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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第211号

==警視庁メールマガジン第211号==
                                   発行日:2009/12/18



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●「検視」充実へ研究会設置

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●事件被害者とならないために

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●懸賞が当たったので…

[防犯ミニ知識]
●自分だけは大丈夫?交通事故の落とし穴

[ほんの一口〜読者の声]
●ぼったくり価格が心配

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●電化製品をすぐに修理して欲しい!

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]


●「検視」充実へ研究会設置

 警察庁では来年より、死因究明制度を充実させるため、法医学者ら外部有識者による研究会を庁内に設置することになりました。
 海外の制度なども現地調査し、検死や解剖のあり方を見直していく予定です。
 



[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●事件被害者とならないために

 今年も振り返ってみれば、様々な事件が報道されました。その中には未だ犯人の手掛かりもつかめず、必死の捜査が行われている事件もあります。
 突然襲ってくる被害を完全に防ぐことはできませんが、ターゲットになる可能性を低くし、結果として被害から逃れるというやり方はあります。
 在宅時の基本的な防犯としては、家にいる時でもカギをかける、訪問者が「宅配」「集金」などと言ったとしても簡単に信用しないということです。基本的なことに思えるかも知れませんが、驚くほど人は簡単にドアを開けてしまいます。チェーンをかけてドアを開ける、モニター付きインターホンを設置するというだけで強盗や強引なセールスはほぼ防ぐことが可能です。
 家族が帰ってくるからといってそれまで鍵を開けておくのではなく、帰宅したら各自が持っている鍵で開けて入る、チャイムを鳴らしてもらうという風にするといいでしょう。
 そして一人暮らしの場合狙われがちなのは、帰宅して鍵を開けようとする瞬間でもあります。ピッキングしにくくなった鍵を無理に開けるよりも、帰宅直後に無理やり押し入った方が楽だ、と考える人間が出てきたためです。
 以前にも書きましたが、帰宅してドアの前で鍵を探すのではなく、少し前から鍵を取り出しておき、サッと入ってすぐに施錠するくらいの用心深さは持って下さい。周囲に視野を妨げるものがあれば、簡単に確認するくらいはしてもいいですね。センサー付きのライトを設置しておくことも十分効果があります。
 暗い道を帰宅する人は、防犯ブザーを必ず手に持ちましょう。携帯をいじりながら、音楽を聴きながらは周囲に対して無防備になりやすく、大変危険です。また、車の接近に気づくのが遅れて交通事故にもつながってしまいます。子供さんがそういうことをしている場合は、親として注意をしましょう。それが安全につながる一歩です。
 我々警察としては、犯罪が起きてから捜査に乗り出すことになります。一人ひとりを守ることはできません。生活安全部の人間が地域指導を行っていますが、それも、聞いた人達が「気をつけよう」と思わなければ役に立たないものです。
 年末年始に向けてあわただしくなり、日頃の警戒を怠りがちです。
 しかし、ほんの少しの注意で犯罪から逃れられるのであれば、その手間を惜しむべきではないと思います。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●懸賞が当たったので…

 よっ、久しぶり。皆元気にしとったか。俺はいつも通り、日々探偵として頑張っとるで。
 ところで皆の周りで、「懸賞に当選されました。懸賞金をお送り致しますので手続きをお願いします」というような連絡を受けた人はおらんか。
 この不況で懸賞やらクイズやらに応募する人が増えて、それはそれで個々の自由やからええんやけど、いかにも懸賞に当たったかのように見せかけて手数料と称してお金を振り込ませる詐欺が増えてきとんのや。
 手口そのものは昔からあるけど面倒なのは、この詐欺に引っ掛かるとあちらこちらからダイレクトメールが届くようになるってことなんやな。要するにカモリストが出回るっちゅーこっちゃ。
 まだ記憶に新しいと思うけど、市橋容疑者逮捕の折にも通報者に「逮捕に協力されたので懸賞金を払う。ついては事務手数料を振り込んで欲しい」という連絡があったらしい。これはこれでどうして警察しか知らんはずの人間に犯人が接触できているのかという疑問もあるけど、ともかく、当選しておいて手数料が必要というのは明らかにおかしいから、詐欺と思ってかかった方がええ。余計な欲を出すとあの手この手でしぼりとられてしまうで。
 大きな事件が解決して、懸賞金がかかっていたりするとこんな風に、便乗で詐欺を企む人間も現れる。懸賞も通報も、本当にそれに応募した記憶があるか考えることやな。そして心当たりがあったとしても、先に手数料を要求してくるところや、会員登録などをさせるところは信用しない。
 これで最終的に数十万支払ってしまった人もおるから、「こんなのに引っかかるわけがない」とうかうかしてられんで。懸賞は出したものをメモしておくなどするとええかも知れんな。
 通報も、本当に懸賞金が支払われる時は大体警察に出向いて手続きがあったりするから、手数料だの先に振込だの言われたら疑ってかかって欲しい。犯罪を通報して自分が犯罪被害に遭ったら笑えんでホンマ。




