高校生探偵家の郵便物盗んだ男を逮捕

　警視庁は21日、窃盗の疑いで自称杯戸町の無職男(32)を現行犯逮捕した。
　逮捕容疑は同日午後16時ごろ、高校生探偵工藤新一君の家であり、作家工藤優作氏の家の
郵便ポストをこじ開け、中にあった数通の手紙を盗もうとした疑い。
　以前から時折依頼人の手紙が届かないことがある、として、工藤新一君の知人から相談を受けていた
警視庁が郵便物の届く時間に張り込み、ポストを開けて手紙を抜き取ったところを取り押さえた。
　知人の話によると今年に入り何度か、「依頼の手紙を出したのに何も連絡がない」「助手だという
人がやってきて高額の着手金を請求された。支払ったら連絡がつかなくなった」と苦情が工藤家に
寄せられていたといい、警視庁はこの男が勝手に高校生探偵工藤新一君の助手を名乗り、
着手金を請求しては逃亡を繰り返していた可能性もあるとみて、関連を調べている。
　また、着手金として金を支払った被害者にも連絡を取り、詳細についての捜査を進めている。

　今海外で難事件の捜査中だという工藤新一君は電話取材で「ポストの手紙は定期的に
知人に回収を頼んでいるのですが、どうやらその前を狙って抜き取っていたようです。
解決して何よりです。連絡がつかなかったという依頼人の方についてもこれから連絡を取り、
しっかりと事件解決のアドバイスをしていきたい」と答えた。
　なお作家の工藤優作氏はこの事件を受けて、ポストを暗証番号つきのものに交換するよう
手配したという。

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

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