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ニュース速報

12月25日(月)    0時24分

ハッカー侵入か、警視庁パソコン誤作動

   警視庁記者クラブ付記者からの未確認情報によると、先程午前12時00分、警視庁内の全パソコンが
一斉に特定の画面に切り替わった。当番職員だけでは対応に終えず、現場は未だ混乱の模様。
尚、記者クラブのパソコンはLANでつながっていないため被害は免れたが、逆に事態が把握できず詳細
は不明である。




本日のニュース

12月25日(月)  7時00分

誤作動は悪質ないたずら

   警視庁ハイテク犯罪対策総合センターによると、同25日午前12時00分に発生したパソコンの誤作動は、
あらかじめ組み込まれたコンピューターウィルスによるものと判明した。幸い110番通報の受理等は独立
管理体制であったため、出動に支障をきたすことはなかった。
 連絡を受けて対応に当たった同センター職員らの適切な処理により、約1時間後にはウィルスの排除に
成功、警視庁は元の静けさを取り戻すことになったが、連続しての失態に警察庁は遺憾の意を表明している。
   同センターの発表によれば、組み込まれていたウィルスは12月25日0時00分丁度に作動するよう設定
されており、同時刻になると画面が切り替わり一切の入力を受け付けなくなるというもの。
   使用していた職員の話では、「画面が突然真っ暗になり白い薔薇が浮かびあがった。その中心部分から
赤い液体が吹き出してきて薔薇が真っ赤に染まり、血が滴るかのように画面下に流れて行った。そして、
画面上部に『血のように紅い薔薇をどうぞ…』という文字が表われた」ということだ。この画面が繰り返し表示
されたようだ。
 警視庁から画像提供は無かったが、近く詳細を分析する予定。
 また警視総監は、「最近のハイテク犯罪に対して迅速な処理が行われたのは、今後の模倣犯を未然に防ぐ
上でも役に立つはずである」とコメントを発表し、ここ最近の事件との関連性については明言を避けた。




野次馬ニュース

週刊ダウト  12月30日号「20世紀これがホントのホントに最後の総特集!」より抜粋

警視庁、高遠遙一と痛み分け!?

 聖夜のプレゼント…ではないだろうが、日付が24日から25日に変わった瞬間、それは起きた。
警視庁で使用中のパソコンはもとより、電源の落ちていたパソコンが一斉に起動、まるで映画の
ワンシーンのようなCGが流れた。

 新聞等で既に内容は発表されているが、画像については警視庁が頑なに提供を拒んでいる為、
想像するしかない。が、あまり気分の良いものではなかったようだ…。
 警視庁記者クラブ付の記者の話によれば、強制終了すら受け付けず、トロイの木馬型ウィルス
ではないだろうかという推測。(トロイの木馬ウィルスってのは、他人のパソコンを遠隔操作出来る
ようにするウィルスのことね) とすれば、この前の騒ぎがこれの伏線だったのは明確。いやはや、
やってくれるね高遠さんも。

 ただ、本人はいつまでプログラムを暴走させておくつもりだったのかは不明だけれども、警視庁の
ハイテク犯罪対策センターや駆けつけた捜査一課所属の明智警視によって騒ぎは1時間ほどで収束。
どうやら予測はされてたみたい。ってことで、両者痛み分けなんて思うのだけどどうかな?
 確かな筋の情報によれば、またまた高遠逃亡犯がメールを送ったという話があるんだけど、内容は
「Lacryma  Christi  del  Vesuvio」とだけ…。これはイタリア語で「キリストの涙」っていう名前のワイン
なんだって。イタリアはヴェスビィオス山麓地区のものだそう。情報提供者さんの話だと、高遠氏は
警視庁付近で騒ぎを眺めながらこのワインで祝杯をあげていたとか。犯罪者ながら、余裕綽々って
カンジだね。

 ただし警視庁もやられっぱなしではない。今回のように素早く騒ぎを収めたところはさすが面目躍如
といったところ。新世紀もこの調子で頑張ってもらいたいものだ。
 週刊ダウトも、高遠遙一関連のニュースは積極的に取り入れていきます。もちろん、警察希代の
ホープ、明智健悟警視の活躍や、世間を騒がす怪盗1412号ことKIDの情報も入手次第発表だ。
どうぞこれからも御購読の程を。
 来年もよろしくお願いします。それでは皆さんよいお年を!

 

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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