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野次馬ニュース

週刊ダウト11月21日配信メーリングリストより

警視庁メールマガジンが出来るまで

 というわけで今週前半は警視庁メルマガの編集会議にお邪魔してきました!
 ちょうど来年に放映が決定した「警視庁の1日(仮)」の取材スタッフさん達もいて、現場は何だか
ドラマの撮影のよう。強力なライトがまぶしすぎて、書類が読めないという一幕もありました(笑)。

 さてさて、実は月曜日は当編集部が一般公募した見学者と一緒に警視庁を訪れたのですが、
まだ日数がある為か会議はなごやかな雰囲気でした。連載記事を持っている服部君は、水曜日に
ならないと来ないとのことで、楽しみにしていた見学者はガックリ。でも同じく連載を持つ明智警視や
交通課の由美さんとは楽しくお話したよ♪
 メルマガの内容を口外しなければいいという約束で、会議用書類も拝見させていただきました。
メインの資料は主に、記事内容のテーマ(書き上げている場合は記事自体)、その回の方向性、
季節テーマ、警察庁からのデータ、全国都道府県警が今力を入れていること、など。私達がいつも
10分程度で読み終えてしまう記事は、非常に様々な角度から検討されていたんですね。

 それでは見学者さんから出た質問とその回答を少々。
Q:広報課からのお知らせなどはどういう基準で選んでいますか。
A:新しく制定された制度や、導入されたもの、また、その季節に増える犯罪への注意喚起、配信の
時点で発生した事件など、国民の皆さんへお知らせする必要があると思われるものを選んでいます。
本当はいろいろなことをお知らせできたらいいのですが、紙面の都合上いくつかに絞っています。
(広報課回答)

Q:読者からの質問回答のコーナーをもっと増やして欲しい。
A:検討させていただきたいと思います。(広報課回答)

Q:由美さんは裏ワザをどこから見つけてくるのですか?伊東家の食卓は見てますか?
A:裏ワザは、同僚の間で実行してることとか、専門家から聞いたりしたことを載せてます。伊東家
ですか?見てまーす!おもしろいよね!(由美さん回答)

Q:明智警視や服部君は毎回テーマをどうやって決めてますか?大変じゃないですか?
A:大変ですね(苦笑)。いつも苦労しています。捜査一課は非常に多くの事件を抱えているので
仕事の合間をみて書くのですが、テーマがなかなか見つからなくて〆切があっという間にやってきま
すね。これまでの捜査資料や、手帳に書きとめていることなどから苦労してテーマを見つけています。
読者の皆さんも、捜査一課について疑問に思っていることなどありましたらお聞かせ下さい。
服部君の方も毎回頑張って書き上げてきていますよ。(明智警視回答)

Q:全国の警察が書く記事は、どのように順番を決めてるんですか?
A:ランダムに抽出しています。スペースによって、2つの部署に依頼することもあれば1つの場合も
あります。テーマなどは相手に任せており、広報課は上がってきた記事をチェックするのみです。
実は、書きたいという応募があって選ぶのが大変だったりします(苦笑)。(広報課回答)

Q:作成にあたって困っていることとかあったら教えてください。
A:〆切ギリギリまで原稿がそろわないことです……。皆さんお願いしますよ。(笑)(広報課回答)

回答どうもありがとうございました!


 さて火曜日は、取材テレビ局の「テレビ日本」さんにちょっとお話を伺ってみました。

――どうしてこういった番組を作ろうと思われたのでしょうか?
「やっぱり警察って閉鎖された組織というイメージがありますよね?だから結構、何かを相談したく
てもためらってしまうっていう人もいたのではないかと思うんです。正直、私達だって取材でなければ
あまり近寄りたいとは思いませんし(笑)。
ただ、最初この企画を警視庁の広報課さんの方へ出した時、『面白そうですよね』といい感触を頂いた
んですよ。結局、中の人たちは固いというわけでもなくて。そして、メールマガジンのこともありましたし、
中から見た警視庁、警察はこんな様子ですよ、とやるのも面白いかなと思いました。これでイメージが
少しでも変われば、悩み事を抱えている人などが相談しやすいかなと思ったんです」

――ここを強調しよう、というポイントは?
「そうですね、何度かコメントさせていただいているんですけど、警察官の人間的な面に重点を当て
たいと思います。刑事だって人間だから失敗もする。でもそれを必ず挽回しているわけでしょ?それで
『刑事ってやっぱりカッコイイんだ』って思って欲しいですね(笑)。やっぱりそこは報われないと」

――後半は情報公開や逮捕術など、実用的なものがメインだとお聞きしましたが。
「メールマガジンを拝見させていただいて思ったのですが、これさえやっていれば大丈夫だとか、
毎日報道されて埋もれてしまう事件などもあるわけですよね。そういった、情報を整理して伝えることも
我々の大切な役目ではないかと思います。頑張りたいです」

