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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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警視庁メールマガジン第110号

==警視庁メールマガジン第110号==
                                   発行日:05/09/09



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●9月11日は「警察相談の日」です
●秋の全国交通安全運動期間について

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●インターネットと著作権

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●雨の日の殺人

[防犯ミニ知識]
●内乱・テロ、ハイジャックから身を守るために

[ほんの一口〜読者の声]
●友人が不法行為依頼

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●アルミ鍋の黒ずみ、洗わずすっきり!

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]

●9月11日は「警察相談の日」です
 
 毎年9月11日は「警察相談の日」です。緊急を要さない相談事などは、警視庁総合相談センター、#9110もしくは(03)3501-0110をご利用下さい。
 警視庁には様々な相談窓口があり、一日あたり約5000件の110番通報を受けています。中には「●×駅へ行く道が分からない」といったことで110番にかけてくる人もいます。しかし、緊急でない事柄で110番通報されますと、本当に必要な人への対応が遅れてしまいます。交通事故発生の通報、事件発生の通報以外は、警視庁総合相談センターをご利用下さい。道が分からないなどの場合は最寄の警察署か交番へお尋ね下さい。
 また、本年9月11日は日曜日ですが、相談を受け付けております。身近なトラブルに関するご相談や警察に対するご意見、ご要望などにご利用下さい。

●秋の全国交通安全運動期間について

 今年の秋の全国交通安全運動については、9月21日(水)から9月30日(金)までの10日間となっています。全国重点として「夕暮れ時の歩行中と自転車乗用中の交通事故防止 」「シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」を目指しています。交通事故を防ぐためにも、期間中だけでなく日ごろから安全運転を心がけましょう。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●インターネットと著作権

 最近では学校においても授業で、ウェブサイトの作り方を指導したりしているところがあるようですね。うちの課でも「子供にホームページの作り方教えてくれと言われたがこちらの方が知りたい」「htmlがどうとか言っているが意味が分からない」と、困った会話が飛び交っていたりします。もう少し学んでいただきたいものですが。
 それはさておき、一方でこういったサイト作りに関わるトラブルが急増しているのもまた事実です。
 私は管轄違いなのですが、たまにハイテク犯罪対策総合センターへ寄せられる相談について、今回は触れてみたいと思います。
 インターネットに関する法律というのは実はかなり遅れていて、不正アクセスや違法アップロードについては整備されている途中であり、ここ最近になって利用者の認識も広まってきたという状態です。
 しかしネット上のマナー、いわゆるネチケットについてはきちんと教えていないところもあり、ウェブサイトの作り方は学んだけれども、無断で他のサイトから画像や文を転載してはいけないということを知らない子供も多く存在するようです。学校側も正しく認識していないこともあり、現場が状況に追いついていないケースとして重く受け止めるべきではないかと思っています。
 例えば著作権法では、授業の過程で必要な教材として使う場合、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製することができるとしています(著作権法第35条第1項)。ただし、著作権者の利益を不当に害する場合は当てはまりません。
 これが拡大して解釈されていたり、都合のいい部分だけ抜き出して子供達に伝えられているということが問題です。
 著作権物を市販品と同じように複製製本し、授業を離れても利用に耐えるような形にして配布する、パソコンのソフトを、授業で使うために生徒のパソコンに複数インストールする、という行為は上記の例外規定には当てはまらず、著作権者の許可が必要となります。
 また、ウェブサイトの製作にあたっても、他のサイトを作る過程で参考にするのは良いでしょうが、そのまま内容を丸々転載して「オリジナルのサイトを創作した」とはいえないでしょう。
 著作権法は毎年改定されているように、専門家によっても認識が違う場合があり、注意が必要です。警察としても著作権については親告罪でありますから、安易な回答は出来ません。
 分からない場合は利用する前に、著作権を持つ相手に連絡をとって確認しておくのが、トラブルを避けるコツでしょう。
 サイトの作り方は知っていてもネットマナーは知らない。こういった現状を放置していてはいけません。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●雨の日の殺人
 
 前回は明智さんがなんや「警察官のカン」みたいな話書いてたけど、今回は俺の探偵としてのカンが事件を見つけた話をするで。
 その日は朝からすごい雨が降っとってな。午後になっても衰えるどころか逆に強くなってくる有様で、ちょうどバイクで尾行をしとった俺にはもう死活問題レベルやった。ホンマ、相手に気づかれん距離で豪雨の中尾行するのは疲れるどころやないで。
 さらに悪いことは重なるもんで、赤信号に引っかかってもてな。ターゲットの車は遠くなっていくし、こらあかんとか思っとった時や。
 交差する道路から左折して俺の進行方向へ入っていった車に何となく目がいったんやな。なんかおかしいな…と思いはしたけど、その時には何がおかしいかなんてわからん。ターゲットは見失ってしもたしで、特になんも思わずその車の後についていった。
 走っとる間も、なんがおかしいんやろ、何が違うんやろとか考えてたんやけど、たまたますれ違った対向車を見てフッと気がついたんやな。
 それでこれはますますおかしい思て、尾行のように距離を置いてずっとついていくことにした。
 結構走ったなぁ。隣の県に入ってしばらく行って、山中に入ったんや。俺が影から見とると、運転席から出てきた男が、助手席からゴソゴソと何かを抱えながら下ろしてきた。その袋を開けると人間が出てきたんやけど、見る限りこれはもう死んどるな、という感じやった。それを運転席にウンウンいいながら乗せて、恐らくサイドブレーキを緩めてたんやと思うんやけど、ジリジリと押してがけの方へ持ってこうとしとるんやな。
 これはあかん思て俺は飛び出して、男を取り押さえたんや。…まあ手は何本もないから車の方はそのまま落ちてもうたんやけどな…。もっと早く飛び出したらよかったんやけど。豪雨の中で視界が悪くて確認するのに時間かかってん。
 で、男は自分が殺した相手を事故死に見せかけるつもりやったと白状した。被害者がどこかから盗んだ車を乗り回すうちに、誤ってがけから転落と。その盗んだ車は偽造ナンバープレートをつけておいたから、より信憑性が増すと考えたらしい。
 まあそのやり方もかなり行き当たりバッタリなところがあると思うけどな。男はなんで俺が気がついたんが首かしげとったけど。
 おっちゃん。完全犯罪目指すつもりやったらもっと勉強した方がええで。営業用トラックのナンバープレートに使われるひらがなはな、おを除く「あ行」と「か行」しか使われてないねん。ましてや「へ」てなんやねん。どこのナンバーにも使われてないわ。
 こんな「疑って下さい」言わんばかりのナンバーつけて探偵の前を通りかかったら、そら追跡されるわ。探偵眼なめたらあかん。
 どうでもええけどその帰りは最悪やったわ。犯人取り押さえて頭からつま先までドロドロのグチャグチャやったからな。警察署で着替え借りられたけど、こんなん二度とごめんやで。