[防犯ミニ知識]


●自分だけは大丈夫?交通事故の落とし穴

 年末年始に向けては、自動車の交通量が増加します。それに伴い増えてくるのが交通事故です。
 どれほど安全運転をしましょうと呼びかけても、ドライバーに安全運転をする意志がなければ意味がありません。「自分だけは大丈夫」「ちょっとくらい」という気持ちでハンドルを握っていませんか。
 また、夜間の交通事故は全体の25%を占めますが、死亡事故は50%と半数を占めます。スピードを出していたり、歩行者などへの認知が遅くなる分、大きな事故につながりやすいといえます。それを念頭において運転するだけでも事故を減らすことはできます。
 歩行者や自転車に乗る人も、夜間は反射材を使用し、発見が容易になるようにしましょう。押しボタン式信号もきちんとボタンを押して渡って下さい。「ここで押すとドライバーの迷惑になるかも」と考えて押さずに渡る人もいますが、その方がお互いに危険です。
 そしてこの時期増えるのが飲酒運転です。どれだけ厳罰化されても飲酒してハンドルを握る人は後を絶たず、多くの人が事故に巻き込まれています。
 飲酒運転と知りながら同乗していた人間、車を運転して帰ると知っていながらアルコールを提供した人間も罰せられます。
 飲酒運転で事故を起こして逮捕された人間のほとんどが「酔っていてもちゃんと運転できると思っていた」と話しています。運転できていないから事故に至っているのです。
 飲酒運転というと自動車だけが注目されがちですが、自転車ももちろん違反対象です。酔って自転車を運転していた人間が歩行者と衝突、逮捕されたケースもあります。
 交通事故というのは誰にでも起きる可能性があります。だからこそ未然に防ぐ努力が誰にも欠かせません。
 自分だけは大丈夫、という考え方はやめましょう。
 また、シートベルトは後部座席も装着して下さい。特に年末年始は高速道路を使っての移動も増えるため、事故も多くなります。一般道路に比べてスピードが出ている分、重大事故につながりやすく、車外へ放り出されて死亡するケースも後を絶ちません。
 大切な家族を守るシートベルトを、発車前に全員確認するクセをつけましょう。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●ぼったくり価格が心配
「前に、イタリアのレストランで日本人旅行客が法外な料金を請求されたことが問題になっていましたが、ああいうのを防ぐ方法ってあるんでしょうか。どうしたらいいでしょうか。教えて下さい」

 広報課からお答えします。
「どうもおかしいなという時には、現地語で書かれたメニューを要求するといいでしょう。日本語のメニューを出されても喜ぶのではなく、現地語で書かれたものと価格を比較することが大切です。中には、現地語、英語、日本語のメニューを用意して、その順に価格が高く設定されているというようなこともあります。
 これらは観光客の多いレストランによくあることですので、心配なら現地人が多いレストランに入る理も一つの手でしょう。他の人が食べている料理を頼むというのもいいかも知れませんね」




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●電化製品をすぐに修理して欲しい!

 こんにちは!交通課の由美ですvv皆さんお久しぶり!お元気でしたかー?いよいよ今年も残りわずか。年末年始の運転はどうぞ安全運転で!
 さて今回は、いよいよ冬本番!暖房器具を出してきたら壊れてて使えない!でも年末年始で修理サービスがなかなか受けられない、という時の裏ワザです。
 掃除機やテレビが壊れたりすると、大体皆さんはメーカー保証のついている、購入店に持ち込むと思います。時間がかかってもそれでよければ構いませんが、こたつが壊れた、エアコンが壊れた、メーカー修理に出して何週間も待っていられない、お金がかかってもいいから早く修理をという時には!
 電話帳で、電器修理を探してみましょう。ずらずらといくつか並んでいるはずです。
 これらは修理専門店ではなくて、町の電気屋さんが仕事を兼ねているのです。だから技術力も信用できます。
 どうしても急ぐ、という場合は試してみるといいでしょう。
 ただし、パソコンのような複雑なものは向かないかも。あくまでも事前確認を忘れずに!




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 欲しいクリスマスプレゼントを何とか子供から聞き出そうと奮闘しているSさん。先日うまく聞き出すことに成功したようだが、横文字だったために何のことかわからず、今度はそのオモチャを特定する作業に頭を悩ませている。




[あとがき]

 久しぶりのメールマガジンです。振り返ってみれば今年も様々な事件事故がありました。その中でも、依然としてなくならない振り込め詐欺被害については、警察関係者も頭を悩ませています。皆さんも年末年始帰省の際には、ご家族と話し合ってみて下さい。小さな積み重ねがこういった被害を防いでいきます。
 それではまた。


[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
転載を希望する場合はご連絡下さい。


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