どうもありがとうございました。


 水曜日はなんと!帝丹小学校の一年生が見学に来ました!もちろん少年探偵団も揃ってます。
今日の会議に来ていた服部君も、楽しそうに彼らとおしゃべり。大阪人特有のボケと突っ込みで
笑わせてくれました。(少年探偵団の江戸川君と何かの取り合いをしてました……)

 会議は(というかほぼお遊戯の場と化してました)もー大騒ぎ。チビッコ達に囲まれて皆さん始終
にこやかに質問に答えたり、一緒に遊んだり。
「明智さんはパトカーに乗ったことありますか」とか「服部おにーちゃんはたこ焼き好きですか」など
など楽しい質問が飛び出したぞ。けど服部君。「大阪の家にはたこ焼き用のソースが出る水道が
あんねンで」なんて、嘘を教えないように(笑)!
 また、お父さんが記事を書いているという子もいて、「僕も大きくなったら書きたい!」と警察官に
なる気マンマン。…記事を書くならうちの編集部でも出来るよー!って言ったけど、一言「ヤ!」と
言われました(T_T)

 1時間ほどで見学は終了。ちょっと少年探偵団の皆に話を聞いてみたよ。
円谷光彦君「そうですね。最初はかなり砕けた雰囲気を漂わせるメルマガだと思っていましたが、
回を重ねるごとに、楽しみながら警察の仕組みが分かるというフレーズは本当だなと感心させられ
ました。まさに子供から大人まで楽しめるマガジンですね!」

小嶋元太君「んー、俺難しい話はわかんねーから、うらわざとかくらいしか読んでない。かーちゃん
とかとーちゃんはいつも楽しみって言ってるけど。あー、服部のにーちゃんの話はたこやきとか出て
来て面白いと思う」

吉田歩美ちゃん「由美お姉さんの裏ワザってとっても役に立つよ!クラスの女の子もいつもチェック
してるもの。あと、明智さんのファンって多いよね。あのね、付き合ってる人いるかどうか聞いてきて
欲しいって、担任の先生に言われたの」(編集部回答:特に付き合っている人はいないみたいだよ)

灰原哀ちゃん「まぁいいんじゃない…?私、そういうのよくわからないから」

江戸川コナン君「僕ねー、いつも毛利のおじさんと一緒に楽しく見てるんだよ!すっごく役に立つよね!
警察官の人がどんなことしてるのかがわかって面白いよ。全国の警察の人の記事もいいよね。
早く配信日がこないかなー」

 皆すごく楽しみにしているようでした。子供達の為にも編集の皆さん、頑張って下さい。

 それから今日は、記事を書き終わってすがすがしい(笑)顔で会議に参加している、明智警視と服部君
にもコメントをもらってみました。

明智警視のコメント
「最初は仕事の負担になるとしか思っていなかったんですよ。ご存知の通り、休日はあってないような
部署ですからね。捜査一課のことを皆さんにお話しても意味がないのでは?と思っていましたが、
配信が始まってからいろいろなご意見を頂くようになり考えを変えました。――え?内容ですか?そう
ですね、例えば、『捜査一課はドラマのように颯爽とした捜査ばかりなのかと思っていたが、とても大変
で地味な仕事だということが分かった』ですとか、『今まで聞き込みとか答えるのが面倒だった。しかし
刑事さんの大変さを知って、協力しようと思った』というようなものですね。やはり、ご理解いただければ
捜査もやりやすくなりますから。それに、もう少し続けてみようという気になったのも事実です」

服部君のコメント
「俺は別に、なんも思わず書いたな。メルマガは最初から『なんや変わったもん出しとるなー』くらいの
感じで読んどったけど、結構中身おもろいし、自分も『あーこんな話持ってンねんけどなー』思てて。
したら書かんか?みたいなことオヤジから言われたから、ほなやろか、ゆーことになったわけや。確かに
ネタ出し――あ、ネタゆーてもウソとか作りとかゆーんやないで?話の種、ゆーことやで?、はきつい
けど、読んでくれとる人がいて、地元でも『読んだでー。頑張りや』ゆーてくれる人がおる。高校生探偵
としてこういう方面からも役に立てるのはなんかえーな、思う。これからもおもろい話するから楽しみに
しとってや!」

 お忙しい中どうもありがとうございました!

 これで今回の記事はおしまい。メルマガの裏側、いかがでしたか?ナニ?肝心な内容に触れて
ない?全然できるまでじゃない?
 それは来年の番組をお楽しみにということで、また次の記事でお会いしましょう!(^▽^)ノ


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