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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第106号

==警視庁メールマガジン第106号==
                                   発行日:05/07/15



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●ロンドン同時テロに係る都内の警備強化について

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●個人の認識

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●発見、指名手配犯

[防犯ミニ知識]
●地下街でテロが発生したら?

[ほんの一口〜読者の声]
●上司が勝手に机の中をチェックする!

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●ガソリン代を節約したい!

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]

●ロンドン同時テロに係る都内の警備強化について
 
 7日に発生したロンドン同時テロを受け、東京都では7日夜から、四段階に分けた災害対応態勢レベルを下から2番目の「情報連絡態勢」にし、都営地下鉄の車両や駅構内の巡回強化を行っています。また、警視庁や陸上自衛隊とも情報交換態勢を作り、都営地下鉄や都営バスの警戒も強化いたしました。
 また、駅構内などに不審物がないか機動隊員を動員しています。利用者の皆様にはご不便をおかけいたしますがご協力をお願いいたします。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●個人の認識

 アメリカ、スペインに続いてイギリスまでもがテロリストの攻撃を受けました。日本もそろそろ、「こんなことが国内で起きるはずがない」という認識を改めなければいけません。
 よく、「狙われるとしたら政府の建物だろう」「自分は都内に住んでいないから大丈夫」という風な、楽観的な声を聞きます。
 確かにテロリストが狙うものは、その国の政治を混乱させるもの、シンボルマークなどが一番にあげられますが、必ずしもすべてのテロリストがそうだとは限りません。ロンドンでのテロが交通機関を直撃したように、わざと政府関連を避けて一般の人々が攻撃される可能性はかなり高いのです。
 ではどうすればいいか。
 実は、テロに遭わない方法などありません。駅や車内の不審物に気をつける、挙動不審者がいたら近づかないようにする、といったごく当たり前の対策しかないのが現状です。
 時折、駅のゴミ箱が撤去されたからと駅員を捕まえて延々と文句を言っている人がいますが、ゴミ箱が設置されていて便利な変わりにそこが爆発箇所と化すのと、ゴミ箱がなくて不便な代わりにテロリストの手口をひとつ封じるのとどちらがいいのでしょうね。ま、そういう人は「自分がいる時に爆発するとは限らない」とつまらない理屈を通そうとするのでしょうが。
 こんな認識を持った人が沢山いる限り、日本が本気でテロリストに狙われたとしたらまず防ぎようはないでしょう。警備をしている側に文句を言っているのは日本人くらいのものです。
 それから、テロリストは外国人だと思っている人がいますが、必ずしもそうとは限りません。そんな先入観を持っていると危険です。
 もしもテロから身を守る方法があるとすれば、先入観を捨て、常に周囲へ気を配る。こういった基本的な防犯対策になるでしょう。
 警察庁以下全国都道府県警も情報交換をし、テロ防止に努めています。ご理解とご協力をお願いしますね。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●発見、指名手配犯
 
 「おい、小池!」っちゅーキャッチフレーズを知っとる?まあニュースとかで一度くらいは耳にしとるんとちゃうかな。
 これは指名手配犯に対して呼びかけてるポスターのフレーズや。確かに「この容疑者を探してます」という普通のよりはインパクトあるやろ。同姓の人にはちょっとかわいそうやけどな。
 警察もあの手この手で指名手配犯を印象付けようといろいろ苦労しとるみたいやで。どうしても、時間が経つと一つ一つのニュースは忘れ去られてしまうもんやしな。
 前にある消費者金融で発生した放火殺人事件では、街頭で配るティッシュに犯人の似顔絵を入れて見事犯人検挙につなげたというものがあったけど、ああいうのもええんちゃうか?少なくとも広く認知させる、というのは成功しとるで。
 で、前置きが長ごなったけど、実際に指名手配犯を見つけたらどうしたらええか、っちゅー話や。実際こういう質問が結構来るんやな。
 対応は簡単。持っとる携帯電話かそこらの公衆電話から警察へ通報しいや。その時に、歩いていった方向、服装、顔、特徴、目撃箇所とかかなり細かく聞かれるから覚えとる範囲で答えること。覚えてなかったら「わかりません」で構わんのや。
 相手が車にのった場合、タクシーに乗って「あの車を追ってください」とかやりたいかもしれんが、それは俺のような探偵か、警察に任せるべきやな。車に乗ってなくて徒歩で歩き去った場合でも、絶対追っかけたらあかん。今ひったくりをして逃げてったとかいうならともかく、自分ひとりで追いかけようというのは危険の中に飛び込むようなもんや。もしそいつが殺人犯やったらナイフや拳銃を所持しとることなんてざらやからな。自分で勝手に追いかけて殺されたとしても、誰もほめてくれんで。
 実際、指名手配犯に似た人間を見つけたので尾行したらいちゃもんつけられて怖かったとか、追いかけるうちに迷子になって帰るのが大変だった、っちゅーどうでもええ話をしてくる人がおるけどな。安易な気持ちでそういうことしたらあかんで。追いかけとるのが指名手配犯かというのは警察でも確認に慎重になるし、第一誰も代わりに追いかけてくれとは頼んでへん。
 大事なんは情報を的確に警察へ伝えることやで。




[防犯ミニ知識]


●地下街でテロが発生したら?

