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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第200号

==警視庁メールマガジン第200号==
                                   発行日:2009/03/20



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●春の交通安全運動のお知らせ
●200号御礼

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●海外へ出かけるその前に

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●ミステリー・地図にしかない街

[防犯ミニ知識]
●しない、させない飲酒運転

[ほんの一口〜読者の声]
●狙った相手と違う人を殺したら?

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●本を売るなら古本屋がおトク!?

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]


●春の交通安全運動のお知らせ

 平成21年春の全国交通安全運動が、4月6日から15日までの10日間、全国一斉に実施されます。運動の重点等は下記の通りです。

全国重点
(1) 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
(2) 自転車の安全利用の推進
(3) 飲酒運転の根絶
警視庁重点(地域重点は各都道府県警において違います)
   二輪車の交通事故防止

 春の交通安全運動では,新入学児童等に対する交通ルールの理解と交通マナーの習慣付けが重要課題となるとともに,本格的な高齢社会への移行に伴う高齢者の交通事故情勢に的確に対処するため,「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本としています。
 

●200号御礼

 おかげさまで警視庁メールマガジンは今号をもって200号を迎えることができました。厚く御礼申し上げます。
 2001年6月22日に創刊号準備号を発行し、途中お休みもありましたが、原則2週間に1度のペースで発行を続けてまいりました。
 今後も暖かいご支援とご指導、ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願い致します。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●海外へ出かけるその前に

 円高の影響や、4月からさらに値下がりする燃油サーチャージの影響で、春は海外旅行が増えそうですね。
 海外では日本と大きく文化が異なる国もあり、予期せぬトラブルに遭遇することがあります。実際にあった事例を踏まえて簡単に紹介していこうと思いますので、外務省の渡航情報とあわせて、参考にしていただければと思います。
 一番多いのは、窃盗や強盗、置引による金銭的な被害です。これまで多くの手口が紹介されていながらも、それでも同じ目に遭う人が少なくないのは、お人よしな日本人の性格に付け込んだものだと思って構いません。
 例えば、具合の悪いフリをする、被害者の服に調味料がついていると声をかける、子供が現地の言葉で声をかけてくるなどなど。油断して話に応じているところへ、仲間が荷物を奪うという仕組みです。子供が強盗などするはずがない、と思いがちですが、そういった油断を悪用して盗みを働く地域もあるのです。現地の言葉がわからないなら、気さくに話しかけてくる人間には注意することです。それから、人がいる前で財布からお金を取り出すのは目をつけられるもとです。クレジットカードが使える国ならそれを使う方が得策です。現金は小分けにして持ち、服装を現地に溶け込むようなカジュアルなものにしておくと良いでしょう。
 交通のトラブルも多いですね。一番多いのはタクシーを利用してその料金でもめることです。バスや電車などで移動できるならそれをしたほうがいいのですが、タクシーを使わざるを得ないのならホテルに呼んでもらう、あらかじめ大まかな料金や移動時間をホテルに確認しておく、車のナンバーをホテル側に控えておいてもらう、ということをしておけばトラブルは防げます。また、流しのタクシーや親しげに話しかけてくるタクシーではなく、正規の乗り場から利用しましょう。
 帰国時には、「友達が向こうの空港で待っているからこれを渡してほしい」という人間に注意してください。渡すなら輸送すれば済みます。麻薬などを持ち込ませるための手口です。
 これらはとてもオーソドックスで昔からある手口なのですが、それでも騙される人が後を絶ちません。
 トラブルになったらどこへ連絡すれば良いか、安全情報はどうかなど、事前の下調べをしっかりしておくことで、より旅行が楽しめるかと思います。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●ミステリー・地図にしかない街

 地図を見ながらその場所にたどり着いたら、目の前には家があるのに地図では「公園」になっていた。
 ということを聞いたら大体小説か何かの話だと思うやろ。
 ところが海外の話やけど実際に、地図にしか存在しない町というのは存在する。ややこしいけどな。
 これはもともと、自社で苦労して製作した地図を、他社がそのままそっくりデータを転載して発売することに業を煮やした地図会社が、転載用のトラップとして、存在しない町を地図に組み込んだと言われてるんやな。つまり、他社の地図にそれが載っていれば実際には存在しないので、地図をそのままぱくったと言えるというわけ。
 地図にしかない街は「ペーパータウン」と言われており、もっとも有名な街は「Agloe(ニューヨーク州)」。ある地図会社A社が交差点に「Agloe」という名前をつけ、それを地図に載せたところ、少ししてB社の地図にも「Agloe」という名前が載った。すわ転載かと騒ぎになりかけたが実はそのB社は、町の登記をきちんと調べ、そこにあった記録から「Agloe」を記載していた。
 実は、A社の地図を見た人間が、架空のものだと知らないまま、「Agloe」の名前を使って店を開き、B社はその登記情報を見て自社の地図に載せたという顛末。つまりこれこそが本当の「嘘から出た誠」やな。ちゃんとこれ、wikiにも載っとるんやで。
 Agloe, New York
 http://en.wikipedia.org/wiki/Agloe,_New_York
 他にも、道路の名前をわざと違うものにする、曲がりくねっている道路を直線のように表記するなど、ぱくられるとわかるようなことを各社やってるようやけど、こんなもん使用者にはいい迷惑なだけで、カーナビにも影響が出る可能性がある。そのために支障が出ないような部分で表記を変えたりしとるようやけど…。日本でやったら批判続出しそうな話やな。




