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6月10日(水)  08時00分

誰が?感染地域の施設にマスク届く

 新型インフルエンザの感染例が国内で発見され、ドラッグストアの店頭からマスクや消毒液が
消えた。
 関係者によると病院などの医療施設も品薄になっており、今から注文しても7月にならないと
入荷できないところも多いという。
 そんな中、新型インフルエンザ感染例が集中して発見されたK県において、県内の各児童
施設などに大量の消毒液やマスク、うがい薬などが届けられていたことがわかった。各施設では
行政にマスクなどを要請していたが入手困難で断られており、各自で外出を控えるなど対応
していたという。(保育園、幼稚園は一時的に閉鎖済み)
 マスクは先週のうちにすべての施設に支給され、予備分は備蓄されることになっている。
 発送は海外からということだが、どこから届いたかは明らかにされていない。
 「これだけで感染が防げるとは思いませんが、リスクは減らせるはずです」という手紙が
添えられていたという。
 また、荷物には赤いバラが同封されていたという未確認情報もある。

 県の保健課は、「他県ではまだ余裕があるらしいが、当県ではこれまでストックしていた分を
医療従事者やその関係機関に回すので精いっぱい。誰かはわからないが善意にすがらせて
いただく」と話しているという。
 施設では「事態が落ち着いたらお礼が言いたいのでぜひ名乗り出て」と子供達も願っている。
 新型インフルエンザはまだまだ感染拡大の兆しをみせているが、ある人間の善意の行動が
子供達を感染の危機から救ったことは間違いない。
 インターネットでは早くもこの篤志家が誰か、という情報が飛び交っているが、謎は謎のままに
しておいた方がいいこともあるのではないだろうか。


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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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