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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第102号

==警視庁メールマガジン第102号==
                                   発行日:05/05/20



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●運転中の携帯電話使用は禁止されています

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●とんでもない結婚式

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●カマかけ

[防犯ミニ知識]
●ブログ利用者335万人

[ほんの一口〜読者の声]
●友人を暴力夫と別れさせたい

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●炎天下の車内、灼熱地獄を防ごう!

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]

●運転中の携帯電話使用は禁止されています
 
 昨年11月に運転中の携帯電話使用が禁止されて半年が経過しましたが、施行当初は少なくなったものの、また少しずつ携帯電話を使用しながら運転している人が増えてきています。
 昨年11月-12月の間、運転中携帯電話を使い発生した交通事故数は前の年の約50%減少しました。しかし携帯電話使用の摘発数は施行から3ヶ月で5万5000人以上と、高い数字のままです。
 特に4月に入ってからは施行から時間が経過したこともあり、全国的に少しずつ摘発件数が増えつつあります。
 違反になるから使用しない、ではなく、安全性の問題上使用しないという意識を強く持ちましょう。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●とんでもない結婚式

 昔の話ですが、招待された結婚式でこんなことがありました。
 式が終わり披露宴となって料理も揃いアルコールも入ってきたためか、会場内はザワザワと騒がしくなり結構な盛り上がりとなっていました。
 私も旧友と出会い昔懐かしい話をしたり、新郎新婦に挨拶へ出向いたりと楽しい時間を過ごさせていただきました。
 さてそんな楽しい時間の最中、携帯電話に着信があり、友人達へ一言断って外に出、話をしていると、一人の女性が入れ違いに中へ入っていきました。普通なら「席をはずしていた参加者かな」と気にもしないのですが、職業柄人の顔をおぼえるクセがありますので、その日まったく見たことのない顔であったのと、何か思いつめたような表情が気になり急いで会話を切り上げ中に入りました。
 その途端いくつかの悲鳴が聞こえてきました。
 そちらへ顔を向けると新郎新婦の席の前にその女性が仁王立ちになっています。その手には包丁が見えました。新郎は新婦をかばうようにして立ち、何か言っているようですが、聞こえませんでした。
 先ほどまでの喧騒が嘘のように会場は静まり返り、誰もかれも立ちすくんで取り押さえるどころではないようでした。(確かに刃物を持っていれば無理な話です)
 まずいと判断した私は人の影に隠れて女性に接近、興奮してきたのか今まさに新郎に飛び掛らんとしていた、そのすんでのところで何とか取り押さえることが出来ました。
 幸いすぐにおとなしくなったためこちらも怪我をせずに済みましたが、もしあの時気づいていなかったらとゾッとします。
 会場がざわつき始めた中事情を察した司会者がすばやく「…というわけで迫真迫る演技でしたね!ドッキリはいかがでしたでしょうか。ありがとうございました」と場を仕切り、会場のスタッフが女性を外に連れ出してくれたので、その場は「新郎新婦を脅かそうとした悪戯」ということで収まったそうです。
 後々事情を聞くとこの女性は新郎のことが好きで、逆恨みしての犯行だったとのこと。その動機にも呆れますが、わざわざおめでたい場に乗り込んでくるという神経も疑います。
 ともあれ、ひとつ間違えばおめでたい席がとんでもないことになりかねなかった出来事でした。

 


[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●カマかけ
 
 意図的に探偵がある人間に対して質問をし、何気なく答えた内容から犯人しか知りえないことを指摘する。まあカマかけっちゅーたら大体こんな感じやな。そこから一気に事件のトリック解明へと至るわけやけど、「なんや、カマかけは案外簡単やな。これでうろたえさせたらええんやろ?」とか「こういう風に言って問い詰めればボロを出すはず」と思ってる人がいたら大きな間違いやで。
 確かにカマかけというのはちょっと考えれば誰にでも出来る。残業ということで遅く帰宅した旦那に向かって、あらかじめ用意しておいたどこかの飲み屋のマッチを手に取り「今これがポケットから落ちた」と出せば、心当たりがあれば何らかのアクションを見せるやろし、本当に残業やったら「最初から落ちてたんちゃうか」で済ますやろ。
 ただこれは、マッチという明らかな物的証拠があるからできるやり方や。
 殺人事件で「あいつが怪しい」という時に何の物的証拠もなく、犯人をカマかけて言質を取ったとしてものらりくらりとかわされる。それどころか「このトリックを使うときにこうしたはずだ」という風に、こちらには証拠がなく推測だけであるということをばらすことにもなってまう。こんな危険なことはないで。先にネタ晴らしを聞いたら後でどうつじつま合わせようか犯人が細工を始めるからな。その時点ではよほどのことがない限り犯人として拘束は出来んのやし。
 まあ浮気調査とかも来るんやけど、半分くらいはこういう風に証拠もないのに自分でカマかけして相手が警戒し、浮気の証拠を全部処分されてしまったケースやな。そらそうや、いきなり「さっきあなたあてに●●っていう女の人から電話があったけど…浮気してるでしょ」と言われたら、その場は謝って許してもろて、次からもう見つからんようにしようとするはずや。どうでも言い逃れできるしな。雑誌とかでも「浮気を見破る方法」みたいなんが紹介されててこういう風にカマをかけろとあるけども、カマをかけた後のことは全然書いてないやろ?
 つまりカマかけっちゅーんは否定しようのない証拠を手に入れた後、犯人を自白させやすくするための最後の仕上げと覚えておいたほうがええで。カマかけくらいで犯行を認める犯人やったら、最初からトリック使おうなんて思わんからな。

