防犯教室中にひったくり、少年探偵団大活躍

　もはや毎年恒例になった感のある、少年探偵団の防犯教室。
　警視庁協力のもと夏休みの日曜日を使って親子連れに防犯について学んでもらうのが目的だ。
　今年も２７日に帝丹小学校体育館にて防犯教室が開催されていた。

　事件は、「では実際外に出て、危険な場所を確認してみよう」と江戸川コナン君が先導して
小学校の門に一同が並んでいた時に起きた。
　「ひったくりよ！」という声とともに、二人のりの原付バイクが小学校前の道路を走り抜けた。
　コナン君は素早く小嶋君らに被害者女性の保護をたのみ、自らはスケボーに乗って犯人を
追いかけた。
　また、現場に居合わせた警視庁捜査一課の佐藤刑事と高木刑事もパトカーに乗り追いかけたが、
学校の裏手駐車場にパトカーを止めていたためかなり出遅れたという。
　二人が駆けつけてみるとコナン君がひったくり犯を取り押さえていた。
　その方法についてコナン君は「こんなもん、KIDに比べりゃ屁でもねー。博士の発明してくれた
アイテムがあるしな……あ、僕怖かったけど頑張ったよ！」と答えた。
　佐藤刑事は「ひったくり犯を捕まえたのはすごいけど、危険だから皆はコナン君の真似を
しちゃだめよ」と子供たちに伝えた。
　防犯教室に参加していた、杯戸町からきたというＦ君は「コナン君がピューッてスケボーで
走っていってすごいと思った。僕も夏休み中にスケボーの練習したい」と、目をキラキラさせて
語った。
　また、ひったくり被害者の女性は「たまたま防犯教室で刑事さんが近くにおられたと聞き、
驚いています。けがも擦り傷程度ですし、大切な鞄を取り戻していただけたことに本当に
感謝しています」と答えた。
　警視庁では近く、江戸川コナン君や女性の救助に当たった小嶋君ら少年探偵団に感謝状を
渡す予定。

　この記事に関するご意見は週刊ダウト編集部気付でどうぞ。

※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ニュース速報TOP→ニュース記事