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本日のニュース

8月7日(火)  18時00分

ビデオ少年お手柄、銀行強盗を偶然撮影

 目の前で起きた犯罪を撮影していた人間がいた。それによって犯人はスピード逮捕。
 映画のような出来事である。
 そんな出来事が実際に起きた。

 世田谷区のある銀行にて6日午前10時、白昼堂々銀行強盗が発生。犯人は銃のようなものを
行員に突き付け金を出させて用意していた車両で逃走。3人組だったという。
 銀行は直ちに警察へ通報、捜査員が急行したが犯人は覆面をしていたため特徴はわからず、
車両も乗り捨てられていたことが判明した。
 ところが6日の夕方になって銀行強盗は3人とも身柄を確保され逮捕となった。
 その決め手となったのは、ある少年が偶然撮影していた映像だった。

 犯人逮捕に一役買った少年は私立不動中学に通う佐木竜二君。
 この日たまたま風邪の為病院に寄っており、診察を受けてから学校に行く途中だったという。
 銀行から飛び出してくる3人組が車に乗り込むのを見て、「これは映画の撮影に違いない」と
思いとっさに趣味でいつも持ち歩いているビデオカメラを回した。
 すると犯人は見られていることに気づかなかったのか、車内で覆面を脱ぎ捨てた。
 この様子はしっかりと佐木君のカメラに収められており、画像も鮮明だったため、警察はこの
映像によって前科リストから犯人を特定することが出来たという。

 佐木君は、「そのまま見ていたら警察がやってきてあわただしくなったので、映画じゃなくて
本当にあったことだと知ってビックリした。怖くなったけど勇気を出して警察に、動画を撮影していた
ことを伝えました」とコメント。
 佐木君を良く知っているという警視庁の剣持警部は「彼はよく事件に遭遇した時にビデオで撮影
していて、それが事件解決の役に立つことが多いにある。いや、本当によくやってくれた」とわがことの
ように喜んでいた。
 剣持警部の上司にあたる明智警視も「佐木君の映像は確かに丁寧に撮られていて検証しやすい
ですからね。事件現場をよくウロチョロしている友人も交友関係にいたようですが…ああいうのよりは
ずっといいですね」と語る。事件現場をウロチョロしている友人が誰なのかはさておき、佐木君の働きが
スピード解決につながったのはいうまでもない。
 佐木君には警視総監賞が贈られる予定。


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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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