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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第192号

==警視庁メールマガジン第192号==
                                   発行日:2008/11/28



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●茨城でコンビニ強盗多発中

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●ドアの向こうにいる相手

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●お年寄りを守れ

[防犯ミニ知識]
●年末年始の防犯にとりかかろう

[ほんの一口〜読者の声]
●起訴・不起訴は誰が決めるのですか

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●おいしいカニを選びたい!

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]


●茨城でコンビニ強盗多発中

 茨城県において、早朝深夜営業の店舗を狙った強盗が多発しています。この時間帯は店員が一人でいることが多く、中にはあらかじめ電話をかけて店員を外におびき出した上で犯行に及んだり、長時間立ち読みをして、客が自分だけになるのを待って行うケースもあり、警戒を呼び掛けています。
 年末年始にかけて全国でも警戒する必要があります。深夜店員を2人にしたり、店周辺の明かりを明るくしたりなど、対策を行ってください。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●ドアの向こうにいる相手

 これからの時期、お歳暮が配達されるご家庭も多いでしょう。
 元厚生事務次官宅連続襲撃事件においては容疑者が、宅配便を装ってドアを開けさせたということから全国で、本物の配達をされている方がなかなかドアを開けてもらえなかったり、社員証の提示を求められたりと苦労しておられるようです。
 ただ、これは悪いことではありません。一般家庭といえども、宅配便を装った強盗などがこれまでになかったわけではなく、むしろそういう警戒を行うことで、強盗がこの手を使いにくくなるといえます。
 ではどのようにするのが、受け取る方も配達する側も困らなくて済むのでしょうか。
 一番には、チェーンロックやドアガードなどがあれば、それをして対応することです。ドアの構造にもよりますが、たとえ相手が刃物を持っていたとしてもいきなり刺されることはありません。
 荷物を受け取ることに若干の不安があるならば、その隙間から伝票を入れてもらって印鑑を押し、相手に伝票を返して荷物はドアの前に置いて行ってもらう。これがもっとも単純でありながら最適な防犯であるといえるでしょう。
 業者の顔を見分けられるほど荷物がよく届く家庭なら、相手が見慣れた相手か確認してから開ける、というのも良い方法です。
 この事件で「一般家庭が警戒する必要なんてない」とテレビでとんでもない発言をする人間もいるようですが、それはあまりにも防犯意識が低すぎると言えます。強盗やその他の犯罪者は警戒心の低いところを狙います。そしてそういう犯罪者たちは、お中元やお歳暮、クリスマスプレゼントなど、心当たりのない荷物が届いてもおかしくない時期を狙うのです。
 チャイムが鳴ったらまずドアの施錠と補助錠を確認する。不審な存在を家へ入れない、第一歩の防犯です。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●お年寄りを守れ

 還付金詐欺だの年金詐欺だの、ターゲットになる年齢層が高齢者層にほぼ固まりつつある。これだけテレビなどで詐欺に気をつけろといっても被害が収まるどころか増加の傾向をたどりつつあるのはなぜか。
 ひとつに、呼びかける方が間違ったやり方をしているというのもある。警察はインターネットであれこれ呼びかけとるけども、そら高齢者でネットしてる人は沢山おっても全世帯が見とるわけやない。周知といってもどれだけの人間が警察のホームページを見とるかということやな。むしろ新聞広告に折り込むとか、アナログなやり方の方がよっぽどええと思うで。
 次に、認識の差や。俺らは外でお金がどうとか、儲かったとかそういう話をするのは危険やと知っとる。けれども高齢者の中にはまだ昔ながらの日本のように、親しい店員と「こないだ定期が満額になってこれこれのお金をもらった」とか「宝くじに当たった」とか会話してたりするんやな。それが悪いこととは思わんけど、その話が悪意ある人間の耳に入らないとは言えない。実際に、よく行く店で友人とその手の話をしていたら、数日して泥棒に入られ、手に入ったお金をごっそり持っていかれたという話もあるんやで。
 だから、危機感の足りない人がまだまだ多いということや。騙す方も良心の呵責があるはず、とかそういうことを思うのは勝手やけど、だからといってお金が返ってくるわけやない。騙す人間は沢山おるということも現実として認めないとあかんと思う。
 それから情報の少なさ。振り込め詐欺の被害について、新しい法律が施行されて被害者は手続きをすれば、その問題の口座にお金が残っていた場合に限り他の被害者と分配していくらかのお金が戻ってくるという仕組みになってるけども、これがどの程度周知されとるかだ。
 振り込め詐欺にだまされる被害者を無知だと笑うことは簡単や。けれどもそれは、情報の周知がまったく成功していないということでもある。せやったら広める方がもっと考えないとあかんということや。インターネットで、テレビで一時的に呼びかけたかて何の意味もあらへん。
 ATMのわきにポスターを張ったり、携帯電話を使用していたら声をかけるなど、金融機関の方がよっぽど情報弱者のことを見とる。
 あとは家族が声をかけていったらええんとちゃうかな。




