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6月27日(木)  18時00分

徘徊老人のフリをしてアリバイ作り、殺人容疑で逮捕

 今月18日未明、都内で発生した殺人事件において警視庁は、被害者と親類関係にある
男(72)を殺人容疑で逮捕したと発表した。
 男は大筋で容疑を認めている。

 男は当初、事件発生の時間に被害者宅近所を徘徊してパトロールの警察に保護されて
おり、「家がわからなくなった」と話していた。男の自宅は被害者宅から歩いて10分ほどの距離。
 家族によると男は数ヶ月前から徘徊を繰り返すようになり、たびたび警察に保護されていた。
しかし今回の事件捜査にあたり、警視庁捜査一課の明智警視が男に詳しく状況を尋ねたところ、
つじつまの合わない部分があったところから医師の診察を受け、男が正常であることがわかり
改めて事情を聞くと犯行をほのめかす発言を始めたという。

 男の事情聴取に当たった明智警視は「保護された時の様子や服装など担当者から
資料で受け取りましたが、徘徊していたにしてはいくつかおかしい点がありました。
それだけでは裏づけにならないので、医師の判断を仰ぎました。警察をアリバイ作りに利用
しようとした大胆な手口には驚きますが。無事事件解決にこぎつけることが出来てほっとしています」と語る。
 なお警視庁は、模倣犯の可能性を考え、何をもって徘徊が虚偽と判断したか、アリバイを
崩した過程については発表する予定はないという。


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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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