカの缶切りは気持ちがいいものです。




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 S課長。2月14日に休暇願いを出したからといって「休むのか?休むのか?後悔しないんだな?チョコレートもらえなくてもいいんだな?」と念押しするのはやめてください。




[あとがき]

 今月頭の大寒波が嘘のように、暖かい日が続きました。このまま春になってくれると嬉しいのですけどね。毎朝ベッドから抜け出すのが大変です。
 受験生の皆さんにあたってはこれから忙しくなる時期かと思います。試験会場への道のりはきちんと確認し、交通手段は余裕を持って乗り継ぐようにしましょう。
 それではまた。

[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
転載を希望する場合はご連絡下さい。


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