[防犯ミニ知識]


●内乱・テロ、ハイジャックから身を守るために

 日本人は危機意識がとにかく薄いと言われます。海外へ旅行するにしても、危険だといわれている地域に、知らず入り込んで大変な目に遭ったり、退避命令が出ているのに無視して留まったりという出来事が多発しています。
 内乱情報などは外務省がホームページにおいて治安情勢の最新情報を配信しています。必ず確認してから渡航するようにしましょう。また、現地で突然内乱、テロが発生した場合、まずは宿泊施設に留まり現地の日本大使館に連絡するなどして、どういった状況であるのかを把握し、状況によっては指示に従って国外退避しましょう。
 宿泊施設が被災した場合以外は、あわてて外に飛び出すと巻き込まれる可能性があり、大変危険です。特に、軍事施設や重要経済施設、人の多く集まる場所などへうかつに近寄らないようにしてください。
 ハイジャックに遭った時は、とにかく逆らわないということが大前提です。日本でのハイジャック事件の時に機内から携帯電話で外に情報をリークしたということがありましたが、あれは刃物を持った単独犯であったからたまたま運良く無事であったと思うべきです。
 また、ミリタリーグッズや迷彩服などは身につけないようにしましょう。相手が外国人の場合、軍関係者と間違われ、危害を加えられる可能性があります。
 飛行機に乗るときも、国内情勢が不安定である、テロが勃発しているという国のものは避けた方が無難でしょう。
 もしハイジャック犯が複数犯で、指揮系統の行き届いた動きをしているようであれば、訓練されたテロリストと考えられます。隙を見て取り押さえようだとか、外に連絡しようといった不審な動きはしない方が良いでしょう。乗客にスパイが紛れ込んでいる可能性もあります。
 相手を刺激しないよう、指示に従うことが生き残る確率を高くするといえます。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●友人が不法行為依頼
「友人が、復讐代行屋とかいうところに500万払って復讐を依頼したけれど、実行されず、業者とも連絡がつかない。お金を取り戻したいと言っています。こういうのってお金は返ってこなかったと思うのですがどうですか」

 捜査一課からお答えします。
「犯罪行為や公序良俗違反に該当する原因で給付した代金は、不法原因給付といって返還を求めることは出来ません。要するに、「悪いことをしようとして払ったお金が返って来なくても警察や法的機関は関知しませんよ」ということです。
 絶対に、犯罪を依頼するという行為をしてはいけません」




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●アルミ鍋の黒ずみ、洗わずすっきり!

 こんにちは!交通課の由美ですvv段々と日が暮れるのも早くなってくるこのごろ、夏の様な感覚で夜7時を過ぎても未だライトをつけてない車が目立ちます。危険ですヨ!早目の点灯をしましょう。
 さて今回の裏ワザは、ゴシゴシやってもなかなか取れないイライラのもと、アルミ鍋の黒ずみを簡単にとっちゃおうというワザです。打ち出し鍋とかでよく、インスタントラーメン作ってると黒ずんでくるんですよねー。
 調理も終わってさて後片付けという時に、水とレモン1個の輪切りをいれておきましょう。しばらく煮た後火を止めて、1時間もほうっておけば黒ずみがとれてますヨ。
 もちろん、レモンだけ煮るのは勿体ない!という場合はゆでたまごを作るときに使ってみて下さい。たまごのカラが割れても中身が飛び出ないし、ゆでたお湯は放置しておけば黒ずみが取れるしで一石二鳥です!
 ビールを飲んだ後、アルミ鍋でラーメンを作って食べるのが好きという方、ゼヒゼヒお試しあれ!(えっ私のこと?)




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 某交番勤務のSさんは、駅前で盗難自転車を調べている途中誤って、50台近くの自転車を次々と倒した
 民間人の「ああ…」という視線が痛かったらしい。


 


[あとがき]

 今週末はいよいよ選挙です。これまでにない混戦の様子から、多くの人が興味を持って投票に行くのではないかと思います。
 その一方で、4年前全世界の前で行われた米国同時多発テロの日でもあります。認識を新たに、一人一人がテロを許さないという認識を持つべきであると思います。
 それではまた。

[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
転載を希望する場合はご連絡下さい。


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