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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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警視庁メールマガジン第108号

==警視庁メールマガジン第108号==
                                   発行日:05/08/12



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●携帯電話不正利用防止法について

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●都市伝説とスパムメール

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●ストーカーにストーカーと

[防犯ミニ知識]
●施錠していない家が狙われている!

[ほんの一口〜読者の声]
●熱中症が心配だが

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●捨てる部分を再利用でダブル得!

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]

●携帯電話不正利用防止法について
 
 本年4月8日に成立、5月5日に一部施行された「携帯電話不正利用防止法」ですが、この規定に基づき、携帯電話事業者(PHS事業者含む)により行われた契約者確認について、総務省から実施状況が発表されました。
 7月20日現在、警察署長からの契約者確認要求総数は21件、そのうち契約者を確認できず利用停止をした件数10件、解約済み3件、契約者を確認できた件数1件、確認中7件となっています。
 この「携帯電話不正利用防止法」は一定の犯罪に利用されたと認めるに足りる相当の理由がある場合等において必要があるときは、携帯電話事業者に対し契約者の確認を行うことを求めることができるというものであり、契約者が確認に応じないばあいこの当該携帯電話の利用を停止することができます。
 契約者の皆さんにおかれましては、もしも確認要請が事業者からあった場合は速やかに協力をお願いいたします。
 不正使用による犯罪を減らしましょう。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●都市伝説とスパムメール

 夏休みに入った学生さんから、「こんなメールが届いたがどうしたらいいか」という相談とともに1通のメールを受け取りました。今回はこれを紹介したいと思います。
 さてその学生さんがおびえたメールの内容は、「<ある殺人事件の内容説明>私はこの犯人が許せません。絶対に捕まえて殺します。あるプログラムにより犯人の可能性がある人間へメールを送っています。このメールを見たら必ず24時間以内に10人にメールを送って下さい。止めた場合は発信電波から位置を割り出し、あなたを殺します。探偵事務所の最新設備により必ず位置が特定できるようになっています。以前止めた人が銃弾で頭を撃たれて死亡しました(後略)」
 主だった部分を抜き出すとこんな具合です。学生さんは位置を特定されることによって殺されるかもしれないという恐怖で私のところへ相談してきたものです。一応、送ってきた相手は友人だということがわかり、こういったことは絶対にしてはいけないと説明しておきましたが、それにしても人騒がせなメールです。
 たかだかメール1通止めた程度で居場所がわかるのであれば、そんな技術ならどこの国でも喉から手が出るほど欲しがるでしょう。メール送信に関して位置を大まかに特定するシステムは開発されていても、こんな高度な技術はまだありません。
 また、殺人犯の可能性があるから殺害するとは随分と迷惑な話です。この人間の方がよほど凶悪な殺人犯であるといえます。
 最近はこの手の、正義感が変な方向へねじれたチェーンメールが出回っているそうです。
 犯罪者を逮捕するのは警察の仕事です。つまらないいたずらでこれ以上警察の手を煩わせないでいただきたいと思います。
 もしこういったメールを受け取ってしまったとしても安心して削除して下さい。誰にも居場所は特定できませんし、相手にするだけ時間のムダになりますので。
 それからこういったメールを面白がって流している方へ忠告します。度が過ぎると悪質なスパムメール発信者として警告を受けることがあります。あなた自身が犯罪者とならないよう注意してください。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●ストーカーにストーカーと
 
 何度か話題として取り上げたことのあるストーカーの話。ま、今回も付きおうてや。
 依頼者は女性。定期的にスポーツをして体にも気をつかっとるという、健康美人て感じの人やった。まあそんだけキビキビしてれば会社でも人気があるだろうし、ちょっと気の弱い男やったら声かけるのも躊躇するかなというイメージはあったな。
 その人がストーカーの影に気づいたのは、依頼に来る1ヶ月くらい前のことやった。残業で遅くなって早足で帰宅する彼女の後ろからつけてくる気配があると。ま、定番やな。
 最初は同じ方向に帰る人かなと思てたらしいけど、彼女がコンビニに寄って出てくるとまた同じように後ろをつけてくる。俺がこのメールマガジンでアドバイスしていたように、角を何度か曲がって同じ道に戻ってもつけてくる。こらーまずいなと思ってその日はタクシーを呼びとめ、飛び乗って帰ったらしいんや。
 そっから何日も何日も同じようにつけられる日が続いたんやな。そのたびにタクシーに乗ったり、同僚の男性について帰ってもらったりしたらしいんやけど、手間もかかるしタクシー代もかさむしでいい加減依頼者も腹立ってきたと。
 である日いい加減キレた依頼者は道の途中で突然向きをかえ、付いてきていた影の方へずんずん歩いていったんやな。影の方はというとあわてたのか走り出し、路地に逃げ込んで姿が見えんようになってしまったと。
 彼女はそれで懲りたろうと思ってたんやけど(実際尾行はピタリとやんだらしい)、今度は自宅マンションの郵便受けが荒らされていたり、変な差出人のない封筒が直接投函されるようになってきたと。で、流石に怖くなって俺のとこに相談に来たという話ねや。
 …いや、怖くなってというのは訂正せなあかんな。このおねえちゃん、来たときえっらい怒っててん。「ストーカーにストーカー呼ばわりされてるんですけども!」言うたもんなぁ。
 まあ説明すると、あの日依頼者がストーカーを追っかけたことでストーカーは「意識してもらっとる」と勘違いしたんやな。で、依頼者が自分のことを思うあまり逆ストーカーで突き止めようとしていると。手紙にはなんやそういう都合のええことばかり書いてあった。
 こら、この依頼者やなくても怒るで。誰かお前のストーカーなんかやるか!と思うもんな。
 で、ちょっと作戦を練って(これは企業秘密や)相手がより接触したくなるように仕向けて見事御用。依頼が来てから1週間ほどでストーカーを捕まえて、通報で駆けつけた警察へ引き渡しや。その時には「僕の気をひこうと思っていろいろ小細工なんてしなくていいんだよ」と書いた手紙を投函しようとしてたみたいやけどな。
 ストーカーは自意識過剰が多いっちゅーけど、こんなアホなんは初めて見たで。自分追っかけてくる人間は全部自分のことが好きな相手、とはうらやましい思考回路やな。
 あ、そうそう。今回はしょうがないとはいえ、ストーカーを追っかけるのは危険やから絶対やったらあかんで。気をつけや。




