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4月21日(火)  21時00分

暴走バスを探偵コンビが停止させる

 先週18日、K県の国道にて路線バスの運転手が走行中に意識を失い、異変に気づいた
後続のバイクに乗っていた高校生が、乗客と力を合わせて路肩にバスを停車させるという
トラブルが発生していたことがわかった。当時乗客は5人乗っていたがいずれもけがはなかった。
 運転手はただちに病院に運ばれ意識を回復したが、しばらく入院が必要だという。

 バイクに乗っていたのは高校生探偵として有名な服部平次君と、世界各地を飛び回って
事件を解決している工藤新一君。工藤君はこの後すぐに次の事件へ向かったという。
 調べによると服部君がこのバスの後ろを走行していたところ、急に蛇行運転になり、不審に
思った服部君がバイクを寄せ、工藤君がバスの後部に乗っていた乗客に手を振ったところ、
「運転手が気を失っているようだ」と助けを求められた。服部君は見通しの良い直線道路に
でた頃を見計らってバスと並走、工藤君がバスの後部窓から乗り込み、ぐったりしていた
運転手の代わりにバスを路肩に停車させた。その間服部君はパスを追い越して対向車が
来ないか確認作業にあたっていたという。

 K県警は「緊急事態と言うことで、工藤君の運転に関しては問題視していない。奇跡的に
対向車もなく、バスもスピードが出ていなかったために大事故を免れた。しかし一歩間違えれば
大事故にもつながるので、他の人たちは安易にマネをしないでほしい」とコメントしている。
 乗り合わせた乗客のうちのDさんは、「後で彼が工藤新一君だというのを知りました。慌てず
きびきびと行動していたのでとても高校生には見えなかった。自分もいざという時に彼を見習わ
なくてはいけないと思いました」と興奮した様子だった。
 服部君は「俺一人やったらどうにもできんかったと思う。たまたま工藤と、ある事件を調査した
帰りやってんけど本当に誰もケガせんでよかったわ。ま、良い子はマネしたらあかんで」と
コメントしてくれた。
 工藤君が多忙のためすぐ立ち去ってしまったのは残念だが、高校生探偵コンビは推理
以外の場所でも実力発揮したようである。


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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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