 テロの標的になりやすいもののひとつに地下鉄や地下街があげられます。現にロンドンの地下鉄も狙われましたが、日本で実際にテロが発生した場合、どのように避難するのが正しいでしょうか。
 もしもあなたが巻き込まれた時、一番最初に思い出して欲しいのは、あわてて出入り口などに殺到しないことです。地震や火事が発生した時もそうですが、避難しようとして出入り口に殺到し将棋倒しになり、負傷するケースが多発します。
 地下街などの場合は60メートルおきに非常口を設置し、排煙口、スプリンクラーも必ず取り付けられています。また、停電が起きたとしても非常口を示す緑色のランプは消えることはありませんので、必ず避難することができます。怖いのはパニックになって人同士がぶつかってケガをすることです。
 地下鉄では駅員の、地下街では施設スタッフの避難誘導に従うようにしましょう。
 万が一建物が崩れたり破壊された電車内に閉じ込められた場合は、落ち着いて状況を把握することが大切です。脱出しようとする時に崩れ落ちてくるものはないか、火災は発生していないかなど慎重に確認しましょう。また、気をつけていただきたいのが、周囲が暗いからとライターをつけて確認するのは非常に危険です。ガス漏れなどが発生していた場合、そこから大爆発ということになりかねません。
 もしも体が挟まれて脱出できないという場合は救助の手を待つほうが安全です。都内でテロが発生した場合でもすぐに救助隊は駆けつけます。周囲に、他に人がいないか声をかけて励ましあったり、ケガをしているところはないかなど確認をして救助を待ちましょう。
 非常事態の時に生死を分けるのは、冷静になれるかどうかだと言われています。日ごろからさまざまな情報を入手し、非常事態に備えることも大切です。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●上司が勝手に机の中をチェックする!
「最近、出社してくると、机の中のものが無くなっていたり位置が変わっていたりするので変に思っていたら、課の上司が「仕事にいらないものを入れていないか確認する」という名目で勝手に見ていることが判明しました。これって犯罪じゃないんですか?」

 生活安全課からお答えします。
「犯罪、というほどではありませんが、机やロッカーをどのように使用するかは従業員に一任されていると考えられるので、度を越したチェックなどはプライバシーの侵害になると思われます。特に、中のものを勝手に取る場合は窃盗にもなるでしょう。
 また、従業員専用の部屋に勝手に立ち入ってチェックをした場合、状況にもよりますが刑法上の住居侵入罪になる場合もあります。
 上司といっても不当にプライバシーを侵害してはいけません」




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●ガソリン代を節約したい!

 こんにちは!交通課の由美ですvv学生さんはもうすぐ夏休み。ウラヤマシイ〜!仕事が終わった後のビヤガーデンが毎日の楽しみになっちゃってます。
 さて今回の裏ワザはガソリン代を少しでも安く!という方にお勧めの裏ワザです。最近原油価格が値上がりしてどこもガソリン代がどんどん値上がっちゃってますよね〜。
 裏ワザといっても簡単です。できるだけ朝の、温度が低いうちに給油するだけ。
 ガソリンは温度が上がると容積が大きくなり、温度が下がると容積が小さくなるという性質を持っています。そのため、夜に給油するよりも朝の方が同じ値段で実質的にはより多くのガソリンを給油できるのです。
 よく車を使う人だとこれで、年間数千円くらい違ってきます。よかったら試してみて下さい!




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 同僚のS君が「1000円崩れませんか」といいながら500円硬貨を2枚出してきた。何か違うと思う。


 


[あとがき]

 オリンピック開催地決定のお祝いムードも、一夜にしてテロの恐怖へと塗り替えられました。ロンドンのテロへの警戒はアメリカに負けず劣らずと聞いていたので本当に驚いています。しかし、犯人がアルカイダ関連であるからといって、何ら関係のないイスラム人や子供達に危害を加えようとするのはいかがなものでしょうか。こういう時こそ冷静になって欲しいです。
 それではまた。


[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
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