発明の模造品を販売していた男逮捕

　警視庁は今月18日、阿笠博士の発明品だとウソをついてコピー商品を販売していた
都内在住の無職吉井川春男(32)を著作権法違反などの疑いで逮捕したと発表した。
　吉井川容疑者はインターネットを通じて「阿笠博士の発明品を格安で販売。正規店です」
と10人に模造品を販売していた。
　昨年末、「阿笠博士の発明品を使って子供が遊んでいたら、発火して子供がやけどした」
という通報があり、警視庁が調べたところ、正規に販売されていたものではなく、吉井川容疑者の
インターネットショップで購入したものと判明、阿笠博士からの被害届が出されたこともあり、
捜査していた。
　吉井川容疑者は海外に発注して生産していたという。
　ほかにも、破片でケガをした、最初から壊れていたのに交換に応じてくれないなどの苦情が
国民生活センターに寄せられており、阿笠博士は正規ショップ以外で購入しないよう注意を
呼びかけていた。

　今回の逮捕を受けて阿笠博士は、「子供が遊ぶものじゃから安全管理にはしっかり気を付けて
おるし、国内で生産しておる。安心して遊んで欲しい」と安堵していた。
　博士の発明品は今も種類を増やしており、探偵アイテムとしても人気が高いという。

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

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