 それから、これ読んどる人にはそんなことする奴はおらん、思うけど、尼崎市の事件からこっちJRに嫌がらせしとる奴ら。そんな最低なことしなや。恥ずかしいで。自分のせいでその電車が事故におうたら、あんたら加害者やで?わかっとるんかいな。エセ正義心振りかざしとるヒマがあったらちゃんと電車内のマナー守らんかい。




[防犯ミニ知識]


●ブログ利用者335万人

 インターネット上の日記風サイト「ブログ」の利用者が今年3月末でのべ335万人を超えました。ブログを基にした出版なども増え、今後も自分の意見を気軽に発信できる場として使用者数は増えていくと考えられています。
 その一方でブログにかかわるトラブルも急増中です。一番多い相談は何と言っても個人情報にまつわるもので、ブログに書き込んでいた日記から個人を特定され個人情報を書き込まれたといった被害が多発しています。その逆に、気軽に書ける分、守秘義務があるはずの情報を書いてしまい、深刻なトラブルを引き起こしたというケースもあります。
 また、芸能人などの写真を本人でない人が無断で使用するのは肖像権の違反にあたります。芸能人でなくても、承諾を得ていない他人のものであったり、映画(上映中の映画内容)であったりと法に触れるものも多々存在します。自分で撮影したから掲載できるというわけではありませんので、注意が必要です。
 アクセスを稼ぎたいからとあちらこちらのブログにトラックバックする行為も、相手にとっては迷惑になることもあります。不必要なトラックバックは避け、あくまでも自分のブログに関係あることにとどめたり、丁寧な記事紹介を心がけましょう。これだけでずいぶんトラブルを減らすことが可能です。
 コメントについても、掲示板のような荒らしが出た場合は相手にせず、ひどい場合は一時的にコメントが書き込めないようにするなど冷静な対処が必要です。
 ブログは簡単に書けますが、その内容はインターネットに公開されています。通常のウェブサイトとなんら変わりはありません。インターネットのマナーだけでなく、ブログのマナーについても学ぶようにしましょう。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●友人を暴力夫と別れさせたい
「私の友人が、夫からひどい暴力を振るわれているようです。病院に入院することもよくあり、離婚を勧めているのですが、友人は『普段は優しい人だから』と言っています。優しい人が暴力を振るうでしょうか?このままでは取り返しのつかないことになりそうな気がします。何かいい方法はないでしょうか」

 生活安全課からお答えします。
「典型的なドメスティックバイオレンス(DV)だと思われます。DVは一定の周期があることが殆どで、3期にわかれ、怒りっぽくなる「緊張の蓄積期」、暴力を振るう「暴力爆発期」、行為を反省し、優しい態度をとる「ハネムーン期」となり、ご友人が言っておられるのはこの「ハネムーン期」の態度のことでしょう。しかしこのサイクルはまた最初に戻り暴力を繰り返すので、なんら対策をとらない限り解決することはありません。
 病院へ行って診断書を取り最寄の警察へ相談されるなど、勇気を持って対応されることをお勧め致します」




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●炎天下の車内、灼熱地獄を防ごう!

 こんにちは!交通課の由美ですvv日差しも強くなり、日焼け止めを塗りながら毎日仕事してます。みなさーん、私が日焼けしないですむためにも、違法駐車はしないで下さいネ!
 さてさて今回の裏ワザは、ちょっと買い物その間に、車内がアッチアチの灼熱地獄になるのを防ごうという裏ワザ。買い物ごとにエンジンをかけっぱなしにしてエアコンきかせるわけにもいかないし、かといって日陰の駐車場がないし…という時の強い味方です。
 やり方は簡単!車の窓を数センチ開けておくことです。数センチなら手も入らないし防犯上も安心。たった数センチなのに車内の温度が密閉した時と比べて20℃も下がった、なんてデータもあるくらい。
 かといって子供を放置していくのは絶対厳禁!やめてくださいね。
 ハンドルなどが気になるようなら、白いタオルをちょっとかけていくだけでもずいぶん違いますよ。
 これからの季節どうぞお試しあれ!




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 あれこれ先輩からしごかれ続けている新人のS君。
 ある時屋上で勤務時間中手すりにひじをついてぼんやりしているのを見つけて、「まさか!」とあわてて駆け寄ったら居眠りしていた。
 それだけの神経があれば5月病は関係なさそうだ。


 


[あとがき]

 もうすぐ梅雨の時期がやってきます。食中毒や雨によるスリップ事故など、あれこれ気をつけたいものです。私の妻も洗濯物が乾かないといっては乾燥機のカタログをテーブルにおいていきますが…。ボーナスの使い道はこれで決まりそうです。
 それではまた。

[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
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