[防犯ミニ知識]


●しない、させない飲酒運転

 会社の上司が退職する、大学卒業コンパに誘われた、就職祝いを友達とやる…3月や4月は飲む機会が増えます。それと同時に、飲酒運転事故も急増する時期です。
 なぜ飲酒運転は無くならないのでしょうか?
 飲酒運転で取締りを受けたドライバーの大半は、「今まで取り締まりにひっかかったことがなかったから」「特に今まで事故を起こさず運転していたから」「自分は大丈夫」などといった安易な理由から飲酒運転を常習化させていたことがわかっています。
 また、周囲も「特に問題ないように思えた」「送って行ってくれるといったから」という風に、飲酒運転を許容してしまう状況があり、飲酒運転はしてはならないことであるという意識が薄いことも事実です。
 飲んでハンドルを握る人は「これくらいの酔いなら問題ない」という気持ちを持っています。しかしアルコールで脳がマヒしているため判断力も低下し、知覚や運動能力を鈍らせるために、本人が思っているよりもずっと、反応は悪くなっているのです。この状況はお酒に弱い人よりも、「自分はお酒に強い」という自負がある人に多く見られる傾向です。
 また、ドライバーが車で来ていることを知りながらお酒を飲ませて帰したり、飲酒運転の車に同乗していた人間も罰せられます。酒類を提供した飲食店も同じです。
 このように、飲酒運転を取り巻く状況は非常に厳しいものになっています。
 車でやってきた同僚にお酒をすすめ、運転させていい気分で帰宅し、翌朝警察が逮捕しにやってきた、というようなことにならないようにして下さい。
 飲み会の席ではドライバーをあらかじめ決めておき、アルコールを飲ませないようにする、運転代行やタクシーを使うことを徹底するなどして、皆で飲酒運転を防ぎましょう。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●狙った相手と違う人を殺したら?
「ニュースを見ていて思ったのですが、相手に殺意を持っていて殺したら殺人罪ですが、まったく関係ない人を間違えて殺した場合、その人への殺意はないので傷害致死とかになるんですか?」

 広報課からお答えします。
「結論から言って殺人罪が適用されます。
 狙った人とは別人を殺害してしまった場合、「具体的事実の錯誤」という中の「客体の錯誤」と呼ばれます。これにおいて、対象者のいかんを問わず殺人罪が適用されることになっています。
 拳銃などで狙い、これが別人に当たった場合は、狙った相手と殺害した相手に対してそれぞれ罪が問われますが、問われる罪に関して判断が分かれることもあります。」




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●本を売るなら古本屋がおトク!?

 こんにちは!交通課の由美ですvvいよいよ3月もあと少しで終わり、新年度がやってきます。今年は交通課にイケメン新人が来るかなぁ…。
 さてこの時期引っ越しも増えて来て、いつの間にか増えてきた本を売って少しでも引っ越し資金にしたい…というアナタ!手間を惜しまないなら新古書店よりも町の古本屋さんにいった方がオトクなケースもあるのです。
 新古書店は査定基準が決められていて、どれだけ価値のある本だろうと、どれだけ人気のコミックスだろうと、本の古さや劣化度によって金額が決まります。そのため絶版本でも30円、なんてとんでもない価格になったりします。
 本の状態がきれいで帯もちゃんと残っている、専門書である、わりと昔の文庫本だったりするというような場合、古書店に持ち込むと思わぬ金額がついたりします。絶版本などは注目も多く、高値がつくことも。
 ただしお店によっては不得意な分野もあるので、インターネットの知識がある人なら、オークションやマーケットで売るのも手でしょう。
 中には引っ越し費用を全部まかなえてさらに生活資金もできた、というつわものも。早めに引っ越し準備しておいて、中古品処分に力を入れるというのもいいかも知れませんネ!




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 Kさんは財布を新しく買ったと自慢していたが、中身を入れ替え忘れて、まさに財布だけ持って出勤してきていた。




[あとがき]

 前回のメールマガジンを配信してから2週間、定額給付金詐欺被害が早くも発生してしまいました。残念なことです。しかしこれからも被害は増えると思いますのでますますの用心が必要です。必要ならお住まいの地域の行政へ、給付時期について問い合わせてみるといいでしょう。周知し、警戒することで詐欺被害は減らせます。
 それではまた。


[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
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