[防犯ミニ知識]


●年末年始の防犯にとりかかろう

 今年も残すところあと一ヶ月。行事が目白押しであれこれ忙しい方もたくさんおられるでしょう。
 いざという時あわてないために、これから多くなってくる犯罪への対策を万全にしておきましょう。
 とはいっても特別なことをする必要はありません。施錠は在宅時でもできるだけ行う、洗濯物をずっと外へ干しっぱなしにしない、電気製品のスイッチ切り忘れがないか気をつけるというようなものです。
 その他としては、庭木があるご家庭では年末までに剪定を済ませ、見通しが良いようにしておくといいでしょう。木がぼうぼうに茂っていたり、窓を覆い隠すような状態になっていると、外から気づかれにくいため侵入者のターゲットになる可能性があります。
 また、掃除や買い物などで出た大量のごみは収集日まで外に放置せず、物置や勝手口内など外から放火されないような場所においておきましょう。
 帰省や旅行などで長期留守にする方は新聞や郵便物を止めることを忘れないようにして下さい。新聞は出来れば留守にする前日からとめておき、きちんととめる連絡が行っているか確認したほうがいいでしょう。宅配便も携帯電話を持っているならばユーザー登録しておき、不在通知をEメールで受け取るサービスを使ってもいいでしょう。
 また施錠もいつもよりしっかりと確認して下さい。意外に忘れがちなのが二階やトイレの窓の施錠です。こんな狭い窓から入れるわけないわと思っていても、肩が入れば侵入できるという泥棒もいるのです。
 電気製品は可能ならコンセントプラグを抜いておいた方が確実ですね。
 そしてこの機会に、インターホンや玄関の明かりをより高性能なものに変える方もおられるかも知れませんね。しっかりと説明を受けてお金はかかっても役に立つものにしておきましょう。
 不審者を侵入させにくい対策というのは心掛け次第で誰にでもできます。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●起訴・不起訴は誰が決めるのですか
「来年裁判員制度が始まるということで大きな興味を持っています。ところで、起訴か不起訴か決めるのは警察でしょうか?教えて下さい」

 広報課からお答えします。
「起訴不起訴を決めるのは検察の仕事です。警察は容疑者を調べたり事件を捜査して証拠を集め、検察にこれらを送るだけです。あとは検察がそれらを調べて起訴か不起訴かを判断します。
 容疑者が死亡しているような場合は、証拠がそろっている場合でも不起訴となるようです。
 また、情状酌量の余地が大きく、微罪であるような場合には検察官の判断で起訴せずに終わる場合もあります。これは起訴猶予処分と言われ、不起訴とは違って前歴として記録が残ります。」




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●おいしいカニを選びたい!

 こんにちは!交通課の由美ですvvぐっと寒くなってきてお鍋のおいしい季節になりました!今年の忘年会は噂では大奮発な料理とか…今から待ってます!
 さて今お鍋料理と言えば「たまにはカニでも」という方もおられるのでは?お店で食べるカニは高い、それなら市場で買って家で食べたいという時にとっておきの選び方をお教えしちゃいましょう!
 まずはよくカニを見て、脚やはさみの形がそろっていること、手に持つとずっしり重たいことを確認しましょう。脚の付け根を押して見てへこまないことも重要です。ただしあまり押しすぎると嫌がる店もあるのできちんと聞いてからにしましょう。
 ボイルされたカニの場合、胴体や脚の付け根が黒ずんでいないこと、アンモニア臭がしないことを確認しましょう。
 活ガニは胴部に透明感があるものをよーく見て。透明感といっても白っぽいのはダメで、色つやがいいものを見て下さい。ただし、ぐったりしているようであるならばボイルガニの方がいいかも。カニは痛みが早いため、死後一時間から腐敗が始まってしまうのです。
 あとはお店の人においしい食べ方を聞くもよし、情報を集めるもよし、楽しいお鍋の時間を過ごして下さいネ!




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 「健康のため昼食後歩くことにした」と言っていた主任が昼休みが終わっても帰ってこなかった。同僚と心配していると、「疲れて歩けなくなった」とタクシーで戻ってきた




[あとがき]

 クリスマスソングが流れ始めると、いよいよ年末だなぁと思います。この時期は仕事が忙しくなるためか、ついついいつもよりスピードを出したり、飲酒運転をしたりといったドライバーが増えます。事故を起こしてから後悔しても間に合いません。きちんと交通のルールは守って下さい。
 また、窃盗や強盗も多発します。防犯対策をしっかりして無事年明けを迎えたいものです。
 それではまた。


[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
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