指名手配犯に似ている…通報相次ぎ試合一時中断

　週末開催されていた日米チャリティー野球試合で、テレビ中継を見ていた視聴者から
「観客席に指名手配犯によく似た男がいる」と通報が寄せられ、警視庁が確認のため
試合が20分に渡り一時中断する事態が起きた。
　試合は5回の裏、日本の攻撃。ツーアウトランナー三塁。日本チームは4-3で一点を追っており、
いよいよ同点かと盛り上がっていたシーン。
　いきなりアナウンスで一時中断が告げられると、観客席からは大ブーイングが起きた。
　警視庁からの要請により、確認作業が終わるまで説明はなされなかったため、観客席は
ざわついていたが、機転を利かせた日米チームのマスコットキャラクターがマウンドに出て
パフォーマンスをするなどして場を和ませたという。

　警視庁は「指名手配犯ではなかった」という確認が取れたとして、試合再開を指示、
今後も通報が入るのを防ぐためとして、この観客がいる席は出来るだけカメラで映さないよう
各局に指示した。
　警視庁捜査一課の明智警視は、「『高遠遙一によく似た人間がいる』という通報が10件以上
寄せられまして、もし本人であれば周りの方の危険もあるため、一時試合を中断しました。
たのしみに観戦していた皆様にはご迷惑をおかけしたことをお詫びします。幸いにも、本人では
ありませんでした。今後もこういった情報があれば間違いを恐れることなく情報を寄せて欲しいと
思います」とコメント。

　なお試合後間違えられたという本人に話を聞くことができた。
　Aさん(仮名)は、「試合を見ていたら突然警察に囲まれて驚きました。家族と一緒に見に
きていて、簡単な血液検査で血液型が違うというのと、骨格も違うということがわかったので
引き上げていかれました。お騒がせしてすみませんと言っておられましたよ。たまに間違われるん
ですが、今回かなり通報があったと聞いてびっくりしています。髪型変えようかなあ…」と戸惑った
様子。
　これにはネットでも「指名手配犯が堂々と観戦するかな」「いや高遠さんならわからない」「何にしても
間違えられた人可哀想だね」と様々な声があがっていた。
　

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

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