[防犯ミニ知識]


●施錠していない家が狙われている!

 地方の方から時折、「こちらでは都市部のような犯罪は起きていないので施錠などしたことがない」というご意見をいただきます。
 しかし最近ではそれに目をつけ、逆に地方を狙っている窃盗団が発生しています。また、高齢者の世帯であることに目をつけ、無理やり上がりこんで家屋の点検を行いリフォームを強引に薦めたり、点検費用を請求する悪質な業者の報告も届いています。
 また、在宅していても「家族が帰ってくるから」と施錠をしておらず、強盗に入られるケースも再度増え始めています。
 留守であろうと在宅であろうと、侵入者を防ぐには施錠が一番重要です。
 中には夕食の用意をしていた主婦が、料理に集中していて玄関のドアが開く音に気づかず、振り向いたらナイフを手にした強盗が台所の入り口に立っていたというケースがありました。幸いにも主婦が悲鳴を上げたため強盗は何も取らずに逃げましたが、未だに捕まっていません。
 今まで施錠をしなくても何も起きなかったから、ではなく、未来の犯罪被害を防ぐためにも、外出中、在宅中ともに施錠のクセをつけてください。子供さん達で留守番している場合は特にご注意下さい。
 またこの時期は玄関の戸を開けて風通しを良くしている家なども見受けられますが大変危険です。施錠できるタイプの網戸を使う、人が入れない隙間にして戸を固定するといった工夫をしましょう。避暑対策が空き巣・強盗を招き入れる原因になっては大変です。
 逮捕された窃盗犯の供述において、「適当にあたりの家の玄関に手をかけてみると、10軒に1軒は施錠していないということが多くあり、そういう家を狙って空き巣を働いていた」というものがありました。このように、施錠していれば避けられたというケースも多々あるのです。
 ほんの数秒。鍵をかける手間を惜しまないだけで犯罪被害を減らすことになります。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●熱中症が心配だが
「子供が夏部活で炎天下を走っています。一応水分補給はしているようなのですが、熱中症で死亡するケースをニュースで見ており心配です。どうしたらいいでしょうか」

 生活指導課からお答えします。
「大切なのはのどが渇いたら水分補給をする、ではなく15分に1度など時間を決めてこまめにとることです。のどが渇いたなと思ったら既に脱水症状が始まっていることも多く、そうなる前の補給が重要です。
 また、スポーツドリンクなど吸収しやすいものを飲むのもいいですね。
 指導にあたる人が時間や生徒の状態に気を配り、定期的な休憩と水分補給を心がけるようにして下さい」




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●捨てる部分を再利用でダブル得!

 こんにちは!交通課の由美ですvv都内はまさに猛暑の真っ只中!日焼けどめが一週間でなくなっちゃいます。
 さて今回は生ゴミも減らせて健康にもいいという、まさに一挙両得の裏ワザを紹介しちゃいます!
 この時期食べることの多いスイカ。食べ終わったら皮は捨てちゃいますよね?でもちょっと待った!白い部分を塩を振りかけてよくもみ、一晩漬けるとおいしい漬物に。もしくは豚肉と炒めて中華餡をかけて食べるのもいいですね。この白い部分には抜群の利尿作用があり、食べるのを習慣にしていると顔や手足のムクミがとれます。
 また、お茶を飲んだ後の茶殻。これも捨てるのはちょっと待って。ある程度量がたまるまで冷凍保存しておいて、いりこやゴマ、辛子などで佃煮を作り食べるとおいしーい!茶殻には市販のカテキンエキスなど比べ物にならないくらいのカテキンが含まれているので体にとてもいいだけでなく、O-157なども予防してくれます。
 普段は捨てていたこの部分、食べて健康づくりをどうぞ!




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 あるクレジットカードのDMを見ていたK君。「このカードで買い物をすると毎回1%引き!」という文章を見てこう言った。
「これって100回買い物をすれば100%引きですよねぇ」
 仕事は出来る男なんです。国民の皆さん、大目に見てやってください。


 


[あとがき]

 日航機が墜落してから20年。簡単に20年と言いますが、関係者の方々にとっては何よりもつらく大変な20年だったと思います。
 あれから技術も進歩し二重三重にと整備が行われているはずですが、それでも残念ながら100%事故が防げているわけではありません。20年という節目を迎えるにあたり、更なる事故防止を心がけていただければと思います。
 それではまた。


[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
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