防犯ＣＭに東西高校生探偵がそろい踏み

　昨年の夏休みに、少年探偵団の防犯を呼び掛けるＣＭが大人気となったことをご記憶の方も
多いだろう。
　今年はその人気を受けて、第２弾の制作が決定し、今月から放映され、早くも話題を呼んでいる。
　今回主役に抜擢されたのは、高校生探偵として知らないものはいない、工藤新一君と服部平次君。
　工藤君は先月、ツイッターを使いこなして鮮やかに強盗事件を解決している。
　
　二人が呼びかけるのは、未成年の有害サイトへのアクセスや、ネットで個人情報をやり取りする
ことの危険性について。二人の名探偵がこれまで解決してきた事件を例にあげながら、何が危険
なのかを鋭く指摘する。
　このCMは2バージョンあり、二人がデータを示して解説してくれるもの、ちょっとした寸劇仕立てで
演出されているものとなっている。
　どちらがいつ流れるかは明らかにされていない。

　二人にCMの感想を語ってもらった。
「初めはお断りしようと思ったのですが、考えてみれば同世代の俺達が呼びかけた方が効果は
あるかな、と思いましてお受けすることにしました。放送直後からいろいろ反響があるようで何よりです」
(工藤君)
「できることがあるならする、というのは俺のモットーでもある。せやからこのCMかて断る理由は
ないねや。言葉だけで危ない危ない言われるより、実際にあったことから学んでくれればと思うで。
ま、俺は相手が工藤やったら元の姿だろうがちっこい姿だろうが…なんや工藤？え？ナニ？(フェードアウト)」
(服部君)
　
　このCMを制作担当した警視庁の佐藤刑事は、「できれば少年探偵団と一緒にと思ったんだけど、
コナン君がいろいろ予定があってスケジュールが合わないらしくて。そういうことなら二人のバージョンに
しようと思いました。来年こそは少年探偵団と高校生探偵で作りたいですね！」と早くも来年に向けて
意欲満々だ。
　昨年に続いて今年も犯罪抑止効果が期待できそうだ。

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

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