思わぬお手柄、振り込め詐欺グループ逮捕

　少年探偵団が夏休み開催した防犯教室において、全国から寄せられた相談の手紙のうち、
祖母の振り込め詐欺被害を相談してきたケースで少年探偵団が詐欺犯を特定、警視庁に
通報し、詐欺グループが逮捕されていたことがわかった。
　警視庁では少年探偵団に警視総監賞を贈る。
　
　事件の発端は、毎年恒例の「キッズぼうはんきょうしつ」において寄せられた、「おばあちゃんが
ふりこめさぎのひがいにあいました」という手紙だった。
　事態を重く見た少年探偵団メンバーの江戸川コナン君が直接手紙を出してきた児童と連絡を
とり、話を聞いた結果、10月に入ってまた「詐欺犯を捕まえた警察官」と名乗る人物から不審な
電話が入っていることがわかり警視庁に通報。地元の警察と連携してその「自称警察官」が
祖母宅にやってくるのを待ち伏せ、事情を聞いたところ、捜査費と称して数十万をだまし取る
つもりでいたことがわかり、緊急逮捕した。
　またこのニセ警察官の自供によって、夏に起きた振り込め詐欺被害も、所属する詐欺
グループのものとわかり、グループのメンバー全員を逮捕した。

　少年探偵団の江戸川コナン君は「振り込め詐欺の被害に遭うと、今度は警察官や弁護士を
名乗ってまた、お金をだまし取ろうとする手口があるのをテレビで見てたので知ってました。
事件が解決してよかったです」と話している。
　警視庁捜査二課の中森警部は、「あやしいと思ったら振り込む前に家族へ相談しましょう。
くれぐれも、相手が警察官と名乗ったからといってすぐに信用しないでほしい」とコメントした。

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

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